英医療機関、18歳未満へのジェンダー関連治療に関する報告書を発表 [現代の性(性別越境・性別移行)]
4月15日(月)
「キャス報告書」の内容は、概ね妥当だと思う。
未成年者の性別移行医療においては、「早期発見・早期治療」は必ずしも適当ではない。
不可逆的な措置は行わず、慎重に進めるべき。
日本では「診断と治療のガイドライン」に従って、未成年者の性別移行医療は慎重に進められているので、(今のところ)大きな問題は起こっていない。
今後もその方向で進んでほしい。
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英医療機関、18歳未満へのジェンダー関連治療に関する報告書を発表
イギリスの国民保健サービス(NHS)イングランドは10日、18歳未満に提供するジェンダー(性自認)関連治療についての報告書を発表した。NHSがこれまで、不十分な研究と「非常に乏しい」科学的根拠によるケアを行っており、子供たちが必要とすることに「十分応えてこなかった」と指摘した。
この報告書は、小児科医のヒラリー・キャス医師が2020年、NHSイングランドから委託され、調査してとりまとめたもの。
キャス報告書では、若者へのジェンダー治療の質を、NHSが提供する他の治療と同水準まで引き上げる必要があると述べた。
また、ジェンダーにまつわる「有害な」議論が、専門家によるオープンな議論を妨げていると指摘した。
NHSイングランドは報告内容について、すでにサービス改善のために著しい進展を実現していると述べている。
NHSではこれまで、子供や若者のジェンダー治療を取り扱う唯一の専門機関として、「性自認・発達サービス(GIDS)」をイングランドとウェールズで運営していた。
しかし2020年に治療への懸念を含む内部告発があったことから、NHSはキャス医師に調査を委託。2021年1月にはGIDSが、NHSから独立した病院監査・評価機関から「不適格」と格付けされ、GIDSは2024年4月に閉鎖された。
388ページにわたるキャス報告書では、子供や若者向けのジェンダー・サービスの運営について、32の改善点を勧告。治療を受けようとする子どもたちの特徴について、もっとしっかり研究し、一人一人の結果についても検討すべきだとしている。
キャス医師はBBCのラジオ番組で、現場の臨床医たちはジェンダー関連治療について「ガイダンスも科学的証拠も訓練もない」状態にあることを懸念していると語った。
また、NHSのこれまでのジェンダー・ケアが科学的証拠に基づく研究に沿ったものではなく、子供たちの必要に適切に応えていなかったと話した。
報告書は、「現実問題として、ジェンダー関連の苦痛を管理するための介入に伴う、その長期的な結果について、きちんとした証拠がない」と指摘している。
報告書は、ジェンダー・サービスを利用する子供や若者は、NHSの他の分野でも期待される最高水準のケアと研究の成果を受ける資格があると主張。さらに、治療のための倫理や訓練を監督し、すべての人が「科学的証拠に基づいた同じ高水準のケア」を受けられるよう、地域のNHSセンターの代表者が、全国的なグループを形成すべきだと付け加えている。
有害な議論が科学的証拠の妨げに
報告書では、患者が新しいクリニックに紹介される際には、必ずしも性自認とは関係のない問題にも対処するよう、臨床医に勧告している。
キャス医師は、こうした「総合的な評価」には、自閉症のような神経発達症のスクリーニングや、メンタルヘルス(こころの健康)の評価が含まれるべきだと言う。
キャス医師はBBCのラジオ番組で、こうした評価によっていわゆる「診断の影に隠れているもの」、つまり患者が自分の性別に疑問を抱いている時に、他の医療問題が見過ごされている問題に対処することができると述べた。
「不幸なことに、ジェンダーに関する議論が、大勢を傷つける有害なものになってしまっているせいで、現場の医療機関が若者の診察に神経質になり、敬遠することが多かった」
