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「GID特例法」の制定(2003年)前後に指摘されていたこと [現代の性(性別越境・性別移行)]

4月18日(木)

2003年、「GID特例法」の制定前後に大島俊之教授や私が指摘していたこと3つ。

① 性別変更をした人と結婚した人が「知らなかった!」と婚姻無効を訴えるケース。
欧州で実際にあった。
日本では(今のところ)顕在化していない。

② 性別変更した人が、元の性別に戻りたいと訴えるケース。
やはり欧州で先行事例があり、その後、日本でも3~4例、顕在化している。
再変更ではなく,最初の変更が医師の「誤診」に基づくとして無効にする形で対処。

③ 男性から女性に性別変更した人が凍結保存した精子を用いて子をもうける可能性。
針間先生や私が指摘したが、大島教授は、レアケースであり、そこまで法律で対応する必要はない、という意見だった。
それが、今回顕在化した。

大島先生がご存命だったら、どんなコメントをされただろうか?
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