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針間克己著『性別違和・性別不合へ―性同一性障害から何が変わったか―』の紹介記事 [現代の性(性別越境・性別移行)]

9月29日(日)

針間克己先生の『性別違和・性別不合へ―性同一性障害から何が変わったか―』(緑風出版、2019年9月)の紹介記事。
とても的確な(ちゃんと解っている)良い紹介。
https://note.mu/tomotomo1987/n/naa244ba48bd5

誰が書いているのだろう?
評者の「ぽてとふらい」氏は、Twitterの「じゃがいもの千切り炒め‏ @tomotomo1987」氏と同一人物らしい。

それにしても、9月刊行で定価1600円+税なのに、Amazonで「¥4,299 より 1 新品」ってどういう訳?と思ったら、版元(緑風出版)が Amazonに出してないのだ。





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9月17日(火)「国際NGOヒューマン・ライツ・ウォッチ」の調査員と面談 [現代の性(性別越境・性別移行)]

9月17日(火) 晴れ  東京  31.1度  湿度57%(15時)

10時半、起床。
朝食はアップルパイとコーヒー。
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午前中、「プライドハウス東京」の動画の再チェック。

14時、家を出る。
昼食は、新丸子駅構内の「タリーズコーヒー」。
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↑ チキンと彩り野菜の瀬戸内レモンパスタ ~青唐辛子風味~(990円)

東急目黒線から東京メトロ南北線に入り溜池山王駅で下車。
地下道を歩いて、国会議事堂前駅から地上に出る。
15時半、永田町の「衆議院第一議員会館」へ。
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空港並みのセキュリティ・チェックをかいくぐり、地下の喫茶店へ。

ニューヨークに本部を置き世界90カ国の様々な人権問題を調査し、政府等への働きかけを行っている「国際NGOヒューマン・ライツ・ウォッチ」のLGBT局調査員カイル・ナイトさん、同・東京代表の土井香苗さんと面談。

日本のトランスジェンダーの諸事情、とりわけ法制度について、1時間ほど質問に答える。

カイル・ナイトさんは、今年の3月に刊行された報告書『高すぎるハードルー日本の法律上の性別認定制度におけるトランスジェンダーへの人権侵害ー』の執筆者。
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ちなみに、私の前の面談は精神科医の針間克己先生、後の面会は自由民主党幹事長代行の稲田朋美先生とのこと。
私はともかく、前後はなかなかツボを押さえている。

16時半、辞去。

東京メトロ丸の内線で新宿御苑前駅へ。
二丁目「新千鳥街」の「オカマルト」で1時間ほどくつろぐ。
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宮城学院女子大がトランスジェンダー女性を受け入れ [現代の性(性別越境・性別移行)]

9月14日(土)

宮城学院女子大(宮城県仙台市)が2021年度から、トランスジェンダー女性を受け入れ。

私立の女子大学としては、筑紫女学園大学(福岡県太宰府市)に続いて2校目。

トランスジェンダーの排除を主張する自称「フェミニスト」がどれだけ騒ごうが、多くの方の尽力で、世の中、こうやって少しずつでも前に進んでいく。
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トランスジェンダーの学生に門戸 宮城学院女子大、21年春から「望む性で生きるよう支援」

宮城学院女子大(仙台市青葉区)は2021年4月から、戸籍上は男性でも自身の性別が女性だと認識しているトランスジェンダーの学生の入学を受け入れる方針を決めた。共生社会を目指し、流動的な意味も含む女性たちが自分らしく生きられる環境を整える。

性的少数者への理解や支援が社会的な課題となる中、同大は17年に教職員らで「性の多様性と人権検討委員会」を設立。今年3月にトランス女性への対応をまとめた。

今月21日に平川新学長らが記者会見し、学生の自己決定などを尊重する「共生のための多様性宣言」を発表する。

同大ではこれまで、入学時は戸籍と性自認が女性だった学生が、入学後に性自認が男性に変わったケースが複数あったという。同大は「それぞれの学生が望む性で生きられるよう支援したい」と説明する。

