SSブログ

「第1回東京トランスマーチ」の新聞報道(その4) [現代の性(性別越境・性別移行)]

nice!(0)  コメント(0) 

「第1回東京トランスマーチ」の新聞報道(その3) [現代の性(性別越境・性別移行)]

11月21日(日)

昨日(11月20日)の「第1回東京トランスマーチ」の新聞報道(その3)。
『赤旗』2021年11月21日
赤旗20211121.jpg


nice!(0)  コメント(0) 

「第1回東京トランスマーチ」の新聞報道(その2)  [現代の性(性別越境・性別移行)]

11月21日(日)

昨日(11月20日)の「第1回東京トランスマーチ」の新聞報道(その2)。
『東京新聞』は奥野斐記者が、全行程、随行取材。
私と前後して走り回っていた。

-------------------------------------------------
トランスジェンダーの人権訴え 都内で初「追悼の日」行進

トランスジェンダーの尊厳と権利を考える「トランスジェンダー追悼の日」の二十日、新宿区内の道路を当事者ら約四百人(主催者発表)が、水色、ピンク、白の三色を使った旗やプラカードを掲げるなどして歩き、自らの存在や人権をアピールした。各国で行われている「トランスマーチ」で、東京では初開催。(奥野斐)

トランスジェンダーは、出生時の性別とは異なる性を自認する人のことをいう。

追悼の日は一九九八年十一月、米国で当事者が殺害された事件にちなみ、各国で追悼や尊厳を考える催しなどを行う日として定着してきた。

主催者によると、昨年十月から今年九月までで世界で少なくとも三百七十五人のトランスジェンダーが殺害されたという。

国内では昨今、会員制交流サイト(SNS)などで差別的な言動が広がり、排除されたり、身の危険を感じたりしている人もいる。

二十日、参加者は新宿中央公園を出発し、新宿公園までの約一・七キロを行進。実行委員会の浅沼智也共同代表(32)は「トランスジェンダーとして生きることは、日本においてもまだまだ理解されず、日常的に困りごとや問題がある。これを機に知ってほしい」と話した。

『東京新聞』2021年11月21日 07時00分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/143957?fbclid=IwAR2qPlW8V3bR0Qbr_rv3YSdiVEChzA-W0GxJYhohexua7qDJgDPzJEBHlPk
nice!(0)  コメント(0) 

「第1回東京トランスマーチ」の新聞報道(その1) [現代の性(性別越境・性別移行)]

11月21日(日)

昨日(11月20日)の「第1回東京トランスマーチ」の新聞報道(その1)。
『毎日新聞』は藤沢美由紀記者が、全行程、随行取材。

-------------------------------------------------
トランスジェンダーの人権と尊厳訴え 新宿で国内初のトランスマーチ

新宿の街中を歩きながらトランスジェンダーの尊厳などを訴える「トランスマーチ」の参加者たち=東
トランスジェンダーの人権と尊厳を訴えるパレード「トランスマーチ」が20日、東京都新宿区で行われた。トランスマーチが国内で実施されるのは初めて。約400人の参加者が差別への反対を訴えるプラカードなどを掲げながら約1・7キロを歩いた。【藤沢美由紀/デジタル報道センター】

トランスジェンダーとは、出生時の戸籍の性別とは異なる性別を自認する人を指す。今回のトランスマーチは、トランスジェンダーのアクティビストの浅沼智也さん(32)と畑野とまとさんが企画し、「国際トランスジェンダー追悼の日」である11月20日に合わせて開催された。


海外では、嫌悪や偏見によってトランスジェンダーの人たちが殺害される事件が起きている。日本でも近年、インターネット上での攻撃が激しくなっており、就労など日常生活での差別や排除が指摘されるほか、当事者が自死に追い込まれるケースもある。

参加者は出発地点の新宿中央公園に集合。浅沼さんはパレードに先立って「私たちはともに生きています。トランスジェンダーの人たちも生きやすい社会になるよう願っています」とスピーチした。

参加者は新宿駅周辺やビル街を歩きながら、トランスジェンダーのプライドを表現した水色、ピンク、白のフラッグや、「トランスヘイトを許しません」などのメッセージを高く掲げた。

『毎日新聞』 2021/11/20 17:56(最終更新 11/20 18:15) English version
https://mainichi.jp/articles/20211120/k00/00m/040/215000c?fbclid=IwAR07NwsBNoVKEo2ra6ZX0fZ96fi2bXsiQ_umlZ0wI_ecCBmdVRQ2FunILW8

nice!(0)  コメント(0) 