「そのため、うつ病や不安神経症、あるいは未診断の自閉症スペクトラム障害を抱える若者には提供するケアを、ジェンダー関連で訪れる若者には提供せず、そのままGIDSに回してしまいがちだった」
キャス医師は、「専門家が意見をオープンに議論することをこれほど恐れ、多くの人がソーシャルメディアで中傷され、最悪のいじめ行為にも似た悪口雑言が飛び交う医療分野は、他にはほとんどない」と付け加えた。
キャス報告書では、こうした「特筆すべき」ほどの有害性・暴力性が、この分野に関する科学的証拠の質やアクセスに悪影響を及ぼしていると指摘している。
若者への治療に慎重さを
NHSイングランドでは現在、性別違和を訴える患者に対し、16歳からホルモン治療の処方が可能としている。
しかしキャス報告書は、これは最大限の慎重な対応を要する対応だと指摘。「18歳になるまで待つのではなく、(16歳の)この時点でホルモン剤を投与する必要があると示す、明確な臨床的根拠」が、16歳からのホルモン治療には必要だと警告している。
キャス医師は、こうしたいわゆる思春期ブロッカーについて、「第2次性徴を阻止する」ために使用しても安全だと裏付けるだけの「しっかりした証拠がない」と指摘。臨床試験として始まったものが、その治験結果が出る前に、より多くの若者に使われた経緯があると述べた。
「人生を変える可能性のある治療を、成人期にどうなるのか分からないまま若者に行うのは、異例のことだ。加えて、その結果を知るための成人期までの追跡調査が行われていないことが、特に問題となっている」
報告書ではまた、性自認に基づき名前や代名詞、服装を変更する、いわゆる「社会的移行」を未成年に許可するかどうかを検討する際、年少の子どもについては思春期の子どもよりも「より慎重なアプローチ」で対応すべきだと警告している。
まだ思春期を迎えていない子どもは、「関連した治療実績を持つ専門家と早期に話し合うことを優先」すべきであり、年長の思春期の患者とは別の治療方針を立てるべきだとしている。
社会的移行が精神衛生上プラスになるかマイナスになるかについては、明確な科学的証拠がないことはこれまでも指摘されており、キャス医師も同様に警告している。
キャス医師によると、より早い年齢で、あるいは診察を受ける前に社会移行を行った場合、いずれ医療機関にかかる可能性が高く、ほとんどの場合そうした経験は「性自認関連の苦痛を管理するための最良の方法にはならない」という。
報告書ではさらに、17~25歳の若者は性自認を探求するうえで「潜在的にもろい」段階にあるとして、そのまま成人向けサービスに入るのではなく、「アフターフォロー」を受けることを推奨している。
一方で、ジェンダーに関する医学的介入を受けたものの、その判断を後悔し、生まれた時の性別で暮らしたいと願う、いわゆる「ディトランジション(移行中止)」を選択する人についても、サービスを「確実に提供する」べきだと勧告した。
これまでのケアで苦しんだ人々
トランスジェンダー(出生時の身体的性別と性自認が異なる人)女性のソニアさんはBBCの取材で、自分は15歳から移行を望んでいたものの、GIDSで長い間待たされたあげく、18歳で成人向けサービスに移されたと説明。その後、NHSでは初診の予約にさらに2年待たされると知り、数百ポンドかかる自費治療を選んだと話した。
待たされていた間は「私のメンタルヘルス上、とても暗い時期」だったと、ソニアさんは語った。
「待たされるだけ待たされたというそれだけの理由で、性別移行の道のりの中で一番ひどい時期だった。その間に、男性の思春期をほぼ全て経験した。本当に居心地が悪い時期だった」
「きちんと自分自身だと感じられなかった。そしてそれは純粋に、ケアらしきものを得るために長い間待たなければならなかったからだ」
キャス医師はソニアさんの経験について「とても悲しい」ことだと言い、こうした話は他にもたくさんあると述べた。
その上で、NHSイングランドは現在、「少なくとも最初の」評価を行う地域サービスを支援するため、予算や人員を追加していると話した。
