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韓国ソウル市の合計特殊出生率0.58 [現代の性(一般)]

2月27日(土)

韓国ソウル市の2020年第4四半期の合計特殊出生率が0.58を記録したとのこと。
世界中の国・都市がかって経験したことのない水準(振り返れば、バチカン市国)。

都市が消滅に向かう壮大な「社会実験」という評価もあるようだ。

直接的には「コロナ禍」の影響だが、その影響がなかった2019年ですら、0.72なのだから、もっと根本的な社会構造の問題だろう。
指摘されているのは、男性の結婚難、住宅費(マンション)の高騰などで、政策的な問題があるようだ。

ちなみに、東京都の2019年の合計特殊出生率は、1.15だった。

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「慰安婦」問題に触れたくない理由 [現代の性(一般)]

2月26日(金)

2日前の『夕刊フジ』の1面。
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あまりにすごい見出しで、何事かと思った。

ハーバード大学のラムザイヤー教授の、日本軍の「戦地慰安所」が近代公娼制の戦地版であるという見解は、基本的には正しい(例外はある)。

しかし、そもそも近代公娼制そのものが、人権蹂躙・女性搾取の極悪システムなのだから、まったくなんの「免罪」にもならないのだよ。

私は、一応、セクシュアリティの歴史、とくに買売春の歴史を専門にする研究者なので、「慰安婦」問題にも関心はあるし、主な文献には目を通している。

ただし「慰安婦」問題は、歴史事実としてよりも、日韓の政治的な問題として扱われることが多く、史料に基づく実証的な研究が軽視される傾向がある。

これは、今回のような右翼からの発言でも、逆の韓国側とそれを支援する左翼からの発言でも同様。
SNSで「慰安婦」問題に触れると、すぐにどちら側からの反発が来る。
反論ではなく、情緒的・政治的な反発が。

だから、触れたくない。
大学の講義ではきちんと自分の見解は述べるけど。
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1月17日(日)映画「凍蝶圖鑑」と大黒堂ミロさんのトークライブ [現代の性(一般)]

1月17日(日)  曇り  東京  8.0度  湿度49%(15時)

10時、起床。
朝食はアップルパイとコーヒー。
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12時20分、家を出る。
昼食は、自宅最寄り駅構内の「タリーズ」で。
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東急東横線で代官山駅に移動。

14時、代官山「アマランスラウンジ」で映画「凍蝶圖鑑(いてちょうずかん)」(田中幸夫監督、2016年)を鑑賞。
大黒堂ミロさん、姫野あずみさん、倉田めばさんら、知人が多数出演。

撮影は「LGBTブーム」になる前の2010年代前半。
ゲイやトランスジェンダーと「変態」(各種のフェティシズム、SM、身体改造etc)の距離が今よりずっと近かった時代の、しかも大阪のセクシュアリティ文化&アートの貴重な記録。

同時に現代の「LGBTブーム」に欠けている要素(文化&アート)を逆照射する。

上映の後、伊豆大島から来訪の大黒堂ミロさんのトークライブ。
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ミロさんを知ったのは、1996年、大阪でカテゴリーにこだわらないBar「ミックスルーム」を開店した時。

当時は「大阪の人はすいぶん思い切ったことするなぁ」と思ったが、2000年代の「変態の主張」とともに、まさに時代の先端だった。

ご本人も「流行と関係なく、やりたいことをやってきた」と言っていたように、時代の主流からすると、先を行きすぎていて周縁的のように思えるが、実は先鋭的で、その歩みは、もっと評価されるべきだと思う。
(誰か、ちゃんとロングインタビューをとって、お持ちの資料を保全・アーカイブ化すべき)

それにしても、ミロさんを知って25年(四半世紀)。
お互い髪が白くなるはずだ。
コロナがおさまったら、伊豆大島に遊びに行きたいな。

代官山のお正月飾り。
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17時半、自宅最寄り駅前の「ドトール」で休憩。
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18時半、帰宅。

夕食は、麻婆豆腐(残り)。
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夜中、都留文科大学のリアクション・コメントを読む。

就寝、3時半。

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毎日新聞「大学ミスコンは今」 [現代の性(一般)]

12月9日(水)

『毎日新聞』藤沢美由紀記者の「大学ミスコン」についての連載記事。

5~6年前、ミスコンがない明治大学のアナウンサー志望の受講生が講義の後でやってきて「(ミスコンがある)他大学に比べて、肩書(ミス〇〇など)がないのは、就職試験でとても不利なんです」と言ってきたことがあった。

