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新宿のゲイバーの草分け「夜曲」の場所 [性社会史研究(性別越境・同性愛)]

5月1日(金)

1950~60年代、新宿駅東口「二幸」(現・アルタ)裏にあった「夜曲」は、戦後の新宿における草分け的なゲイバー。
経営者(店主)の佐藤静夫は、新派の曾我廼家五郎劇団の女形出身と伝えられる。

1962年9月6日、佐藤氏(62歳)が元ボーイ(27歳)に殺害された事件(「夜曲殺人事件」)でも有名。
新宿「夜曲」(週刊読売19621017) - コピー.jpg
↑ 事件直後の様子(『週刊読売』1962年10月17日号)

で、1963年版(1962年頃現況)の住宅地図上に「夜曲」を発見。
新宿「夜曲」(1963) (2) - コピー.JPG 新宿「夜曲」(1963) (1).JPG

1950年代の案内地図(『アマトリア』1955年6月号掲載)で場所はわかっていたので「新発見」ではないが。
新宿「夜曲」 (アマトリア195506) - コピー.jpg
ちなみに、このコの字型の路地、今はない。

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3月18日(水)「洋チャンち」資料の整理作業(3回目) [性社会史研究(性別越境・同性愛)]

3月18日(水)  晴れ  東京  18.4度  湿度35%(15時)

9時半、起床。
朝食は桜餡デニッシュとコーヒー。
200318-1.JPG
12時過ぎ、家を出る。
東急東横線→東京メトロ副都心線で新宿三丁目駅へ。

13時半から「新宿ダイアログ」の3階を借りて、新宿二丁目「新千鳥街」の「洋チャンち」から搬出した様々な物(ご遺族から委託)を整理。

まず、手紙・葉書類の再検証。
洋ちゃんの自宅の変遷がある程度、推測できた。

続いて、袋やミニアルバムに入っていた写真類をポケットアルバムに整理。
90061993_218803132509067_773003330556264448_n (1) - コピー.jpg
89961761_292749205029702_1426645117615210496_n (1) - コピー.jpg
最後に、大判のアルバムを8冊ほどをチェック。
写真にキャプションがまったくなく、資料的価値が薄いので、ご遺族に返却することにする。
ただ、洋ちゃんの若いころの写真などは、何点かコピーを取りたい。

作業時間は13時半~18時(4時間半)。
途中、整理作業の依頼主の松中権さんに、整理の進行と資料価値を解説。

今日で、整理はほぼ終了。
来週、もう1日行って、アルバムのコピーをするつもり。

松中さんと、旧「洋ちゃんチ」へ。
再利用する上で、いちばんの問題点のトイレの改修作業中。
2階の小部屋、壁を白く塗ったら、明るくなった。

洋ちゃんのライフヒストリー、千鳥街→新千鳥街→ゲイタウンの歴史を解説する展示スペースとして利用できそう。
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3月11日(水)「洋チャンち」資料の整理作業(2回目) [性社会史研究(性別越境・同性愛)]

3月11日(水) 晴れときどき雨  東京  21.4度  湿度40%(15時)

9時、起床。
朝食は、カスタードクリームデニッシュとコーヒー。
200311-1.JPG
12時、家を出る。
今日は、とても暖かい。

辛夷(こぶし)が花盛り。
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昼食は、武蔵小杉駅構内の「しぶそば」。
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せり香るけんちんそば(530円)。
芹、もっと。

東急東横線・東京メトロ副都心線で新宿三丁目駅へ。
13時半、「新宿ダイアログ」に到着。
3階を借りて、新宿二丁目「新千鳥街」の「洋チャンち」から搬出した様々な物(ご遺族から委託)を整理。

手紙類の中には著名人からのものがかなりある。
長年親交があったデヴィ・スカルノ夫人、女優の淡路恵子さん、歌手の雪村いづみさん、そして洋ちゃんがファンだった西田敏行さん、新宿歌舞伎町ニューハーフ・ショーパブ「狸御殿」のマダム純(川木純子ママ)など。

続いて、自身出演した映画「メゾン・ド・ヒミコ」(監督:犬童一心、2005年)関係の写真、記事、ポスターなどを整理して、ファイルに収納。

最後に、マリリン・モンローの超大判ポスターを修復。
洋ちゃんはモンローが好きだったようだ。
でも。これ、どこで手に入れたのだろう?

