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「復興、廃娼運動、法の整備でイメージと全然違う! 『鬼滅の刃』の「遊郭編」で描かれる大正時代の史実の吉原」 [性社会史研究(遊廓・赤線・街娼)]

4月17日(土)
私が取材協力した記事。
「復興、廃娼運動、法の整備でイメージと全然違う! 『鬼滅の刃』の「遊郭編」で描かれる大正時代の史実の吉原」(「サイゾー premium」2021年04月16日配信)
https://www.premiumcyzo.com/modules/member/2021/04/post_10138/?fbclid=IwAR39UBAQ_swm2u0k93pubJwCBxWz6NCdoSS5e9FVADp6pc13W4cF5CTdPiA
でも、有料記事なので読めない・・・。
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東京の私娼街の歴史 [性社会史研究(遊廓・赤線・街娼)]

4月11日(日)

館一平「夜の歴史は女が作る」(『千一夜』3巻7号、1950年7月)
1950年(昭和25)の古老(おそらく明治生まれ)の語り。
わずか1頁の記事で、東京の私娼街の歴史を簡潔に語っている
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①東京における私娼街の起源説。
明治5年(1872)4月5日の吉原大火で焼け出された女性たちが、浅草、向島、上野、両国方面に仮小屋を設けて営業を始めた。
その末裔が、浅草観音裏、浅草並木町~松葉町、上野山下~湯島天神下、両国橋~薬研堀、芝神明あたりの私娼になり、さらに浅草六区~千束町の「十二階下」の私娼街に結集する。

②東京における私娼街の規制と移転
大正5年(1916)、警視庁の丸山鶴吉保安課長が「銘酒屋」街(実態は私娼街)の一掃に乗り出す。
警察と業者の攻防のさなか、大正12年(1923)9月1日の関東大震災で、「十二階下」の私娼街は壊滅。
私娼街の業者は、拠点を隅田川の東の玉の井、亀戸に移動。
「エロ・グロ」全盛の世相に乗り、昭和4,5年~10年頃(1929~35)「蜘蛛の巣の如き魔境」はその爛熟期を迎える。

③ 壊滅と再生
昭和20年(1945)3月10日の東京下町大空襲で、新吉原も玉の井、亀戸も壊滅し焼け野原と化す。
その中から、「見るも華麗な幻想の天国(パラダイス)『鳩の街』」が出現する。
「街や巣に颯爽として艶姿を現はす天使(エンゼル)達は、みな悉く昭和生まれの彼女ばかりとなった。」

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長野県の遊郭 [性社会史研究(遊廓・赤線・街娼)]

3月7日(日)

ちょっと気になって、長野県の遊廓を調べてみた。
起源的には、城下町と中山道、北国街道の宿場町が多く、わかりやすい。
中山道の木曽谷の宿場(奈良井、福島、妻籠、馬籠宿など)に遊廓が残らなかったのは、近世以降の衰退が顕著だったからだろう。

規模的には、長野、松本、上田、飯田の順で、現在の都市規模(人口)と同じ並び。
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全国遊郭一覧(1929年)より。貸座敷軒数と娼妓人数

長野市(鶴田新地) 32軒 252人 県庁所在地、門前町、北国街道善光寺宿
上田市(常盤城)   26軒 167人 城下町、北国街道宿場
松本市(横田)    20軒 108人 城下町
飯田町(二本松)   10軒 110人 城下町
平隠村(湯田中)   12軒  55人 温泉地 → 山ノ内町
坂城町(坂城)     8軒  59人 北国街道坂木宿
岩村田町(岩村田)  9軒  49人 中山道岩村田宿 → 佐久市
上諏訪町(高島)     8軒  50人 城下町、甲州街道上諏訪宿
下諏訪町(下諏訪)  7軒 42人 中山道下諏訪宿
塩尻町(塩尻)     9軒 30人 中山道塩尻宿 
長久保(新町)     4軒 18人 中山道和田宿 → 長和町
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街娼のシマとして新宿・渋谷は後発 [性社会史研究(遊廓・赤線・街娼)]

2月11日(木・祝)

各務千代『悲しき抵抗』117頁に、
街娼のシマ(縄張り)として有楽町、新橋、上野、池袋に対して「最近出始めた新宿や渋谷」という記述があり、新宿と渋谷は後発であることがわかる。

同書の執筆は。1947年夏~秋ごろと推定される。

また、同じ箇所に、渋谷に「ヤシブ」とルビが振られているのを見つけた。
今まで、渋谷は「ブヤ」だと思っていた。

昭和戦前期~戦後混乱期に、愚連隊や「闇の女(街娼)」たちが使った、東京の地名の符牒(スラング)には、転倒系と省略形があり、前者だと「ヤシブ」、後者だと「ブヤ」になるということだろう。

参考までに、同書から列挙すると
浅草「エンコ」、上野「ノガミ」、有楽町「ラクチョウ」、新橋「バシン」、渋谷「ヤシブ」、新宿「ジュク」、池袋「ブクロ」、大宮「ミヤ」、横浜「ハマ」。

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それって、「テクスチュアル・ハラスメント」ではないですか? [性社会史研究(遊廓・赤線・街娼)]

2月8日(月)

女性が著者名の先駆的な著作を、男性が「これほどの作品を女性が書けるはずがない。偽作だ。男性が書いたものに違いない」と、決定的な根拠もなく決めつけることは、重大な「ジェンダーによる差別」であり、「テクスチュアル・ハラスメント」であることを、私は友人の小谷真理さんの裁判で学んだ。