実際、「これだけ関連性がある」というリストを見せてもらい、 「大学ミスコンは女子アナウンサーの登竜門なんです。なのに明大にないのは、就職機会の不平等です」という主張には、それなりの説得力があった。

さらに、聴いたところでは、 ミスコンの評価基準とアナウンサー採用基準がかなり似ていると感じた。

私は、「商業ミスコン」については擁護論者だが、同時に、大学でミスコンを開催する必要性については懐疑的だ。

彼女にもその旨を説明したが、「機会均等に反する」「就労における不平等」と訴える学生に、その返答をするのが辛かった。

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大学ミスコンは今
女子アナへの近道、人気呼ぶ 大人社会が求める「美」

今年も各地の大学で開催されてきたミスコンテスト。活動する舞台が近年、ネット交流サービス(SNS)上にも広がり、出場者たちはやりがいと同時に精神的な負担も抱える。それでもグランプリを争うファイナリストとして活動すれば、それまでとは比較にならないほど知名度や発信力が増し、テレビ業界や芸能界など華やかな場に近づく可能性も生まれる。多くの学生たちが出場する本音に迫った。【藤沢美由紀、五味香織/統合デジタル取材センター】

「ミスコンでしかできない経験がある」
くっきりとした顔立ちと柔らかい雰囲気。数年前にミス東大コンテストのファイナリストとなった女子学生は「テレビ出演や雑誌の取材など、出場しなければできない経験が多く、楽しかった」と振り返る。

コンテストの期間中、動画配信やSNSでの活動は自分で無理のない範囲にとどめたが、それでもコンテスト終了時のツイッターのフォロワー数は1万人近くになった。ファイナリストの存在は、大学ミスコンを通して多くの人に知られ、発信力は格段に大きくなる。

見た目を評価対象にするミスコンに対する批判があることは理解しているが、「大学生全員に容姿で順位をつけるべきではないと思うけれど、勉強だって順位がつく。容姿やアピールのうまい人が評価される場と分かって出場している」と話す。

出場は「見つけてもらえる」チャンス
大学ミスコンが世間の注目を集めるようになったのは2000年代半ばだ。ミス慶応だった中野美奈子さんや青木裕子さんをはじめ、ミスコン出身者が民放キー局のアナウンサーとして存在感を発揮するようになった。その結果、大学ミスコンは「女子アナウンサーの登竜門」と位置づけられ、アナウンサーを目指す女子学生が多く出場するようになった。高校生が進学先を選ぶ時、より知名度の高いミスコンを開催する大学を優先するケースも出てきたという。首都圏で注目度が高いベスト4とされてきたのは、慶応、上智、立教、青山学院の4大学だ。

「ミスキャンパス評論家」として多くの大学ミスコンを見てきた霜田明寛(しもだ・あきひろ)さん(35)によると、ファイナリストは、テレビ局にとって「青田買い」の対象になりやすい。「アナウンサーの採用は総合的な判断で決まるけれど、応募書類に占める写真の割合が大きいことからも、まず見た目が重視されるのは明らか。ファイナリストに選ばれた学生は、見た目がよいと客観的に評価されているとも言えるのです」

ファイナリストを対象にしたアナウンスセミナーが開催されたり、コンテストの賞品としてテレビ局主催のアナウンススクールに通う権利が与えられたりすることもある。霜田さんは「ファイナリストになることは、『見つけてもらいやすくなる』こと。アナウンサーやタレントを目指す学生にとってチャンスにつながる」と指摘する。

霜田さんは就職セミナーを主催し、テレビ局などを志望する学生の後押しもしている。近年はミスコンへの批判が強まり、開催中止や選考基準の変更を打ち出す大学もあるが、「例えばアナウンサーの採用試験で見た目を重視する評価基準が変わらなければ、ミスコンだけが美を競うことをやめても意味がないのではないか。社会が変わらなければ、本質的な変化にはならないと思います」と語る。

11月初めに発売された雑誌「週刊プレイボーイ」(集英社)に、こんな見出しとともに8ページにわたる大学ミスコンのグラビア特集が掲載された。毎年恒例の企画で、各地で大学祭がピークを迎える前の時期に、主な大学のファイナリストを紹介している。今年は東大や慶応大、立教大など7校の約40人が読者に笑顔を向け、写真とともに出身高校や好きな大学の授業などの情報も添えた。

