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あ~ぁ、代々木公園、閉鎖されちゃった [事件・事故]

9月4日(木)
もう後手後手。
今さら閉鎖しても遅いよ。
最初から認識が甘いんだ。
ウィルス・キャリアの蚊がごく少数で、渋谷門から半径75mにしかいないなんて、いったい誰が想定したんだろう。
蚊は飛ぶんだよ。

というか、以前から、少なくとも昨夏には、デング熱ウィルスを持った蚊は、日本にいた可能性がきわめて高い。
しかも、東京の代々木公園周辺だけでなく、もっと他の地域にも。

今回の騒動でなぜか言及されないのだけど、昨年8月、日本を旅行したドイツ人の女性が帰国後、デング熱を発症し、潜伏期間から日本で感染した可能性が高いことが、今年の1月に報道されている。
このことを踏まえて、厚労省が今年の夏の初めに、このドイツ人女性の立ち回り先の蚊を調べていたら、事態は違ったものになった可能性がある。
いや、「いる」ことがわかっていたから、あえて調べなかったのかも。

こうなったら、代々木公園だけでなく、「森続き」の明治神宮はもちろん、外苑や新宿御苑、そして恐れ多いことながら、東京最大の緑地である皇居の蚊も捕まえて検査した方がいいと思う。、

まあ、今回の騒動は、相手が致死率の低いデング熱だったから、この程度で済んだけど、日本の防疫体制に不安を抱かせるには十分だった。
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日本で60年ぶりのデング熱感染か ドイツ人旅行客が発症
昨年8月に日本から帰国したドイツ人が、ウイルスを持った蚊に刺されることで感染し高熱や発疹などが出る「デング熱」に感染していたことが分かり、厚生労働省は10日、「日本国内で感染した可能性もある」として注意を呼びかけた。
デング熱は国内で年間200例ほど報告されているが、すべて海外で感染して帰国後発症する“輸入症例”で、国内で感染した症例は60年以上、報告がない。
厚労省によると、デング熱を発症したのは昨年8月19日~31日まで日本国内を観光していたドイツ人女性(51)。帰国後、9月3日から高熱や発疹などが出たため、ベルリンの病院を受診し、デング熱と診断された。
デング熱はデングウイルスを持つヤブ蚊に刺されることで感染し、女性は「山梨県笛吹市で蚊に刺された」と話しているという。ただ、潜伏期間などから、厚労省は「空港や飛行機の機内で感染した可能性も否定できない」としている。
「msn産経ニュース」2014.1.10 13:35
http://sankei.jp.msn.com/life/news/140110/bdy14011013370000-n1.htm
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ウイルスの蚊、4カ所で確認 代々木公園の一部閉鎖へ
デング熱の国内感染が相次いで確認された問題で、東京都は4日、感染場所とみられる代々木公園内(東京都渋谷区)10カ所の調査地点のうち、4カ所で採取した蚊からデングウイルスを検出したと発表した。ウイルスを持つ蚊が見つかったのは初めて。公園の一部を当面、閉鎖する。

都は8月28日、公園を一時封鎖し殺虫剤をまいて駆除を実施した。その後に採取した蚊からウイルスが見つかったことから人の出入りを禁止する。都によると、今月2日、公園内の10カ所に蚊の採集器を設置し、3日に回収した。8月26日夕から27日朝にも35匹を捕まえたが、ウイルスを保有した蚊はいなかった。

厚生労働省によると、デング熱の国内感染は、11都道府県の計49人になった。重症化した患者はいない。全員が代々木公園かその周辺を訪れていた。

厚労省は蚊に刺されて3~7日程度で高熱や頭痛、目の痛みなどが生じれば早めに医療機関を受診するよう呼び掛けている。
「msn産経ニュース」2014.9.4 14:28
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9月4日(木)銘仙講座のお仕事をいただく [日常]

9月4日(木)   曇り   東京   27.7度   湿度65%
7時半、起床。
昨夜、倒れるように早寝してしまったので、早起き。
朝食は、ソーセージパンとコーヒー。
昨日の「日記」を書く。
シャワーを浴びて髪と身体を洗う。
髪はよくブローして、入れて頭頂部で結んでシュシュを巻く。

