前の10件 | -
日向灘でM6.9、最大震度5弱 [地震・火山・地質]
1月13日(月・祝)
21時19分頃、震源地は日向灘、深さ30km、地震の規模はM6.9(6.4から修正)、最大震度5弱。
西日本の広域で有感。
宮崎県と高知県に津波注意報、発令。
宮崎港、日南市油津で20cmなど。
昨年8月8日の日向灘地震の余震。
21時19分頃、震源地は日向灘、深さ30km、地震の規模はM6.9(6.4から修正)、最大震度5弱。
西日本の広域で有感。
宮崎県と高知県に津波注意報、発令。
宮崎港、日南市油津で20cmなど。
昨年8月8日の日向灘地震の余震。
1月12日(日)論考の推敲 [お仕事(執筆)]
1月12日(日)
昨秋、書き終えていた「昭和戦前期、大阪における女装文化の展開 ―「釜ヶ崎」の男娼を中心に―」を推敲し、都市文化論的視点を少し(1200字ほど)加筆して15400字。
投稿誌(査読あり)に載せてもらえればうれしいが、駄目なら自分のブログにアップするので、どちらでもいい。
昨秋、書き終えていた「昭和戦前期、大阪における女装文化の展開 ―「釜ヶ崎」の男娼を中心に―」を推敲し、都市文化論的視点を少し(1200字ほど)加筆して15400字。
投稿誌(査読あり)に載せてもらえればうれしいが、駄目なら自分のブログにアップするので、どちらでもいい。
教室における非常事態 [お仕事(講義・講演)]
1月11日(土)
「法政大学ハンマー襲撃事件」みたいなことが起こったとき、その教室の担当教員に、学生の安全を守る責任はあるのか?という問い。
少なくとも、非常勤講師には責任はない。
そんな給料はもらっていない。
しかし、大学教員の端くれとして、受講生の安全はできるだけ守りたい。
10年前なら、素人が振り回すハンマーくらいは見切って、取り押さえられたと思う(一般的な大学教員とは「育ち」が違う)。
現在は、残念ながら身体が思うように動かない。
それでも、受講生が逃げる間の「盾」くらいにはなれるだろう。
「法政大学ハンマー襲撃事件」みたいなことが起こったとき、その教室の担当教員に、学生の安全を守る責任はあるのか?という問い。
少なくとも、非常勤講師には責任はない。
そんな給料はもらっていない。
しかし、大学教員の端くれとして、受講生の安全はできるだけ守りたい。
10年前なら、素人が振り回すハンマーくらいは見切って、取り押さえられたと思う(一般的な大学教員とは「育ち」が違う)。
現在は、残念ながら身体が思うように動かない。
それでも、受講生が逃げる間の「盾」くらいにはなれるだろう。
「プロフィール」の改訂 [お仕事(講義・講演)]
1月11日(土)
「プロフィール」の改訂作業。
これで470字。
---------------------------
三橋順子(みつはし じゅんこ)1955年、埼玉県秩父市生まれ。Trans-woman
【専門】ジェンダー&セクシュアリティの歴史研究。
【現職】明治大学文学部非常勤講師。
【著書】
『女装と日本人』(講談社現代新書、2008年)
『新宿「性なる街」の歴史地理』(朝日選書、2018年)
『歴史の中の多様な「性」ー日本とアジア 変幻するセクシュアリティ』(岩波書店、2022年)
『これからの時代を生き抜くためのジェンダー&セクシュアリティ論入門』(辰巳出版、2023年)。
【主な論文】
「女装秘密結社『富貴クラブ』の実像」(アジア遊学210『歴史のなかの異性装』(勉誠出版、2017年)
「トランスジェンダーと法」(『クィアと法 性規範の解放/開放のために 』日本評論社、2019年)
「LGBTと法律 ―日本における性別移行法をめぐる諸問題―」(『LGBTをめぐる法と社会』日本加除出版、2019年)
「ICD-11とトランスジェンダー」(『保健の科学』2020年4月号 杏林書院 2020年)
「「LGBT」史研究と史資料」(総合女性史学会編『ジェンダー分析で学ぶ 女性史入門』岩波書店、2021年)
「「唄子」を探して ―大阪における「女装バー」の成立と展開―」(『Antitled』2号、2023年)など
「プロフィール」の改訂作業。
これで470字。
---------------------------
三橋順子(みつはし じゅんこ)1955年、埼玉県秩父市生まれ。Trans-woman
【専門】ジェンダー&セクシュアリティの歴史研究。
【現職】明治大学文学部非常勤講師。
【著書】
『女装と日本人』(講談社現代新書、2008年)
『新宿「性なる街」の歴史地理』(朝日選書、2018年)
『歴史の中の多様な「性」ー日本とアジア 変幻するセクシュアリティ』(岩波書店、2022年)
『これからの時代を生き抜くためのジェンダー&セクシュアリティ論入門』(辰巳出版、2023年)。
