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「日文研」の多様性尊重について [現代の性(一般)]

3月25日(木)

「日文研」の多様性尊重について。
「日文研」は単なる「日本文化研究センター」ではなく「国際日本文化研究センター」であるように、諸外国の研究者を受け入れて日本文化研究を進展させる目的で設置された機関。
京都西郊・大江山の中腹で大勢の外国人研究者が宿舎に住み込んで、研究生活をしてきた。
だから、国際的な多様性を重視するのは、原点であり、当然のこと。

性的多様性についても同様で、諸外国のゲイ/レズビアンの研究者を早くから受け入れてきた。
井上章一教授(現:所長)も「欧米の日本文化研究者にはなぜかゲイの人が多いのだよね」とかなり以前から言っていた。

トランスジェンダーの研究者を共同研究員として受け入れたのも、国内の研究機関では「日文研」が一番早い。
2003年のことで、日本で「LGBTブーム」が起こる10年以上前のことだ。

そうした多様性を原点とし重視する研究機関だからこそ、今回の「事件」は衝撃だったと推測する。
換言すれば、研究者の多様性を否定するような認識をもっている人は、「日文研」の教員として、ふさわしくないと思う。
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日文研「教員の不適切発言について」 [現代の性(一般)]

3月24日(水)

国際日本文化研究センターから、井上章一所長名義で「教員の不適切発言について」という声明が出た。

「個人の表現の自由を逸脱した良識を欠く行為」
「多様性を尊重する本センターの方針に著しく背く行為と判断」
「所長および副所長が当該教員に厳重な注意」
「傷つけられた方々に対し誠実に謝罪するよう厳しく指導」
「ツイッター上の発言を目にして不快な思いを抱かれた方々、また直接に迷惑をこうむられた関係者の皆さまには、心より深くお詫び」
https://topics.nichibun.ac.jp/pc1/ja/sheet/2021/03/24/s001/
「日文研」、素早い対応。
これで、一件落着かな。

それにしても、井上章一先生、「日文研」所長の業務とはいえ、大変だなぁ。
所長就任の話になった時、長年お世話になり学恩を被っている者として、うれしく思うと同時に、いろいろ心労が増えて大丈夫かな、と思った。
こういうことが起こると、後者の思いがより強くなる。
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SNSで女性研究者を中傷 呉座勇一助教を日文研が注意

国際日本文化研究センター(日文研、京都市西京区)は24日、所属する教員がツイッターアカウントで他者を傷つける発言を繰り返していたとして、公式ホームページ(HP)で謝罪した。

教員は歴史学者の呉座勇一助教(40)。呉座さんを巡っては、自らのツイッターで女性研究者を中傷する不適切な内容を投稿していたことが明らかとなり、今月20日には「一連の揶揄(やゆ)、誹謗(ひぼう)中傷について深く反省し、お詫(わ)び申し上げます」などと投稿していた。

『毎日新聞』 2021/3/24 15:41(最終更新 3/24 17:51) 657文字
https://mainichi.jp/articles/20210324/k00/00m/040/237000c?fbclid=IwAR2-DDj5XlirxXtx9us_dKJBjSrtRXQGzn66xUi3_UIJZJrPGIUzsXD2OQI


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テレビ朝日「報道ステーション」のCMが理解不能 [現代の性(一般)]

3月24日(水)

最初に見たとき、文字通り「耳目を疑った」。
「ジェンダー平等」を掲げることを「時代遅れ」?
それをテレビ朝日の看板ニュース番組のCMで言う?
しかも、若い女性に言わせる?
どうしてこんなCMが、いくつもの会議を通過して世に出てしまったのだろう?
それともなにか悪い冗談?

?マークだらけだ。

若い女性の視点からすると、職場に赤ちゃんを連れてくることがまったく問題なく容認されているように「ジェンダー平等」は実社会ではもう達成されていて、わざわざ国会で「ジェンダー平等」をスローガンとして唱えるのは「時代遅れ」という、CM製作者の認識なのか?

いったいどこの国の話?
そういう国があったら住みたいよ。

で少し考えて、ああ、なるほど、
このCMは「ジェンダー平等」が達成されて当たり前になった近未来の日本の話なのか・・・。
やっと納得・・・


しないよ!
どこから、近未来だなんて読み取れるんだよ!

