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11月30日(木)Patrick Carlandさんと面談 [性社会史研究(性別越境・同性愛)]

11月30日(木)

新宿の喫茶店で、アメリカ・ペンシルバニア大学大学院東アジア文化学部のカーランド=エチャバリア・パトリック(Patrick Carland)さんと面談。

パトリックさんは、現在、早稲田大学に留学中(来年5月まで)で、日本の戦後同性愛文化、とくに占領期から1960年代までの時期について、アメリカと日本の文化交流について博士論文を執筆中とのこと。

日本人研究者もほとんどいない分野で、かなり難しいテーマ。
かつ、日本の占領期の資料(雑誌・書籍など)は、進駐軍の検閲で、同性愛関係の記述はきわめて乏しい。

むしろ、アメリカの文献に記述が残っている可能性がある。
そのあたりの「発掘」に期待したい。

日米双方の数少ない資料を突き合わすことで、新たな発見があると思う。

2時間半、有益で楽しい意見交換だった。

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側溝フェティシズム? [現代の性(性犯罪・セクハラ)]

11月29日(水)

あっ、「側溝フェティシズム」の人だ。
まだやってるんだ、というか治らないのだろうな。
http://junko-mitsuhashi.blog.so-net.ne.jp/2014-06-06-3
https://junko-mitsuhashi.blog.ss-blog.jp/2015-11-09-2
https://junko-mitsuhashi.blog.ss-blog.jp/2015-11-18

この人の場合、スカートの中をのぞく目的で側溝に入りだしたのではなく、側溝に入るのが大好きで、入っている内に、スカートの中をのぞけることに気づいたのだと思う。

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側溝からのぞき「中2以降22年間で1000回超」…初公判で検察指摘

側溝にスマートフォンを設置して通りかかる女性のスカート内を撮影したり、自ら側溝に潜ってのぞいたりしたとして、無職の男の被告(36)(神戸市東灘区)が性的姿態撮影処罰法違反で起訴される事件があり、兵庫県の神戸地裁で28日、初公判が行われた。男は起訴事実を認めた。

起訴状などによると、男は今年9月8日午後3時頃、神戸市東灘区の地下道出入り口付近の側溝に動画撮影状態にしたスマートフォンを置き、自身も近くの側溝に潜ってのぞいたとされる。

検察側は冒頭陳述で、男がこれまで同様の行為を繰り返していたとし、「中学2年生以降の22年間で1000回超、のぞき目的で側溝に入った」と供述していることを指摘した。また、男は「自助グループに参加していたが、同じことを繰り返してしまった」とも話しているという。

『読売新聞』2023/11/29 08:13
https://www.yomiuri.co.jp/national/20231129-OYT1T50019
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やっと4桁に [お仕事(執筆・成果)]

11月27日(月)

ようやく4桁に。

9737位 ジェンダー本:23位

まだ発売前だけど。


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11月27日(月)講演録の推敲 [お仕事(執筆)]

11月27日(月)

昼間、疲労の凝りで、横になっている。

夜中、少し体調がマシになったので、7月末の日本女性心身医学会のシンポジウムの講演録を推敲。
送付できるように文章を整える。

就寝、3時。


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『これからの時代を生き抜くためのジェンダー&セクシュアリティ論入門』(辰巳出版)目次 [お仕事(執筆・成果)]

11月27日(月)
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月末刊行の拙著『これからの時代を生き抜くためのジェンダー&セクシュアリティ論入門』(辰巳出版)の目次です。

【目次】
第1講 「性」を考えることの意味
第2講 ジェンダーを考える
第3講 セクシュアリティを考える
第4講 「性」の4要素論
第5講 「性」の多層構造論
第6講 「性」の多様性論
第7講 日本初のトランスジェンダーの大学教員として

大学の一般教養「ジェンダー論」の講義録(8コマ分)なので、とても平易な内容で、読みやすいと思いますす。

ご予約、よろしくお願いします。

すでにご予約済みの方は、ありがとうございます。
https://www.amazon.co.jp/dp/4777829480
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11月26日(日)サヴァト会 [交友]

