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4月29日(月・祝)ライフヒストリー・インタビュー(6回目) [日常(思い出)]

4月29日(月・祝)

13時15分、秋葉原のスタジオへ。
GWということで、秋葉原の街、かなりの混雑、外国人ばかり。

ライフヒストリー・インタビュー(6回目)。
身体観、死生観について。
あまり語ることがなかったテーマで、考えながらしゃべる。
自分、なぜ生きることへの執着が薄い(別にいつ死んでもいい)のか、よくわからない。
武家→軍人→医師という家庭に育った「家風」の影響もあると思うが、結局は,自己肯定感が希薄だからだろうか?

次回は7月末、そこで一段落の予定。


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早く保釈すべき [現代の性(同性愛・L/G/B/T)]

4月29日(月・祝)

もうほとんどの人が忘れているが・・・。
4月4日に暴行罪で起訴されたTGJP(前)共同代表、まだ保釈されず、青森県警の留置所に拘留され続けているとのこと。

起訴されたのだから、もう取り調べはなく、一般的には拘置所に収容されるはず。
留置所に入れたままにするのは「代用監獄」と言って、人権上、日本の刑事行政の大きな問題点。

仮に裁判で有罪になったとしても、暴行罪で初犯の場合、まず懲役にはならず罰金刑が相場。

すでに逮捕から数えると留置・拘留は1ヶ月半になり、その点でもバランスが悪い。

早く保釈すべき。

事件の程度からして、起訴されたとしても、裁判無しの略式命令で、罰金を払って釈放が一般的なケース。
それなのに、保釈すらされないと言うことは、地検の心証がよほど悪いのだろう。


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極右勢力が得票率20% [政治・選挙]

4月28日(日)

極右勢力が得票率20%。
自民党が公認候補を立てていないとはいえ、注目すべき現象。

保守新党(飯山候補)+参政党(吉川候補)+つばさの党(根本候補)=20.0%
とりわけ、保守新党の飯山陽候補の得票率14.2%は これまで極右候補の最高得票率と思われる2014年・東京都知事選挙の田母神俊雄候補の得票率12.55%を超えた(選挙の種類が違うので単純比較はできないが)。

東京15区補選 開票終了
酒井菜摘 49,476票(得票率29.0%)当選
須藤元気 29,669票(得票率17.4%)
金澤結衣 28,461票(得票率16.7%)
飯山陽  24,264票(得票率14.2%)
乙武洋匡 19,655票(得票率11.5%)
吉川里奈   8,639票(得票率 5.1%)
秋元司    8,061票(得票率 4.7%)
福永活也   1,410票(得票率 0.8%)
根本良輔   1,110票(得票率 0.7%)

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ちゃんと診察する医師がひはんされる愚 [現代の性(性別越境・性別移行)]

4月28日(日)

「X」によると、思春期ブロッカーの投与を認めない針間克己医師はTERF認定らしい。

針間先生がTERFなら、同様に思春期ブロッカーの投与に懐疑的な私もTERF認定なのだろうな。
まあ別にそれでもいいけど(笑)


思春期ブロッカーをどうしても子どもに投与したい親御さんは、交通費が掛かるけど岡山まで行けば、だいたい審査に通るはず。

そうでなければ東京で「闇」投与のクリニックを探せばいい。

ちゃんと診察して、信念をもって投与を承認しない針間先生を批判して、失脚に追い込もうとするのは意味がない。

針間先生はじっくり診察する。
だから診断書が出るまで時間もお金も掛かる。
診断基準に適合しなければ、いくら通っても診断書は出ない。
当たり前の話だ。

きちんと診察する医師が批判され、安易に診断書を出す医師が便利がられるところに、この界隈の医療としての異常性がある。

00年代初頭、性同一性障害の医療が始まった当初から、一部の当事者は、精神科医を診断書の書き手として扱ってきた。
「四の五の言わずに、さっさと診断書を書け」
ということ。
そうした風潮(診断書マシン化)にずっと抵抗してきたのが針間先生。

あれから20年、思春期ブロッカー投与をめぐって、また同じ事が繰り替えされる。
「四の五の言わずに、さっさと投与承認しろ」

針間先生は長州、私(の母方)は会津だが、道理に反することはしない、「ならぬものはならぬ」という点で似ている。
だから信頼している。
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高級遊女(花魁)の「高級」さ [性社会史研究(遊廓・赤線・街娼)]

4月27日(土)

「大吉原展」を観ても、花魁(高級遊女)がどのくらい高級なのかということは、まったくわからない。

「お値段」のことを、あれこれ言うのは、研究者として下品なことだ思っているのか? あるいは「人
身売買だ!」と批判されることを怖れているのか?