11月20日(土)第1回東京トランスマーチ [現代の性(性別越境・性別移行)]

11月20日(土)

11月20日は「国際トランスジェンダー追悼の日」。
この1年間(2020年10月~2021年9月)、世界で少なくとも375人のトランスジェンダーが、トランスジェンダーであるということだけで、ヘイトクライム(憎悪犯罪)の犠牲になった。
その「追悼の日」に合わせて行われた「第1回東京トランスマーチ」の集合場所は、東京都庁向かいの「新宿中央公園」。
IMG_8276.JPG
秋色濃い森を抜け、滝のある広場へ。
IMG_8277.JPG
IMG_8278.JPG
ちなみに、この人工の滝は、江戸近郊の行楽地だった、熊野神社(十二社=じゅうにそう)の滝を模したもの。
13時過ぎ、だんだん参加者が集まってきた。
IMG_8279.JPG

13時半、開会式。
共同代表の畑野とまとさんと浅沼智也さんの挨拶。
IMG_8281.JPG
ヘイトクライムの犠牲になった仲間たちの追悼。
著名なフェミニズム系教授が、トランスジェンダー排除を煽り、TwitterなどSNS上で、トランスヘイト発言が日々行われている現状への危機感と対抗の必要性。
トランスジェンダーの人権・尊厳・そして生活を守ることの重要性、などが語られる。
「皆さん、生き抜きましょう!」
IMG_8283.JPG
続いて、何人か参加者の方のスピーチ。
「akta」のボンジュール ジャンジさん。
IMG_8285.JPG
「プライドハウス・レガシー」の時枝穂さん。
IMG_8287.JPG
映画「片袖の魚」の東海林毅監督。
258516003_2412901065508103_1233015821190364675_n.jpg
Xジェンダーやノンバイナリーのグループも参加。

共同代表の2人を先頭に、隊列編成。
IMG_8288.JPG
参加者の人数、浅沼さんは50人くらいと思っていたとのこと。
私は「100人いくかなぁ」と思っていた。
しかし、隊列を組んだところで、間違いなく100人を超えていると確信。
IMG_8291.JPG
スタート時点では200人ほどだろうか。

13時58分(2分フライイング)、出発。
IMG_8292.JPG
西新宿の新宿中央公園から、歌舞伎町を経て、二丁目の新宿公園を目指す1.7kmのコース。
IMG_8294.JPG
IMG_8297.JPG
IMG_8298.JPG
お天気は快晴、風もなく、日差しが温かく感じる、絶交のパレード日和。
IMG_8301.JPG

昨夜から悪化した坐骨神経痛で痺れている足を引きずって、西新宿6丁目の歩道橋に駆け上がって、俯瞰撮影。
IMG_8310.JPG
あらためて、隊列の長さに驚く。
IMG_8311.JPG

成子天神下の交差点で青梅街道に出て東へ。
IMG_8317.JPG
IMG_8318.JPG
成子天神は柏木(現:北新宿)の鎮守。
IMG_8319.JPG
ここから西へ成子坂を下ったあたりに、1960年代前半、女装秘密結社「富貴クラブ」の拠点「成子坂下の部屋」があった。

新都心の大歩道橋。
IMG_8333.JPG
手を振る人、撮影をする人。

西新宿の超高層ビル群を背にしながら進む。
IMG_8336.JPG
「大ガード」(青梅街道がJR山手線・埼京線の線路を潜るところ。西新宿と東新宿の境界)が見えてきた。
IMG_8334.JPG
「大ガード」を潜る。
IMG_8339.JPG
「大ガード」を抜ければ、そこはもう歌舞伎町。
IMG_8341.JPG

今まで通過してきた西新宿の超高層ビル群を背景に、歌舞伎町「靖国通り」を進む。
IMG_8343.JPG
沿道の人は増えたが、残念ながら、関心をもつ人は少ない。
IMG_8346.JPG

