So-net無料ブログ作成

伊勢崎銘仙の新動向 [着物]

4月15日(水)

伊勢崎銘仙の新動向についての金井珠代さんの記事。

『上毛新聞』2020年4月8日。
加賀谷富士子さん(群馬県議会議員)に送っていただく(感謝)。

伊勢崎は、1920~60年代、銘仙の4大産地(群馬・伊勢崎、埼玉・秩父、栃木・足利、東京・八王子)の中でも、生産量が多く、最も優れた技術を誇ったところ。
伊勢崎には、もうだいぶ前になるが、群馬大学医学部の講義の後、「伊勢崎織物会館」の銘仙の展示を見に行った。
新しい動きがあるようなので、コロナ禍が収まったら、また行ってみたい。
nice!(0)  コメント(0) 

3月20日(金・祝)銀座松屋「いせさきメイセン展」 [着物]

3月20日(金・祝) 晴れ 東京 19.4度  湿度24%(15時)

10時、起床。
13時、家を出る。
東急東横線(中目黒駅乗換)東京メトロ日比谷線で銀座駅へ。
地下道を歩いて「松屋銀座」へ。

第764回デザインギャラリー1953企画展「いせさきメイセン -メイセンは二度死ぬ-」を観る。
IMG_3022.JPG
IMG_3023.JPG
---------------------------------------------------
【解説】
この度、日本デザインコミッティーでは、第764回デザインギャラリー1953企画展として、「いせさきメイセン -メイセンは二度死ぬ-」を開催します。銘仙は、明治から昭和初期にかけて女性を華やかに彩った絹織物の日常着。その代表的な産地である群馬県伊勢崎市で生産された「併用絣(へいようがすり)」は経糸(たていと)と緯糸(よこいと)の双方に絣糸(かすりいと)を用いて複雑な図柄を織り上げる世界でも類をみない技術です。
本展では⼀度は廃れたこの「併用絣」が、関係者の熱意によって2016年に奇跡的に復元されるまでの経緯を、新旧の豊富な銘仙コレクションとともにご紹介します。
近年、銘仙は著名なファッションデザイナーに影響を与えるなど海外での評価が高まっており、このたび復元された「いせさきメイセン」もイギリスのヴィクトリア&アルバート博物館(V&A)への収蔵が決まっています。今、世界が注目する伊勢崎銘仙の驚くべき技術と斬新なデザインの世界をこの機会にぜひお楽しみください。

主催:日本デザインコミッティー
共催:「いせさき銘仙の日」記念イベント実行委員会
協力:杉原みち子、金井珠代
展覧会担当:須藤玲子
82012137_1245323788986539_525012738446841379_n.jpg

展示は、布の状態で短30点、長10点?、それに着物(コーディネート)の状態で2点。
松屋銀座ギャラリー展2.jpg
さすがに、デザイン的に優れたものが多く、伊勢崎銘仙の特徴(特技)である緯綜、併用絣のものが多く展示されていた。

ただ、私とYUKOの銘仙コレクションは、着物としての銘仙、着装状態のイメージを重視するので、やや視点が違うなと思った。

(参考)
順子の「銘仙図鑑」
https://junko-kimono.blog.ss-blog.jp/archive/c2303196926-1
YUKOの「気軽に楽しく美しく・銘仙の時代の女」
http://blog.livedoor.jp/yukononono-12/


nice!(0)  コメント(0) 

月岡芳年「東京自慢十二ヶ月」に描かれた着物 [着物]

8月4日(日)

月岡芳年「東京自慢十二ヶ月・六月・入谷の朝顔」(1880年)
月岡芳年「東京自慢十二ヶ月・六月入谷の朝顔・新橋・福助」(1880年) - コピー.jpg
モデルは新橋芸者の福助。
水色の地に猫柄の浴衣、欲しい人、たくさんいそう(にゃあ、にゃあ、ほしいにゃあ)。


