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ご生母様は側室ばかり [お仕事(講義・講演)]

12月24日(金)

明治時代までの上流階級は、基本、一夫一妻多妾制と言っても、受講生がなかなかイメージできないので、リスト化してみた。

明治天皇の母=中山慶子=孝明天皇の側室(典侍)
昭憲皇太后の母=新畑民子=左大臣一条忠香の側室
大正天皇の母=柳原愛子=明治天皇の側室(早蕨典侍)
貞明皇后の母=野間幾子(公爵・九条道孝の側室=中川の局)
香淳皇后の祖母=泉萬喜子(久邇宮朝彦親王家の女房)
香淳皇后の外祖母=山崎寿満子(公爵・島津忠義の側室)

もうご側室ばかり。
正妃(貞明皇后)から生まれた昭和天皇がどれだけ特異だったか、よくわかる。
同時に正妃でありながら4人の男子を産んだ貞明皇后はすごい!
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コメント 1

べにすずめ

貞明皇后が4人もの皇子をお産みになられたことは、果たして良かったのだろうかと考えることがあります。ご出産によって、側室はいらないという発想になり、側室の存在が時の流れで倫理的に良くないとされたことは、今日、男性皇族が極端に少ないことの遠因ではなかろうかと思ってます。
まあ、常陸宮秩父宮高松宮に子供がさずからず育たず、三笠宮の孫が娘ばかりという事態が予測できなかっただけなのかもしれませんけど。
by べにすずめ (2021-12-26 23:38) 

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