ディトランジションを決断したキーラ・ベルさんの代理弁護士も、報告書の内容を評価している。ベルさんは10代の頃に思春期ブロッカーを処方されたが、もっと慎重な診断が必要だったと感じ、NHSセンターを提訴した。
ポール・コンラス弁護士はBBCに対し、「自分の性別に疑問を抱く若者やその両親にとっては、とても心強い報告書だ。こうした人々のニーズを適切に満たす新しいサービスが開発されることを願っている」と述べた。
「しかし残念ながら、多くの若者にとっては手遅れだ」
「不適切な臨床治療がもたらす結果がいつまでも続く状態で生きる若者たちがいる。彼らの人生は永遠に変わってしまった」
NHSや政府の反応は
NHSの広報担当者は、子どもや若者のための「根本的に異なる」ジェンダーサービスの確立に向け、すでに「大きな進展がある」と述べた。
また、「完全な実施計画」を策定する前に、報告書の提言を慎重に検討すると付け加えた。
NHSは、成人向けジェンダーサービスについても体系的な見直しを進めていると説明。18歳の誕生日を迎える前の若者について、大人のジェンダー・クリニックの初診予約を受け付けないよう、各地のNHSリーダーに要請しているという。
リシ・スーナク英首相は、政府は2022年の中間報告書発表後に「迅速に行動」したと発言。「今後も継続して若者を守るための正しい段階を踏んでいく」と述べた。
「我々は単に、治療や社会的移行が若者に与える長期的な影響を知らない。だからこそ非常に慎重に対応する必要がある」
最大野党・労働党のウェス・ストリーティング影の保健・社会福祉担当相は、報告書によって「非常に深刻な懸念が持ち上がっており、とても問題だ」と指摘。労働党政権が発足した場合には、キャス報告書の勧告を取り入れると述べた。
「BBCニュース」2024年4月15日
https://www.bbc.com/japanese/articles/cmj6evd0m77o
(英語記事 Hilary Cass: Weak evidence letting down children over gender care)
「キャス報告書」の内容は、概ね妥当だと思う。
未成年者の性別移行医療においては、「早期発見・早期治療」は必ずしも適当ではない。
不可逆的な措置は行わず、慎重に進めるべき。
日本では「診断と治療のガイドライン」に従って、未成年者の性別移行医療は慎重に進められているので、(今のところ)大きな問題は起こっていない。
今後もその方向で進んでほしい。
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英医療機関、18歳未満へのジェンダー関連治療に関する報告書を発表
イギリスの国民保健サービス(NHS)イングランドは10日、18歳未満に提供するジェンダー(性自認)関連治療についての報告書を発表した。NHSがこれまで、不十分な研究と「非常に乏しい」科学的根拠によるケアを行っており、子供たちが必要とすることに「十分応えてこなかった」と指摘した。
この報告書は、小児科医のヒラリー・キャス医師が2020年、NHSイングランドから委託され、調査してとりまとめたもの。
キャス報告書では、若者へのジェンダー治療の質を、NHSが提供する他の治療と同水準まで引き上げる必要があると述べた。
また、ジェンダーにまつわる「有害な」議論が、専門家によるオープンな議論を妨げていると指摘した。
NHSイングランドは報告内容について、すでにサービス改善のために著しい進展を実現していると述べている。
NHSではこれまで、子供や若者のジェンダー治療を取り扱う唯一の専門機関として、「性自認・発達サービス(GIDS)」をイングランドとウェールズで運営していた。
しかし2020年に治療への懸念を含む内部告発があったことから、NHSはキャス医師に調査を委託。2021年1月にはGIDSが、NHSから独立した病院監査・評価機関から「不適格」と格付けされ、GIDSは2024年4月に閉鎖された。
388ページにわたるキャス報告書では、子供や若者向けのジェンダー・サービスの運営について、32の改善点を勧告。治療を受けようとする子どもたちの特徴について、もっとしっかり研究し、一人一人の結果についても検討すべきだとしている。
