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AVの違法化をめぐって [現代の性(一般)]

5月15日(日)

日本の現行法で、違法とされている性交は「対償を受け、又は受ける約束で、不特定の相手方と性交すること」(「売春防止法」第2条)だけ。

ちなみに、ここで言う「性交」とは、女性のヴァギナと男性のペニスの結合に限定される。

他の性交はすべて基本的に違法ではないし、犯罪でもない。

性交の場面を撮影し、有償で頒布することも、性器そのものが描写されていない限り、違法ではない。
(もちろん、性交行為者と撮影者の間に合意があることは当然だが)

それを違法化しようとするのは、刑法の枠組みに関わることで、簡単なことではない。
少なくとも、短期間で法案化された議員立法でできることではない。

なぜ、そんなことがわからないのだろう?
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AV対策法をめぐる議論 [現代の性(一般)]

5月13日(金)

「AV対策法」に対する「AV出演対策委員会」の声明、「犯罪フィクション」の中に、どう考えても犯罪でないものがいくつも含まれている。
AV法.jpg
https://childrenrightsnews.blogspot.com/2022/04/blog-post.html?spref=tw

「肛門挿入」禁止って、「鶏姦律」(明治6年=1873)か?
「ナンパ」が犯罪? どの法律に触れるのだろう?
3P、4Pも同様。条文、教えてほしい。
スワッピングが「犯罪フィクション」の根拠、「姦通罪」しか思いつかないのだが、これって現行法だっけ?

AV出演者の安全確保・リスク軽減は重要だが、それは制作側と出演者の合意に基づく契約の厳守でなされるべきことであり、犯罪でもないコンテンツを法律で禁止するのは明らかに行き過ぎだ。

犯罪でない行為を法的に禁止するような、おかしな表現規制が入るくらいなら、(十全とは言えないが)6党合意案が成立した方が、よほどマシ。

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AV対策法、与野党素案取りまとめ 出演契約の無条件解除など

アダルトビデオ(AV)の出演被害防止を目指す与野党6党は13日、国会内で会合を開き、「AV出演被害防止・救済法案」の素案を取りまとめた。今国会中の成立を目指す。年齢・性別を問わず、AV公表後1年間(法施行後2年間に限り2年間)は無条件に契約を解除できるなどとする内容で、契約の不実告知には3年以下の懲役刑も盛り込んだ。

6党は自民、公明両党のほか立憲民主党、日本維新の会、国民民主党、共産党。自民の宮崎政久氏は会合後、記者団に「画期的な内容だ。被害者の苦しい声、真摯(しんし)に活動する支援者の声を受け止めた法案だ」と述べた。今後、各党が党内手続きを進めたうえで6月15日の今会期末までの提出・成立を目指す。

『毎日新聞』 2022/5/13 20:56(最終更新 5/13 20:56)
https://mainichi.jp/articles/20220513/k00/00m/010/263000c
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生活の困窮による路上売春女性の増加 [現代の性(一般)]

3月月31日(木)

生活の困窮による路上売春女性の増加を伝えるNHKニュース。

新宿歌舞伎町の場合、日本人に限れば、00年代になって携帯電話を使い喫茶店などで客待ちする形態に移行し、路上での客待ちはほとんど姿を消したはず。

それが復活しているということは、喫茶店のコーヒー代すら払いたくないほど困窮度が高いということか。
社会的な関心が薄いのも問題。

【追記】ある方の教示によりと、このエリアに立つ女性が目立つようになったのは「10年代後半くらいから」とのこと。
一度、ほとんど消えて、復活してしまったというところに、日本社会の問題(階層分化をともなう貧困化)があると思う。

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コロナ禍で生活困窮女性の売春増 警視庁が支援担当者配置へ

新型コロナウイルスの影響で生活に困窮した女性が都内の繁華街で売春を行うケースが増えたことなどを受けて、警視庁は取締まりとは別に、来月から検挙された女性を対象に自治体の相談窓口に同行するなどの支援を専門に行う担当者を配置することになりました。

警視庁によりますと、新宿や池袋などの繁華街では初めての緊急事態宣言から半年ほどがたったおととしの秋以降、路上で売春を目的に客待ちをする女性が急増しました。

売春防止法で禁止されているため取締まりの対象になりますが、生活の困窮などを理由に、検挙された後も再び路上に立つ女性が後を絶たないのが現状だということです。

こうした中、警視庁は取締まりとは別に、来月から検挙された女性の支援を専門に行う担当者を保安課に新たに配置することになりました。

具体的には本人の生活状況や希望などを聞き取ったうえで担当者が自治体の相談窓口に同行し、仕事や住まいなど生活の立て直しをサポートするということです。

検挙された女性の中には生活保護などの制度を知らなかったり、支援を受けることをためらったりする人も多いということで、警視庁は取締まりと合わせて相談窓口に確実につなぐことで売春を防ぎたいとしています。