国内ではお茶の水女子大(東京)が20年4月からトランス女性の入学を受け入れる方針を発表するなど、複数の女子大で取り組みが進んでいる。

◎21日記念講演会
宮城学院女子大はトランス女性受け入れなどの「多様性宣言」を記念した講演会を21日午後1時から、同大学で開く。お茶の水女子大の室伏きみ子学長が「多様性を包摂する女子大学と社会」をテーマに講演する。入場無料で、申し込み不要。連絡先は宮城学院女子大学生課022(277)6271。

『河北新報』2019年09月08日
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201909/20190908_13002.html



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「変態(クィア)上等」 [現代の性(性別越境・性別移行)]

9月7日(土)

1990年代、女装世界の先輩たちは、男から誘われたらまず断ることなく、「寝た男の数が『女』の勲章」と言ってはばからない人もいた。

私の世代になると、男と寝るか寝ないかは、その時の気分で自分で決めるというタイプが多くなる。

実際、
男「おい、順子、ホテルに行こう」
私「嫌」
男「お前、今、『嫌』って言った?」
私「だって、今夜はそういう気分じゃない」
という会話で、「あいつ、俺の誘いを断りやがった。生意気だ!」と言われたこともある。
私にしてみれば、「寝る寝ないは自分で決める」は当たり前のことだったが。

逆に言えば、そういう気分の時に誘われれば、ほとんど断らなかった(まあ、相手の清潔度にもよるが)。

お陰様でというのも変だが、人並み以上にモテた(よく誘われた上にリピート率が高かった)。
「誘蛾灯の順子姐さん」の二つ名は、それだけの実績があってのことなのだ。

遅い青春時代、ずいぶん楽しく気持ちの良い思いをさせてもらった。
夜を共にした男たちには感謝している。

というようなことは、拙著『女装と日本人』(講談社現代新書、2008年)にちゃんと書いてある。
自著に書いてあることを、今更、隠す馬鹿はいないだろう。

だから、自分が性的に品行方正だったなんて言うはずがない。
私の旗指物1つは「変態上等!」だし、自分でも「変態(クィア)」だと思っている。

そもそも「変態(クィア)」でなにがいけないのだ?
「僕も変態、私も変態」の方が、世の中ずっと楽しいだろうに。

性経験が豊富な人やセックスワーカーを、否定し馬鹿にする傾向って、ほんとうに嫌だし、愚かなことだと思う。
「お前、何様だ?」って言いたくなる。

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↑ 1994年10月、大阪・京橋のラブホテル街で。

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針間克己『性別違和・性別不合へ ―性同一性障害から何が変わったか―』 [現代の性(性別越境・性別移行)]

9月4日(水)

針間克己先生から新著をいただく。
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『性別違和・性別不合へ ―性同一性障害から何が変わったか―』(緑風出版、2019年9月、148頁、1600円+税)。

「あとがき」によると、「あっという間に1冊を書き終えました」とのことだが、わかりやすい文体で一気に読めた。

内容的には、過去の経緯から、現在の最新情報、そして未来予測まで、バランス良く、とても内容豊富でおおいに参考になる。

日本でいちばん性同一性障害の臨床に携わってきた医師であるにもかかわらず、いや、それだからこそ、旧来の概念に固執せず、トランスジェンダーの人権と医療という視点から、あるべき形を考える姿勢がすばらしい。

本文中に著者がうっている写真が3点もあり、いかにも先生らしい。


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差別的な「フェミニスト」とは徹底的に戦っていく [現代の性(性別越境・性別移行)]

9月2日(月)

ジェンダー平等が達成されていない、性暴力への適切な法的対応がなされない日本社会。
そうした社会を作り維持している主体は、トランス女性ではなく男性だ。

だから、トランス女性を非難・排除したとしても、現状の改善にはつながらない。
なぜ、そんな当たり前のことが理解できないのだろうか?

