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着物のメンテナンス [着物]

4月8日(木)

着物のメンテナンスのお店へ。

駅から5分ちょっと、地図と住所を頼りに行ってみたが、住宅地のど真ん中でそれらしき店がない。
仕方なく、電話を入れてみる。
道案内をしてもらうと、やはりここらへん。
ふと、見上げると、一般住宅の2階で手を振っている人が・・・。

お店じゃなく、普通の家の2階が仕事場になっていた。
「よくここまで来られましたね。皆さん、来られなくてお迎えに行くのですよ」と言われる。
たしかに普通の女性ではたどりつかないだろう。
「よくそんなところでお商売できますね」と言いたくなったが、今後のこともあるので、言わなかった。

とりあえず、お試しで、胴裏の裾が擦り切れてしまった訪問着と、背中(お尻)がほころびてしまった単衣の銘仙を預ける。
腕前と料金が大丈夫だったら、続けてお願いしよう。
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銘仙コレクション展、いつかやりたい [着物]

3月24日(水)

近い将来的に「YUKOと順子の銘仙コレクション展」をやるとして、見たい人が来やすいような、それなりに便利な立地のギャラリーを1週間~10日借りるとしたら、いくらくらいかかるのだろう?

行ったことがある貸ギャラリーを調べてみたら、みんな写真専門だった。
でも、着物専門の貸ギャラリーなんてあるはずもなく。

どうせやるなら、小規模ではなく、それなりの点数を並べたい。
たとえば50点くらい。

おゆうちゃんと私のコレクションを合わせて、それに何人かの友人から提供してもらえば、2020年3月に銀座松屋で開催された「いせさきメイセン展」くらいのことはできる。

お金は私がなんとかするとして、問題はやっぱり場所だな。

それと、おゆうちゃんは仕事があるから、ギャラリーにいられる日は限られる。
となると、私が居るとして、開催時期は大学が休みの春(3月)か初秋(9月)だな。
具体的には、コロナ禍が収まった2022年以降かな。
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銘仙コレクションの寄贈先 [着物]

3月22日(月)

私が着用してきた伊勢崎銘仙3点、復刻足利銘仙8点、資料として集めた銘仙コレクション約30点は、いずれ「ちちぶ銘仙館」に寄贈しようと思う。

「終活」の一環。

今日の話で、20年前の復刻足利銘仙すら、貴重品と言うことがわかった。

【復刻・足利銘仙(京都¥きものACT)】
(左)松葉   (右)雪椿
銘仙41-5(復刻足利・松葉・061103)  (2).jpg 銘仙(復刻足利・雪椿)5.jpg

(左)折れ線   (右)片矢羽根
銘仙(復刻足利・折れ線)1 - コピー.jpg 090321-12 (2).JPG

(左)坂道に鈴蘭   (右)萩
070520-3 - コピー.jpg 銘仙(復刻足利・萩)2 - コピー.jpg

(上)赤菊   (下)菊
101106-1 (2).jpg 101107-1 (3).jpg

【伊勢崎銘仙(デッドストックの反物を購入)】
牡丹
070519(2).jpg

(左)平行四辺形  (右)卍崩し
020414-6.jpg 030411-1.jpg

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3月22日(月)秩父で「銘仙の社会史」レクチャー [着物]

3月22日(月) 曇り  秩父  14.2度  湿度36%(15時)

8時、起床。
朝食は、グレープフルーツデニッシュとコーヒー。
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10時、家を出る。
西武池袋駅11時半の特急で秩父へ。
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早めの昼食は、車中で「サイゴン」のベトナム弁当。
IMG_7022.JPG
13時、秩父の家に着く。
1時間ほど休憩。
14時前、加世ちゃんと池田さんが来てくれて、いっしょに徒歩5分ほどの会場へ。

14時半、熊木町の「かめのこホステル」という小さなお宿のロビーで、「銘仙の社会史」のレクチャー。
聴衆は「ちちぶ銘仙館」の関係者(実習生)3人、友人2人、会場のオーナー(実習生さんの夫)の6人。
実際に、銘仙の染織を習っている方とのやり取りは、とても楽しかった。

まあ、故郷への恩返し。
画像は、今日、運んでいって、お見せした私の銘仙コレクション(5点)。
銘仙1-1 (2).jpg銘仙14-2 - コピー.jpg
銘仙12-1 (2).jpg銘仙43-2(2).jpg
銘仙39-1.JPG

17時、「カルネ」へ。
お腹が空いたので、早めに夕食。
ポークビンダルとチキンキーマの合わせ盛り。
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池田さん(中学校時代の同級生)とおしゃべり。
亡父の話など。

19時23分西武秩父発の特急に乗車。
さすがに疲れて眠る。

22時前、帰宅。
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私の振袖 [着物]

1月11日(月・祝)

私が40歳の時に購入した大振袖(黒地銀ラメ、裾に曙模様)は、「三松」のモデルさん(たしか黒谷友香さん)が広告撮影で着たもののお下がりだったので、5万円だった(正価は60万円くらいだったと思う)。

