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10月14日(水)体調イマイチ [日常]

10月14日(水)  曇り  東京  23.2度  湿度64%(15時)

10時半、起床。
朝食はアマンドショコラとコーヒー。
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午後は、体調今一つでごろごろ。
昼食は、グリーンカレー。
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辛さはまずまずだけど、具が少ないなぁ。
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夕方、家猫さんが買ってきたおはぎ(半分)。
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夕食は、鶏肉のオイスターソース炒め。
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野菜炒め。
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夜中、先週末の画像を整理して、「ブログ日記」を手直しに。

就寝、4時半。


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久しぶりの、おゆうちゃんとのツーショット [交友]

10月14日(水)

久しぶりの、おゆうちゃんとのツーショット。
しかもアップ。
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9月21日、日本橋人形町「大穴」で、工藤典子さん撮影。
ありがとうございました。
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国立国会図書館の食堂、コロナ影響で営業終了へ  [世相]

10月14日(水)

あ~、やっぱり。
最後に行った(7月31日)とき「これはもう無理だ」と思ったけど、やっぱり。

あの食堂で、けっしておいしくないかつ丼を、何度、食べたことか。
私の修業時代の思い出が、また一つ消える。

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国立国会図書館の食堂、コロナ影響で営業終了へ 「お子様ランチ」「図書館カレー」惜しむ声

国立国会図書館は2020年10月14日、東京本館6階にある食堂の営業を20日に終了すると公式サイトで発表した。J-CASTニュースは同日、国立国会図書館に、閉店理由やこれまでの人気メニューを電話で取材した。

「お子様ランチが、、、」
国立国会図書館の広報担当者によれば、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、図書館内での事業継続が困難となり、営業を終了することとなったという。

人気メニューとして挙げたのは、「メガカレー」と「図書館カレー」。「メガカレー」は、その名の通り大皿に大盛りのカレーで、「図書館カレー」は、牛丼の具とカレーを合い掛けにしたものである。担当者は、「当館の特色のあるメニューとして、ご好評いただいていたのかなと思います」と語った。

またインターネット上では、大人でも「お子様ランチ」が食べられる食堂としても親しまれていた。

「利用者の方の『色んなものを少しずつ楽しみたい』というご要望があり、子供時代の夢を叶えたいといったコンセプトのもとで、憧れであったお子様ランチの『大人版』としてアレンジし、提供させていただいていたものになります」
利用資格を原則満18歳以上の人としている国立国会図書館で、大人向けの「お子様ランチ」が提供されているというユニークな点が人気を博していた。

インターネット上では、この食堂を惜しむ声が広がっている。

「お子様ランチが、、、」「残念、もう国会図書館カレー食べられないのか」
国立国会図書館の食堂は20日に営業を終了する。22日以降は、売店や食堂スペースでお弁当を販売するとしている。なお本館3階と新館1階の喫茶店は、引き続き営業するという。

「 J-CASTニュース」2020年10月14日 17時53分
https://news.livedoor.com/article/detail/19055598/
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コミュニティにちゃんと足場を置くということ [現代の性(同性愛・L/G/B/T)]

10月14日(水)

むかし、むかし(1995年、25年前)、「Fake Lady」という一夜限りの模擬店イベントをすることになったとき、当時6軒ほどあった女装系の店を全部まわって「挨拶」した。
ちょっと覗いてフライヤー置いて「よろしくお願いします」ではなく、ちゃんとお金を払って飲んで、イベントの趣旨をママに説明した。

中には「トウシロウが商売の邪魔するんじゃないわよ!」と怒られた店もあったが、逆に「開店日」に、差し入れ(お花やワイン)を持ってお客さんを連れて「お祝い(偵察)」に来てくれたママさんが何人もいた。

店に「仁義を切る」、コミュニティに「挨拶する」というのは、そういうことだと、私は思っている。

まあ、規模が小さい女装系のコミュニティだからできたことで、はるかに規模が大きいゲイ、レズビアンのコミュニティで、同じことをするのは無理なことなのはわかっている。
それに、現代では、もう「仁義を切る」という感覚も薄れている。