【続報(24日14時)】
と怒っていたら、たちまち削除になった。
いったいなんだったんだ?
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「ジェンダー平等をかかげるのは時代遅れ」報道ステーションの女性蔑視CMがネットで炎上

「どっかの政治家が『ジェンダー平等』とかってスローガン的にかかげてる時点で、何それ、時代遅れって感じ」―。テレビ朝日が22日、ユーチューブやツイッターで公開した報道番組「報道ステーション」のウェブCMに、「女性蔑視があふれている」「どこまで女性をばかにすれば気が済むのか」などとネット上で批判が集まっている。 (デジタル編集部・北條香子)

CMはテレビ朝日のユーチューブアカウントで30秒版が、報道ステーションのツイッターアカウントで15秒版が公開された。いずれも「これは報道ステーションのCMです。」とテロップが入り、若い女性が「ただいま」と話し掛ける場面から始まる。

ユーチューブ版では、女性は「会社の先輩、産休あけて赤ちゃん連れてきてたんだけど、もうすっごいかわいくって。どっかの政治家が『ジェンダー平等』とかってスローガン的にかかげてる時点で、何それ、時代遅れって感じ」と笑う。続けて、「化粧水買っちゃったの。もうすっごいいいやつ。それにしても消費税高くなったよね。国の借金って減ってないよね?」と語る。

ツイッターの15秒版では、同じ女性が「いい化粧水買っちゃった!消費税は高くなったけど、今のうちにお肌に手をかけていれば、裏切らないじゃんと思って」と屈託ない様子を見せる。

ユーチューブ版・ツイッター版ともに、女性の「9時54分!ちょっとニュース見ていい?」との言葉にかぶせて、画面に「こいつ報ステみてるな」との文字が大写しされた後、報道ステーションの番組ロゴが表示されて終わる。

このCMに対し、ツイッターでは「ひどすぎる、涙出てきた」「若者や女性を無知枠に当てはめている」「『こいつ』って何様?」といった批判が相次いだ。「ジェンダー平等をかかげるのは時代遅れ」との表現についても、「世界経済フォーラム」が2019年に発表した男女格差を示すジェンダーギャップ指数で日本が153カ国中、121位だったことを例に取り「この国でジェンダー平等ダサいって言えると思ってるのか」などと嘆く投稿が並んだ。

『東京新聞』2021年3月24日 07時00分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/93358
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「女性蔑視」指摘受けた報道ステーションのウェブCM、テレビ朝日が取り下げ

テレビ朝日は24日昼、ネット上などで「女性蔑視だ」と指摘を受けた報道番組「報道ステーション」のウェブCMを取り下げ、「不快な思いをされた方がいらしたことを重く受け止める」と謝罪した。

テレビ朝日のユーチューブアカウントや報道ステーションのツイッターアカウントに22日に公開されたウェブCMは、若い女性が「どっかの政治家が『ジェンダー平等』とかってスローガン的にかかげてる時点で、何それ、時代遅れって感じ」などと語った後、画面に「こいつ報ステみてるな」との言葉が表示される内容だった。

ツイッターには「女性をばかにしている」などと批判の声が上がる一方、「今どきジェンダー平等なんて当たり前ってことじゃないの」とCMの内容を違和感なく受け入れる意見もあった。

CMはユーチューブでもツイッターでも24日昼ごろに削除され、見られなくなった。報道ステーションのツイッターアカウントは同日午後0時56分、「今回のWebCMについて」として、CMの狙いを伝える文書を掲載した画像を投稿した。
ExN0wmWU8AESJ0c.jpg
画像の文書では「幅広い世代の皆様に番組を身近に感じていただきたいという意図で制作しました。ジェンダーの問題については、世界的に見ても立ち遅れが指摘される中、議論を超えて実践していく時代にあるという考えを伝えようとしていたものでした」と説明した上で、「その意図をきちんとお伝えすることができませんでした」とした。「不快な思いをされた方がいらしたことを重く受け止め、お詫びするとともに、このWebCMは取り下げさせていただきます」と謝罪した。

東京新聞は同日午前、テレビ朝日広報部に取材を申し込み、質問事項を書面で提出した。同社広報担当者は「回答については検討する」としている。

『東京新聞』2021年3月24日 13時36分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/93465
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「呉座鍵アカ崩れ」の続報 [現代の性(一般)]

3月24日(水)
「呉座鍵アカ崩れ」の続報。
「共同通信」の配信と、今朝(24日)の『朝日新聞』朝刊。

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呉座さんが大河の時代考証降板 22年、不適切投稿で申し出

NHKは23日、来年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の時代考証を担当する一人、歴史学者の呉座勇一さん(40)が降板すると明らかにした。呉座さんのツイッター投稿に不適切な内容があり、呉座さんが降板を申し出て、NHKが了承したという。