編集部の菅沼慶さん(47)は、約20年前に特集を発案して以来毎年、担当編集者を続けてきた。企画を提案した当時、大学ミスコンの記事はグランプリを獲得した学生のインタビュー記事を掲載する程度で、大きな扱いではなかった。そこで、菅沼さんは「学生にとってもメリットのある企画にできれば」と、選考前に多くのファイナリストを紹介することを思いついた。

週刊プレイボーイは、水着をはじめ露出度の高い女性の写真を掲載することが多いが、特集で掲載する写真はあえて性的な部分を強調しない。「ファイナリストの両親が見ても恥ずかしくないもの」を意識している。企画は毎年好評で、バックナンバーの希望も寄せられるほど。芸能事務所から、登場した学生を名指しして「芸能活動に関心はないか」などと問い合わせが来ることも少なくない。他の週刊誌なども特集を組むようになった。

変化するファイナリスト
菅沼さんが特集を掲載してきた約20年間で、ミスコンのあり方だけでなく、ファイナリストの姿も変化してきたという。

テレビの視聴者が減ったとはいえ、女子アナウンサーは華やかな存在として今も人気が高い。官僚や弁護士など堅い職業を希望する声が強かった東大ミスコンのファイナリストの間でも、最近は女子アナウンサーを望む声が多い。今年の特集に掲載した各大学のファイナリストのうち半数以上が、アナウンサーを希望する仕事の一つに挙げたという。

一方で、気軽な動機で参加する学生も少なくない。昨年、首都圏の有名大学でファイナリストになった女子学生は、「刺激を与え合える良い出会いがあるんじゃないかと思って出場した」と語る。ツイッターに自分の趣味について投稿し、同じ趣味の人たちから多くの反響があった。「学外の人や大人とも接点ができ、社会勉強ができた」と話す。

菅沼さんも「ミスコンをきっかけに、アルバイトをする感覚で在学中だけタレント活動をしようという学生もいます」と語る。

近年は、ファイナリストに選ばれてから大学祭の本番当日までの数カ月間で、SNSを通した発信やイベント参加などに追われる。菅沼さんはそうした対外的活動による「弊害」を指摘する。「活動を通してスポンサー企業の社員など大人との接点ができる。派手な生活に触れることで、学生らしい天真らんまんさが失われてしまう面がある」

選考過程も含め、きらびやかな世界ではあるが、最後にグランプリに選ばれるのはたった一人で、あとは「敗者」になる。有名大学のファイナリストは、高校までは成績が校内でトップクラスだった優等生が多く、ミスコンでグランプリに選ばれないことで、プライドを傷つけられるケースも少なくない。菅沼さんは言う。「注目されるイベントだけに、参加者の挫折感も大きくなる。目立つことでいろいろな誘惑を受け、場合によっては人生を左右しかねない。気軽に出場して、つらい思いをするリスクを背負うことが、学生たちにとっていいのかどうか」

『毎日新聞』2020年12月9日 15時00分(最終更新 12月9日 16時39分)
https://mainichi.jp/articles/20201208/k00/00m/040/241000c?fbclid=IwAR0bck_a68kqwFh0xw67sdTNiiODx1lspiRkIJT8dyAL1houCV7tkd5DxTk
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結婚や異性と交際していない人増加 女性は20年で1.5倍に [現代の性(一般)]

11月15日(日)

データ、講義で使う。

結婚や異性との交際をしていないという人の割合
   1992年 → 2015年
男性 40.3% → 50.8%(+10.5ポイント)
女性 27.4% → 40.7%(+13.4ポイント)

18歳~39歳の男女のうち、「異性との交際を望んでいない」という人の割合
2015年 男性25.1%、女性21.4%
収入が低い人や正規雇用ではない人などの間で、交際を望まない傾向が強い。

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結婚や異性と交際していない人増加 女性は20年で1.5倍に

日本人の若い男女のうち、結婚や異性との交際をしていない人の割合が、この20年余りの間に増え続けていて、特に女性では、およそ1.5倍に増えているという分析結果を東京大学のグループが発表しました。

これは、東京大学大学院医学系研究科の坂元晴香特任研究員のグループが発表しました。

グループでは、国の「出生動向基本調査」や国勢調査などをもとに、1992年から2015年までの20年余りの期間で、18歳から39歳の男女の結婚や交際に対する意識がどう変化したかを分析しました。