でも、何かををやろうと思ったら、それぞれのコミュニティにちゃんと足場を置くという点は、変っていないと思う。
まして、その何かがコミュニティ・スペース的なものだったら、なおさらだろう。
そこらへんが、ちょっとというか、かなり心配だ。

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横浜市の異臭騒ぎ [世相]

10月14日(水)

横浜市周辺の異臭の成分がやっと科学的に明らかになった。
成分からして、自然のものではなく、人工物の可能性が大。
さらに、分布や風向きからして、発生源は湾岸、もしくは海(船舶)の可能性が高そう。

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横浜の異臭騒ぎ、屋外で化学物質を検出 原因は?

横浜市は13日、市内で12日夕方に「ガスのような臭いがする」などの通報が相次ぎ、空気を採取して分析したところ、ガソリンなどが気化した際に出る化学物質を通常より高い濃度で検出したと発表した。神奈川県内では6月以降、同市や横須賀市、三浦市で異臭騒ぎが続いているが、臭いの原因とみられる物質を検出したのは初めて。

市によると、12日午後4時半ごろ、横浜駅やみなとみらい地区などで「ガスのような臭いがする」「ゴムが焼けた臭いがした」といった119番が16件あった。JR横浜駅では一時、一部の改札への立ち入りを規制した。

同じ頃、同市保土ケ谷区の市消防局で職員が異臭を感じ、屋外で空気を採取した。市環境科学研究所で分析すると、ガソリンなどが気化した際に出る「イソペンタン」が通常の10倍以上、「ブタン」は3倍程度の濃度で検出された。「ただちに健康に影響を及ぼすことはない」としている。

市は「これらの物質が異臭につながったのではないか」とみているが、発生源は特定できていないという。異臭の原因を調査している県と情報共有し、発生源を解明したいとしている。(土屋晴康)

『東京新聞』2020年10月13日 20時37分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/61620?fbclid=IwAR0o6RBBLRcr98Rtwa3h69M8f02d25I78KsabgEhwG4wQtL9M5F0YZIGt2Y

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10月13日(火)都留文科大学(第3講)トラブルなし [お仕事(講義・講演)]

10月13日(火) 晴れのち曇り  東京  26.7度  湿度71%(15時)

10時半、起床。
朝食はマリンデニッシュとコーヒー。
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今日は都留文科大学のオンライン講義日(第3講)なので在宅。
とくにトラブルなし。

睡眠4時間半で寝不足なので、午後は昼寝。

遅い昼食は、残りご飯と松茸のお汁。
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どちらも少量なので、カレーパン。
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夕方、家猫さんが買ってきたミニ和菓子。
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夕食は、肉味噌豆腐。
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鶏肉の照り焼き。
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舞茸と卵のお汁。
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夜中、関東学院大学「セクシュアリティ論」第4講の講義録を作る。

就寝、4時。

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10月12日(月)昼間は休息、夜中に仕事 [お仕事(講義・講演)]

10月12日(月)  晴れ  東京  25.1度  湿度73%(15時)

13時、起床。
けっこう眠ったけど、なお疲労残り。

昼食は、残りご飯と焼き鳥。
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昼間は休んで、ハードだった先週のダメージを癒す。

夕食は、お刺身(中とろ、かんぱち、サーモン)。
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松茸のお吸い物。
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カナダ産、味はまあまあだけど、やはり香が薄い。

夜中、先週、超多忙で読めなかった都留文科大学「ジェンダー研究1」のリアクション・コメントを読む。

で、「フェミニズムってなんですか?」という質問をしてきた学生がいた。
「(なんちゃって)ジェンダー論」の先生に、そんな難しいことを聞かないでほしい。

5時30分、リアクション・コメント読み終わり。
5時45分、講義録をアップ。
久しぶりに徹夜。

就寝、6時。
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作曲家の筒美京平さんの訃報 [訃報・追悼]