呉座さんは関係者のみが閲覧できるようになっていた自身のツイッターアカウントで、フェミニスト批評が専門の女性研究者を名指しでおとしめる投稿を長期にわたって繰り返していたことが発覚。女性研究者が抗議し、批判の声も高まる中「一連の揶揄、誹謗中傷について深く反省し、お詫び申し上げます」と謝罪文を投稿していた。

「共同通信」2021/3/23 18:47 (JST)
https://this.kiji.is/746989946300268544?fbclid=IwAR1tJMJ3rDRQ5fzUP12zXdulxJ9OwK-yLPmHy_DNPRCzSSCkEj-YWr-sp_4
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呉座勇一氏、大河ドラマ時代考証を降板 SNS巡り引責

NHKは23日、来年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の時代考証を担当する一人、国際日本文化研究センター助教の呉座勇一氏が降板したと発表した。

NHKによると、呉座氏は自身のツイッターでの投稿内容の一部が不適切だったとして、責任を取って降板したいと申し出たという。制作側は、事実関係を確認して降板を了承した。

呉座氏は、女性研究者らを中傷する投稿をしていたとして、ツイッター上で謝罪していた。当初、呉座氏は限られた人が閲覧できる設定で投稿していた。SNS上では「女性蔑視だ」「ハラスメントだ」などと批判の声が上がっていた。

呉座氏は、ベストセラー「応仁の乱」で知られる日本中世史が専門の歴史学者。「鎌倉殿の13人」は三谷幸喜さんが脚本を担当し、鎌倉幕府の2代執権北条義時を描く。主演の義時を小栗旬さんが演じる。

『朝日新聞』2021年3月23日 21時36分
https://www.asahi.com/articles/ASP3R73MXP3RUCVL014.html?fbclid=IwAR3ykjQCL1pbKjbQ17H7L2Hnki-UtXSekaVI9-qqIPMaoNsgJiuNL285LU8

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来年NHK大河「鎌倉殿の13人」時代考証・呉座勇一氏が降板 [現代の性(一般)]

3月23日(火)

呉座氏、2020年NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の時代考証を辞任。

ハラスメント事件が、こういう形で表沙汰になった以上、いろいろ波及するのは免れないだろうな。

呉座氏の職場の国際日本文化研究センターは、研究機関であると同時に大学院の機能をもつ教育機関であるわけで、今回の件をまったく不問に付すわけにはいかないだろう。

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来年NHK大河「鎌倉殿の13人」時代考証・呉座勇一氏が降板 ツイッターに不適切投稿 自ら降板申し出

来年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の時代考証を担当する1人、歴史学者・呉座(ござ)勇一氏が自身のツイッターに一部、不適切な内容の投稿をしたとして、呉座氏の降板が23日、番組公式ツイッターで発表された。責任を取るべく、自ら降板を申し出た。呉座氏の女性文学者に対する発言が誹謗中傷、「ミソジニー」(女性や女らしさに対する嫌悪や蔑視)などとSNS上で批判の声が上がり、騒動になっていた。

番組公式ツイッターは「『鎌倉殿の13人』の時代考証を依頼していた歴史学者の呉座勇一氏より、自身のツイッター投稿の一部内容が不適切であった責任を取り、降板したいとの申し出がありました。番組制作サイドもその事実を確認し、降板していただくことにしました」と伝えた。

「鎌倉殿の13人」はヒットメーカーの三谷幸喜氏(59)が脚本、俳優の小栗旬(38)が主演を務める大河ドラマ61作目。主人公は鎌倉幕府の第2代執権・北条義時。源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男。野心とは無縁だった若者は、いかにして武士の頂点に上り詰めたのか。新都・鎌倉を舞台に繰り広げられるパワーゲームを描く。三谷氏は04年「新選組!」、16年「真田丸」に続く6年ぶり3作目の大河脚本、小栗は大河初主演に挑む。

今作の時代考証は中世史研究の第一線で活躍中の坂井孝一氏、呉座氏、木下竜馬氏の3人が担当すると昨年11月に発表。歴史ファンからは「信頼の布陣」「時代考証の本気度で断然見る気MAX」「ベテラン坂井先生と若手の呉座先生、木下先生の3人体制か。三谷先生からの問い合わせ攻勢を、この3人で凌ぐわけだなw」などの期待の声が上がっていた。

