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コミュニティにちゃんと足場を置くということ [現代の性(同性愛・L/G/B/T)]

10月14日(水)

むかし、むかし(1995年、25年前)、「Fake Lady」という一夜限りの模擬店イベントをすることになったとき、当時6軒ほどあった女装系の店を全部まわって「挨拶」した。
ちょっと覗いてフライヤー置いて「よろしくお願いします」ではなく、ちゃんとお金を払って飲んで、イベントの趣旨をママに説明した。

中には「トウシロウが商売の邪魔するんじゃないわよ!」と怒られた店もあったが、逆に「開店日」に、差し入れ(お花やワイン)を持ってお客さんを連れて「お祝い(偵察)」に来てくれたママさんが何人もいた。

店に「仁義を切る」、コミュニティに「挨拶する」というのは、そういうことだと、私は思っている。

まあ、規模が小さい女装系のコミュニティだからできたことで、はるかに規模が大きいゲイ、レズビアンのコミュニティで、同じことをするのは無理なことなのはわかっている。
それに、現代では、もう「仁義を切る」という感覚も薄れている。

でも、何かををやろうと思ったら、それぞれのコミュニティにちゃんと足場を置くという点は、変っていないと思う。
まして、その何かがコミュニティ・スペース的なものだったら、なおさらだろう。
そこらへんが、ちょっとというか、かなり心配だ。

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