警視庁によりますと、警察が売春を行う女性の支援に特化したポストを設けるのは全国で初めてだということです。

急増する売春 取締まりの様子を取材
NHKは今月22日、警視庁が東京・新宿歌舞伎町で行った取締まりの様子を取材しました。

この日は、東京など18の都道府県に適用されていたまん延防止等重点措置が解除された翌日で、仕事帰りのサラリーマンなど多くの人が訪れていました。

歌舞伎町にある公園のそばの路上では、午後7時すぎからスマートフォンを片手に売春の客待ちをしているとみられる女性の姿が目立つようになりました。

その後は近くを通りかかった男性が女性に次々に声をかける姿が見られ、一緒にホテル街の方向へ歩いて行く様子も確認できました。

路上で売春の相手を勧誘するなどの行為は売春防止法で禁止されていて、取締まりの対象となります。
この日、警視庁は路上に立つ女性たちの様子を確認したあと、捜査員が長時間立っていた1人の女性に声をかけました。

そしてホテルの近くまで来たところで売春が目的であることを確認し、その場で逮捕して捜査車両に乗せていました。
警視庁によりますと、繁華街の路上で売春の客待ちをする女性は初めての緊急事態宣言から半年ほどがたったおととしの秋以降、特に増えたということです。

このため、取締まりや指導を強化していますが、生活の困窮などを理由に検挙されても再び路上に戻ってしまうケースが後を絶たないのが現状で、中には「感染拡大の影響でまとまった収入が得られなくなり、路上に立ち始めた」と話す女性もいるということです。

警視庁保安課の担当者は「従来の取締まりだけでは路上での売春を防ぐことは難しいと感じており、今後は自治体などと連携しながら警察としてできる支援にも取り組んでいきたい」と話しています。

売春繰り返す女性「今が精いっぱいで先のことは考えられない」
おととしから都内の繁華街で売春を繰り返し、警視庁から指導を受けたこともあるという30代の女性がNHKの取材に応じました。

女性は新型コロナウイルスの感染が拡大したおととしの春から新宿や池袋の路上に立ち、売春の客待ちをするようになりました。

日没から日によっては終電の時間まで客待ちをしていて、数日分の生活費などが稼げればいったんやめ、現金がなくなると再び路上に立つという生活を続けてきたといいます。

女性は売春を始める前に家族と疎遠になり実家を出ていたということで「きょう泊まる場所にも困るということが少なくなかったので、そんな時は雨が降ってもずっと客を待っていました」と話しています。
しかし去年の夏、新宿の路上で客待ちをしていた時に売春防止法違反の疑いで警視庁に任意で事情を聴かれ、売春をやめるよう指導を受けたということです。

その際、警察官から行政の相談窓口が書かれた資料を手渡されましたが、女性は窓口を訪れることはなく、去年の秋から再び路上に立っているということです。

窓口を訪れなかった理由について、女性はこれまで安定した仕事に就いたことがないとして「別の仕事で生活できるならとっくにやっているという思いがありました」と説明しています。

また、売春が法律に違反することは理解しているとしたうえで「このままでいいのかどうかは分かりませんが、今が精いっぱいで、先のことは考えられません。住むところがあるだけで違うので、部屋を借りるための支援などがあればいいなとは思っていました」と話していました。

専門家「関係機関どうしの連携強化を」
警視庁の新たな取り組みについて、女性の貧困などの問題に詳しい城西国際大学福祉総合学科の堀千鶴子教授は「コロナ禍で非正規雇用が多い女性の生活は困難が増している。そんな中、売春の摘発や取締まりをして終わりではなく、女性たちが支援を求めているのだということを警察が理解し、取り組みを進めることは一定の評価ができる」と指摘しています。

そのうえで「女性が必要とする支援の形は多様で、警察だけで対応するのは難しい。行政や民間の支援団体など関係機関どうしの連携を強化し、確実に支援につなげられる体制が構築されることを期待している」と話していました。