呉座氏は国際日本文化研究センター助教。1980年、東京都出身。博士(文学)。専門は日本中世史。国際日本文化研究センター助教。「戦争の日本中世史」(14年)で角川財団学芸賞を受賞。他の著書に「一揆の原理」(12年)「応仁の乱―戦国時代を生んだ大乱」(16年)「陰謀の日本中世史」(18年)「日本中世への招待」(20年)などがある。

時代考証を務めるにあたって「後世の私たちから見ると武家政権の誕生は必然のように感じられますが、同時代人は想像もしていなかったはずです。北条義時はもとより、源頼朝も後白河法皇も、そして後鳥羽上皇も明確なビジョンを持っていませんでした。様々な思惑が交錯した結果、鎌倉幕府は成立し、承久の乱が起こります。『新選組!』『真田丸』がそうだったように、三谷幸喜さんの作品の魅力は群像劇にあると思います。1人の英雄ではなく、みんなが新しい時代を作った。『鎌倉殿の13人』がそんなドラマになるよう、お手伝いできれば幸いです」とコメントしていた。

『スポーツ ニッポン』 2021年3月23日 13:02
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2021/03/23/kiji/20210323s00041000210000c.html?fbclid=IwAR2RqB8Ng0pA3iRkMuz71VYt4Wgzd4kUqWfF_fZxVfW1FzE-6JQMtrXCmEQ

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「呉座鍵アカ崩れ」のその後 [現代の性(一般)]

3月23日(火)

呉座勇一氏(国際日本文化研究センター助教)の川上未映子さん(作家)へのツィートにドン引き。

「自分は若い頃さんざんミニスカートを売り物にして、おばさんになったらこれだもんな…」

ジェンダー概念に無理解なミソジニー男性の典型。
呉座氏の数多い女性嫌悪ツィートの中で、これがいちばん引いた。

川上さんは呉座氏の論敵でもないわけで、呉座氏、社会で活躍する女性が嫌いなのだと思う。
どうして、そんなに歪んでしまったのか?

それに対する川上さんの冷静な(でも、怒りがこもった)コメント、さすがだと思う。https://twitter.com/mieko_kawakami/status/1373574981171343360
「読者の方が送って下さり、いま初めて読みました。十年一日の幼稚な内容自体に驚きはないのですが、著名な作品もあるらしい学者にして教育者が、実名でこのような性差別発言が堂々とできること、またそれが容認されるだろうという認識を含め、何らかのメリットが得られると思っているのが異常ですね。」

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呉座勇一氏の女性に対するハラスメント問題、昨夜あたりから急に擁護論が高まっている感じ。

差別言動をした人と、された被害者とは、「どっちもどっち」ではない。

擁護派の多くは呉座氏の同世代(40代)以上の男性たちと思われる。
呉座氏と同様に、ポリティカル・コレクトネス(性別・人種・民族・宗教などに基づく差別・偏見を防ぐ目的で、政治的・社会的に公正・中立とされる言葉や表現を使用すること)を批判し、ミソジニー(女性嫌悪)的な社会認識を温存したい連中の姿があぶり出されてきた。

やはり、呉座氏の個人的な資質だけの問題ではなく、社会構造の問題という感を強くする。
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呉座氏は「主婦に収まって趣味的にちょこちょこ研究を続ける女性研究者」や「学界でも結婚で第一線を退いた主婦が知的好奇心から研究バイトというケースが目立つ」と批判的に(というより嫌悪的に)ツイートしている。

女性研究者たちが、そうせざるを得ない社会構造が見えないのだとしたら、逆に呉座氏の研究者としての資質を疑わざるを得ない。
少なくとも社会史の研究者としては駄目だろう。
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「呉座鍵アカ崩れ」に関心を持つ理由。
① 女性嫌悪&ポリコレ批判の文脈は、トランスジェンダーである私にとって「明日は我が身」の問題だから。
② 遠い昔、日本史学界に身を置いた者として、その旧態依然な感覚に呆れているから。
③ 呉座氏の勤務先の所長が、私が長年お世話になり敬愛する井上井章一先生だから。


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日文研助教によるハラスメント問題 [現代の性(一般)]

3月21日(日)

Twitterで問題化している呉座勇一国際日本文化研究センター助教(日本中世史i)による女性研究者などへのハラスメント。
はっきり言って、かなり質が悪い。

ご自分に「今さら矯正できないかもしれない」女性にたいする強い「偏見」があるという自覚があるのなら、それを矯正する学びを重ねる努力をするしかないのではないだろうか。

まだお若いのだから、「今さら」とは言わずに。

ミソジニー的な偏見の強さは、呉座さん個人の問題であるが、同時に日本史学界の長年の体質の中で育まれているように感じる。
そこらへんも改めていかないと、同じような人がまた出てくるように思う。