しかし、その類の言説はいまだに横行している。
1940~50年代の「娼婦の自伝小説」にも同種の言説がしばしば見られる。
たとえば、各務千代『悲しき抵抗ー闇の女の手記ー』(1947年)や津田加寿子『男たちとの夜ー赤線女給十年の手記ー』(1957年)など。

「女に書けるはずがない、まして娼婦に書けるはずがない」という言説は、女性とセックスワーカーへの二重の差別だ。

たとえ、リライターが介在したとしても、元になる「語り」は存在したはずで、私はその部分を汲み取って、歴史資料として評価したい。


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9月17日(木)久しぶりの横浜 [性社会史研究(遊廓・赤線・街娼)]

9月17日(木)  曇り  横浜  29.0度  湿度68%(15時)

10時、起床。
朝食は、ダークチェリーパイとコーヒー。
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13時半、家を出る。
14時半、久しぶりに横浜へ。
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昼食は、横浜・日本大通りの「横濱洋食 LUNCHAN AVENUE」でオムライス。
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味とお値段のバランス、高い天井の雰囲気が良く、この界隈に来るとき、何回か寄ったが、9月30日で閉店。
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原因は「コロナ禍」による客の減少とのこと。
もう日本、ほんとうに駄目になるのだな。

横浜に来た目的は「常盤とよ子追悼展」を見るため。
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「横浜都市発展記念館」4階常設展示室で「第一部:写真家・常盤とよ子の軌跡」(有料)、
旧第一玄関で「第二部:常盤とよ子が写した戦後横浜の女性たち」(無料)

常盤とよ子(1928~2019年)さんは、戦後日本の女性カメラマンの草分け的存在で、「赤線」時代の真金町、「青線」伊勢佐木町・末吉町界隈、そして本牧の「チャブ屋」街に生きる女性の姿を数多く撮影した。
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写真エッセー『危険な毒花』(1957年)は当時、大きな評判になった。
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会期は、9月22日(火・祝)まで。

山下公園へ。
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海を見ながら、つくづく世の中に居場所がないなぁ、もう生きていても仕方ないなぁ、と思う。
このまま、海に飛び込んじゃおうかなと思って、ちょっと覗き込んだけど、私、けっこう泳ぎが上手なのだ。
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このくらいの海だと、まず死にきれずに、人様に迷惑をかけるだけなので、止めにした。
また別の方法を考えよう。
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(メモ)明治末~昭和戦前期の売春形態(類型) [性社会史研究(遊廓・赤線・街娼)]

1月12日(日)

(メモ)明治末~昭和戦前期の売春形態(類型)
① 貸座敷(遊廓)における近代公娼制(娼妓監察&貸座敷許可制)下の売春。
東京府では新吉原、洲崎、品川、新宿、千住、板橋、調布、府中、八王子の9箇所。

② 私娼窟における非合法(実質、黙認)の売春。
東京府では、玉ノ井、亀戸など

③ 「盛り場」における「流し」(街娼)の売春。
非合法(「密売淫」で摘発対象)。
東京府では、浅草、銀座など(女装男娼もいる)。

④ スラム(貧民窟)における「素人」売春。
非合法(「密売淫」で摘発対象)だが、現実には警察の手が回らない。
 a 客が外部から入ってくる場合(私娼的)
  新宿「旭町」、板橋「岩の坂」、深川「猿江」など。
 b 客が貧民窟の住民の場合(相互扶助的)

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1月8日(水)報告レジュメを作る [性社会史研究(遊廓・赤線・街娼)]

1月8日(水)

11日(土)の「性欲研究会」(京都)の報告レジュメ「(資料紹介)旧・板橋宿「岩の坂」の密売春―「板橋」研究(その1)―」出来上がり。
「中ネタ」のつもりが、A4版12枚になってしまった。


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目録古書店「股旅堂」の紹介記事 [性社会史研究(遊廓・赤線・街娼)]

12月24日(火)

「生き残る古本屋考」(東京古書店組合、2019年12月)というパンフレットに、私が10年来、お世話になっている性風俗関係資料専門の目録古書店「股旅堂」(吉岡誠店主)が紹介されていた。
生き残る古本屋考 (1).jpg生き残る古本屋考 (2).jpg
最初期からの顧客として、「股旅堂」の成り立ちがわかって、感慨深かった。

私の『新宿「性なる街」の歴史地理』は、「股旅堂」さんから購入した書籍・資料なしでは書けなかったわけで、さらなるご盛業を祈っている。

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11月3日(日・祝)良い一日 [性社会史研究(遊廓・赤線・街娼)]

11月3日(日・祝) 曇りのち雨  東京  18.9度 湿度78%(15時)

10時、起床。
朝食は、甘栗パンとコーヒー。
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なんだかわからなかったが、こうして見ると、たしかに栗の形。

13時、家を出る。
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東急東横線・東京メトロ副都心線で新宿三丁目駅へ。
昼食は「丸亀製麺」。

かめ(並)+かしわ天+アスパラ天(630円)

14時半、「新宿ダイアログ」へ。
FaceBookでやり取りしている地理の先生と、2時間半ほど、いろいろおしゃべり。
そのあと、新宿遊廓・「赤線」の跡地をぐるっとご案内。

自分が好きなことを、仕事ではなく、たくさん話するのはめったにないことで、とても楽しかった。
相手の方にも、喜んでいただき、今日は良い日だった。

19時半、帰宅。
夕食は、昨夜、下ごしらえをしておいた、チキン・トマトシチュー。
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就寝、3時。

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