「NHKニュース」2022年3月30日 8時24分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220330/k10013558231000.html?fbclid=IwAR3uhGsUFpz0FAeZJDhalA5EMmWu7KoXFBN8D7CCLKpsqo6ybX6tK4XhMkA
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「童貞」信仰の修道会? [現代の性(一般)]

2月17日(木)

昨日、怪しいインド・カレー屋で食事をしていたら、近くの席で若い(大学生くらい)男性(2人ともジャニーズ系のイケイメ)がけっこう大きな声でしゃべっている。

どうも宗教の話らしい。
若い男性が宗教の話なんて珍しいなと思い、少し聞き耳を立てたら・・・。

「女の子と付き合わなくても、信仰心をちゃんと保っていれば、来世に生まれ変われるから」

ん?
自分の宗教の知識を総動員しても、そんな教義は聞いたことがないぞ。

二次元の世界の話か?
それにしては、話が具体的で、教団の本部は湘南の方にあるらしい。

「童貞」信仰の修道会だろうか?
それとも、最近流行りの30歳まで童貞を守れば、魔法使い(妖精)になれる(女性の目に映らなくなる)という話だろうか?

謎である。

【追記】
事情通からの情報によれば、異世界転生もののアニメに「童貞で死んだ男が、異世界に転生したら男女問わずモテまくり、信頼されまくる」という話があるらしい。
それだ!
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この20年間の出生数の変化 [現代の性(一般)]

1月11日(火)

この20年間の出生数の変化。
韓国スゴイ! 断トツで世界一。    

     出生数2000→2020
日 本   119.0万→84.1万(-29.3%)
スペイン  39.8万→34.1万(-14.3%)
イタリア  54.3万→40.5万(-25.4%)
タ イ   77.3万→58.7万(-24.1%)
韓 国   64.0万→27.2万(-57.5%)
台 湾   30.5万→16.5万(-45.9%)
中 国   1771万→1202万(-32.1%)
マレーシア 57.0万→47.0万(-17.5%)
アメリカ  405.9万→361.4万(-11.0%)
ブラジル  320.7万→260.9万(-18.6%)
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「婚活」は活発化している? [現代の性(一般)]

1月10日(月・祝)

「コロナ禍」の中で「婚活」が活発化しているというテレビ番組、本当かなぁ?

2011年の大震災の後も、同じようなこと(結婚という「絆」を人々が求めている)をメディアは報じたが、現実の婚姻率はピクリとも上がらなかった。

だいたい、「婚活」システムは、それなりにお金がかかる。
「コロナ禍」で生活そのものが困窮化している人にとっては、そこにアクセスすること自体が難しい。

テレビでやっていたのは51歳の弁護士さん(男性)だったけど、そういう職種&収入の独身者はきわめて少ない。

ちょうど、現代の「結婚難」について講義しているタイミングだったので気になった。




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2020年の「生涯未婚率」 [現代の性(一般)]

12月14日(火)

2020年の「生涯未婚率」(←と言わないようにしたのではなかったか?)の都道府県別データ。
生涯未婚率・県別(2020年:男性).png
男性の上位3位までは、岩手、青森、秋田の北東北「結婚難」御三家。
地元に女性が残らないので、地元に残った(主に長男)が結婚したくても相手がいない「結婚難」地帯。

不思議なのは4位の埼玉県。
上記のような理由は当たらないだろう。
もしかすると、因果関係が逆で、結婚しなかった(できなかった)男性が埼玉県に多く住むのかもしれない。

女性の様相は、かなり違う。
生涯未婚率・県別(2020年:女性).png
「結婚したくてもできない」女性より、「結婚したくない」女性の多さが現れているように思う。
2位の東京都や4位の大阪府などは、そうだと思う。

不思議なのは女性1位、男性5位の高知県。
結婚に依存しない自立自尊の男女がおおいのだろうか?

こちらは、「生涯未婚率≒50歳の人の未婚率」の年次推移。
生涯未婚率の年次推移.png
2020年(1970年生)は、男性25.7%、女性16.4%。
男女とも直線的な上昇がわずかに鈍った。
それでも、男性は4人に1人が、女性は6人に1人が「障害未婚」で、「国民皆婚社会」は完全に崩壊した。

「ジェンダー論」の講義で、「ここに注目」と話すのは、1965~80年の女性の生涯未婚率が男性をはっきり上回っている部分。
この世代は1915~30年生まれで、少し年上の結婚相手に適当な男性が戦争で数多く失われた結果、「女性余り」になった。

