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日本女子大、トランスジェンダーの学生受け入れ 2024年度から [現代の性(性別越境・性別移行)]

6月19日(金)

正直言うと「やっと」という感じ。
日本女子大は、津田塾大と並んで、この問題に早くから関心をもって動いていた。

にもかかわらず、お茶の水女子大、奈良女子大、宮城学院女子大などに後れをとったのは、それだけ学内の調整が大変だったのだろう。

学長さんはじめ関係者のご尽力に深甚の敬意。

ところで、お茶の水女子大、奈良女子大は2020年度から受け入れだから、今年の4月から実施されたはず。
Trans-womanの受験生がいたのか、合格したのか、入学したのかはわからないが、それでいいのだと思う。
どこの大学に入る、入らないはまったく個人的問題で、プライバシーは保護されるべきだから。

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日本女子大、トランスジェンダーの学生受け入れへ

日本女子大(東京都文京区)は19日、戸籍上は男性で性自認は女性のトランスジェンダーの学生を、2024年度の新入生から学部と大学院で受け入れると発表した。

受け入れ開始の時期について、同大は、トランスジェンダーの学生も共に学ぶことを全ての学生が入学時から理解しておくため、来春入学する新入生が4年生になる24年度からとした、としている。出願時に求める書類など、詳細は今後検討するという。

篠原聡子学長は今回の決定について、「多様な人が尊重され、包摂される社会を形成する立役者としての『女性当事者』を力づけるため」とし、「様々な違いがあっても不当な扱いを受けることのない、人権の尊重される社会の実現に貢献する女性の育成に努めることが本学の使命」などとするメッセージを公表した。

トランスジェンダーの学生の受け入れ方針を公表した女子大は、お茶の水女子大、奈良女子大、宮城学院女子大に続いて4校目。(三島あずさ)

『朝日新聞』2020年6月19日 15時12分
https://www.asahi.com/articles/ASN6M4Q82N6MUTIL00K.html
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インドネシアの「女装の花嫁」事件 [現代の性(性別越境・性別移行)]

6月19日(金)

インドネシアのロンボク島(バリ島の東)西ヌサテンガラ州であった「花嫁が男性だった」という実話。

記者は「結婚初夜まで相手の性別が分からないという日本などでは考えられないケース」と書いているけど、日本でも昔はあった。

明治時代の終わり(1910年頃)、女性名:荒木繁子という人が、神戸で印刷所の女工をしていた時、ある男性に見初められて嫁入りしたが、すぐに離縁になっている。
http://wisnet.ne.jp/~junko/junkoworld3_3_20.htm
また、こうした「性別誤認」のケースが詐欺罪に相当するかという議論も、明治時代からある。

イスラム圏に限らず、新郎・新婦が婚前に性交渉をしない社会では、ときどきあること。
まあ、求婚(プロポーズ)されたときに打ち明ける(カミングアウト)ことが多いと思うけど。

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「この貞淑な花嫁は......男だ」 イスラムの教え強いインドネシア、ベール越しのデートで初夜まで気付かず」
「NEWS WEEK」2020年6月11日(木)19時22分
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/06/post-93654.php


https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/06/post-93654.php
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6月18日(木)大崩落 [日常]

6月18日(木)  曇り  東京  25.5度  湿度70%(15時)

11時半、起床。
朝食は、ミニデニッシュ2つとコーヒー。
200618 (1).JPG

昼食は、うどんを茹でる。
200618 (2).JPG

夕食は、牛肉と野菜のデミグラスソース煮込み。
200618 (3).JPG

夜、お風呂に入っている間に、テーブルのサイドに積み上げてあった本と書類の山が大崩落。
高く積みすぎ、少し前から不安定化していた。

23~3時まで、4時間かけて復旧作業。
大量の本を廊下に運び出し、根本から積みなおす。
高さは半分以下になった。

余禄として、行方不明だった書籍を数点発見。

でも、講義録の執筆はできなかった。

就寝、5時。
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超過死亡のグラフ [世相(新型コロナ肺炎関連)]

6月18日(木)