月岡芳年「東京自慢十二ヶ月・九月・千駄木の菊」(1880年)
月岡芳年「東京自慢十二ヶ月・九月千駄木の菊・根津八幡楼・小桜」(1880年) - コピー.jpg
モデルは根津遊廓・八幡楼の小桜花魁。
藍地に絞染めで麻の葉柄の半襟、紅地に同じ柄の掛け襟の対照がおしゃれ。
着物の柄は、水に流れる紅葉。

nice!(1)  コメント(0) 

銀座「いせよし」のコピー [着物]

6月20日(木)

Twitterで批判が集中している、銀座の着物屋「いせよし」のコピー。
D9cEU2bX4AEvWKN.jpg
「着物を着ると 扉がすべて自動ドアになる」

D9bbcXfUwAAQg5m.jpg
「ハーフの子を産みたい方に」

D9bbcXZU0AUYN3l.jpg
「ナンパしてくる人は減る。ナンパしてくる人の年収は上がる」

たしかに、着物を着ていると、現象としては、ドアを開けてくれる人は増える。
外国の人は民族衣装として敬意を払ってくれる。
ナンパしてくる人の年齢層は確実に上がるから、中には年収の高い人もいるだろう。

でも、それが目的で着物を着るんじゃない。
そうした功利的な理由で着物を着るのは、いささかあさましいと思うし、着物屋が「それを言ったらおしめえよ」。
着物が好きだから、着物を着るのだ。



----------------------------------------------------
銀座いせよし、広告コピー(博報堂・志水雅子)炎上「ハーフの子を産みたい方に」「ナンパしてくる人の年収は上がる」

東京都中央区銀座にある着物の販売店(呉服屋)「銀座いせよし」の広告コピーが批判を浴び炎上している。

といっても、炎上している広告コピーは2016年のもので、しかも広告業界の賞まで受賞しているものだ(詳細は後述)。
以下の画像はポスターの一部。

博報堂のコピーライター、志水雅子さんの作品だ。このコピーで新人賞を受賞しているので、割と若い人だと思われる。

「ハーフの子を産みたい方に。」一見して意味がわからないが、他のコピーとあわせてみると、その思想、世界観が伺える(後述)。

銀座いせよし公式サイトによると、「伊勢由」は明治元年(1872年)創業。

店主の千谷美恵さんは「伊勢由」の三女として生まれ、米金融シティバンクに勤務した経験により日本文化の大切さを再認識したとのことで家業を継ぐことに。その後「伊勢由」とは方向性が違うということで独立したとのこと。

今回の炎上のきっかけは、6月18日に投稿されたある別のコピーライターの指摘とみられる。

ハーフの子供を産むことを、ひとつのステータスと捉えるようなメッセージに、むちゃゾワっとした。。。 pic.twitter.com/o1fjcz3zhU
— ほりいさやか (@horiisayaka) 2019年6月18日

ここからジワジワと燃え広がり、6月19日の夜になり一気に炎上した。

3年前、2016年6月20日の銀座いせよしのブログには、このコピーが「東京コピーライターズクラブ新人賞に入選した」と誇らしげに報告されている。

掲載されている一連のキャッチコピーは以下だ。

・着るという親孝行もある。
・ナンパしてくる人は減る。ナンパしてくる人の年収は上がる。
・着物を着ると、扉がすべて自動ドアになる。
・スマホでしか撮らなかったことを、久しぶりに後悔した。
・ハーフの子を産みたい方に。

おそらくこれらのキャッチコピーの世界観では、着物を着ると、年収の高い人や外国人男性が言い寄ってきて、親切にしてくれて、年収の低い人は退散し、親孝行になって、デジカメで撮らなかったことを後悔する・・・・・・という冗談なのかマジなのかわからないが。

さて、前述の通りこの「ハーフの子を産みたい方に。」というコピーは、日本最大のコピーライター・CMプランナー団体「東京コピーライターズクラブ(TCC)」の新人賞に入選した。

当時のPRtimesの記事によると、その時グランプリとなったコピーはau三太郎シリーズの「みんながみんな英雄。」(電通の3名による)