トランス女性の多くが、日本社会におけるジェンダー不平等や性暴力軽視に批判的なのは、当然のこと。
なぜなら、女性として日本社会で暮らしていれば、様々な場で、女性であるがゆえの抑圧や危険を体験するから。

つまり、トランス女性の多くはジェンダー問題において被害者側などだ。

そうした現実を捻じ曲げて、トランス女性が女性抑圧の加害者であるかのように論じ扱うことが、どれだけ理不尽で、トランス女性の心を傷つける差別的な行為であるか、今まで何度も指摘している。

それでも、「フェミニスト」を名乗る人たちが、そうした愚かな言説を垂れ流し続けるのなら、それは差別するため悪意の行為だと断じるしかない。

私は、トランスジェンダーの社会進出のパイオニアの1人として、自分が少しでも生きやすい社会を作りたいと思い仕事をしてきた。
また、そのことが、若いトランスジェンダーの未来を拓くことにつながると信じてきた。

トランスジェンダーの社会的包摂は、ジェンダー平等の達成や性暴力の撲滅とともに、21世紀の日本社会の重要な課題だと考える。

それらに反対する悪意の人たちとは、これからも徹底的に戦っていく。


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「不法滞在」のトランスジェンダー女性に在留特別許可 [現代の性(性別越境・性別移行)]

9月2日(月)

取りあえずは、良かった。
でも、ちゃんと法的に結婚できるようにすべき。

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トランス女性に在留特別許可「入管は夫婦として対応してくれた」、パートナーの男性と喜びの声

25年以上、不法滞在(オーバーステイ)になっていた東南アジア出身のトランスジェンダーの女性(法律上は男性、58)が8月14日に国から在留特別許可を受けた。2017年3月、入国管理局に出頭し、在留特別許可を求めていた。

9月2日、女性は同居する日本人男性(67)と都内で記者会見を開き、「(宗教上の理由もあり)LGBTは母国だと宿敵。日本に来たら扱いが全然違った。自分の居場所が日本にあった」「ありがとう。本当に嬉しい。恩返ししたい」と話した。

法務省のガイドラインによると、在留特別許可を認める積極要素の1つに日本人との婚姻があげられている。
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↑ 法務省のガイドラインより。下線部は編集部

女性は2002年から、この日本人男性と同居しており、2012年には一緒に家を購入した。女性は法律上男性のため、日本での法律婚はできないが、夫婦同然の生活をしていたとして、在留特別許可を求めていた。
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↑ 在留特別許可の推移 在留特別許可の推移(法務省の統計より)

大病を患ったなどの事情もあり、許可の理由は明確ではないが、女性の代理人を務めた熊澤美帆弁護士は次のように話した。

「入管は手続き中から『奥さん、旦那さん』と呼ぶなど、夫婦として対応し、2人の関係を真摯なものとして受け止めてくれた。(同性カップルなど)法律上結婚できないカップルについては同じような判断になることが望ましい」

今年3月には、日本人の同性パートナーと20年以上同居していた台湾出身の男性に在留特別許可がおりている。こちらは裁判で争われていた(許可が出たため取り下げた)だけに、入管が自主的に在留特別許可を認めたことに驚いた、と熊澤弁護士は話す。

一方で、不安もある。パートナーの男性は「次も在留特別許可を更新してもらえるかは心配」とも口にした。2月に「結婚の自由をすべての人に」をスローガンに全国の同性カップルが起こした裁判の行方にも注目しているという。

「弁護士ドットコム」2019年09月02日 17時21分
https://www.bengo4.com/c_16/n_10080/?fbclid=IwAR3ZyPMEg4TQc-t3TuQdB4jn2nDCzqOc9VT_B2gco_9tdGt3O9BjV7g_2yE
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医療現場における性的マイノリティへの無理解 [現代の性(性別越境・性別移行)]

9月2日(月)