その結果、結婚や異性との交際をしていないという人の割合は年々、増加していて、1992年と2015年を比較すると、男性は40.3%から50.8%と10ポイント以上増え、女性では27.4%から40.7%とおよそ1.5倍に増えていました。

また、18歳から39歳までの男女のうち、「異性との交際を望んでいない」という人の割合は2015年の時点で、男性が25.1%、女性が21.4%となり、収入が低い人や正規雇用ではない人などの間で、交際を望まない傾向が強かったということです。

坂元特任研究員は「恋愛する、しないは個人の問題だが、もし、経済的な理由などで恋愛を諦めているのであれば、若い人の特性として片づけるのではなく、収入や雇用の環境を改善するなど、対策を検討する必要があるのではないか」と話しています。

「NHKニュース」2020年11月14日 15時59分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201114/k10012712031000.html?fbclid=IwAR35jbC88MdNwqauzQMxaOAE_RUkZmrJfwwCI9vju1gJoVyfaTquTkHlkNs
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「アツギ」の「ラブタイツ」CM問題 [現代の性(一般)]

11月3日(火・祝)

今回の「ラブタイツ」のような薄目の黒タイツや網タイツに対するフェティシズム的な性的嗜好は、一部の男性には強くある。
アツギ{ラブタイツ)CM1.png

そうした男性にとっては、タイツやストッキングは、性的興奮を喚起する性的アイテムなのだが、ほとんどの場合、自分で着用することはなく、着用している女性に性的視線を注ぐことが多い。

中には、自分好みのタイツやストッキングを買って女性にプレゼントして履いてもらい、それを愛でる男性もいるが、そこまでする男性はきわめて少ない。

つまり、いくら性的な要素があっても、男性は買わないということ。

男性目線のCMを作っても、販売促進効果はほとんどない。
まあ、中には、「ラブタイツ」を買って、男性の性的視線を集め、関心を買おうという女性もいるだろう。

そうした戦術を私は否定しないが、それより、タイツが性的アイテムとして扱われることに忌避感。嫌悪感を抱く女性の方がずっと多いと思う。

つまり、販売効果は差し引きマイナスということになる。

企業の広報戦略としては、明らかに賢くないと思う。
どうしてこういう企画が会議を通ってしまうのか、不思議だ。
意識決定の段階に女性がいないのか?と思ってしまう。
もしくは、意思決定の責任者が強烈なタイツフェチとか・・・。

「アツギが「性的消費」と炎上。タイツを履いた女性のイラストで商品をPR」
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5fa09fdec5b686950031a146?fbclid=IwAR1zPtCLddFnVYIto5QOQ23HnY7eIDe2UHzjcQ-sLPgobkL2GO9XY6NzgY8
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子宮移植、議論大詰め 国内実施の是非、報告へ [現代の性(一般)]

10月29日(木)

う~ん、お医者さんはどうしても子宮移植手術をやりたいみたいだ。
GID特例法で子宮摘出に誘導しておいて、その子宮を移植に使うようなケースが想定されているとしたら、医療倫理的にかなり問題がある。

少なくとも拙速に実施することには反対。

たとえ、当事者が「いらないからと言ったとしても、医療者が「あっ、いらないなら、もらいますねぇ」みたいなお手軽な感じでやってよいものなのか?

人の身体、とりわけ生殖の問題はもっと慎重であるべきなのではないか、古い人間なので、どうしても考えてしまう。

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子宮移植、議論大詰め 国内実施の是非、報告へ 日本医学会

子宮が生まれつきなかったり、がんなどで失ったりした女性が出産できるようにする子宮移植を国内で実施するかどうかの議論が大詰めを迎えている。日本医学会の検討委員会が28日開かれ、近く報告書をまとめることになった。子宮移植は妊娠、出産の目的のために健康な第三者から子宮を移植することになるため、倫理面などで課題を指摘する声もある。

国内では慶応大の木須伊織・特任助教らのグループが子宮移植の計画を立てている。卵子をつくる卵巣はあるが、生まれつき子宮や膣(ちつ)がない「ロキタンスキー症候群」の女性5人に実施し、安全性や有効性を評価する。子宮の提供者は、母親や姉妹を想定。2018年に計画案を日本産科婦人科学会と日本移植学会に提出した後、国内最大の医学組織、日本医学会が引き取って、19年から検討委員会が当事者へのヒアリングなどを重ねてきた。