最優秀新人賞は、電通九州の渡邊千佳氏による「名もなき一日を走る。長崎バス」。
そして20以上ある新人賞入選作の一つとして(一番末尾に)以下のようにある。

志水雅子(博報堂)
【代表コピー】ハーフの子を産みたい方に。

2019年06月20日01:39
http://blog.livedoor.jp/ninji/archives/53507347.html


nice!(0)  コメント(0) 

10月7日(日)北山晴一ゼミ「秩父銘仙巡見」 [着物]

10月7日(日)  晴れ  秩父  30.3度  湿度57%(15時)

「化粧文化研究会」でお世話になっている北山晴一先生の「秩父銘仙巡見」のご案内。

秩父銘仙館→秩父蕎麦の名店「やなぎや」→ 数少なくなった銘仙工場「逸見織物」(秩父市黒谷)の見学と、充実した半日だった。

でも、ともかく暑くて暑くて、消耗。

「ちちぶ銘仙館」で、銘仙の羽織を着て遊ぶ北山晴一先生たちを撮影していて、あれ?って気づく。
IMG_4218.JPG
背後の壁面に掲げられている秩父織物組合の歴代組合長の写真の左端。
IMG_4214.JPG
えっ、私のひいじいちゃん(母方の曽祖父・柏崎才一)って、初代組合長だったの?
IMG_4216 - コピー.JPG
そう言えば、そんな話を聞いた覚えもかすかにあるけど、初代だったとは・・・。

まあ、京都所司代・松平容保(会津藩主)の側近として幕末動乱の京洛で奔走、榎本武揚のもと土方歳三(新撰組副長)などと共に箱館・五稜郭で戦って、秩父事件(明治17年=1884)の後、秩父警察署長になった人だから、時代を考えたら、そうだよね。

nice!(0)  コメント(0) 

麻の葉柄の綿絽 [着物]

8月1日(水)

今夏、仕立てた綿絽(京都・紫織庵)。
IMG_2990 - コピー.JPG

少し暈しが入った青紫の地に、白で大きな麻の葉柄。
IMG_3037 - コピー.JPG


nice!(0)  コメント(2) 

3月8日(木)浅草へ 下駄の受け取り [着物]

3月8日(木)  雨  東京  6.6度  湿度100%(15時)

11時、起床。
朝食は、りんごデニッシュとコーヒー。
180301 (1).JPG
13時15分、家を出る。
本降りの冷たい雨。
途中、後ろから空車のタクシーが来たので、武蔵小杉駅まで乗ってしまう。

昼食は、駅構内の「しぶそば」。
IMG_0134.JPG
↑ 甘皮筍とたらの芽天そば(480円)

東急東横線(渋谷駅乗換)東京メトロ半蔵門線(表参道駅乗換)同銀座線のルートで浅草へ。

昭和の名残が濃厚にただよう「浅草地下商店街」。
現存するものとしては日本最古の地下商店街。
1955年1月の開業なので、私と同じ歳。
IMG_0137.JPG
木曜定休なので開いているお店が少なく、いっそう侘しい。
それにしても天井が低い。
IMG_0136.JPG
階段、捻れているように見える。
IMG_0135.JPG

花川戸の履物問屋「長谷川」で、鼻緒すげをお願いしてあった下駄を受け取る。

長年愛用していた焼き桐の下駄がついに焼き(風塗装の)桐の下駄になってしまったのがショック。
IMG_0148.JPG
やっぱり質感がかなり違う。
昔は、何回か履くうちに(足袋裏がすこし黒くなる分)、艶が出てきたのだけど、焼き風塗装だと、履かないうちからピカピカしている。

時代の流れで仕方がないのかもしれないが、やっぱり寂しい。

もう1足は、白木の右近下駄。
IMG_0147.JPG

nice!(0)  コメント(0) 

成人式の振袖 [着物]

1月10日(木)

成人式で女子がこぞって(ほぼ100%)振袖を着るようになったのは、そんなに古いことではない。
たぶん1960年代後半に始まり1970年代に成立した習俗だと思う。
いわゆる「団塊の世代」(1947~49年生)が成人を迎えた1967~69年あたりに始まるのではないだろうか。
つまり、高度経済成長以降の「一億総中流化」の産物。