私は、頭が悪いので、金額がわからないと、「高級」感がわからない。

で、以前、少し考えたことがある。

禿(かむろ)2人,振袖新造を伴って花魁道中してくるような最上級の「呼び出し」は、ガイドブック『吉原細見』に「入山形に黒2つ星」の印がついていて、一夜のお値段は1両2分だった。

これが現代の貨幣価値でどのくらいに相当するか(物価換算)は、とても難しい。
比較的わかりやすいところでは、かけ蕎麦が二八の16文だった。

では1両は何文かというと、公定で4000文だった(実態は変動相場)。
つまり1両=蕎麦250杯分。

現代のかけ蕎麦を400円とすると、1両=10万円、500円とすると12万5000円ということになる。
では1両2分は?
1両=4分なので、1両=10万円換算で15万円、1両=12万5000円換算で18万7500円となる。

ちなみに、1両2分はあくまで基本料金で、これに飲食代やご祝儀(チップ)が必要になる。
大雑把に、1両2分の倍くらいの掛かりになると思う。
30~40万円というところか。

現在、銀座の高級クラブで豪遊すると、たぶんそのくらいの請求になると思う。
「お大尽遊び」の相場として、そんなものなのだろう。

やっと高級遊女(花魁)の「高級」さがイメージできたと思う。

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4月27日(土)少しだけ仕事 [日常]

4月27日(土)

今日も一日、家にいられる。

来週の講義のレジュメとPP史料の手直し。

来月の2つの講演の枠組みを考える。

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ケシの季節 [日常(花・街・山・猫・蝶)]

4月27日(土)

今年も、きれいなケシの花が咲く季節になった。
ケシ1.jpg
違法なケシを見つけたら通報を。
ケシ2.jpg
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4月26日(金)ようやく一日休養 [日常]

4月26日(金)

やっと一日、家にいられる。
なんと、先週の木曜日以来、8日ぶり。

14時半、NHKのディレクター氏から、短い打ち合わせの電話。

15時半~18時半、3時間ほど夕寝。
ようやく寝不足解消。

夕食は、竹の子ご飯を炊く。
IMG_8810.JPG
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花魁絵葉書と大正天皇「大禮紀念」印 [性社会史研究(遊廓・赤線・街娼)]

4月26日(金)

昨日のレクチャーで紹介した、大正3年(1914)4月の新吉原・花魁道中イベントは、同年の大正天皇即位大礼記念博覧会(会場:上野公園)に便乗して行われた。

そのことをよく示す資料。

花魁道中を出した3つの大楼の1つ「角海老楼」の紫花魁の絵葉書の裏に「大禮紀念」のスタンプが捺してある。
新吉原花魁道中(角海老楼・紫)7 - コピー.jpg
新吉原花魁道中(角海老楼・紫)7裏 - コピー.jpg

記念印は、大正4年11月10日・栃木益子。
新吉原花魁道中(角海老楼・紫)7裏2.jpg
栃木県益子の人が,新吉原に遊びに行き、写真館で花魁絵葉書を購入し、益子にもどって、「大禮紀念」のスタンプを捺したのかも。
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歌川広重「江戸名所 雪(吉原の三景の中)」 [性社会史研究(遊廓・赤線・街娼)]

4月25日(木)

歌川広重「江戸名所 雪(吉原の三景の中)」(1848~49年)。
歌川広重 雪.jpg
「大吉原展」でみて、「やっぱり広重はうまいな」と思った作品。

雪の日、新吉原のメインストリート・仲之町を歩く2人の芸者。
右手遠くに大門が見える。

仲之町を描く場合、ほとんどが大門を入って奧を観る視線だが、この作品は、視線を逆にして、奧から大門方向を見ているのが斬新。

画面左に大きく描かれているのは「水道尻」の常夜灯。
女性2人は、このあと右折して、九郎助稲荷にお詣りするのか。

四隅や下部が丸くなっているのは、団扇絵だから。
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