10月12日(月)

作曲家の筒美京平さんの訃報。

1度だけ、あるパーティーで、お目にかかったことがある。
「店でいろいろ唄わせていただいてます」とご挨拶したら、「それは、どうもありがとう」とおっしゃった。

ブルー・ライト・ヨコハマ(1968年、いしだあゆみ)
真夏の出来事(1971年、平山三紀)
木綿のハンカチーフ(1975年、太田裕美)
飛んでイスタンブール(1978年、庄野真代)
モンテカルロで乾杯(1978年、庄野真代)
たそがれマイ・ラブ(1978年、大橋純子)etc

たくさんの素敵な曲を、ありがとうございました(合掌)。

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筒美京平さん死去 「サザエさん」「魅せられて」作曲

「また逢う日まで」「木綿のハンカチーフ」など数々の名曲を生み出した作曲家の筒美京平(つつみ・きょうへい、本名渡辺栄吉〈わたなべ・えいきち〉)さんが7日、誤嚥(ごえん)性肺炎のため死去した。80歳だった。50年を超える活動の中で手がけた楽曲は3千曲に迫る。日本のポップス界最大のヒットメーカーだった。葬儀は近親者のみで営んだ。新型コロナウイルスの感染状況から、お別れの会などは予定していないという。

東京都出身。元々はクラシックのピアニストを目指していた。青山学院大学卒業後の1963年、日本グラモフォン(現・ユニバーサルミュージック)に入社して洋楽ディレクターを担当。その傍らで、作曲家すぎやまこういちさんに師事した。

66年に「黄色いレモン」で作曲家デビュー。67年に同社を退社し、職業作曲家として本格的に活動を開始。初期は、高校、大学時代の先輩で作詞家橋本淳さんと組んで数多くの作品を手がけた。67年にヴィレッジ・シンガーズの「バラ色の雲」がヒット。69年にはいしだあゆみの「ブルー・ライト・ヨコハマ」で日本レコード大賞作曲賞を受賞した。同時期、国民的アニメ「サザエさん」の主題歌、エンディング曲も手がけている。

71年、尾崎紀世彦「また逢う日まで」で第13回日本レコード大賞。79年、ジュディ・オング「魅せられて」で第21回レコード大賞を受けた。平山三紀「真夏の出来事」(71年)などがヒット。松本隆、阿久悠、有馬三恵子ら様々な作詞家とコンビを組み、アイドルポップスの分野でも活躍。南沙織「17才」(71年)や近藤真彦「スニーカーぶる~す」(80年)、少年隊「仮面舞踏会」(85年)なども手がけた。

洋楽ポップスの最新ヒット曲を徹底的に研究。それら曲の構成やアレンジを取り入れ、日本人好みのメロディーを加味する手法で、日本のポピュラー音楽の表現領域を押し広げた。2000年代に入ってもヒット曲を生み出し、長きにわたって日本のポップス界の隆盛を支えた。03年に紫綬褒章を受けた。

『朝日新聞』2020年10月12日 14時45分
https://www.asahi.com/articles/ASNBD4TNQNBDUCLV00G.html?ref=tw_asahi-tokyo?ref=tw_asahi-tokyo
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「プライドハウス東京レガシー」各局の報道 [現代の性(同性愛・L/G/B/T)]

10月12日(月)  

「プライドハウス東京・レガシー」オープンについての各局の報道。
テレビ各局、台風被害を予想して、枠を取っていたらしい。
ところが、台風が逸れ、被害もそれほど大きくなく・・・。
NHKやTBSは、空いた枠に比較的長く入れてもらったようだ。

「NHK」
「TBS」は動画1分17秒と、かなり長い尺。
「テレビ東京」は動画30秒で簡潔。
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【NHK】2020年10月11日 夕方のニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201012/k10012659021000.html?utm_int=nsearch_contents_search-items_001
性的マイノリティーの相談・交流の場 東京 新宿にオープン