ロキタンスキー症候群の女性は、4500人に1人ほどの割合で生まれてくる。将来的には、子宮筋腫やがんで子宮を摘出した人なども対象となる可能性もある。国内で子宮がない女性は20~40代だけで推計で約6万~7万人いる。

子宮がない女性が自身の卵子で子どもを持ちたいと思った場合、海外では代理出産という方法もある。しかし、国内では日本産科婦人科学会が認めていない。

国内で子宮移植の実施例はないが、海外では2000年以降、母親や姉妹、亡くなった人から提供された子宮の移植が試みられ、スウェーデンのグループが14年に初めて出産に成功。米国やチェコ、中国など10カ国以上で40人近い赤ちゃんの出生が報告されている。移植を受けた人のほとんどはロキタンスキー症候群だが、子宮がんなどの人もいる。

子宮移植では、移植後1年ほど様子をみて、子宮に受精卵を入れる。受精卵は事前に採った卵子を体外受精させ、出産は帝王切開になる。移植した子宮への拒絶反応を抑える免疫抑制剤が必要になるが、長期間使うとがんなどのリスクがあり、出産が終われば子宮を摘出する。出産までに約2千万円かかるとの試算もある。

親族などの健康な人から子宮を摘出するには高度な技術が求められる。手術は10時間を超えることもあり、命を失うリスクも伴う。海外では亡くなった人の子宮を用いた例もあるが、国内では臓器移植法で認められていない。移植を受ける人も手術のリスクがあり、妊娠、出産できる保証はない。また、免疫抑制剤の胎児への影響など、安全面でも不明な点はまだ多い。(市野塊、後藤一也)

◆キーワード
<子宮移植と代理出産> 子宮移植は第三者の子宮を移植したうえで、カップルの受精卵を使って妊娠、出産をめざす。子宮がない女性でも自分の体で出産できる。一方、健康な第三者に子宮摘出のリスクを負わせることになる。代理出産はカップルの受精卵を使って、第三者の女性に出産してもらう。子どもと遺伝的なつながりを持てるが、法律上、親子関係が複雑になる。出産のリスクを第三者に負わせることへの批判もある。国内では認められていないため、海外で実施する例が多い。

『朝日新聞』2020年10月29日 5時00分
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14675657.html?fbclid=IwAR26Js0BLQEG1PVrhgj17mybnP07Ef2UQpOPWDWiI-DhS06fi9NpBJDeoB0

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選手の人権か、競技の公平性か [現代の性(一般)]

9月9日(水)

選手個人の人権を重視するか、女子競技全体の公平性を重視するか、とても難しい問題。

そもそもの話、競技スポーツで絶対的な「公平」はない。
身体特性にはいろいろな差がある。
たとえば、走高跳では背の高い選手が有利だ。走り幅跳びや三段跳びでは足の長い(歩幅が広い)選手が有利だろう)。

結局は、どこで線を引くかの相対的な問題になる。
もう少し実態的に言えば同じ競技をしている選手同士が「許容できる範囲」「『あいつはズルい(アンフェアーだ)』と言わない範囲」ということで、とてもあいまいなものなのだと思う。。

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男性ホルモン値 先天的に高い陸上女子の出場制限 問題なし

男性ホルモンの値が先天的に高い女子選手が国際大会に出場することを制限する陸上の国際競技団体の規定が差別に当たるとして南アフリカのキャスター・セメンヤ選手が撤回を求めていた問題で、スイスの連邦最高裁判所は8日、規定に問題はないとする裁定を発表し、セメンヤ選手の敗訴が確定しました。

陸上の国際競技団体、世界陸連は男性ホルモンの一種、「テストステロン」が競技力の向上につながるとして、この値が先天的に高い女子選手に対して薬の服用などで一定の値まで下げなければ400メートルから1マイルの種目で国際大会に出場できないとする規定を設けています。

これに対してリオデジャネイロオリンピック陸上女子800メートルの金メダリストでテストステロンの値が生まれつき高いセメンヤ選手は規定は差別に当たるなどとしてスポーツ仲裁裁判所に異議申し立てを行いましたが訴えを退けられ、その後スイスの連邦最高裁判所に規定の無効を求める訴えを起こしていました。

連邦最高裁判所は8日、裁定を発表し、世界陸連の新たな規定は公共の秩序に反することはないなどとしてセメンヤ選手の訴えを退け、敗訴が確定しました。

この結果、セメンヤ選手は来年の東京オリンピックでは、値を薬の服用などで下げないかぎり800メートルには出場できないことになります。

今回の裁定についてセメンヤ選手は代理人を通じて「とても失望している。世界陸連が私に薬を投与したり私が私であることをやめさせることを拒否する」などとコメントしています。

