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9月6日(土)「現代風俗研究会(東京の会)」第17期「新風俗学教室」(第5回)例会 [お勉強(研究会)]

9月6日(土)   晴れのち曇り 夜になって雷雨  東京  31.1度   湿度61%

9時半、起床。
朝食は、洋梨デニッシュとコーヒー。
シャワーを浴びて、髪と身体を洗い、髪はブローしてにあんこを入れて頭頂部で結んでシュシュを巻く。
ブログに1つ記事を書く。
12時半、化粧と身支度。
白と濃淡の水色の不思議な柄のロングチュニック(2分袖)、黒のレギンス(5分)、黒のサンダル、大きな籠バッグ。

14時、家を出る。
今日も気温は30度を越えている。
でも、今年は「厳しい残暑」という日がなく、身体には楽。
私の好きな桃色のサルスベリは花盛りだけど、空の色はもう秋。
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夏のファッションも、そろそろお仕舞かな。
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東急東横線から、みなとみらい線に乗り入れて、日本大通り駅で下車。
5分ほど歩いて、「関内メディアセンター(8階)」の関東学院大学サテライトオフィスへ。
「現代風俗研究会(東京の会)」第17期「新風俗学教室」(第5回)例会に出席。
開始時刻がいつも15時なのに、今回は14時だったのに気付かず、40分遅刻。

今回の報告は、溝尻真也(目白大学)さんの報告「オーディオ趣味のエスノグラフィー ——音楽と機械をめぐるコミュニケーション空間の現在」。

昭和戦前期に始まるのラジオ制作から現代のオーディオ趣味に至る機械技術趣味の流れを歴史的にたどり、複数のオーディオサークルでの参与観察を事例に、主に団塊世代の男性技術者たちを中心とするサークル参加者が、極端な男性偏重と高齢化の進行の中で、どのような形で音楽や機械技術と接しているか述べた報告。

私は生来不器用なせいか、少年時代も機械技術趣味にはまったく無煙だったが、小学校5・6年に仲が良かった同級生が、まさにその趣味だったので、ときどき付き合わされて、街に1軒だけあった「模型屋」に出入りしたことがある。
(私の関心は、店の隅に置かれている、蝶の標本を作る本格的な展翅板だった)
ほとんど99%、男の子しか出入りしない店だった。

男性が多数な趣味は数々あるが、機械技術趣味、とりわけオーディオ工作趣味の世界の男性度は、まだ格別のように思う。
鉄道趣味より、さらに男性度が高く、ほとんど100%に近い。
今日の参加者も、いつにも増して、男性優位で、女性は世話人の二人だけ。
質疑応答も、無理に割って入らないと、どんどんマニアックな「男の子の会話」になってしまい、何が語られているのか解らなくなる。
こうした差異は、生育環境とかしつけ・教育のようなジェンダー問題だけでは理解できない性差で、おそらく、身体的な性差、たとえば聴覚の男女差などが、ベースにあるように思う。

たとえば、電車のインバーターの車種による違いを聞き分けるのは、たいてい男の子だが、それは好きで訓練したからといって可能になるものではないように思う。
そもそも女性のほとんどは、そこに意識が向かない。

そういう発言をしたら、男性参加者の1人に「そんなことはない」と簡単に否定されてしまったが、多くの男性は「機械・技術への偏執」に無自覚なのだと思う。
私は、男性・女性両方の世界を知っているので、一部の男性が持つ「偏り」がよくわかる。
17時半、閉会。

懇親会は、すぐ向かい側のビルの2階にあるイタリアン居酒屋「カフェ&キッチン 333」。
八百屋さんが経営していて、店の前にはまるで八百屋の店先のように野菜がたくさん置いていある。
名物の「八百屋サラダ」。
山盛りのトマト。
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白いのは蕪。
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野菜もだけど、「自家製パテ」もおいしかった。
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21時、お開き。
帰りの電車が、報告者の溝尻さんと一緒だったので、器質的な性差×ジェンダーの自説をお話しする。

自宅最寄り駅で降りたら本降りの雨。
さらに雷光・雷鳴。
傘を差しても濡れてしまうようなひどい降りに。
22時半、帰宅。
お風呂に入って温まる。
就寝、3時。