LGBTなど性的マイノリティーの人たちが交流したり情報を発信したりできる施設が東京新宿にオープンしました。

「プライドハウス東京レガシー」と名付けられたこの施設は、性的マイノリティーの人たちを支援する団体や企業などが開設しました。

オープンに合わせて11日に開かれたイベントには、女子プロバスケットボールの元選手で、心と体の性が一致しないトランスジェンダーであることを公表したばかりのヒル・ライアンさんが招かれ「ユニークさを尊重し合うのが私の理想の社会で、プライドハウスの開設を機に、多様性を受け入れる社会になるように願っている」と話しました。

施設には、当事者やその家族が悩みなどを相談しやすいよう個室のブースが用意されているほか、LGBTに関する書籍およそ600冊を自由に閲覧できるコーナーやイベントが開ける広いスペースなどが設けられています。

また施設では東京オリンピック・パラリンピックが「多様性と調和」をコンセプトの1つに掲げていることから、LGBTとスポーツなどに関する情報を発信することにしています。

運営するプライドハウス東京の松中権代表は「LGBTの若者たちにとって、この施設があることが心の支えになり、気兼ねなく相談や交流ができる場になってほしい」と話していました。
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【TBS】2020年10月11日 17時21分
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4099714.html?fbclid=IwAR35VWzlORdRzqQc4hP-wJ2Iox-xRZ0HIP4DipSC_sGeFlW0nP5Q4M2FL6U
都内に“LGBT”の情報発信施設がオープン

いわゆるLGBTなど、性的少数者のための情報発信施設が東京にオープンしました。

NPO法人などが東京・新宿に開設したのは、いわゆるLGBTなど性的少数者のための相談や支援を行う施設。11日は性別の認識や性的指向を表明した性的少数者を称える日として、アメリカから始まった「国際カミングアウトデー」です。

オープニングイベントでは、女子プロバスケットボールの選手だったヒル・ライアンさんが自分がトランスジェンダーであることを初めて公表しました。

「僕ら一人一人はそれぞれのキャンバスがあって、その描き方は自由。使う道具・色・デザイン、ここに選択の自由があるからいろんな表現やカラーが生まれると思うんです」(ヒル・ライアンさん)

この施設は、「性的指向による差別禁止」を掲げるオリンピック憲章の理念に基づき、東京大会の公認施設にもなっています。

代表の松中権さんは、男女で区分けされることの多いスポーツの現場では、今もLGBTへの差別や偏見が根強く残っているとして、「この施設を通し、マイノリティへの想像力が働くきっかけになって欲しい」としています。
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【テレビ東京】2020年10月11日18時10分
https://www.tv-tokyo.co.jp/news/txn/2020/10/11/014263.html?fbclid=IwAR2AseM0JpM1fWicWP84tzC7e609g3aVcPAeo1jfvoUA4hUNC0pnvSOLCms
性的少数者の拠点がオープン
差別されず、誰もが安心して過ごせる拠点が誕生しました。
東京オリンピック・パラリンピックの開催に向けて、LGBTなど性的少数者の情報発信の拠点となる「東京プライドハウスレガシー」が東京新宿区にオープンしました。
この拠点には性的少数者に関連する書籍や資料を収集したスペースなどが整備されています。
利用者は原則無料と言うことです。



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「プライドハウス東京・レガシー」各紙の報道 [現代の性(同性愛・L/G/B/T)]

10月12日(月)

「プライドハウス東京・レガシー」オープンについての各紙の報道。
『朝日新聞』は仕事が早い。
でも、翌月曜日は新聞休刊日なので、夕刊紙面に掲載。

『毎日新聞』は「アーカイブ」については、まったく言及なし。
そういえば、『毎日』の記者さんとは話をしていない。
書籍や資料に関心がない人は今の時代珍しくないけど、新聞記者がそれでいいのかな?