今日の収穫。
①洋ちゃんの正確な生年月日と出生地が判明。
②ゴールデン街・花園街時代の店名が「スナック龍」である可能性。
③二丁目・新千鳥街(でも、今の場所ではない)に移転(1973年)する際の案内はがきを発見。
④晩年の白洲正子さん(随筆家、1910年~1998年)との写真(闘病中の白洲さんのご自宅)。
⑤新宿歌舞伎町のニューハーフ・ショーパブ「狸御殿」のマダム純(川木純子ママ)の「三十三周年パーティ」の招待状」
 → 不明確だった「狸御殿」の創業が判明。

それと、ポチ袋の中から伊藤博文の1000円札1枚が出てきた。
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伊藤博文から夏目漱石への切り替えは1984年だから、少なくとも36年間、ポチ袋の中で眠っていたことになる。
いつか、お墓参りするときのお花代にしよう。

17時、今日の作業(3時間半)を終了。
酵素水の差し入れ、ありがとうございました。

まだ、写真の整理が残っている。
あと、1回で終わるかな?

17時、辞去。
昼過ぎは快晴だったのに、なんだか雲行きが怪しい。
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久しぶりに二丁目「新千鳥街」の「オカマルト」へ。
1時間20分ほど、おしゃべりしてくつろぐ。
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18時半、辞去。

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3月8日(日)「洋チャンち」資料の整理作業(1回目) [性社会史研究(性別越境・同性愛)]

3月8日(日) 雨  東京  8.2度  湿度93%(15時)

9時、起床。
朝食はダークチェリーパイとコーヒー。
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フルーツサンド。
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12時、家を出る。
肌寒い。
東急東横線から東京メトロ副都心線に入り、新宿三丁目駅へ。
13時過ぎ、「新宿ダイアログ」へ。
3階を借りて、昨日、新宿二丁目「新千鳥街」の「洋チャンち」の壁面から撤去した写真など(約130点)の整理。
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まず壁面ごとに1点ずつナンバーを貼り込む。
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続いて、現在は貴重品のアルコール入りウェットティッシュで清拭。
乾くのを待って、メンディングテープで、裂けや破れを補修。
番号順にクリアファイルに収める。
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↑ 銀座のゲイバー「ケニーの店」のケニーさん。
「青江」から出た人で、1950年代末~60年代に美貌のゲイボーイとして知られた。
洋ちゃんがお世話になった「師匠」のような人で、カウンター内の洋ちゃんがいつも座る場所のすぐ後ろに大切に貼ってあった。
出典(コピー元)は、富田英三『ゲイ』(東京書房、1958年)の口絵写真。

16時半、今日の予定の作業を終了。
休憩なしで、集中して3時間ちょっとの連続作業。

さすがに疲れて、2階のカフェで、酵素水を飲む。
17時、辞去。

支度最寄り駅前の「ドトール」で休憩。
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19時、帰宅。

家猫さんへのお土産の「追分団子」。
定番のみたらし。
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季節の桜餡。
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夕食は、変わり麻婆茄子。
ひき肉でなくて、豚小間肉。
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今日はちょっと疲れた。
就寝2時。
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石川明(医学博士)「性転換手術はこうして行なう」全文入力 [性社会史研究(性別越境・同性愛)]

2月13日(木)

石川明(医学博士)「性転換手術はこうして行なう」(『風俗奇譚』1961年12月号)、全文入力完了。
4000字あった。
ちょっと疲れた。

明日は取材なので、少し早めに寝よう。

就寝、2時半。
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いやいやすごい!
1961年、今から60年前に日本に、これほど高い「性転換手術」の技術をもった医師がいたとは!
術式を解説している部分を入力していて、現代の名医(岡山大のN先生とか、ナグモのY先生とか、山梨大のM先生とか)の文章かと錯覚してしまうほど。

細かい部分の技術には進展があったにしても、基本はほとんど同じ。

さらに驚くべきことは、そうした専門的な術式解説が、医学雑誌ではなく、一般人が入手可能な性風俗雑誌に載っているということ。
風俗奇譚196112 - コピー.JPGIMG_2345 - コピー.JPG
著者名の「石川明」は、1951年春(4月?)に戦後世界初となる「性転換手術」を執刀した日本医科大学産婦人科の石川正臣教授の「石川」と、そのとき手術を受けて、日本最初の性転換女性となった永井明さん(女性名:明子)の「明」を合わせた簡単なアナグラム。
著者が、石川教授自身であることは、内容からも間違いない。

日本が「性転換手術」の「後進国」なんてとんでもない嘘で、1950~60年代に世界最高レベルの技術水準にあったことの証拠になる。

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ハッテン場・権田原 [性社会史研究(性別越境・同性愛)]

2月10日(月)

