IOC、トランスジェンダーの出場基準設けず [現代の性(性別越境・性別移行)]
11月17日(水)
NHKニュースでは、なにが決まったのか全然わからず、やっとAFP通信の記事で
「IOCとして大会出場の基準は設けず、判断は各競技の統括団体に委ねる」
ということになったことがわかった。
それにしても、「差別がないこと」「公平であること」は当たり前で、Trans-womanの女子競技への参加は、その両立が難しいから、長い間、議論になっているわけで・・・。
ケースバイケースで、各団体に任せるでは、ますます混乱すると思う。
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IOC トランスジェンダーなど 国際大会への参加資格の新指針
IOC=国際オリンピック委員会は16日、心と体の性が一致しないトランスジェンダーの選手などについて、国際競技団体が大会への参加資格を作るうえで参考となる新たな指針を発表しました。
IOCでは、心と体の性が一致しないトランスジェンダーの選手や、男性ホルモンの「テストステロン」の値が高い女子選手の国際大会への参加資格について、およそ2年かけて、250人を超えるアスリートや人権問題の専門家などとの議論を重ねてきました。
IOCは、この結果をまとめ、国際競技団体が国際大会の参加資格を作るうえで参考となる、新たに策定した指針を16日に発表しました。
指針では、
▽差別がないこと
▽公平であること
▽証拠に基づいたアプローチであることなど、
10の項目について、それぞれ基本的な考え方がまとめられていて「参加資格は選手が性のアイデンティティーや物理的な性の多様性によって、構造的に大会から排除されることがないように、公平性を持って作られなければならない」などとしています。
ことしの東京大会では、ウエイトリフティング女子にニュージーランドのローレル・ハッバード選手が、性別適合手術を受けたトランスジェンダーの選手として、初めてオリンピックに出場しました。
一方、ロンドン大会とリオデジャネイロ大会の陸上女子800メートルで金メダルを獲得した南アフリカのキャスター・セメンヤ選手は「テストステロン」の値が先天的に高く、薬の服用などで一定の値まで下げなければ、400メートルから1マイルの種目で国際大会に出場できないとする世界陸連の規定により、東京大会に出場できませんでした。
「NHKニュース」2021年11月17日 12時50分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211117/k10013350941000.html
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IOC、トランスジェンダーの出場基準設けず 各団体に判断委ねる
【11月17日 AFP】国際オリンピック委員会(IOC)は16日、「体の性のさまざまな発達状態(性分化疾患、DSD)」やトランスジェンダーの選手に関する枠組みを発表し、IOCとして大会出場の基準は設けず、判断は各競技の統括団体に委ねるとした。
この件に関して、一貫した立ち位置を確立できずにいるIOCは、2年間かけて選手や利害関係者ら250人以上と広範に協議し、今回の枠組みを公開するに至った。
その中でIOCは、「エリートレベルの大会に関わるすべての人にとって、安全で寛容な環境を推進することを目指している」と述べた上で、「ある選手が他選手と比べて不当なアドバンテージを得る形に、どのようなものがあり得るのかは、各競技と統括団体の権限で判断しなければならない」とした。
また、レベルの高い大会は基本的に男子と女子に分けて開催されるとの認識を示した上で、この二つのカテゴリーを公正かつ安全なものにし、またトランスジェンダーや性的マイノリティーであることだけを理由に、特定の選手を排除しないよう求めると付け加えた。(c)AFP
「AFP」2021年11月17日 15:01 発信地:ローザンヌ/スイス
https://www.afpbb.com/articles/-/3376267?cx_part=search&fbclid=IwAR1E_NexFpXK9KOxUPftu_H-NECNDU0-yRgVPqIyUnQWcNcq9u6K1xf7934
NHKニュースでは、なにが決まったのか全然わからず、やっとAFP通信の記事で
「IOCとして大会出場の基準は設けず、判断は各競技の統括団体に委ねる」
ということになったことがわかった。
それにしても、「差別がないこと」「公平であること」は当たり前で、Trans-womanの女子競技への参加は、その両立が難しいから、長い間、議論になっているわけで・・・。
ケースバイケースで、各団体に任せるでは、ますます混乱すると思う。
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IOC トランスジェンダーなど 国際大会への参加資格の新指針
IOC=国際オリンピック委員会は16日、心と体の性が一致しないトランスジェンダーの選手などについて、国際競技団体が大会への参加資格を作るうえで参考となる新たな指針を発表しました。
IOCでは、心と体の性が一致しないトランスジェンダーの選手や、男性ホルモンの「テストステロン」の値が高い女子選手の国際大会への参加資格について、およそ2年かけて、250人を超えるアスリートや人権問題の専門家などとの議論を重ねてきました。
