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届け出方式による性別変更を法制化したアルゼンチンの状況 [現代の性(性別越境・性別移行)]

3月19日(日)

2012年に世界で初めて、自己申告制による法的性別の変更を実施したアルゼンチンのその後。

過去10年間に12655人が法的性別変更。
うち、女性への性暴力(性的虐待)で訴えられたのは1人。

アルゼンチンの総人口は、4519万人なので、変更した人は0.028%(3568人に1人)。

日本で性別変更した人は、過去19年間で、約10000人。
人口比で0.008%(1万2580人に1人)。

だいたいアルゼンチンの4分の1の比率。

もしも、日本でアルゼンチン方式(届け出制)が実施されたら(私は届け出制による性別変更には反対だが)、性別変更者は今までの4倍ほど(4万人くらい)になる見通し。

Do trans self-ID laws harm women? Argentina could have answers
by Enrique Anarte | @enriqueanarte
Wednesday, 1 June 2022 08:00 GMT
https://www.openlynews.com/i/?id=21757767-4909-4844-922f-41903ff042f8&fbclid=IwAR2U6pkl6XvoTuQp7LhiXsIFhFOTS5yxMkn_1ZUnCbqMCWF-6Ha6S-9-3Qc
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あの時「不合格」だったのだな [現代の性(性別越境・性別移行)]

3月17日(金)

ちょっと気になって「日記」を調べたら、2019年7月13日に、東京文京区春日の「LGBT法連合会:医療・福祉委員会」学習会に呼ばれて、で「新・性別移行法」の制定に向けて」という題で、お話ししていた。

今になって思うと、あれが「試験」で、私は「不合格」だったのだと思う。

「曲学阿世」は私がもっとも嫌うところで、そういう場合、相手の主張に一切、阿(おもね)ることはしないから、仕方がないよね。
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人権的に「あり得ない!」 [現代の性(性別越境・性別移行)]

3月17日(金)

そもそもの話として、公開の場で、トランス女性に性器の手術をしてるか、してないかを言わせる、そしてその情報がメディアにより拡散されるという状況が、どれだけ残酷で非人道的な人権侵害であるか、よくよく考えるべきだと思う。

あえて表明したご本人の勇気には敬意を表するが、そういう状況こそが、人権的に「あり得ない!」ということ、忘れてはいけない。
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トランスジェンダー巡り広がるデマ 当事者が冷静な議論を呼びかけ [現代の性(性別越境・性別移行)]

3月17日(金)

あえて矢面に立って主張した時枝さん、野宮さん、杉山さんの勇気には、心から敬意を表す。
よいお仕事をされたと思う。
ありがとうございました。そしてお疲れさまでした。

ただし、この状況になるまで、声明を出さなかった「法連合会」の姿勢には、かなり疑問をもっている。
もっと早くに、法案文を提示した明確な説明をすべきだったと思うし、「性自認」という言葉を使用すること、その定義の問題性も指摘すべきだった。

案の定、TERFや差別主義者たちの噴きあがりはすさまじく、昨日の声明が逆効果になった感は否めない。

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トランスジェンダー巡り広がるデマ 当事者が冷静な議論を呼びかけ

性的少数者を巡るLGBT理解増進法案について「『心は女だ』と言うだけで男性も女湯に入れるようになる」といったデマが広がっている。全国組織「LGBT法連合会」のメンバーらが16日、東京都内で記者会見を開き、メンバーは「トランスジェンダー女性への差別を助長する。冷静な議論が必要だ」と呼びかけた。

トランスジェンダーは、出生時の性別とは異なる性別を自認する人をいう。中でも、出生時は男性で、女性と自認する「トランスジェンダー女性」を巡り、性別を偽って性暴力をふるうかのような印象を与えるデマや中傷が数年前から起きていたという。先月、元首相秘書官の差別発言をきっかけに理解増進法案の策定が進む見通しとなって以降、公衆浴場の利用ルールが変わるかのように主張して不安をあおる投稿がネット交流サービス(SNS)を中心に広がっている。

LGBT法連合会の神谷悠一事務局長は「デマが極めて広範囲に流布され、看過できない。全国約60の自治体で、性的指向や性自認による差別を禁止する条例が施行されたが、公衆浴場の利用ルールが変わったり、社会が混乱したりしたという報告はない。事実を無視し、不安をあおる議論は、断じて容認できない」と強調した。

 トランスジェンダー女性として発言した時枝穂(みのり)さんは「SNSでのヘイトに苦しい思いをしている当事者がたくさんいると知ってほしい」と訴えた。【藤沢美由紀】

『毎日新聞』2023/3/16 18:44(最終更新 3/17 05:14) 591文字
https://mainichi.jp/articles/20230316/k00/00m/040/209000c?
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東京都杉並区「多様性尊重条例」可決・成立 [現代の性(性別越境・性別移行)]

3月15日(水)

東京都「 杉並区性の多様性が尊重される地域社会を実現するための取組の推進に関する条例 」案が本会議で賛成多数で可決。

反対運動が活発化していたので心配していたが、成立してよかった!
杉並区議会採決20230315.jpg
反対派によると、これで「杉並区は(埼玉県や渋谷区と同様)女性が安心して住めない街になる」そうだが、画像を見る限り女性議員さんが数多く起立(賛成)している。