【主な論文】
「女装秘密結社『富貴クラブ』の実像」(アジア遊学210『歴史のなかの異性装』(勉誠出版、2017年)
「トランスジェンダーと法」(『クィアと法 性規範の解放/開放のために 』日本評論社、2019年)
「LGBTと法律 ―日本における性別移行法をめぐる諸問題―」(『LGBTをめぐる法と社会』日本加除出版、2019年)
「ICD-11とトランスジェンダー」(『保健の科学』2020年4月号 杏林書院 2020年)
「「LGBT」史研究と史資料」(総合女性史学会編『ジェンダー分析で学ぶ 女性史入門』岩波書店、2021年)
「「唄子」を探して ―大阪における「女装バー」の成立と展開―」(『Antitled』2号、2023年)など
「薬」代、1日150円 [日常]
1月11日(土)
プレマリン(卵胞ホルモン剤)の個人輸入価格は、円安の進行で、現状1シート(0.625mg×28錠)が2100円。
1日2錠で150円。
1カ月で4500円。
1年間で54000円。
安くはないけど、体調維持費としては仕方がないかなと思う。
主治医のクリニックで薬を出してもらった方が安いけど、定期的に血を抜かれるし、なにより予約して通院するのが面倒。
もしも、ホルモン投与が健康保険適用になったら考えるけど、残念ながら見通しが立たない。
「薬」代 10シート280錠(140日分)
2021年1月 12757円
4月 13251円
7月 14747円
12月 15411円
2022年4月 17058円
8月 18166円
12月 18398円
2023年4月 17628円
8月 19166円
12月 19572円
2024年5月 21734円
10月 21201円
プレマリン(卵胞ホルモン剤)の個人輸入価格は、円安の進行で、現状1シート(0.625mg×28錠)が2100円。
1日2錠で150円。
1カ月で4500円。
1年間で54000円。
安くはないけど、体調維持費としては仕方がないかなと思う。
主治医のクリニックで薬を出してもらった方が安いけど、定期的に血を抜かれるし、なにより予約して通院するのが面倒。
もしも、ホルモン投与が健康保険適用になったら考えるけど、残念ながら見通しが立たない。
「薬」代 10シート280錠(140日分)
2021年1月 12757円
4月 13251円
7月 14747円
12月 15411円
2022年4月 17058円
8月 18166円
12月 18398円
2023年4月 17628円
8月 19166円
12月 19572円
2024年5月 21734円
10月 21201円
法政大学ハンマー襲撃事件 [事件・事故]
1月9日(金)
法政大学多摩キャンパス(東京都町田市)で、学生がハンマーを振り回して8人が怪我。
第1報を聞いて、てっきり男子学生が・・・と思ったら,女子学生が・・・、だって。
ごめんなさい、男子。
社会学部の授業中の犯行。
容疑者は社会学部の2年生。
ハンマーを持って授業中の教室に入ってきて、受講生の頭を次々に殴っていったらしい。
特定の学生を狙ったのではなく、ほぼ無差別的な襲撃。
容疑者、かなりメンタルに問題があると思う。
大学という施設は、外部からの侵入・襲撃に対しては不十分ながらも(警備の職員さんを要所に配したりして)意識はあるが、内部(学生)による襲撃は、ほとんど想定していない。
そういう意味で、今回の法政大学の事件は、大学関係者には衝撃だと思う。
アメリカだったら、銃撃で死者多数になるようなケース。
日本でも、ナイフを使われたら死者が出てもおかしくない。
大昔の学生運動の内ゲバでも、だいたいゲバ棒(角材)だった。
大学という場で殺傷力が高いものを使われたら、対処のしようがない。
法政大学多摩キャンパス(東京都町田市)で、学生がハンマーを振り回して8人が怪我。
第1報を聞いて、てっきり男子学生が・・・と思ったら,女子学生が・・・、だって。
ごめんなさい、男子。
社会学部の授業中の犯行。
容疑者は社会学部の2年生。
ハンマーを持って授業中の教室に入ってきて、受講生の頭を次々に殴っていったらしい。
特定の学生を狙ったのではなく、ほぼ無差別的な襲撃。
容疑者、かなりメンタルに問題があると思う。
大学という施設は、外部からの侵入・襲撃に対しては不十分ながらも(警備の職員さんを要所に配したりして)意識はあるが、内部(学生)による襲撃は、ほとんど想定していない。
そういう意味で、今回の法政大学の事件は、大学関係者には衝撃だと思う。
アメリカだったら、銃撃で死者多数になるようなケース。
日本でも、ナイフを使われたら死者が出てもおかしくない。
大昔の学生運動の内ゲバでも、だいたいゲバ棒(角材)だった。