医療現場における性的マイノリティへの無理解、本来、平等性を基本にする医療の場だけに、けっこう深刻なものがある。

医療系の雑誌は、2016年頃から、かなり積極的に「LGBT」の特集企画をしているのだが、実際には、あまり浸透していないような気がする。

『医学のあゆみ』(医歯薬出版)256巻4号(2016年1月)
 「(特集)性同一性障害の現状と治療」
『精神療法』(金剛出版)2016年2月号
 「(特集)セクシュアル・マイノリティ(LGBT)への理解と支援」
『精神科治療学』(星和出版)2016年8月号
 「(特集)LGBTを正しく理解し、適切に対応するために」★
『こころの科学』(日本評論社)2016年9月号
 「(特別企画)LGBTと性別違和」
『ホルモンと臨床』(医学の世界社)63巻 4号(2015年4月号だが、実際は2017年10月刊行)
 「(特集)内分泌科医が理解すべきトランスジェンダー」★
『Modern Physician』」(新興医学出版社)39巻5号(2019年4月)
  「(特集)医療者のためのLGBT,SOGIの基礎知識」★

ちなみに、★印の3つには、私も執筆していて、及ばずながら尽力はしているつもり。

現場の医療者は、ともかく多忙で「そんなもの読んでる暇はない」のが現実なのだろうが、困ったものである。


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「楽しかったこと」を、尋ねてもらえないインタビュー [現代の性(性別越境・性別移行)]

9月1日(火)

今まで、ずいぶんたくさんインタビューを受けてきた。

尋ねられることは、研究のこと、「運動」のこと、そして生い立ちのこと。
まあ、それはいい。

問題はその「生い立ち」で聞かれるのが、「辛かったこと」「大変だったこと」ばかりで、「楽しかったこと」は、まず聞いてこない。

トランスジェンダーの人生には「楽しかったこと」などないと決めつけているのか?、それとも他人の「楽しかったこと」にはまったく関心がないのか?

「楽しい思い出を語るなど、本物のGIDでない証拠」と言われたこともあるしな。

その「楽しかったこと」を通じて、コミュニティの在り方や重要性、さらにはトランスジェンダーと社会の関係性を語るように準備しているのに。

トランジッション(性別移行)は、ある種の「冒険」なので、考え方によっては「新発見」や「認識の転換」に満ちていて、スリリングでとても面白く、得難い経験のはず。

それが、いつから、困難と苦痛(だけ)に満ちた物語になってしまったのか?

まあ、インタビュアーが聞きたいことと、こちらが語りたいことは、たいての場合、ずれるのは
もう慣れっこ。

でも、1度くらい「楽しいかったこと ―四半世紀のトランスジェンダーライフを通じてー」みたいなテーマで講演してみたい。
(↑ 誰も聞きに来ないにゃ)
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性別変更「同意なく明かされた」 勤務先の病院提訴へ [現代の性(性別越境・性別移行)]

8月29日(木)

この事例、幸いにも飛び降り自殺が未遂だったけど、もし不幸にして既遂だったら、典型的なトランスジェンダーに対する「差別が人を殺す」事例だ。

この1年以上、Twitterでトランスジェンダー女性の排除に血道をあげている「フェミニスト」女性たちは、こうの事例をどう考えるのだろうか?
たとえ何人が死んでも、トランスジェンダー女性の排除を続けるのだろうか?
それこそ「人でなし」の所業だろう。

原告弁護人は、仲岡しゅんさん。
応援しています。
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性別変更「同意なく明かされた」 勤務先の病院提訴へ

性同一性障害で性別を変えたことを勤務先の病院で同意なく明かされ、同僚らの言動で精神的な苦痛を受けたとして、大阪市の女性(48)が30日、病院を運営する医療法人に慰謝料など約1200万円の損害賠償を求める訴訟を大阪地裁に起こす。女性側代理人の弁護士らによると、他人の性に関する情報を同意なく明かす「アウティング」をめぐる訴訟は珍しいという。

女性側代理人の仲岡しゅん弁護士(大阪弁護士会)によると、原告は男性として生きることに違和感を覚え、20代で性別適合手術を受けた。2004年に性同一性障害特例法に基づいて戸籍の性別を女性に改め、05年に家裁に申し立てて名前も変えた。13年10月、大阪府内の病院で看護助手として働き始めた。