13時半、化粧と身支度。
黒地に茶と白の花柄のロングチュニック(3分袖)、黒のレギンス(3分)、黒のサンダル、大きな籠バッグ。

14時、家を出る。
雲が低く垂れこめ、どんより曇り空。
昼食は駅前の回転寿司(3皿)。
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(左)かつお、(右)さんま
東急東横線で渋谷に出る。

15時、マークシティの「エクセルホテル東急フロント」5階の「エスタシオンカフェ」で「(NPO法人)日本染織文化振興会」の事務局長K氏と面談。
お仕事(講座)の依頼をいただく。
来年2月後半~3月初頃、「(講義)銘仙について」「(ツアー)秩父銘仙を訪ねる」の予定。
ありがたく、お引き受けする。

15時45分、辞去。
「東急プラザ」5階の「紀伊国屋書店」へ。
次の2冊を購入。
白杉悦雄『冷えと肩こり―身体感覚の考古学―』(講談社メチエ 2014年8月)
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「肩こり」「冷え」は外国語に翻訳できない、日本人固有の症状という身体文化論的にきわめて重要な指摘。

厚 香苗『テキヤはどこからやってくるか? -露店商いの近現代を辿る-』(光文社新書 2014年4月)
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ちゃんとフィールドワークしている研究は、読んでいておもしろいし、なにより勉強になる。
著者は墨田区生まれの下町娘、比較的身近にテキヤの世界があったのだろうが、若い女性研究者がこの分野を調査するのは、いろいろたいへんだったと思う。
この著者の博士論文『テキヤ稼業のフォークロア』(青弓社 2012年)も読みたい。

地下1階の「渋谷市場」で夕食の材料を購入。
う~ん、相変わらず野菜が高いなぁ。

私にとって慣れ親しんだこのパターン(本屋に寄って、食材買って)も、「東急プラザ」の閉鎖で、もうじきできなくなる。
寂しいだけでなく、いろいろ困る。
どうしよう・・・。

17時、自宅駅前の「ドトール」で読書。
帰路の途中の薬局で家猫さんを拾って一緒に帰る。
途中、魚屋に寄る。
19時、帰宅。
夕食の支度。
鶏せせりのバジル炒め。
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さんまのお刺身。
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シシトウの油炒め。
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茄子とオクラのお味噌汁。
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エシャロット(割れが目立つ)。
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食後、1時間ほど眠る。
お風呂に入って温まる。
「日記」を書く。
就寝、2時半。

栃木県北部でM5.1、最大震度5弱 [地震・火山・地質]

9月3日(水)
時間を考えると、都立中央図書館を出て、南部坂を下っている頃だと思うが、気付かなかった。
東京は地盤が悪い所(低地)は震度1だったが、地盤の良い台地は無感だったから、歩いていていたら気付かないのも当然。
ちなみに私がその時、歩いていた南部坂は、赤坂・麻布の台地から広尾の低地(渋谷川・古川の谷)に下る坂。
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03日16時24分頃、震源地は栃木県北部(北緯36.9度、東経139.5度)、
震源の深さは約7km、地震の規模はM5.1。
発震機構等 西北西-東南東方向に圧力軸を持つ横ずれ断層型。
栃木県日光市で震度5弱。
栃木県那須塩原市、福島県檜枝岐村などで震度4。
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震源は「関東の地震の巣」(茨城県西南部)よりずっと北の栃木県北西部(群馬県境より)。
この近くでは2013年2月25日にM6.3(最大震度5強)の地震が起こっている。

また、今回の震源の南の日光市付近でもときどきM6クラスの地震が起きる。
その内で最大のクラスのものが、1949年の今市地震でM6.2とM6.4が8分間隔で連発し、今市市付近で震度6、栃木県内で死者10名が出た。
今回の地震は、それらよりだいぶ小さいので、とくに影響はないだろう。
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都立中央図書館へ [お仕事(調査)]

9月3日(水)
(続き)
自由が丘から、東急東横線(中目黒駅乗換)東京メトロ日比谷線で広尾駅下車。
久しぶりに都立中央図書館へ。
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↑ 雲行きが怪しい。
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真夏の間、有栖川公園の階段や、東京有数の勾配の南部坂を上る気にならなかったので、久しぶり。
2時間ほど、新宿関係の文献の調査。
いろいろ収穫はあったが、痛む右腕で厚くて重い「新宿区史」を扱うのが辛い。
なんとか、必要な部分をコピーする。