BBCニュースが掲載した諸外国の「超過死亡」グラフ。
赤茶色の部分が新型コロナウィルス感染症による死者(既に発表分)、水色の部分がそれ以外の死者。

アメリカ
はっきりした山がまだ続いている。感染症死亡の把握はまずまず。
超過死亡(アメリカ).jpg

イギリス
高いピーク。感染症死亡の把握はかなり漏れがありそう。
超過死亡(イギリス).jpg

フランス
イギリスに比べればなだらかなピーク。感染症死亡の把握は前半に漏れがあるが、後半は良好。
超過死亡(フランス).jpg

イタリア
形はアメリカと似ている。山は高くないが期間が長いので積分した総量はかなり大きい。
感染症死亡の把握も良くない。
超過死亡(イタリア).jpg

スペイン
水色部分が高いピークを作っている。
感染症死亡と把握されていない死者がかなりいることがわかる。
超過死亡(スペイン).jpg

ドイツ
超過死亡の山は、隣国に比べてはっきり低い。
把握率もよい。
西欧の優等生と言われるだけのことはある。
超過死亡(ドイツ).jpg

スウェーデン
積極的な社会規制をとらなかった国。
死ぬのに任せるとこうなるという超過死亡。
超過死亡(スウェーデン).jpg

韓国
長期間うっすらとした超過死亡。山は形成していない。
超過死亡(韓国).jpg
日本
明らかに日本(3月まで)だけ変。
あえて言えば、韓国に似ている。
4・5月は少し「超過死亡」がグラフに表れるだろう。
超過死亡(日本).jpg

詳しくはこちら ↓
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-53087991
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河井議員夫妻を公職選挙法違反で逮捕 [政治・選挙]

6月18日(木)

法務大臣経験者の逮捕は史上初。

現金をもらった県議や講演会幹部が、みんな「〇万円が入った白い封筒をもらいました」ってゲロ(自白)っちゃってるんだから、どうしようもないよなぁ。

おまけに候補者の夫(元法相)のパソコンに、送り先の氏名と金額を記したリストがあるという話だから、言い逃れはきかない。

選挙でお金が回ることは、田舎では日常のことだけど、それでも手が後ろに回らないよう、いろいろ方法を考える。
選挙買収事件で、ここまで大量(2500万相当)かつ、あからさまに出ちゃったのは、珍しいと思う。
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地元に衝撃「政治不信広げた」 河井議員夫妻逮捕

昨年7月の参院選をめぐり、広島県選出の国会議員夫妻が18日、東京地検特捜部に公職選挙法違反(買収)容疑で逮捕された。前法相の衆院議員・河井克行容疑者(57)と参院議員で妻の案里容疑者(46)。政治への信頼を大きく揺るがす異例の事態に、県政界には衝撃が走り、有権者らから批判の声が上がった。
     ◇
「これだけお金をばらまくような選挙は、今の時代もうないと思っていた。驚いている」。夫妻の逮捕の報を受けて会見した県議会の中本隆志議長はこう語った。一部の県議に現金を配ったという疑惑に、「事実があったのであれば問題視する」と明言。議会として調査も検討する考えを示した。

広島市議も検察当局の任意の事情聴取の対象となり、一部が受領も認めた。市議会の山田春男議長も報道陣に「各会派の幹事長と信頼回復のためにどうするべきか話していきたい」と述べた。個人的な意見と断った上で「早く議員辞職をして頂きたい」と話した。

『朝日新聞』2020年6月19日 9時30分
https://www.asahi.com/articles/ASN6L74C8N6LPITB00L.html
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ドイツ食肉処理場で集団感染、650人が陽性  [世相(新型コロナ肺炎関連)]

6月18日(木)

すごい規模の集団感染。
どうして、ここまで拡大するまで気づかなかったのか?

ドイツ人が「肉が食べられなくなる!」と騒いでいるらしい。

別の記事によると、労働環境が良くない食肉加工工場の労働者はルーマニアからの移住者が多いとのことで、やはり社会的な要因(労働条件・貧富の差)が感染拡大に影響している。

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ドイツ食肉処理場で集団感染、650人が陽性 千人超が自主隔離へ

ドイツ北西部ギュータースローの食肉処理場で新型コロナウイルスの集団感染が発覚した。これまでに1000人以上の従業員が検査を受け、650人以上の感染を確認。数千人が隔離を行うよう指示されている。

この食肉処理場は、17日午後から操業を停止している。さらに数千人が検査を待っている状態だ。
従業員やその接触者は、検査結果を受け取るまで自主隔離を行うよう指示された。また感染発覚を受け、地元自治体は今月いっぱい、学校や保育施設の閉鎖を決めている。

