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11月13日(土)原稿の推敲 [お仕事(執筆)]

11月13日(土)

3冊目の単著『歴史の中の多様な「性」―日本とアジアの性愛史』の原稿推敲作業。

今日は、4~6章。
やはり、大きく直す所はない。
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読んでまた、涙が・・・ [訃報・追悼]

11月13日(土)

今日の『朝日新聞』夕刊「惜別欄」に、9月30日に逝去された宇佐美翔子さんの記事(記者:二階堂友紀さん)。
朝日新聞20211113夕刊.jpg
読んでまた、涙が・・・。


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日本語のルーツについての説 [生活文化・食文化・ファッション文化論]

11月13日(土)
う~ん、ちょっと違和感。
日本語の起源が北東アジアであるのは、従来の言語学の研究成果からしても妥当だと思う。
しかし、日本列島への渡来ルートについては、違和感がある。

中国東北地方あたりに起源をもつキビ・アワ農耕民は、3000年前よりもっと早く、北九州ではなく、東北日本に来ているはず。
そのルートは朝鮮半島ではなく、沿海州からに日本海を渡ってだと思う。

3000年前に北九州に渡来した農耕民は、高度な水田稲作の技術を持つ農耕民であって、キビ・アワ農耕民とは違う人たち。
渡来ルートは、中国江南から、朝鮮半島南部に寄って、北九州だと思う。

言語学ベースの研究だから仕方がないが、「農耕民云々」と言いながら、栽培植物学の研究成果を軽視している。
言語学ベースの研究だから仕方がないが、「農耕民云々」と言いながら、栽培植物学の研究成果を軽視している。

それと、日本語には、基本文法は北東アジア諸語に類似するが、基礎語彙は似ていないという厄介な問題がある。
その説明がされない限り、信じる気にはなれない。

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日本語の原郷は「中国東北部の農耕民」 国際研究チームが発表
日本語の原郷.jpg
日琉語族の日本列島への到達

日本語の元となる言語を最初に話したのは、約9000年前に中国東北地方の西遼河(せいりょうが)流域に住んでいたキビ・アワ栽培の農耕民だったと、ドイツなどの国際研究チームが発表した。10日(日本時間11日)の英科学誌ネイチャーに掲載された。

日本語(琉球語を含む)、韓国語、モンゴル語、ツングース語、トルコ語などユーラシア大陸に広範に広がるトランスユーラシア語の起源と拡散はアジア先史学で大きな論争になっている。今回の発表は、その起源を解明するとともに、この言語の拡散を農耕が担っていたとする画期的新説として注目される。

研究チームはドイツのマックス・プランク人類史科学研究所を中心に、日本、中国、韓国、ロシア、米国などの言語学者、考古学者、人類学(遺伝学)者で構成。98言語の農業に関連した語彙(ごい)や古人骨のDNA解析、考古学のデータベースという各学問分野の膨大な資料を組み合わせることにより、従来なかった精度と信頼度でトランスユーラシア言語の共通の祖先の居住地や分散ルート、時期を分析した。

その結果、この共通の祖先は約9000年前(日本列島は縄文時代早期)、中国東北部、瀋陽の北方を流れる西遼河流域に住んでいたキビ・アワ農耕民と判明。その後、数千年かけて北方や東方のアムール地方や沿海州、南方の中国・遼東半島や朝鮮半島など周辺に移住し、農耕の普及とともに言語も拡散した。朝鮮半島では農作物にイネとムギも加わった。日本列島へは約3000年前、「日琉(にちりゅう)語族」として、水田稲作農耕を伴って朝鮮半島から九州北部に到達したと結論づけた。

研究チームの一人、同研究所のマーク・ハドソン博士(考古学)によると、日本列島では、新たに入ってきた言語が先住者である縄文人の言語に置き換わり、古い言語はアイヌ語となって孤立して残ったという。

一方、沖縄は本土とは異なるユニークな経緯をたどったようだ。沖縄県・宮古島の長墓遺跡から出土した人骨の分析などの結果、11世紀ごろに始まるグスク時代に九州から多くの本土日本人が農耕と琉球語を持って移住し、それ以前の言語と置き換わったと推定できるという。

このほか、縄文人と共通のDNAを持つ人骨が朝鮮半島で見つかるといった成果もあり、今回の研究は多方面から日本列島文化の成立史に影響を与えそうだ。

共著者の一人で、農耕の伝播(でんぱ)に詳しい高宮広土・鹿児島大教授(先史人類学)は「中国の東北地域からユーラシアの各地域に農耕が広がり、元々の日本語を話している人たちも農耕を伴って九州に入ってきたと、今回示された。国際的で学際的なメンバーがそろっている研究で、言語、考古、遺伝学ともに同じ方向を向く結果になった。かなりしっかりしたデータが得られていると思う」と話す。

研究チームのリーダーでマックス・プランク人類史科学研究所のマーティン・ロッベエツ教授(言語学)は「自分の言語や文化のルーツが現在の国境を越えていることを受け入れるには、ある種のアイデンティティーの方向転換が必要になるかもしれない。それは必ずしも簡単なステップではない」としながら、「人類史の科学は、すべての言語、文化、および人々の歴史に長期間の相互作用と混合があったことを示している」と、幅広い視野から研究の現代的意義を語っている。【伊藤和史】

『毎日新聞』2021年11月13日 12:50(最終更新 11/13 21:17)

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藤井三冠、19歳で四冠達成 [スポーツ]

11月13日(土)
ひえ~~、4タテ(4勝0敗)で決まってしまった。

藤井三冠、19歳で四冠達成。
19歳で将棋界の序列第1位に。

少し前まで、苦手にしていた豊島竜王に王位戦七番勝負(4-1防衛)、叡王戦五番勝負(3-2奪取)、竜王戦七番勝負(4-0奪取)の「十九番勝負」で完勝(直近7連勝、通算対戦成績13勝9敗)。

渡辺名人・王将はすでに対戦成績で圧倒(8勝1敗)しているので、これで、実力的にも頂点に立ったことになる。
次は、その渡辺王将の王将位に挑戦する可能性が高い。


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