1990年代、女装スナックやニューハーフ・ショーパブが数多く立地した「新宿区役所通り」入口を通過。
IMG_8352.JPG
80~90年代の新宿女装コミュニティの中核店「ジュネ」があったビル(旧・丸源54ビル、現・三経55ビル)が左端に見える。
右手の緑道(四季の道)に入れば、新宿女装コミュニティの発祥の地「ゴールデン街・花園街」はすぐ。
酉の市の提灯が飾られた内藤新宿の総鎮守・花園神社南参道前を通過。
IMG_8355.JPG
車が多くて撮影困難。
「靖国通り」と「明治通り」との交差点(新宿5丁目交差点)、「丸井メンズ館」前を通過。
IMG_8357.JPG
「新宿5丁目東交差点」を右折し、老舗の女装バー「粧」を右手見ながら「御苑大通り」に入る。
IMG_8358.JPG
「御苑大通り」から二丁目「柳通り」に入る。
IMG_8360.JPG
「仲通り」交差点を通過。
IMG_8363.JPG
ゴールはもうすぐ。

14時54分、ゴールイン!
IMG_8364.JPG
二丁目・新宿公園に到着(歩行時間56分)。
「参加者の皆さん、お疲れさまでした~ぁ」

隊列がすべて到着すると、公園が参加者で一杯になってしまった。
IMG_8372.JPG
いったい何人くらい参加してくれたのだろう?と思い、私が警察の警備の方に「何人ぐらいだと思いますか?」と質問したら「300人以上ですね」というお答え。
また、ある方が数えたところ、3列150列近くということで、主催者側発表=メディアの数字としては、400人以上ということになった。

旗とプラカード。
全部撮れなくて、ごめんなさい。。
IMG_8370.JPG
IMG_8368.JPG
IMG_8366.JPGIMG_8367.JPG
IMG_8284.JPGIMG_8365.JPG
最大の力作。
IMG_8371.JPG

ともかく大成功だったと思う。
これも主催者、スタッフ、スポンサー、参加者、協力者の皆様のお陰。
「通りすがりの人」として「ありがとうございました」。

広報が不十分だった今回が400人以上、来年は500人を超えるのではないだろうか。
そうなったら、運営も資金も、今年以上に大変だろう。
nice!(0)  コメント(0) 

東京都の陽性者数「二番底」、週間合計123人 [世相(新型コロナ肺炎関連)]

11月20日(土)

今日の東京都の陽性確認者、16人。
これで、今週(日~土)の合計は123人。
先々週(10月31日~11月6日)の142人を下回り、「二番底」になった。

第5波の「底」(第5波と第6波の間の最低値)がいまだに見えない状況。
nice!(0)  コメント(0) 

東京23区でM4.4、最大震度3 [地震・火山・地質]

11月20日(土)

地震。
初期微動と少し間隔があったので、震源はやや遠い(もしくは深い)。

ウチは体感で震度3、気象庁発表で震度2。
259511429_10208916703911217_8222614839397089217_n.jpg
08時57分頃、震源は東京23区(杉並区あたり)、深さ100km、M4.6。

震源は、東京直下だけど、かなり深かった。
震源がこの位置で、M6クラス、深さが20kmだと、被害が出る。


nice!(0)  コメント(0) 

11月19日(金)4冊目か5冊目かの単著になる予定の論集 [お仕事(執筆)]

11月19日(金)

思い立って、4冊目か5冊目かの単著になる予定の論集『戦後日本トランスジェンダー社会史研究』の枠組みを、今日、作ってしまった。

1日で、そんなことできるはずはないと思うだろうが、できてしまった。
実は、3冊目で、論集の原稿のまとめ方のコツをつかんでしまったのだ。

全11章で、ベースになる原稿は揃っている。
これから、少しずつリライトしていく。
で、1年後には、原稿がまとまる。

3冊目の『歴史の中の多様な「性」』より、もっと硬い内容なので、出してくれる出版社を見つけるのは大変だが、いつ死んでもいいように、原稿をまとめておこう。
nice!(0)  コメント(0) 

立憲民主党の代表選挙 [政治・選挙]

11月19日(金)

立憲民主党の代表選挙、立党以来の支持者から見ても「帯に短し襷に長し」の感。
幹事長や政調会長は務まっても、代表としてはカリスマ性がない。
その点、エダノンの代わりが務まるか?という疑問符がどうしても浮かぶ。

世代交代、選挙向けの顔ということになると、若くて未知数の小川淳也さんだろうか。
若い代表を、政策力と経験がある泉さん、逢坂さん、西村さんが支えるような体制が望ましいと思う。

エダノンは、地道に選挙区を歩き、地方を巡って、人間性と政策の幅を広げて欲しい。
まだ57歳なのだから、5年雌伏しても62歳。
年齢的に、総理大臣の目はまだある。
きっとまたエダノンが必要とされる時が来る。