少なくとも5回は着たから、まあコストパフォーマンスは良いと思う。
1996年お正月
970108 (2).jpg
2009年お正月(築地本願寺)
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時代劇の着物の色がおかしい [着物]

6月8日(月)

時代劇の着物の色が、染色史的におかしい、という話。
明治初期以前の着物の色は、基本的に、白(生成り)、黒、水色(浅黄色)、黄土色、茶色が中心。
これらを発色する植物はけっこうあり、比較的安価に染められるので、庶民の着物はだいたいこの色味。

黄色は、黄肌や梔子(くちなし)で染まるが、もっと深みのある黄色は、コブナグサ(黄八丈)やハマナス(秋田八丈)を使うので希少。

黄色に水色を染め重ねると緑色になるので、薄い緑色の着物はあるはず。
ただ、濃い鮮やかな緑色になると難しい。

薄い赤(茜色)は、アカネで比較的簡単に発色する。
濃い赤は、茜を何度も重ねる(材料を大量に使い、手間もかかる)か、南蛮渡来の蘇芳で染めるしかないので高価。
紅(紅花)の赤はもっと高価で、糸を染める(それで刺繍する)ことはあっても、面積のある布を染めることはまずない。
だから、長屋の娘が真っ赤な着物を着ているはずがない。

藍色も、藍汁に1度漬けただけの水色なら安価だが、何度も染め重ねる濃く深い藍色だと,、高価になる。
大店の主人が濃い藍の唐桟を着ているのは納得だが、長屋の熊五郎が着ていたらおかしい。

紫色は、本来、高価な紫根を大量に使って染めるので、いちばん高価。
なので、赤と藍を染め重ねた偽紫(にせむらさき)が多かったはず。

日本で、化学染料が導入され鮮やかな濃い色が安価に染められるようになる(染色革命)のは、だいたい明治時代の中頃(1890年代後半)以降。
日本文学でいうと、樋口一葉が描いている世界は、それ以前。

こういう(今、私が10分くらいで書いた)知識って、ドラマの演出家だけでなく、学術(文学・歴史)研究者も意外と知らない(というか気にしていない)。

4
渡邊 さゆり、香川 則子、他2人

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伊勢崎銘仙の新動向 [着物]

4月15日(水)

伊勢崎銘仙の新動向についての金井珠代さんの記事。

『上毛新聞』2020年4月8日。
加賀谷富士子さん(群馬県議会議員)に送っていただく(感謝)。

伊勢崎は、1920~60年代、銘仙の4大産地(群馬・伊勢崎、埼玉・秩父、栃木・足利、東京・八王子)の中でも、生産量が多く、最も優れた技術を誇ったところ。
伊勢崎には、もうだいぶ前になるが、群馬大学医学部の講義の後、「伊勢崎織物会館」の銘仙の展示を見に行った。
新しい動きがあるようなので、コロナ禍が収まったら、また行ってみたい。
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3月20日(金・祝)銀座松屋「いせさきメイセン展」 [着物]

3月20日(金・祝) 晴れ 東京 19.4度  湿度24%(15時)

10時、起床。
13時、家を出る。
東急東横線(中目黒駅乗換)東京メトロ日比谷線で銀座駅へ。
地下道を歩いて「松屋銀座」へ。

第764回デザインギャラリー1953企画展「いせさきメイセン -メイセンは二度死ぬ-」を観る。
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【解説】
この度、日本デザインコミッティーでは、第764回デザインギャラリー1953企画展として、「いせさきメイセン -メイセンは二度死ぬ-」を開催します。銘仙は、明治から昭和初期にかけて女性を華やかに彩った絹織物の日常着。その代表的な産地である群馬県伊勢崎市で生産された「併用絣(へいようがすり)」は経糸(たていと)と緯糸(よこいと)の双方に絣糸(かすりいと)を用いて複雑な図柄を織り上げる世界でも類をみない技術です。
本展では⼀度は廃れたこの「併用絣」が、関係者の熱意によって2016年に奇跡的に復元されるまでの経緯を、新旧の豊富な銘仙コレクションとともにご紹介します。
近年、銘仙は著名なファッションデザイナーに影響を与えるなど海外での評価が高まっており、このたび復元された「いせさきメイセン」もイギリスのヴィクトリア&アルバート博物館(V&A)への収蔵が決まっています。今、世界が注目する伊勢崎銘仙の驚くべき技術と斬新なデザインの世界をこの機会にぜひお楽しみください。

主催:日本デザインコミッティー
共催:「いせさき銘仙の日」記念イベント実行委員会
協力:杉原みち子、金井珠代
展覧会担当:須藤玲子
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展示は、布の状態で短30点、長10点?、それに着物(コーディネート)の状態で2点。
松屋銀座ギャラリー展2.jpg
さすがに、デザイン的に優れたものが多く、伊勢崎銘仙の特徴(特技)である緯綜、併用絣のものが多く展示されていた。