キャス医師はBBCのラジオ番組で、現場の臨床医たちはジェンダー関連治療について「ガイダンスも科学的証拠も訓練もない」状態にあることを懸念していると語った。
また、NHSのこれまでのジェンダー・ケアが科学的証拠に基づく研究に沿ったものではなく、子供たちの必要に適切に応えていなかったと話した。
報告書は、「現実問題として、ジェンダー関連の苦痛を管理するための介入に伴う、その長期的な結果について、きちんとした証拠がない」と指摘している。
報告書は、ジェンダー・サービスを利用する子供や若者は、NHSの他の分野でも期待される最高水準のケアと研究の成果を受ける資格があると主張。さらに、治療のための倫理や訓練を監督し、すべての人が「科学的証拠に基づいた同じ高水準のケア」を受けられるよう、地域のNHSセンターの代表者が、全国的なグループを形成すべきだと付け加えている。
有害な議論が科学的証拠の妨げに
報告書では、患者が新しいクリニックに紹介される際には、必ずしも性自認とは関係のない問題にも対処するよう、臨床医に勧告している。
キャス医師は、こうした「総合的な評価」には、自閉症のような神経発達症のスクリーニングや、メンタルヘルス(こころの健康)の評価が含まれるべきだと言う。
キャス医師はBBCのラジオ番組で、こうした評価によっていわゆる「診断の影に隠れているもの」、つまり患者が自分の性別に疑問を抱いている時に、他の医療問題が見過ごされている問題に対処することができると述べた。
「不幸なことに、ジェンダーに関する議論が、大勢を傷つける有害なものになってしまっているせいで、現場の医療機関が若者の診察に神経質になり、敬遠することが多かった」
「そのため、うつ病や不安神経症、あるいは未診断の自閉症スペクトラム障害を抱える若者には提供するケアを、ジェンダー関連で訪れる若者には提供せず、そのままGIDSに回してしまいがちだった」
キャス医師は、「専門家が意見をオープンに議論することをこれほど恐れ、多くの人がソーシャルメディアで中傷され、最悪のいじめ行為にも似た悪口雑言が飛び交う医療分野は、他にはほとんどない」と付け加えた。
キャス報告書では、こうした「特筆すべき」ほどの有害性・暴力性が、この分野に関する科学的証拠の質やアクセスに悪影響を及ぼしていると指摘している。
若者への治療に慎重さを
NHSイングランドでは現在、性別違和を訴える患者に対し、16歳からホルモン治療の処方が可能としている。
しかしキャス報告書は、これは最大限の慎重な対応を要する対応だと指摘。「18歳になるまで待つのではなく、(16歳の)この時点でホルモン剤を投与する必要があると示す、明確な臨床的根拠」が、16歳からのホルモン治療には必要だと警告している。
キャス医師は、こうしたいわゆる思春期ブロッカーについて、「第2次性徴を阻止する」ために使用しても安全だと裏付けるだけの「しっかりした証拠がない」と指摘。臨床試験として始まったものが、その治験結果が出る前に、より多くの若者に使われた経緯があると述べた。
「人生を変える可能性のある治療を、成人期にどうなるのか分からないまま若者に行うのは、異例のことだ。加えて、その結果を知るための成人期までの追跡調査が行われていないことが、特に問題となっている」
報告書ではまた、性自認に基づき名前や代名詞、服装を変更する、いわゆる「社会的移行」を未成年に許可するかどうかを検討する際、年少の子どもについては思春期の子どもよりも「より慎重なアプローチ」で対応すべきだと警告している。
まだ思春期を迎えていない子どもは、「関連した治療実績を持つ専門家と早期に話し合うことを優先」すべきであり、年長の思春期の患者とは別の治療方針を立てるべきだとしている。
社会的移行が精神衛生上プラスになるかマイナスになるかについては、明確な科学的証拠がないことはこれまでも指摘されており、キャス医師も同様に警告している。