11月26日(日)

14時過ぎ、代官山へ。

サヴァト会(「アマランスラウンジ」)に出席。
ナムル。
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沢蟹のケジャンが美味。
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↑ 暗すぎて、よくわからない。
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李さん、いつもごちそうさまです。

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また低血圧 [日常]

11月25日(土)

なんか具合悪いなぁ、と思い、体温測定。
36.4度。平熱。

血圧測定。
89ー56
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ああ、やっぱり低血圧。
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11月25日(土)猫ちゃんのお誕生日 [日常]

11月25日(土)

猫ちゃんのお誕生日。66歳。

健康に留意して、私が逝くまで側にいてほしい。

シャインマスカットとラフランスのケーキ。
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夕食は、猫ちゃんの好物のうなぎ。
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私が作ったきのこの煮物。
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航空券を確保 [日常]

11月25日(土)

第25回「GID学会・研究大会」(3月16~17日:沖縄)の航空券を確保。

一応、講演者なので、念のため前日入り。


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「性別変更」法改正が見通せない状況に [現代の性(性別越境・性別移行)]

11月24日(金)

高裁に差し戻しになった第3条5項(性器外観近似要件)についての判断が確定するまで(1年後?)は、法改正は進まないと思う。

たしかに最高裁が違憲とした条文を、立法府が放置するのは「立法の不作為」だが、今回は5項についての憲法判断を待たないと、法改正が二度手間になりかねない。

何度も言っているように、性別移行に関する法制は、「性同一性障害」という病理概念が消失した現状を踏まえて、要件論だけではなく、枠組みから再検討して立て直す必要がある。
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「性別変更」法改正が見通せない状況に…特例法の一部は最高裁判断見送り、自民は保守層反発を警戒
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10月に最高裁で違憲判断が出た性同一性障害特例法を巡り、改正法案の今国会への提出が見通せない状況になっている。特例法の一部について最高裁が判断を見送ったことに加え、自民党が保守層の反発を警戒し、様子見の構えを崩していないためだ。

特例法は、性別変更の要件として、医師2人の診断に加え、〈1〉18歳以上〈2〉結婚していない〈3〉未成年の子がいない〈4〉生殖機能を欠く〈5〉変更後の性別と近い性器の外観を備える――を求めている。

最高裁は10月、手術を受けずに戸籍上の性別を男性から女性に変更するため、申し立てられた家事審判で、特例法の〈4〉の生殖不能要件を違憲とする決定を出した。一方、〈5〉の外観要件については「2審で判断されていない」として、審理を高裁に差し戻した。

最高裁の裁判官15人のうち3人は外観要件も違憲としており、今後、各地の裁判所で同様の事案を巡り、外観要件についても違憲判断が出る可能性がある。そのため、外観要件を含めた早急な見直しを求める声が出ている。

特例法改正の具体的な論点では、外観要件の取り扱いや、性同一性障害を認定する上で、医師の診断を厳格化することなどが 俎上そじょう に載るとみられる。

仮に外観要件を削除すれば、公衆浴場や更衣室の使用を巡って社会に混乱が生じるとの懸念もあり、男女別スペースの法整備も議論の対象となりそうだ。

ただ、法改正に向けた動きは低調だ。特例法は議員立法で制定されたため、所管する法務省は、政府が提出する法案で修正することには消極的だ。自民党でも現段階では、議員立法提出に向けた具体的な動きは出ていない。

今年の通常国会で成立した性的少数者(LGBT)への理解増進法を巡っては、「不当な差別」の定義が曖昧な問題などを抱えながら、自民が成立を主導し、保守層が離れたとの見方があるためとみられる。自民のベテラン議員は「どこまで踏み込めばいいのか、さじ加減が難しい」と漏らした。

ただ、最高裁の違憲判断が出た法律を放置し続ければ、「立法の不作為」との批判を招きかねない。政府関係者は「自民と連携し、なるべく早く改正内容を固めたい」と焦りの色を見せている。

『読売新聞』2023/11/24 07:15
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20231123-OYT1T50225/
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