ただ、私とYUKOの銘仙コレクションは、着物としての銘仙、着装状態のイメージを重視するので、やや視点が違うなと思った。

(参考)
順子の「銘仙図鑑」
https://junko-kimono.blog.ss-blog.jp/archive/c2303196926-1
YUKOの「気軽に楽しく美しく・銘仙の時代の女」
http://blog.livedoor.jp/yukononono-12/


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月岡芳年「東京自慢十二ヶ月」に描かれた着物 [着物]

8月4日(日)

月岡芳年「東京自慢十二ヶ月・六月・入谷の朝顔」(1880年)
月岡芳年「東京自慢十二ヶ月・六月入谷の朝顔・新橋・福助」(1880年) - コピー.jpg
モデルは新橋芸者の福助。
水色の地に猫柄の浴衣、欲しい人、たくさんいそう(にゃあ、にゃあ、ほしいにゃあ)。


月岡芳年「東京自慢十二ヶ月・九月・千駄木の菊」(1880年)
月岡芳年「東京自慢十二ヶ月・九月千駄木の菊・根津八幡楼・小桜」(1880年) - コピー.jpg
モデルは根津遊廓・八幡楼の小桜花魁。
藍地に絞染めで麻の葉柄の半襟、紅地に同じ柄の掛け襟の対照がおしゃれ。
着物の柄は、水に流れる紅葉。

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銀座「いせよし」のコピー [着物]

6月20日(木)

Twitterで批判が集中している、銀座の着物屋「いせよし」のコピー。
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「着物を着ると 扉がすべて自動ドアになる」

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「ハーフの子を産みたい方に」

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「ナンパしてくる人は減る。ナンパしてくる人の年収は上がる」

たしかに、着物を着ていると、現象としては、ドアを開けてくれる人は増える。
外国の人は民族衣装として敬意を払ってくれる。
ナンパしてくる人の年齢層は確実に上がるから、中には年収の高い人もいるだろう。

でも、それが目的で着物を着るんじゃない。
そうした功利的な理由で着物を着るのは、いささかあさましいと思うし、着物屋が「それを言ったらおしめえよ」。
着物が好きだから、着物を着るのだ。



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銀座いせよし、広告コピー(博報堂・志水雅子)炎上「ハーフの子を産みたい方に」「ナンパしてくる人の年収は上がる」

東京都中央区銀座にある着物の販売店(呉服屋)「銀座いせよし」の広告コピーが批判を浴び炎上している。

といっても、炎上している広告コピーは2016年のもので、しかも広告業界の賞まで受賞しているものだ(詳細は後述)。
以下の画像はポスターの一部。

博報堂のコピーライター、志水雅子さんの作品だ。このコピーで新人賞を受賞しているので、割と若い人だと思われる。

「ハーフの子を産みたい方に。」一見して意味がわからないが、他のコピーとあわせてみると、その思想、世界観が伺える(後述)。

銀座いせよし公式サイトによると、「伊勢由」は明治元年(1872年)創業。

店主の千谷美恵さんは「伊勢由」の三女として生まれ、米金融シティバンクに勤務した経験により日本文化の大切さを再認識したとのことで家業を継ぐことに。その後「伊勢由」とは方向性が違うということで独立したとのこと。

今回の炎上のきっかけは、6月18日に投稿されたある別のコピーライターの指摘とみられる。

ハーフの子供を産むことを、ひとつのステータスと捉えるようなメッセージに、むちゃゾワっとした。。。 pic.twitter.com/o1fjcz3zhU
— ほりいさやか (@horiisayaka) 2019年6月18日

ここからジワジワと燃え広がり、6月19日の夜になり一気に炎上した。

3年前、2016年6月20日の銀座いせよしのブログには、このコピーが「東京コピーライターズクラブ新人賞に入選した」と誇らしげに報告されている。

掲載されている一連のキャッチコピーは以下だ。

・着るという親孝行もある。
・ナンパしてくる人は減る。ナンパしてくる人の年収は上がる。
・着物を着ると、扉がすべて自動ドアになる。
・スマホでしか撮らなかったことを、久しぶりに後悔した。
・ハーフの子を産みたい方に。

おそらくこれらのキャッチコピーの世界観では、着物を着ると、年収の高い人や外国人男性が言い寄ってきて、親切にしてくれて、年収の低い人は退散し、親孝行になって、デジカメで撮らなかったことを後悔する・・・・・・という冗談なのかマジなのかわからないが。

さて、前述の通りこの「ハーフの子を産みたい方に。」というコピーは、日本最大のコピーライター・CMプランナー団体「東京コピーライターズクラブ(TCC)」の新人賞に入選した。

当時のPRtimesの記事によると、その時グランプリとなったコピーはau三太郎シリーズの「みんながみんな英雄。」(電通の3名による)

最優秀新人賞は、電通九州の渡邊千佳氏による「名もなき一日を走る。長崎バス」。
そして20以上ある新人賞入選作の一つとして(一番末尾に)以下のようにある。

志水雅子(博報堂)
【代表コピー】ハーフの子を産みたい方に。

2019年06月20日01:39
http://blog.livedoor.jp/ninji/archives/53507347.html


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