1960~70年代の男性同性愛者の「ハッテン場・権田原」の画像。
権田原.jpg
出典は、山内昇「現代遺跡・権田原の探検 あるハッテン場の生成と崩壊」(『現在風俗’91現代遺跡』現代風俗研究会、1992年)。
撮影は1960年代と思われる。
とても貴重なレポートなのだが、掲載がゲイ関係雑誌・書籍ではないので、意外に知られていない。
ちなみに「権田原」は明治神宮外苑の東側「外苑東通り」の地名で、東京市電の品川~四谷三丁目線(後の都電7系統)の停留所の名称。
明治40年(1907)の開業時には、その名があるので、少なくとも明治時代後期には存在した地名。
現在も都営バスの停留所や交差点の名称に受け継がれている。
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NHK総合「ストレンジャー~上海の芥川龍之介~」 [性社会史研究(性別越境・同性愛)]

12月30日(月)

NHK総合スペシャルドラマ「ストレンジャー~上海の芥川龍之介~」を見ていたら、相公(Xiang-Gong 清朝以来の伝統的な女装少年男娼)が出てきた。

ドラマの原典の「上海游記」を調べないといけない。

ちなみに、私は日本における「相公」研究の第一人者。
(↑ 一人しか研究していにゃいにゃ)。
(参照)
三橋順子「中国の女装の美少年『相公』と近代日本」
(井上章一編『性欲の研究―エロティック・アジア―』平凡社、2013年5月)
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「ゲイ文献資料館」が欲しい [性社会史研究(性別越境・同性愛)]

11月2日(土)

ゲイ・エロティック・アートについて調べていて、やはり日本のゲイ研究の大きな障害は、主要なゲイ雑誌の全冊を閲覧できる資料館(図書館)がないことだと思う。
 『薔薇族』(第二書房 1971年9月号~2004年11月号)
 『さぶ』(サン出版 1974年11月~2002年2月号)
 『アドン』(砦出版 1974年5月号~)
 『SAMSON』(海鳴館 1982年7月~ )
 『Badi』(テラ出版 1993年12月~2019年3月号)
 『G-men』(1995年4月~2016年2月)

『奇譚クラブ』『風俗奇譚』、そして数多く出版されたSM雑誌は、飯田橋の「風俗資料館」でほとんど閲覧できるし、同館のサイトで表紙や記事の検索もできる。

女装・ニューハーフ系雑誌は『くいーん』『ひまわり』『ニューハーフ倶楽部』が拙宅に揃っている。
1950年代の性風俗雑誌『風俗草紙』『風俗科学』『人間探究』は、私がコンプリート(『風俗奇譚』も80%ほど)。

それに比べると、ゲイ雑誌の収集状況は良いとは言えない。
石田仁さんがかなり頑張って集めているようだが・・・。

やはり、基本的な文献資料が(1970年以降なのに)揃っていないということが、研究の遅れの原因になっていると思う。
「風俗資料館」のように、そこに行けばほとんどのゲイ雑誌が見られるような場所が欲しい。
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1960年代のゲイバーの映像 [性社会史研究(性別越境・同性愛)]

10月30日(水)

28日放送のNHK総合「首都圏ネットワーク」特集「オリンピックとLGBT」で流れた1960年代のゲイバーの映像。
IMG_0688 - コピー.JPG
ほんの数秒だが、NHKのアーカイブスにある唯一のゲイバーの映像。
他にも同様の保存映像はないと思われ、きわめて貴重。
場所は、銀座の「青江」と思われる。


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動画「日本のクィア・アート(絵画篇)」の構成(案) [性社会史研究(性別越境・同性愛)]

10月26日(土)

「プライドハウス東京2020」のために制作予定の動画「日本のクィア・アート(絵画篇)」の構成(案)。

①「稚児草紙」(鎌倉時代:14世紀)男色
② 奥村政信(1686~1764年)
  「閨の雛形:三人絡み」(江戸時代:18世紀)
③ 伊藤晴雨(いとうせいう:1982~1961年)責め絵
④ 秋吉 巒(あきよしらん:1922~1981年)『風俗草紙』の表紙
⑤ 林月光=石原豪人(1923~1998年)女装雑誌の挿絵
⑥ 小妻 要(容子)(1939~2011年)  刺青美人画
⑦ 比木矢久子(ひきやひさこ)強制女装
⑧ 千之ナイフ(1960年~)性転換、美少女、フェティッシュ

ここまでが前半で私のコレクションから。

後半はゲイアート。
⑨ 内藤ルネ(1932~2007年) 『薔薇族』の表紙
⑩ 船山三四
⑪ 大川辰次 『薔薇族』の表紙
⑫ 三島 剛 『さぶ』の表紙
⑬ 武内条二 『アドン』の表紙・イラスト
⑭ 木村べん(1947~2003年)『さぶ』の表紙・イラスト
⑮ 田亀源五郎(1964年~)

後半は、私のコレクションにはないので、田亀源五郎編著『日本のゲイ・エロティック・アート Vol.1~3』 (ポット出版、2003~2018年)にお世話になる予定。

例によって、レズビアン・アートの情報が圧倒的に少ない。

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