IOCは、この結果をまとめ、国際競技団体が国際大会の参加資格を作るうえで参考となる、新たに策定した指針を16日に発表しました。
指針では、
▽差別がないこと
▽公平であること
▽証拠に基づいたアプローチであることなど、
10の項目について、それぞれ基本的な考え方がまとめられていて「参加資格は選手が性のアイデンティティーや物理的な性の多様性によって、構造的に大会から排除されることがないように、公平性を持って作られなければならない」などとしています。
ことしの東京大会では、ウエイトリフティング女子にニュージーランドのローレル・ハッバード選手が、性別適合手術を受けたトランスジェンダーの選手として、初めてオリンピックに出場しました。
一方、ロンドン大会とリオデジャネイロ大会の陸上女子800メートルで金メダルを獲得した南アフリカのキャスター・セメンヤ選手は「テストステロン」の値が先天的に高く、薬の服用などで一定の値まで下げなければ、400メートルから1マイルの種目で国際大会に出場できないとする世界陸連の規定により、東京大会に出場できませんでした。
「NHKニュース」2021年11月17日 12時50分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211117/k10013350941000.html
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IOC、トランスジェンダーの出場基準設けず 各団体に判断委ねる
【11月17日 AFP】国際オリンピック委員会(IOC)は16日、「体の性のさまざまな発達状態(性分化疾患、DSD)」やトランスジェンダーの選手に関する枠組みを発表し、IOCとして大会出場の基準は設けず、判断は各競技の統括団体に委ねるとした。
この件に関して、一貫した立ち位置を確立できずにいるIOCは、2年間かけて選手や利害関係者ら250人以上と広範に協議し、今回の枠組みを公開するに至った。
その中でIOCは、「エリートレベルの大会に関わるすべての人にとって、安全で寛容な環境を推進することを目指している」と述べた上で、「ある選手が他選手と比べて不当なアドバンテージを得る形に、どのようなものがあり得るのかは、各競技と統括団体の権限で判断しなければならない」とした。
また、レベルの高い大会は基本的に男子と女子に分けて開催されるとの認識を示した上で、この二つのカテゴリーを公正かつ安全なものにし、またトランスジェンダーや性的マイノリティーであることだけを理由に、特定の選手を排除しないよう求めると付け加えた。(c)AFP
「AFP」2021年11月17日 15:01 発信地:ローザンヌ/スイス
https://www.afpbb.com/articles/-/3376267?cx_part=search&fbclid=IwAR1E_NexFpXK9KOxUPftu_H-NECNDU0-yRgVPqIyUnQWcNcq9u6K1xf7934
忙しくなってきた [日常]
11月17日(水)
11月は、家に籠っている日が多かったが、急に忙しくなってきた。
11月20日のトランス・マーチの取材・撮影。
来春の大きな講演の関係者との打ち合わせ。
来週の「異性装」企画展の学芸員さんとの顔合わせ。
前から約束の新聞記者さんとの懇談。
Zoomで打ち合わせや研究会しているより、外に出て、歩いて、直に人とお話する方が、よほど心身には良い。
11月は、家に籠っている日が多かったが、急に忙しくなってきた。
11月20日のトランス・マーチの取材・撮影。
来春の大きな講演の関係者との打ち合わせ。
来週の「異性装」企画展の学芸員さんとの顔合わせ。
前から約束の新聞記者さんとの懇談。
Zoomで打ち合わせや研究会しているより、外に出て、歩いて、直に人とお話する方が、よほど心身には良い。
11月16日(火)深夜の電話から [日常]
11月16日(火)
関西のドラァグ・クイーンの大御所の方から人を介して「連絡をとりたい」という伝言があったので、メールで電話番号を教えて「3時頃まで起きて仕事してます」と伝えたら、昨夜(深夜)1時半に電話がかかってきた。
あちらも、夜型らしい。
東京の某美術館が「異性装」をテーマに、来年秋に特別展をするので企画協力して欲しい、という話。
その美術館には、悪い印象はないし、文化的で、前向きな話なので、OKする。
今日、早速、担当の学芸員さんからメールが来た。
企画書を見て、日本もやっと公立美術館で「異性装」メインの企画展ができる時代になったのだ・・・、と感慨深い。
来年の秋(9~10月)。
で、図録に論考の執筆と、会期中の講演を依頼された。
関西のドラァグ・クイーンの大御所の方から人を介して「連絡をとりたい」という伝言があったので、メールで電話番号を教えて「3時頃まで起きて仕事してます」と伝えたら、昨夜(深夜)1時半に電話がかかってきた。
あちらも、夜型らしい。
東京の某美術館が「異性装」をテーマに、来年秋に特別展をするので企画協力して欲しい、という話。
その美術館には、悪い印象はないし、文化的で、前向きな話なので、OKする。
今日、早速、担当の学芸員さんからメールが来た。
企画書を見て、日本もやっと公立美術館で「異性装」メインの企画展ができる時代になったのだ・・・、と感慨深い。
来年の秋(9~10月)。
で、図録に論考の執筆と、会期中の講演を依頼された。