ドイツのアンゲラ・メルケル首相は、感染拡大を防ぐためのこうした措置を「歓迎する」と述べている。

ドイツは新型ウイルスのアウトブレイク(大流行)対策に関して称賛を受けている。欧州連合(EU)最大の人口を持つにも関わらず、新型ウイルスによる死者は9000人以下にとどまっている。
政府は17日、大型イベントを禁止する制限を10月末まで延長すると発表した。

一方、食肉処理場での集団感染は今回が初めてではない。ドイツでは西部ノルトライン=ヴェストファーレン州のミュンスターやコースフェルトの処理場でも感染が確認されており、政府は処理場で季節労働者を雇わないことを決定している。

この問題は、食肉加工業界の労働環境の悪さに再び焦点を当てることになった。過去の集団感染では、従業員が寮で共同生活をしていたことが明らかになっている。

フランスやアメリカでも食肉処理場で集団感染が起きており、少なくとも2カ所の処理場で新型ウイルスによる死者が出ている。

「BBCニュース」2020年06月18日
https://www.bbc.com/japanese/53088214?fbclid=IwAR3XXO5_svIr-gc5ZHbfQOEPnyNMipbC13z5_D5H4_BtlHNafukRxNKkMno
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社会的規制の強弱は、死亡率にあまり関係ない [世相(新型コロナ肺炎関連)]

6月18日(木)

新型コロナウィルス感染症の死亡率(人口100万人あたり、対数目盛)
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急激な立ち上がるの線が、左からからイタリア、イギリス、アメリカ、いずれも厳重な都市ロックダウンをした国。

その右のオレンジ色っぽいやや上昇が緩い線が、まったく社会的規制をしてなく、感染者・死者ともに激増中(世界2位)のブラジル。
その下の勾配の緩い水色の線が日本。
欧米諸国に比べると、社会的規制は弱かった。

いちばん右が、現在、感染者が激増中のインド。
インドも実効性はともかく早くから厳重なロックダウンをしている。

なにが言いたいかというと、厳しい規制をしたから死亡率が下がり、規制をしなかったから死亡率が高くなる、というわけでもなさそうだということ。

以前から指摘しているように、どうも、社会的規制の強弱は、死亡率にあまり関係なさそう。


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四谷大木戸の料亭のご主人から感想をいただく [新宿「性なる街」の歴史地理]

6月18日(木)

拙著「新宿『性なる街』の歴史地理」について、ブログのコメント欄に、こんな感想をいただいた。
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初めまして。
柳谷と申します。
先生の著書「新宿 性なる街の歴史地理」拝読いたしました。
私は新宿大木戸で料亭を営んでおりまして、著書の中にも出てくる新宿区立四谷第2中学校の卒業生です。生まれも育ちもこの辺りなので、実に興味深く読ませていただきました。先生のこのご本のことも、緑園街で商売をしていて、今もそこに住んでいる同窓生に勧められて知った次第であります。
そのようなわけで、私たちの親の世代では、新宿2丁目を青線と言っていた人達と、赤線と言っていた人たちが同じくらいいたので、お陰様で長年の疑問が解けました。
また、数年前、何かの写真で見た「千鳥街」の場所と新千鳥街との関係を知りたかったのですが、こちらもお陰様で疑問が解けました。

本当に素晴らしい本に出合えましたこと、お礼を申し上げます。
ありがとうございました。
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地縁のある方に読んでいただき、感想をいただけるのは、とてもうれしい。
こちらこそ、ありがとうございました。

で、気になったのは「新宿大木戸で料亭を営んでおりまして」の部分。
四谷大木戸をはじめとする新宿の花街(三業地。新宿区内では四谷大木戸・四谷荒木町・十二社の3か所)については、書きたかったが、調べが行き届かず、かつスペース的に書けなかった。

四谷大木戸の料亭って、もう何軒も残っていないはず。
で調べたら・・・・。

あっ、この方だ
https://www.yotsuya4.com/tokusyu/tokusyu4.html
四谷大木戸の料亭「多満川 」のご主人。
す、すごい店だ・・・。
でも、お話、とてもおもしろい。

ランチもあるらしい。
世の中が落ち着いたら、行ってみよう。



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久しぶりに「JAGA」へ [日常(料理・食べ物)]

6月17日(水)

久しぶりに「JAGA」へ。
ココナッツ・ムルグ。カバブ
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巨大ナン。
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海老カレー。
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ああ、おいしかった。
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仮説売店で売り子。
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20時20分、帰宅。

夜中、講義録の執筆。
就寝、3時半。

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