『東京新聞は、逆に「LGBTQコミュニティ・アーカイブ」中心にまとめてあって、うれしい。
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【朝日新聞】2020年10月11日 17時39分
性的マイノリティ相談施設がオープン 五輪のレガシーに

「プライドハウス東京レガシー」の多目的スペース=2020年10月11日、東京都新宿区新宿1丁目、西村奈緒美撮影

東京オリンピック(五輪)・パラリンピックにあわせ、スポーツと性的少数者について情報発信などをする施設「プライドハウス東京レガシー」が11日、東京・新宿にオープンした。東京大会の公認プログラムとしてイベントなどを行い、大会後も常設で運営する。スタッフが常駐し、誰でも無料で利用できる。

性的少数者の居場所作りを行ってきたNPO法人や五輪のスポンサー企業が運営に関わり、休眠預金や企業の協賛金で資金を賄う。

広さ約140平方メートルの施設には多目的スペースやカフェコーナー、相談ブース、性的少数者に関する本を集めた書棚があり、支援者を増やす講座や当事者への支援も行う。年内は月・金・土・日の午後1~7時で開館し、その後は開館日や開館時間を増やす予定。今月12日は臨時休館する。

11日にオープニングイベントが開かれ、活動紹介や、大会組織委員会の担当者による講演が行われた。

運営責任者の松中権さん(44)は「スポーツと性的少数者というテーマにこだわらず、教育など色々な問題との接点を作るきっかけを提供していきたい」とあいさつ。「性的少数者は目に見えづらく、バカにされたり、差別されたりしてきた。性的少数者について知ってもらうことで、民族や宗教といった他の差別で苦しむ人たちにも関心を向けてもらえたら」と話した。

運営者によると、プライドハウスは2010年のバンクーバー冬季五輪以降、各地で設置されたが、常設の施設ができるのは東京大会が初めて。

東京大会は「多様性と調和」をコンセプトの一つに掲げており、国際オリンピック委員会のトーマス・バッハ会長も「活動が成功し、東京大会のレガシーとなることを願う」とメッセージを寄せた。(西村奈緒美)

日本のスポーツ界では、性的少数者が参加しやすい環境づくりの必要性が指摘されている。日本スポーツ協会が2018年に実施した調査では、調査に応じた約1万人の指導者のうち3割弱が身の回りに性的少数者の当事者がいると答えたが、スポーツにおける性的少数者に関する知識が十分には理解されていないことも明らかになった。

性的少数者のなかでもとくに、出生時に体の特徴から決められた戸籍の性と異なる性を自認するトランスジェンダーは、男女に分かれて競技することが前提となっているスポーツの場面で苦悩に直面する。夢中になって自分を解放できる場であると同時に、自認と異なる性を受け入れなければならない場でもあるからだ。(忠鉢信一)


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【毎日新聞】2020年10月12日 19時19分(最終更新 10月12日 19時19分)
https://mainichi.jp/articles/20201012/k00/00m/040/140000c?fbclid=IwAR2f-w0djZNXwsyu1JaTdnO3z7BmR_EZl0iC_TyA41L8QI_UVNEgMJAZyz0
LGBTなどに関する情報発信や交流拠点「プライドハウス」 東京・新宿にオープン

「プライドハウス東京レガシー」のオープニングイベントで記念写真に納まる元女子プロバスケットボール選手のヒル・ライアンさん(前列中央)、松中権代表(同右から2人目)ら関係者=東京都新宿区で2020年10月11日、北山夏帆撮影

LGBTなど性的少数者に関する情報発信や交流の拠点となる施設「プライドハウス東京レガシー」が11日、東京都新宿区にオープンした。プライドハウスは大型スポーツ大会に合わせて世界各国で臨時に開設されているが、常設施設は国内初。