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中立的なトランスジェンダー団体が欲しい [現代の性(性別越境・性別移行)]

3月13日(日)

政治的に偏向していない、より中立的なトランスジェンダーの団体が欲しい。

少なくとも法制面では、政権与党・自民党とちゃんと話(交渉)ができる団体でないと、一歩も前に進めない。

個人として「反自民」なのは結構だが、団体として「反自民」は困る。

中立的なトランスジェンダーの団体を立ち上げるとしたら、目的はワンイシューでいい。

(目的)トランスジェンダーの人権と尊厳の擁護、健康と福祉の増進、その生活を守り、社会環境を改善すること。
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登壇の件、やはりお断りした [現代の性(性別越境・性別移行)]

3月12日(日)

31日の「トランスジェンダー可視化の日」集会に登壇する件、やはりお断りした。

理由は、基本的なところで姿勢・主張が異なる団体主催の公開イベントで、批判的なスピーチをすることは、世の中に「分裂」をイメージさせ好ましくないと思うこと。
私の心理的ストレスが高すぎること.の2点。

今後も、この団体(TGJP)とは距離を置くつもり。

ということで、先日、アップしたスピーチ原稿は「幻」に。
https://junko-mitsuhashi.blog.ss-blog.jp/2023-03-10-3
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たぶん「幻」になるスピーチ [現代の性(性別越境・性別移行)]

3月9日(木)

私にスピーチさせると、こういうことになる。
やっぱり止めておいた方が無難だな。
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今日、3月31日は「トランスジェンダー可視化の日」です。
私もトランスジェンダーの端くれとして、こうしてハチ公前広場に、可視化しにまいりました。

日本のトランスジェンダリズムの目指すところは、トランスジェンダーの人権と尊厳の擁護、そして個々のトランスジェンダーの生活を守り、その社会環境を改善していくことです。

その「旗」を立て続けること、理想を掲げ続けることは、なにより大切なことで、どんな迫害があっても、最後まで「旗」は掲げ続けるべきです。

一方、トランスジェンダーも、現実世界の生活者であり、現実世界の状況を無視することはできません。

現今の政治情勢は。実質的に自民党の一党支配で、残念ながら、野党の力量からして、近未来的に政権交代がある可能性は極めて少ないと思います。
まして、こちらの団体が連携する社民党が政権を取る可能性は万分の一もないでしょう。

そうした状況下で、「差別禁止法」の実現を求めることは、まったく現実的ではありません。

自民党とその支持者には、差別を禁止されては困る人たち、つまり何としても差別を続けたい人が一定数いるわけで、「理解増進法(与野党合意修正案)」ですら、国会に提出できない情勢なのですから。

私は漸進的改良主義者です。
理想を掲げ続けるとともに、トランスジェンダーの生活が少しでも改善する方向で、「実」を取るべきだと考えます。

100が通らない情勢なら、60でも、いや30であっても「実」を取って、前に進むべきです。
100でなければ0では、いつまで経っても何も進みません。

「理解増進法」がポンコツなのは百も承知です。
しかし、何もない荒野にポンコツ小屋があれば、いくらかは雨露がしのげるでしょう。

私は、何のLGBT法制もない状況が今後何年も続くより、不十分であっても「理解増進法」がある方がまだマシだと考えます。

つまり、このイベントの主催団体の姿勢・主張はまったく支持できないということです。

法案には理解増進のための事業を行うことが定められています。
事業を行うとなれば、必ず予算が付きます。
ただし、こちらの団体には、たぶん一銭も流れてこないと思いますが。

そのお金を、トランスジェンダーを取り巻く社会環境を少しでも改善する方向に有効に使えば、それはそれで良いではないですか。

反対のための反対には、なんの意味もありません。
何の役にも立ちません。

常に前向きに考え、一歩でも前に進みましょう。
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とても困惑 [現代の性(性別越境・性別移行)]

3月9日(木)

現在のトランスジェンダーをめぐる諸情勢について、かなり姿勢・主張の違う団体のイベントで「スピーチしてください」という依頼が来て、とても困惑している。

本音を言えば、今まで無視し続けtれおいて、「何をいまさら」だ。

それに、私の性格からして、当たり障りのない、おためごかしのスピーチはできない。
スピーチするとしたら、その団体の姿勢・主張を批判することになる。
しかも、公開の場で。

それって、さすがに心理負担(ストレス)が大きい。
もう年齢的にそういうことはしたくないのが本音。
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「GID学会」に行く特急券確保 [現代の性(性別越境・性別移行)]

3月9日(木)

3月25日(土)の「第24回GID学会・研究大会」に参加するため、新宿駅9時30分発「富士回遊11号」
(大月駅乗り換えなし)の指定券を確保。

私が都留文科大学に通勤していた時に乗っていたのと1本(1時間後)の電車。

富士山駅(旧:富士吉田駅)到着が11時18分で、12時55分の開会にはちょっと早いが、富士吉田で昼食を食べていけば、ちょうど良いか。

観光シーズンの土曜日ということで、「富士回遊」の指定券かなりシビアになってきている。

特急を使わない場合は、新宿駅9時50分発の中央線に乗り、高尾駅、大月駅で乗り継ぐと、会場最寄りの富士急行線月江寺駅に12時14分に到着する。
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