今後は、Twitterレベルにとどまらず、新聞や週刊誌などのマスメディアが取り上げるかどうかが分かれ目だと思う。

勤務先の国際日本文化研究センターは「大学共同利用機関法人人間文化研究機構」だけど、昔風に言えば「国立」の機関だからなぁ。
所長の井上章一先生も頭が痛いだろうな。

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韓国ソウル市の合計特殊出生率0.58 [現代の性(一般)]

2月27日(土)

韓国ソウル市の2020年第4四半期の合計特殊出生率が0.58を記録したとのこと。
世界中の国・都市がかって経験したことのない水準(振り返れば、バチカン市国)。

都市が消滅に向かう壮大な「社会実験」という評価もあるようだ。

直接的には「コロナ禍」の影響だが、その影響がなかった2019年ですら、0.72なのだから、もっと根本的な社会構造の問題だろう。
指摘されているのは、男性の結婚難、住宅費(マンション)の高騰などで、政策的な問題があるようだ。

ちなみに、東京都の2019年の合計特殊出生率は、1.15だった。

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「慰安婦」問題に触れたくない理由 [現代の性(一般)]

2月26日(金)

2日前の『夕刊フジ』の1面。
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あまりにすごい見出しで、何事かと思った。

ハーバード大学のラムザイヤー教授の、日本軍の「戦地慰安所」が近代公娼制の戦地版であるという見解は、基本的には正しい(例外はある)。

しかし、そもそも近代公娼制そのものが、人権蹂躙・女性搾取の極悪システムなのだから、まったくなんの「免罪」にもならないのだよ。

私は、一応、セクシュアリティの歴史、とくに買売春の歴史を専門にする研究者なので、「慰安婦」問題にも関心はあるし、主な文献には目を通している。

ただし「慰安婦」問題は、歴史事実としてよりも、日韓の政治的な問題として扱われることが多く、史料に基づく実証的な研究が軽視される傾向がある。

これは、今回のような右翼からの発言でも、逆の韓国側とそれを支援する左翼からの発言でも同様。
SNSで「慰安婦」問題に触れると、すぐにどちら側からの反発が来る。
反論ではなく、情緒的・政治的な反発が。

だから、触れたくない。
大学の講義ではきちんと自分の見解は述べるけど。
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1月17日(日)映画「凍蝶圖鑑」と大黒堂ミロさんのトークライブ [現代の性(一般)]

1月17日(日)  曇り  東京  8.0度  湿度49%(15時)

10時、起床。
朝食はアップルパイとコーヒー。
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12時20分、家を出る。
昼食は、自宅最寄り駅構内の「タリーズ」で。
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東急東横線で代官山駅に移動。

14時、代官山「アマランスラウンジ」で映画「凍蝶圖鑑(いてちょうずかん)」(田中幸夫監督、2016年)を鑑賞。
大黒堂ミロさん、姫野あずみさん、倉田めばさんら、知人が多数出演。

撮影は「LGBTブーム」になる前の2010年代前半。
ゲイやトランスジェンダーと「変態」(各種のフェティシズム、SM、身体改造etc)の距離が今よりずっと近かった時代の、しかも大阪のセクシュアリティ文化&アートの貴重な記録。

同時に現代の「LGBTブーム」に欠けている要素(文化&アート)を逆照射する。

上映の後、伊豆大島から来訪の大黒堂ミロさんのトークライブ。
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ミロさんを知ったのは、1996年、大阪でカテゴリーにこだわらないBar「ミックスルーム」を開店した時。

当時は「大阪の人はすいぶん思い切ったことするなぁ」と思ったが、2000年代の「変態の主張」とともに、まさに時代の先端だった。

ご本人も「流行と関係なく、やりたいことをやってきた」と言っていたように、時代の主流からすると、先を行きすぎていて周縁的のように思えるが、実は先鋭的で、その歩みは、もっと評価されるべきだと思う。
(誰か、ちゃんとロングインタビューをとって、お持ちの資料を保全・アーカイブ化すべき)

それにしても、ミロさんを知って25年(四半世紀)。
お互い髪が白くなるはずだ。
コロナがおさまったら、伊豆大島に遊びに行きたいな。

代官山のお正月飾り。
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17時半、自宅最寄り駅前の「ドトール」で休憩。
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18時半、帰宅。

夕食は、麻婆豆腐(残り)。
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夜中、都留文科大学のリアクション・コメントを読む。

就寝、3時半。

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