「NHKニュース」2020年9月9日 19時01分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200909/k10012609521000.html?fbclid=IwAR2mxjyKP8TPRHJnMXXKGQXTCU6fgQHyzXnFKp8Dqk2LbUVBCde4jVW2WdI


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「新男色経済」 [現代の性(一般)]

8月7日(金)

中国人留学生のレポートで「新男色経済」という言葉を知った。

男性、とりわけ男性アイドルを消費する経済で、消費する主体は主に女性であることに特徴がある。
旧来の男色が、男性主体で男性(日本の場合は少年)を消費する形態であったのに対し、女性が主体であることが「新男色」とのこと。

「新男色」の消費ポイントは、美男子(二枚目)、剛毅、壮健などの従来の「男らしさ」に加えて、優美、柔和という要素も認めれる。

なるほど、近年の状況をよくとらえている言葉(概念)だ。
でも、日本語として定着するのは難しいかも。
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上智大学の「ミスコン」廃止、新たなコンテスト開催へ [現代の性(一般)]

7月22日(水)

“女性アナウンサーの登竜門”として有名な上智大学が「ミスコン」廃止し、新たなコンテスト開催へ。
上智大学のミスコンが廃止され、2020年から新たなコンテストが開催される,とのこと。
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【これまで】
・上智大学の学祭で開催されるミスコン「ミスソフィア」は、1980年代から続くコンテスト
・これまで、河野景子さん(元フジテレビアナウンサー)、大橋未歩さん(元テレビ東京アナウンサー)、杉浦友紀さん(NHKアナウンサー)ら数多くの女性アナウンサーを輩出
・ミスコンをめぐっては、女性が容姿に基づいて「順位づけ」されている、女性を「商品化」しており、性の搾取である。人を見た目や身体的特徴だけで評価したり、差別したりする「ルッキズム(外見至上主義)を助長しているとして、長く批判もされてきた。

(今回の改革)
・性別を問わず募集し、「女性」と「男性」の性差を強調しないよう、ウェディングドレスの着用なども取りやめる
・候補者が「容姿」だけで評価されることをできる限り避けるため、新たな審査基準を設ける。
①SDGs部門(インフルエンサーとしての、社会的な影響力をアピールする。候補者は自分で選んだSDGsのアジェンダに関わる活動を行い、その発信をSNSなどで行う)
②スピーチ部門
③自己PR部門
3つの部門ごとに候補者を審査し、固定ポイント制で合計点が最も高かった候補者がグランプリに選ばれる。

「上智大学の「ミスコン」廃止、新たなコンテスト開催へ。ジェンダーやルッキズムの問題とどう向き合うか…学生たちの葛藤」
「HUFF POST」020年07月21日 13時21分 JST
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5f0fc6bdc5b619afc3fcf99b?ncid=fcbklnkjphpmg00000001&fbclid=IwAR0WMxlNmr8D4jKIUI_ee7FPdx8u2-8i1rGMekTVke2MC8M69hSmD2ozJBM
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5年ほど前、明治大学「ジェンダー論」の講義の後、女子学生がやってきて、「なんとかミスコンを復活させたいので、ご協力を」と頼まれた。

「女子アナを目指すのに、ミスコンがある他大学に比べて明治は大きな不利」なのだそうだ。
私は、「『ミスユニバース』のような私的な団体がミスコンを企画・実施して、それに女性が自由意思で参加することは否定しませんが、大学でミスコンを行う必要があるとは思えないので」と自分の考えを説明して、協力はお断りした。

そのとき印象的だったのは、ミスコンを否定し開催を許可しないフェミニズム的な教授に対して「自分たちの進路を妨害する守旧的な考えの人たち」という認識をもっていることだった。
(「三橋先生は、そういう人たちとは違うと思ったので、お願いに来ました」と言っていた)
「溝は深いなぁ」と、溜息が出る思いだった。

ちなみに明治大学には、「ミスコン禁止」の代替として「明治ガールズコレクション」という学生イベントがあるが、それも2018年度に改革されたようだ。
明治ガールズコレクション2018.jpeg
「明大祭『明治ガールズコレクション』がリニューアル 『M-mode'18』に6人出演
「下北沢経済新聞」2018.11.09
https://shimokita.keizai.biz/headline/2745/

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