施設は相談の専用部屋を備えているほか、今後は東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の公認プログラムとして交流会やスポーツイベントを通じてLGBTへの理解を広げていく。代表の松中権(ごん)さん(44)によると、スポーツの世界は当事者たちにとって「ファイナルフロンティア」と呼ばれるほど差別や偏見が根強く残っているため、安心して集える場として2010年バンクーバー冬季五輪以降各国で開設されている。

11日にあったオープニングイベントでは、元女子プロバスケットボール選手のヒル・ライアンさん(27)が「トランスジェンダー」(生物学的な性と自認する性が異なる)をカミングアウトし「それぞれの人のユニークさをポジティブにとらえる文化を実現できる場だと思う」と期待を語った。

松中代表は「コロナ禍で家にいる時間が長くなり、当事者が安心して自分のセクシュアリティーについて話せる場が減っているので、この施設がそういう場になれば」と話している。施設の開館は月金土日の午後1~7時。入場無料。【南茂芽育】
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【東京新聞】2020年10月14日 07時10分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/61677?rct=t_news&fbclid=IwAR3tfq-Kbkz-zW_rIAYlq8HJhvW59uMzXqI8Z5R06VaVMHY0DLs80MP7UnU
LGBT資料を収集・活用 新宿に情報発信拠点「プライドハウス」

LGBT関連資料を収集・整理した(左から)五十嵐さん、山縣さん、三橋さん=新宿区の「プライドハウス東京レガシー」で

LGBTなど性的少数者の情報発信拠点として、新宿区新宿1に今月11日にオープンした施設「プライドハウス東京レガシー」は、関連書籍や雑誌などを保存・活用する「アーカイブ」が目玉の一つだ。資料の収集や整理に携わった当事者たちは「日本のLGBTに関するあらゆる資料を集め、いずれデジタル化して次の世代、世の中に伝えていきたい」と意気込んでいる。 (奥野斐)

施設は、LGBTに関する日本初の常設総合センターとして、新宿通りに面したビル二階に開設。約百四十平方メートルの広さに啓発・交流イベントを行うスペースや相談室、本棚などを設置した。この企画は東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の公認プログラムにもなっている。

アーカイブは、出生時の性別と異なる性で生きるトランスジェンダーの三橋順子さん(65)、ゲイの山縣(やまがた)真矢さん(53)、レズビアンの五十嵐ゆりさん(47)らが中心となり、半年がかりで収集本のリスト化や購入、分類ごとに整理した。

現在は約六百冊収蔵。ジェンダー、セクシュアリティーの学術書からLGBT関係の実用書、それぞれのカテゴリーについて書かれた本、小説やコミックが並ぶ。

一九四九年の小説「男娼(だんしょう)の森」や、七〇年代に出版された「性は変えられるか」といった本も。歌手の美輪明宏さんやエッセイストの能町みね子さんら著名人の自伝・ルポもあり、三橋さんは「若い人が『こういう人もいるんだ』と知り、自己肯定するのに重要」と意識的にそろえたという。

明治時代の新聞記事などをまとめた「戦前期同性愛関連文献集成」を収蔵本に加えた山縣さんは「明治期にも結構、同性愛の記事があった。こうした昔の記録をまとめて読めるのもアーカイブの魅力」と語る。

五十嵐さんは高校時代に別冊宝島の「女を愛する女たちの物語」を読み、自分と同じ人がいると知って救われたという。

当面の収集目標は千二百冊で、資料の購入費や管理費をネットで募るクラウドファンディングを十一月十九日まで実施している。(専用サイト「READYFOR」で「LGBTQ コミュニティ・アーカイブ」と検索)

三人は「性的少数者に関する本がこれだけまとまってあり、一般の人も気軽に見ることができる場所は他にないだろう。多くの人が学び、活用し、くつろげる場所にしたい」と語った。

施設は、年内は月曜と金、土、日曜の午後一〜七時開館。その後は開館日や時間を増やす予定。アーカイブは閲覧のみ。利用無料。運営には五輪のスポンサー企業十四社が協賛し、三十五の個人・団体、十九の大使館が関わっている。

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