キャス医師によると、より早い年齢で、あるいは診察を受ける前に社会移行を行った場合、いずれ医療機関にかかる可能性が高く、ほとんどの場合そうした経験は「性自認関連の苦痛を管理するための最良の方法にはならない」という。
報告書ではさらに、17~25歳の若者は性自認を探求するうえで「潜在的にもろい」段階にあるとして、そのまま成人向けサービスに入るのではなく、「アフターフォロー」を受けることを推奨している。
一方で、ジェンダーに関する医学的介入を受けたものの、その判断を後悔し、生まれた時の性別で暮らしたいと願う、いわゆる「ディトランジション(移行中止)」を選択する人についても、サービスを「確実に提供する」べきだと勧告した。
これまでのケアで苦しんだ人々
トランスジェンダー(出生時の身体的性別と性自認が異なる人)女性のソニアさんはBBCの取材で、自分は15歳から移行を望んでいたものの、GIDSで長い間待たされたあげく、18歳で成人向けサービスに移されたと説明。その後、NHSでは初診の予約にさらに2年待たされると知り、数百ポンドかかる自費治療を選んだと話した。
待たされていた間は「私のメンタルヘルス上、とても暗い時期」だったと、ソニアさんは語った。
「待たされるだけ待たされたというそれだけの理由で、性別移行の道のりの中で一番ひどい時期だった。その間に、男性の思春期をほぼ全て経験した。本当に居心地が悪い時期だった」
「きちんと自分自身だと感じられなかった。そしてそれは純粋に、ケアらしきものを得るために長い間待たなければならなかったからだ」
キャス医師はソニアさんの経験について「とても悲しい」ことだと言い、こうした話は他にもたくさんあると述べた。
その上で、NHSイングランドは現在、「少なくとも最初の」評価を行う地域サービスを支援するため、予算や人員を追加していると話した。
ディトランジションを決断したキーラ・ベルさんの代理弁護士も、報告書の内容を評価している。ベルさんは10代の頃に思春期ブロッカーを処方されたが、もっと慎重な診断が必要だったと感じ、NHSセンターを提訴した。
ポール・コンラス弁護士はBBCに対し、「自分の性別に疑問を抱く若者やその両親にとっては、とても心強い報告書だ。こうした人々のニーズを適切に満たす新しいサービスが開発されることを願っている」と述べた。
「しかし残念ながら、多くの若者にとっては手遅れだ」
「不適切な臨床治療がもたらす結果がいつまでも続く状態で生きる若者たちがいる。彼らの人生は永遠に変わってしまった」
NHSや政府の反応は
NHSの広報担当者は、子どもや若者のための「根本的に異なる」ジェンダーサービスの確立に向け、すでに「大きな進展がある」と述べた。
また、「完全な実施計画」を策定する前に、報告書の提言を慎重に検討すると付け加えた。
NHSは、成人向けジェンダーサービスについても体系的な見直しを進めていると説明。18歳の誕生日を迎える前の若者について、大人のジェンダー・クリニックの初診予約を受け付けないよう、各地のNHSリーダーに要請しているという。
リシ・スーナク英首相は、政府は2022年の中間報告書発表後に「迅速に行動」したと発言。「今後も継続して若者を守るための正しい段階を踏んでいく」と述べた。
「我々は単に、治療や社会的移行が若者に与える長期的な影響を知らない。だからこそ非常に慎重に対応する必要がある」
最大野党・労働党のウェス・ストリーティング影の保健・社会福祉担当相は、報告書によって「非常に深刻な懸念が持ち上がっており、とても問題だ」と指摘。労働党政権が発足した場合には、キャス報告書の勧告を取り入れると述べた。
「BBCニュース」2024年4月15日
https://www.bbc.com/japanese/articles/cmj6evd0m77o
(英語記事 Hilary Cass: Weak evidence letting down children over gender care)
2024-04-15 21:12
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