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特別講義(10月6日:成蹊大学)のご案内 [お仕事(講義・講演)]

9月15日(月・祝)

10月6日(月)に東京都武蔵野市の成蹊大学で開催される「武蔵野地域自由大学」で、講義をすることになりました。
「武蔵野地域自由大学」は、武蔵野市の寄付講座で、聴講有資格者は武蔵野市民と成蹊大学生に限られますが、特にお願いして若干の特別受講枠(5名ほど)をいただきましたので、ご案内いたします。
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武蔵野地域自由大学 「昭和のサブカルチャー研究」(第3回)
「昭和女装者列伝―トランスジェンダー・カルチャーの昭和史―」 
昭和戦前・戦後期を中心に、日本近代のトランスジェンダー・カルチャーを歴史的にたどります。

【講師】 三橋順子(都留文科大学非常勤講師・性社会文化史研究者)

【日時 】2014年10月6日(月) 16時40分~18時10分
(16時30分までにお出かけください)

【会場 】成蹊大学(東京都武蔵野市吉祥寺北町3-3-1)
http://www.seikei.ac.jp/gakuen/accessmap/

【資料代】 500円

【受講手続き】 聴講ご希望の方は、9月30日までに、下記のメール(三橋)までご連絡ください。
         事前連絡のない方の受講は不可能ですので、ご注意ください。

【連絡先】junko-m@sb3.so-net.ne.jp (@を小文字に)


「連続昏睡強盗事件」の神いっき容疑者は性同一性障害ではなく解離性同一性障害(多重人格)ではないだろうか? [現代の性(性別越境・性別移行)]

9月15日(月・祝)
「連続昏睡強盗事件」の容疑者、神いっき容疑者が妊娠していた件、マス・メディアは興味本位に論じている。
それに対して、クィア系の論客たちは「FtMが妊娠・出産したっていいじゃないか」と応じている。
私は、基本的に誰が妊娠・出産しようが、それが女性の自己決定なら個人の自由だと思う。
ただ、それとは全然別のことを考えた。

私は、医師でもないし、まして精神科医でもない、臨床心理士など心理学系の資格もない。
医学知識は「優秀な呪医(まじない医)」レベルだと自覚している。
だから、以下に書くことは眉に唾を付けて読んで欲しい。

神容疑者は、性同一性障害(Gender Identity Disorder=GID)ではなく、解離性同一性障害(Dissociative Identity Disorder=DID)ではないかと思う。
同じ「Identity Disorder」(同一性の障害)でも、違う疾患ではないかということ。
解離性同一性障害は、わかりやすく言うと「多重人格」である。
症状としては、本来の人格と切り離した自分の感情や記憶が裏で成長し、あたかもそれがひとつの人格のようになって、一時的、あるいは長期間にわたって表に現れる状態。
DIDの人の中には、長期にわたって「別人格」の存在、「人格の交代」に気づかない人もいる。

私が気になるのは、神容疑者が犯行(女性の格好で男性を誘惑し昏睡強盗を働いていること)について、一貫して「身に覚えがない」と言っていることだ。
これだけ証拠が揃っているのに、犯行を認めないのは情状を悪くするだけなのに。
もしかすると、女性の格好でしたことを、本当に覚えていないのかもしれない。

FtMの性同一性障害なら、いくら金銭に困っていても、女性の格好で男性を性的に誘惑して昏睡強盗を働くのは、精神的にかなり苦痛だし、そうした苦痛をこらえてく、男好きのする女性を上手に演技するのは相当な精神力が必要だ。
それだけの精神力があるのなら、昏睡強盗など企てず、もっと他に生きる道はあるだろう。

まして、どういう状況にしろ、男性との性行為は、なんとしても回避するはずだ。

もっとも、別の可能性はある。
1つは神容疑者が男性が好きなFtM(男として男が好きなFtMのゲイタイプ)である場合。
だが、同居していた男性との性的関係はきっぱり拒絶しているそうで、そういう感じではない。
もう1つは、被害者の男性にレイプされた場合。
これも犯行の流れからして可能性は低いと思う(男性は神容疑者に睡眠薬をもられる前にレイプしないといけない)。

もしかすると、神容疑者は、妊娠するようなことをしたのも、覚えていないのかもしれない。
つまり、女性の格好で男性を性的に誘惑して昏睡強盗を働いて、あげくに妊娠したのは神容疑者の別人格ということだ。
この場合、どちらの人格がオリジナルかということはあまり意味がない。
人格が2つ以上あり、ほとんど独立していることが重要だ。

誰が診断したのか知らないが、性同一性障害は誤診である可能性が高いように思う。
少なくとも、神容疑者を性同一性障害と決めつけない方がいい。
性同一性障害としては、いろいろ首を傾げることが多すぎるのだ。