あと、そもそも男女ほぼ同数なのに、なぜ、1995年頃(1945年生)から、男女の「生涯未婚率」が大きく開くのか? 受講生に質問して、考えてもらう。


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小谷真理さんの新著『性差(ジェンダー)事変』 [現代の性(一般)]

12月4日(土)

目黒の部屋で郵便物の整理をしていたら、青土社からの献本(著者代行)の不在通知連絡があった。
「今時、青土社からって誰だろう、少なくともトランス関係じゃないよな」と思いながら、徒歩5分の目黒郵便局に出向いて受け取り。
性差事変.jpg
小谷真理さんの新著『性差(ジェンダー)事変―平成のポップ・カルチャーとフェミニズム―』(青土社、2021年12月、2600円+税)だった。

ありがとうございます!

四六判、468頁、お弁当箱っぽい。
1993年から2021年までの間に執筆・講演した27本の評論を収録。
編集者氏が「小谷真理のすべてがわかるような感じの本」と言うように、いたって重厚な内容。

SF&ファンタジー評論家の小谷真理さんとは、1998年2月に、新宿「紀伊國屋ホール」で開催された「性を越境する-異装がもたらすゆらぎ-」というフォーラムで出会った。
もう24年も前のことだ。

なぜか、着物の着付けを一緒に習うことになり、ほぼ同世代(私が3つ上)ということもあり、仲良くなった。

私が、日本SFの初期作品をかなり読んでいたこともあり、草創期の「センス・オブ・ジェンダー賞」(2001年~)の選考にも混ぜていただいた。

フェミニズムだけでなく、いろいろなことを教えてくださった女性の1人。

「コロナ禍」以前は、明治大学(駿河台)の講師控室で、ときどき出会い、おしゃべりをしていたが、昨年・今年と対面講義が壊滅状態で、なかなかお会いできない。

出会った頃は、40歳前後だったが、4半世紀近く経って、お互い白髪も増えた。
でも、この分野では「小谷真理の前に小谷真理なし、小谷真理の後に小谷真理なし」のまさに第一人者。
ますますのご健筆を祈っています。

(追伸)
いつもご著書をいただいてばかりで恐縮ですが、来年は少しだけお返しできると思います。


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朝日新聞「(明日へのLesson)ヒトの性差を考える [現代の性(一般)]

11月18日(木)
あれ? 今日(18日)の朝日新聞(朝刊)の「(明日へのLesson)第3週:クエスチョン ヒトの性差を考える 東京大学入試問題から」という記事に、私の本がちょっと紹介されてる。
ぜんぜん気づかなかった(針間先生の教示)。

「ヒトの性は、体の性だけでなく、自分の性をどのように認識しているかという性自認や自分の性をどのように示すかの性別表現(三橋順子著「女装と日本人」が参考になります)、さらに性的指向や性的嗜好(しこう)(この二つは全く別物です)など、多角的に考える必要があるので、解説に示したように多くの図で考えることが有用でしょう。」

ありがたいことです。
でも、私の本読んで、東大に落ちることはあっても、受かるようには絶対にならないぞ(笑)

https://digital.asahi.com/articles/DA3S15114747.html?pn=3&unlock=1#continuehere


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NHKスペシャル・ジェンダーサイエンス (1)「男X女 性差の真実」 [現代の性(一般)]

11月3日(水・祝)

NHKスペシャル・ジェンダーサイエンス (1)「男X女 性差の真実」を視る。

すでに「脳に性差はない」という結論ありきで、それに合うコメンテーターが登場する、いつものパターン。

私は脳の性差を想定しないと、ジェンダーでは解決できないさまざまな差異があると考えている。
つまり「脳に性差はある」立場。

そもそも、身体的性差を軽視することで、性的多様性を肯定するのは、基本的に間違っていると思う。
身体的な性差があるのは当たり前で、その上で性的多様性があると考えるべき。

テストステロンの作用によって身体のさまざまな性差ができるわけで、それが脳にだけは及ばず性差が形成ないというのは、合理的ではないと思う。

また、ドミニカ共和国のサリナス村で多発するのは「女性から男性に変わる」事例ではなく、性染色体がXY,性腺は精巣の男児が、遺伝子の異常で5α還元酵素が欠損し、テストステロン(男性ホルモン)の活性化が阻害されるため、出生時に女児として誤認される性分化疾患の1タイプ「5α還元酵素欠損症=5ARD)。

ここで事例として出すのは、適切ではないと思う。
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