16時過ぎ、退館。
有栖川公園でかわいらしい外国人の女の子が泣いている。
お母さんになにか要求しているようだが、やっぱり外国語(ドイツ語?)で泣いているのでわからない。

南部坂を下る。
急坂を子どもを乗せたお母さんが自転車で勢いよく上ってくる。
すごい脚力だと感心したら、どうも補助動力がついているらしい。
台地と低地が複雑に入り組むこの地域(港区麻布エリア)では、補助動力付き自転車は必須なのかも。

学芸大学駅で降りて「仕事部屋」に寄る。
郵便物の整理。
鷹番のクロネコ営業所に寄って宅急便を受け取る。

自宅最寄り駅前の「ドトール」で休憩。
コンビニで資料コピー。

19時、帰宅。
ああ、疲れた。
夕食は簡単に豚の冷しゃぶ。
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生野菜も食べよう。
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食後、本を読んでいるうちに、急激に眠くなり、ベッドへ。
そのまま眠ってしまう。
就寝、22時。

9月3日(水)自由が丘・タイ家庭料理「クルン サイアム」 [日常(料理・食べ物)]

9月3日(水)  曇り   東京   27.3度  湿度67%(15時)
8時15分、起床。
朝食は、ショコラクリームホーンとコーヒー。
シャワーを浴びて、髪にあんこを入れて頭頂部で結んでシュシュを巻く。
9時、化粧と身支度。
白地に黒のアニマル柄のロングチュニック(3分袖)、黒のレギンス(5分)、黒のサンダル、大きな籠バッグ。
9時55分、家を出る。
まだ蝉は鳴いているが、大気がだいぶ秋になってきたのを感じる。
東急東横線で自由が丘駅に移動。
10時半、産経学園(自由丘)で「『続日本紀』と古代史」の講義。
『続日本紀』巻19、天平勝宝7歳(755)3月~6月条の講読。
12時、終了。

昼食は、数日前、「チューボーですよ」に出ていた中華料理の「香旬」へ行ってみる。
東急大井町線の踏切を渡って(下り、上り、下りでなかなか踏切が開かなかった)、東急東横線を潜って・・・、あっ、ここだ。
ん? なんか静かだな。貼り紙?
「9月4日まで、夏休みをいただきます」
呆然・・・。
仕方なく、ぐるっと回って北口に戻り、以前から気になっていた店へ。
タイ家庭料理「クルン サイアム 自由が丘店」。
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最初、前を通ったとき、看板には気づいたが、どこから入るのかわからなかった。
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靴屋さんの脇の細長いドア(女性がいる所)が入口。
ここから狭く急な階段を上がる。
狭い店かと思ったら、細長いが奥にカウンターがあり、それなりの収容力。
ランチ時で満席。
待っている間に、観察してみたら、27人ほどのお客さんの内、26人が女性。
男性は私の前に入って行った若いカップルの片割れだけ。
以前から、タイ料理屋のお客さんの女性率の高さに注目していたが、ここは今までで最高。
自由が丘という場所柄もあるのだろうけど、なぜこういうジェンダー差があるのか興味深い。
基本的には、男性と女性のランチに掛ける費用の差があると思う。
男性が500円基準、女性が1000円基準と考えると、タイ料理のランチは男性にはきつい。
ただ、男性にも裕福な人はいくらもいるわけで、なぜタイ料理屋にこれほど女性客が多いかは、まだ別の理由があると思う。

スタッフはタイ人の女性が4人(厨房は男性2人)、小まめによく動く。
タイ人の女性は元気で働き者だ。
たぶん、東アジア・東南アジアの女性で働き者という点では日本女性と双璧だと思う。

待っている間に注文を尋ねられたので、カウンター席に座るのと同時に料理が出た。
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タイ料理の定番の「ガパオ(ガイ・パット・バイ・ガパオ・ラート・カオ)」(980円)。
辛さはまずまず、量も十分、ただ、食べていて微妙な違和感があるのはご飯がやや柔らかめに炊かれていることか。
生春巻と辛酸っぱいいスープが付いて980円なら満足。
また来よう。
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(続く)