階層格差が少なくなった時代の習俗が、階層格差がどんどん拡大していく時代に廃れていくのは、ある意味、当然のなのかもしれない。
nice!(0)  コメント(0) 

「はれのひ」事件 [着物]

1月8日(月・祝)

会社(「はれのひ」が社名)が飛んだな。
なにも成人式の直前に破綻しなくてもよさそうなものだが、すでに破綻状態にあったのに、解約・返金を請求されないようにぎりぎりまで隠していたのだろう。
悪質だ。

被害にあった新成人、かわいそうに。
はっきり言って「振袖に特化した業者」の多くはロクなものじゃない。
振袖の質を見ていればわかる。

ところで、成人年齢が、18歳に引き下げられると、その年の成人式は今までの約3倍の成人が一気に成人式を迎えることになる。

その需要に応じるだけの、振袖があるのだろうか? 着つける人はいるのだろうか?

もう、自治体が大勢の成人を一カ所に集めて「成人式」をする形式は止めるべきなのではないだろうか?

---------------------------------------------
新成人、振り袖着られず 業者「はれのひ」連絡とれず

成人の日の8日、振り袖販売、レンタルを手がける業者「はれのひ」(横浜市中区など)から振り袖が届かなかったり、連絡がとれなかったりするトラブルが相次いだ。「はれのひ」が貸し出す着物の着付け会場となっていた同市港北区のホテルは新成人ら十数人が戸惑いを隠せない様子で、あちこちに電話をかけていた。神奈川県警にも8日の昼までに十数件の相談や通報が相次いだ。

横浜市中区の「はれのひ」の本社は8日昼過ぎ、鍵がかかった状態でインターホンを押しても反応がない状態だった。併設する写真スタジオにも鍵がかかったまま。

神奈川県警には7日からこの業者に関する相談や通報が十数件あった。8日朝には着付け会場となったホテルから「着付け業者と連絡がつかない」、「購入した振り袖が届かない」などという110番通報があった。ホテルに警察官を派遣し、通報者に事情を聴くなどの対応をした。被害届を出すという話は聞いていないという。県警はさらに相談が増えるとみて、対応を検討している。

横浜市では、成人式が午前と午後の2部制のため、振り袖が届かないために午前の部に出席できなかった参加者を午後の部に出席できるように対応している。 民間信用調査会社の「東京商工リサーチ」によると、はれのひは2008年、振り袖のレンタル・販売店のコンサルティング業者として創業。12年に直営店の運営を始め、横浜市、神奈川県横須賀市、東京都八王子市、福岡市、茨城県つくば市、千葉県柏市に6店舗を展開している。16年9月期の売り上げは4億8千万円。(野城千穂、古田寛也、鈴木孝英)

『朝日新聞』2018年1月8日14時16分
https://www.asahi.com/articles/ASL184PX0L18UTIL00H.html?iref=comtop_8_01
nice!(0)  コメント(1) 

早稲田大学「きもの学」から講師依頼 [着物]

7月14日(金)

早稲田大学の連続講座「きもの学」から講師依頼。
秋~冬シーズンは、ありがたいことにいろいろ依頼をいただいてスケジュールがタイトになりつつあるが、「着物」となると別枠で、よろこんでお引き受けする。

「きもの学」は「(一般社団法人)全日本きもの振興会」の寄付講座で、私は「銘仙とその時代」という内容で、2009年、2013年に講師をさせていただいた。
どうも4年周期らしく2017年が3回目となる。

さっそく「専属モデル」さんに、スケジュールの確保を依頼。

着物関係の講義って、自分の性別の問題に触れずに済むので気分的に楽なのだ。

とは言え、全体的に保守的で、ジェンダー規範がガチガチの「きもの業界」で私のような性別が怪しい人は、けっこういろいろ大変。
でも、ありがたいことに、こうやって性別とか関係なく「実力」を評価して講義・講演の機会をくださる方もいる。
そして、いつも支えてくれる友人がいる。
だから、頑張れるのだ。