エダノンに贈る言葉、「臥薪嘗胆」「捲土重来」「龍潜」。


nice!(0)  コメント(0) 

青森県が同性パートナー制度導入へ  [現代の性(同性愛・L/G/B/T)]

11月19日(金)

青森県、やれるのなら、せめて半年前に導入・実施してほしかった。
制度を必要としていた人が死んだから、やるのでは遅すぎる。

---------------------------------------------
青森県が同性パートナー制度導入へ 「もっと早く」届かなかった願い


二階堂友紀

青森県に要望書を提出後、記者会見する青森レインボーパレード実行委員会の岡田実穂共同代表(中央)ら=2021年11月18日、県庁、二階堂友紀撮影
写真・図版写真・図版写真・図版写真・図版写真・図版
青森県は18日、同性カップルを公認する「同性パートナーシップ宣誓」制度の導入に向け、検討を進めていることを明らかにした。都道府県単位で実現すれば、東北地方では初めて。県は「できるだけ早期に始めたい」としている。

「青森レインボーパレード実行委員会」の岡田実穂共同代表らがこの日、県庁を訪問。同性カップルやその家族を公認する制度のほか、性的少数者の権利擁護を求める要望書を出した。

これに対し、柏木司副知事は「パートナーの関係にある2人が宣誓書を提出した場合、県が受領証を交付する方向で検討している」と表明。「法律上の婚姻とは異なるが、自分らしく暮らしていける県づくりの一歩となるよう、取り組んでいきたい」と述べた。

様の制度は全国100以上の自治体に広がり、都道府県では茨城、群馬、三重、大阪、佐賀の5府県が導入。国会で同性婚や同性パートナーシップに関する議論が進まないなか、自治体が独自の取り組みで補完している。ただ東北では弘前市だけで、国内の「空白地帯」となっている。

県は今夏から、制度導入を見据え、県立病院で治療を受けたり県営住宅に入居したりする場面で、同性カップルを婚姻している夫婦同様に位置づけて対応する方策を検討してきた。

県青少年・男女共同参画課は「県が宣誓の受領証を交付するだけの形で始めるか、病院や住宅の具体的な施策と同時に施行するかは検討中」としている。

「答え」聞けなかった要望者
この日出された要望書の代表者は「宇佐美翔子」。だが、その姿は県庁になかった。がんと闘いながら、パートナーの岡田実穂さんと性的少数者らの支援に取り組んできたが、県の「答え」を聞くことなく、9月末に亡くなった。

「ようやくここまできた。でも、なんでもっと早く(宣誓制度を)つくってくれなかったんだろう」。岡田さんは提出後に開いた記者会見で、複雑な心境を吐露した。 
2人が宇佐美さんの故郷・青森市で暮らし始めたのは2014年。市役所に婚姻届を提出し、不受理の理由を明らかにするよう求めた。レインボーパレードを主催し、県内にも多くの当事者がいることを目に見える形で示した。宣誓制度の導入も訴えたが、市の対応は冷たかったという。

宇佐美さんが18年に進行性の大腸がんと診断され、残された時間を意識するなか、2人は県に希望を委ねるようになっていく。県は昨年12月、2人にヒアリングを実施。今夏には水面下で制度導入に向けた具体的な検討に入り、2人から要望書を受け取る方向で調整していた。

「(三村申吾)県知事に会いに行けるかな」。宇佐美さんは亡くなる1週間前にも、そう話していたという。しかし、県庁内の調整に時間がかかり、本人が直接声を届け、答えを聞くことはできなかった。

青森レインボーパレード実行委の共同代表を務める20代の同性愛者は、県内では顔や名前を出して活動できないという。会見で絞り出すようにこう語った。

「2人は表に出ることができたが、何も言えないまま亡くなってきた人たちもいる。これからこの街で育っていく子どもたちのためにも、早く使える制度をつくってほしい」(二階堂友紀)

青森レインボーパレード実行委員会の要望書(骨子)
・同性パートナーやその子どもなどの関係性を認証する県単位の制度の早急な創設
・医療機関等における療養看護に関する同意、県営住宅等への入居を、同性パートナーにも可能に
・多様な性に関する県民に向けた啓発。教職員や児童生徒、医療従事者に向けた継続的な研修
・DVや性暴力の相談窓口で、相談者の性別や性的指向に関わらず対応。相談員の継続的な研修
・防災計画で性的マイノリティーの位置づけを明確に

『朝日新聞社』2021年11月19日 11時00分

nice!(0)  コメント(0)