大学という場で殺傷力が高いものを使われたら、対処のしようがない。
「What is "Seibetsu" 」 [お仕事(講義・講演)]
1月9日(金)
「「性別」とは何か?」というややこしい話をするのに「英文タイトルを記せ」と言われる。
機械翻訳では「What is "Gender" 」となる。
性別=Genderではない(性別=Sexでもない)という話をするのに、それでは意味がない。
少し考えて「What is "Seibetsu" 」にした。
「性別」は「Sex」の翻訳語で、明治時代に普及する近代語だが、それを英訳するとSexに戻るかというと、そんな単純な話ではない、という話をするつもり。
「「性別」とは何か?」というややこしい話をするのに「英文タイトルを記せ」と言われる。
機械翻訳では「What is "Gender" 」となる。
性別=Genderではない(性別=Sexでもない)という話をするのに、それでは意味がない。
少し考えて「What is "Seibetsu" 」にした。
「性別」は「Sex」の翻訳語で、明治時代に普及する近代語だが、それを英訳するとSexに戻るかというと、そんな単純な話ではない、という話をするつもり。
「日本精神神経学界」シンポジウム報告の抄録を登録 [お仕事(講義・講演)]
1月9日(金)
6月の日本精神神経学会(神戸)のシンポジウム報告の抄録を登録。
ああ、面倒くさかった。
何で半年前に? まだ日程も決まっていないのに、と思ったら、査読があるとのこと。
「GI学会」でも一般演題は「審査」があるが「査読」ではない。
シンポジウム報告で「査読」というのは厳しいと思う。
で、私の報告、だれが査読するのだろう?
6月の日本精神神経学会(神戸)のシンポジウム報告の抄録を登録。
ああ、面倒くさかった。
何で半年前に? まだ日程も決まっていないのに、と思ったら、査読があるとのこと。
「GI学会」でも一般演題は「審査」があるが「査読」ではない。
シンポジウム報告で「査読」というのは厳しいと思う。
で、私の報告、だれが査読するのだろう?
「花魁道中」の様式はいつできた? [性社会史研究(遊廓・赤線・街娼)]
1月9日(木)
現在、「花魁道中」ということになっている様式、つまり、錫杖を持った男衆が扇動、妓楼の屋号の提灯、花魁の名の提灯、禿(かむろ)、外八文字を踏む花魁、振袖新造、番頭新造。遣り手、と続く行列、実は江戸~明治時代の史料では確認できない。
江戸時代の花魁は、禿や振袖新造を連れているが、もっと大仰でなく歩いている。
↑ 歌川豊國「吉原大門内花魁道中図」(1795年)
それと、明治中期には花魁道中の「古式」(江戸時代の様式)が分からなくなっていたという話も伝わっている。
「御一新」から30年、幕末の状況を知っている人は、まだ存命だったはずだ。
なのに「分からなくなっていた」のは、そもそも花魁道中の「古式」など存在しなかったのではないか?という疑いを抱く。
ということで、現在「花魁道中」とされている様式は、大正3年(1914)の新吉原復興記念の「花魁道中」イベントの際に作られたものなのではないか?と私は推測している。
↑ 大正3年、新吉原復興記念「花魁道中」角海老楼・左々浪
その際、歌舞伎の「花魁道中」の演出、たとえば「助六」の揚巻花魁の場面などが影響していると思われる。
というような話を、研究者の方(加藤晴美さん:東京家政学院大学准教授)と意見交換できたのが、今日の収穫だった。
現在、「花魁道中」ということになっている様式、つまり、錫杖を持った男衆が扇動、妓楼の屋号の提灯、花魁の名の提灯、禿(かむろ)、外八文字を踏む花魁、振袖新造、番頭新造。遣り手、と続く行列、実は江戸~明治時代の史料では確認できない。
江戸時代の花魁は、禿や振袖新造を連れているが、もっと大仰でなく歩いている。
↑ 歌川豊國「吉原大門内花魁道中図」(1795年)
それと、明治中期には花魁道中の「古式」(江戸時代の様式)が分からなくなっていたという話も伝わっている。
「御一新」から30年、幕末の状況を知っている人は、まだ存命だったはずだ。
なのに「分からなくなっていた」のは、そもそも花魁道中の「古式」など存在しなかったのではないか?という疑いを抱く。
ということで、現在「花魁道中」とされている様式は、大正3年(1914)の新吉原復興記念の「花魁道中」イベントの際に作られたものなのではないか?と私は推測している。
↑ 大正3年、新吉原復興記念「花魁道中」角海老楼・左々浪
その際、歌舞伎の「花魁道中」の演出、たとえば「助六」の揚巻花魁の場面などが影響していると思われる。
というような話を、研究者の方(加藤晴美さん:東京家政学院大学准教授)と意見交換できたのが、今日の収穫だった。
前の10件 | -