訴状によると、原告は働き始めて約2週間後、看護部長から「元男性」と明かしていいかを聞かれ、「すでに戸籍も体も変わっているし、必要はないのでは」と伝えた。しかし、医療に携わる者同士だから問題ないとして、同僚たちの前で明かされたという。

その後、同僚らから、原告が女性更衣室を使うことを「気持ち悪い」などと言われた▽体を見せるよう求められた▽結婚して夫の姓に変わった際、中傷された――などと主張。こうした行為による精神的苦痛が積み重なり、原告は今年2月、病院6階から飛び降り自殺を図り、肋骨(ろっこつ)やかかとを骨折したという。

原告側は「本人の意に反して性別変更を明かすことは許されず、従業員への適切な指導も怠った」と訴えている。病院側代理人の弁護士は「損害賠償請求や提訴の予告を受けておらず、主張を把握していない」などとしている。(大貫聡子)

「アウティング」防止、国も動く
自分の性をどう認識しているか(性自認)、どんな人に恋愛感情を抱くか(性的指向)について、他者が本人の意思に反して明かす「アウティング」。原告は「人格を否定され、嫌がらせを受けて本当に苦しかった」と主張する。

東京都国立市は昨年4月、こうした行為を禁じる条例を施行。厚生労働省も防止に力を入れ、今年5月には改正労働施策総合推進法が成立した。企業に具体的な防止策を求めることになり、その指針ではアウティングをパワハラ行為の一つとして記す方針だ。

性的マイノリティーの問題に詳しい金沢大の谷口洋幸准教授は「性自認や性的指向は、他人がみだりに踏み込んではいけない領域。望まない公開をされて、聞かれたくない質問をされて嫌な思いをする人は少なくない」と指摘している。

アウティングをめぐっては、同性愛者であることを同級生に暴露された後、建物から転落死した一橋大学法科大学院生の男性の両親が、同大学に損害賠償を求めて提訴。今年2月の東京地裁判決は「安全や教育環境への配慮義務に違反したとは認められない」と両親の請求を棄却した。両親は当初、アウティングをした同級生も提訴したが、和解していた。

『朝日新聞』2019年8月29日13時00分
ttps://digital.asahi.com/articles/ASM8K3JX6M8KPLZB001.html?rm=690

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看護助手の女性 性別変更を同意なく明かされ 提訴 大阪

性同一性障害で、性別を変えた大阪の看護助手の女性が、勤務先の病院の上司に、元男性であることを同意なく職場で明かされ精神的苦痛を受けたなどとして、病院を運営する医療法人に慰謝料などを求める訴えを大阪地方裁判所に起こしました。

訴えを起こしたのは大阪 吹田市の病院に勤務する48歳の看護助手の女性です。

訴えによりますと、女性は心と体の性が一致しない性同一性障害と診断され、20代で性別の適合手術を受け、その後、戸籍上の性別を改めました。

6年前、大阪 吹田市の病院で看護助手として働き始めましたが、上司から元男性であることを職場で公表するよう要求され、拒否したところ、同意なく明かされたということです。

その後、女性更衣室を利用する際、同僚から「気持ち悪い」とか、「体を見せてほしい」などと言われ、精神的な苦痛からことし2月、飛び降り自殺を図り、大けがをしたということです。

このため女性は「病院側は、ハラスメントが生じないようにするための従業員への教育や指導を怠った」と主張し、病院を運営する医療法人に慰謝料などおよそ1200万円の賠償を求めています。

女性の代理人を務める仲岡しゅん弁護士は「原告の女性はいまも治療中で働けない状態が続いていて、『非常につらく、こういった差別がない社会にしたい』と訴えている」と話しています。

一方、医療法人側は「訴状の内容を確認したうえで誠実かつ適切に対応したいと考えています」などとコメントしています。

「NHKニュース」2019年8月30日 12時43分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190830/k10012056581000.html?fbclid=IwAR3C1csrKU2ZHwu3LX0emy07ZoxYHu__DIPVwuRFSMWloUADx6sd24JAk3U
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