神容疑者に犯行を反省してちゃんと罪に服してもらうために、まして、出産するならなおさら、裁判の前にきちんとした鑑定診断が不可欠だと思う。

【追記(16日3時)】
解離性同一性障害説、さっそく批判された。
でも、法廷戦術的には、性同一性障害だとするよりも、解離性同一性障害だと主張した方が、容疑者本人的にはずっと有利だと思うけど・・・。
解離性同一性障害(多重人格)だと「心神喪失」が認められて「無罪」の可能性もある。
あくまで性同一性障害だと、「心神喪失」を認められる可能性はなく、懲役5年(強盗の最低量刑)は確定的。
結局、支援するつもりの人たちが性同一性障害を主張していくと、贔屓の引き倒しになりかねない予感。
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「声優のアイコ」3回目逮捕=昏睡強盗、住居侵入容疑で―警視庁

東京都内で起きた「声優のアイコ」を名乗る女による連続昏睡(こんすい)強盗事件で、男性を睡眠薬で眠らせて鍵を奪い男性宅に侵入するなどしたとして、警視庁捜査1課は3日、昏睡強盗と住居侵入の疑いなどで、無職神いっき容疑者(30)を再逮捕した。同容疑者の逮捕は3回目。「身に覚えがない」と容疑を否認しているという。
逮捕容疑は昨年10月17日未明、品川区の宿泊施設に向かうタクシー内で、目黒区の会社員男性(48)に睡眠薬入りの栄養ドリンクを飲ませて宿泊施設で昏睡させた上、現金約5万円と自宅の鍵や腕時計など(約40万円相当)を奪い、男性宅に侵入して現金1万5000円を盗んだ疑い。 

「時事通信」2014年9月3日(水)12時43分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140903-00000061-jij-soci

9月14日(日)深大寺そば・・・ [日常(料理・食べ物)]

9月14日(日)   晴れ   東京  27.3度  湿度60%(15時)

12時、起床。
朝食はショコラクリーム・ホーンとコーヒー。
昨日の「日記」を書く。
シャワーを浴びて、髪と身体を洗う。

昼食は、家猫さんがお香典返しでもらってきた「深大寺そば」(島田製粉)。
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↑ 1束ずつ袋に入れて箱に入れて・・・、明らかに過剰包装。
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↑ 干麺の色を見て、もう期待はしない。
案の定、茹でても、お湯がまったく白くならない。
そば粉含有量は30%程度と判断。
袋の表示を見ると、ちゃんと「小麦粉、そば粉」の順(小麦粉の方が多いということ)で書いている。
正直な点はよろしい、と思ったのだが、後で調べてみたら・・・。
この会社、深大寺のそば店の多くにそば粉を卸している大手だが、2010年にそば粉としての基準を満たしていないのに、日本農林規格(JAS)法に基づくJASマークを不正に張ったそば粉を販売して摘発されていた(書類送検)。
まあ、調布名物「深大寺そば」のレベルは、一度食べに行ってよくわかっているので、驚かないけど。
http://junko-mitsuhashi.blog.so-net.ne.jp/2013-10-25
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↑ そばのレベルは、まあ「駅そば」並かな。
食べる物があるだけありがたいことなのだから、文句は言うまい(←もうさんざん言ってるにゃ)。
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↑ 付け合わせは、「東急ストア」で買ってきた天麩羅。

女優・歌手の山口淑子さんの訃報をブログに書く。
http://junko-mitsuhashi.blog.so-net.ne.jp/2014-09-14-3

夕食は、息子が旅行中なので家猫さんと2人。
お刺身(さんまとツブ)。
ツブ貝、美味。
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酢鰯。
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平茸と卵のお汁を作る。
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食後、1時間ほど眠る。
起き出して、NHKの韓国時代劇「太陽を抱く月(第10話)」を見る。
一応、歴史事実に基づく時代設定があった「イ・サン」(朝鮮王朝第22代国王正祖が主人公)、「トンイ」(同第19代粛宗の時代で第21代英祖の母が主人公)と違って、(朝鮮王朝ではあるが)まったく架空の王代の話。
日本にたとえると、徳川将軍家壊(いえちか)の時代という感じ。
なので、おかしな所はあっても、批判の仕様がない。
でも、いろいり勝手をやっている分、笑える。

夜中、後期の都留文科大学の講義レジュメを作る。
前期の講義レジュメの若干の手直しなので、たいした時間はかからないが、もうそういう時期なのだなぁと思う。

仕事(編集)関係のメールを2つ書いて送信。

お風呂に入って温まる。
就寝、3時