SSブログ

11月25日(火)都留文科大学「ジェンダー研究1」第9講「衣服とジェンダー&セクシュアリティ(2)―身体と装いの間―」 [お仕事(講義・講演)]

11月25日(火)   雨  大月  9.7度 
5時15分、起床。
朝食は、グレープフルーツ・デニッシュとコーヒー。
シャワーを浴びて、髪にあんこを入れて、頭頂部で結んで、シュシュを巻く。
6時、化粧と身支度。
青基調に楕円形模様のロング・チュニック(長袖)、黒のブーツカットパンツ、黒網の膝下ストッキング、黒のショートブーツ、焦茶のトートバッグ。
黄色のニットのポンチョ。

7時過ぎ、家を出る。
冷たい雨。
新丸子駅から東急東横線各駅停車に乗り、自由が丘駅で急行に乗り換え。
そのまま東京メトロ副都心線に入って新宿三丁目駅で下車。
地下道を歩いてJR新宿駅東南口に出る。
8時10分、新宿駅に到着。
新宿駅南口の駅弁屋で昼食用のお弁当を買い、8時30分発の「あずさ7号」に乗車。
今日はお天気が悪いので富士山は絶望。
落ち着いて車中、コメント票を読む。
9時38分、大月駅に到着。
9時46分発の富士急行「フジサン特急3号」(2000形)に乗り継ぐ。

10時04分、都留文科大学駅に到着。
歩いて7分ほどの大学へ。
レジュメは220部印刷。
TAさんが体調不良で休みとの連絡。
教務の男性にレジュメを運んでもらう。
10時50分、講義開始。
コメント票への対応は最小限にして、かなり残っている第8講「衣服とジェンダー&セクシュアリティ(1)―人はなぜ服を着るのか?―」を片付ける。
時間がないし図版が多いので、パワーポイントを使って講義。

1 裸体・着衣問題
 (1) 裸体は「野蛮」と誰が決めたのか?
 (2) 着衣することの意味 ―武士は、なぜちゃんと着衣しているのか?―
 (3) 裸体と着衣を論じることのジェンダー&セクシュアリティ的意味
----------------(ここから)-----------------
2 衣服の機能
 (1) 性器の隠蔽
 (2) 身体の保護・保温
 (3) 着心地
 (4) 性別(ジェンダー)指標
 (5) 身分指標
 (6) 自己表現

続いて、第9講「衣服とジェンダー&セクシュアリティ(2)―身体と装いの間―」に入る。
1 「衣服」の構成要素―どこまでが装い?どこからが身体?―
 (1) 服
 (2) 装身具
 (3) 身体装飾
----------------(ここまで)-----------------
2 ファッションとジェンダーの基本
 (1) ファッションとジェンダーの非対称性
 (2) ファッションの基本的自由と社会性
 (3)ファッションの自己決定の重要性
3 ファッションとジェンダーの構造
 (1) 裸体と着衣のジェンダー&セクシュアリティの構造
 (2) 「見えない強制」の構造―「させられている」のか「しているのか」?―

かなり頑張ったつもりだが、それでもだいぶ残ってしまった。
仕方ない、また来週、頑張ろう。
P1180191 (2).JPG
↑ 今日の昼食。
「黒毛和牛 米沢のまかない牛めし弁当」(1100円:米沢駅:松川弁当店)。
前回、食べたとき、「今まで食べたお肉系の駅弁でいちばん味もバランスも良い」と評価したが、やっぱりおいしい。

P1180195 (2).JPG
↑ 昼休み。お天気悪くて、薄暗~い。
P1180196 (2).JPG
↑ 定点観測の銀杏は完全に冬の姿。

14時40分、講義終了。
講師控室で、コメント票と残りレジュメの整理。
15時15分、辞去。
P1180199 (3).JPG
P1180203 (2).JPG
↑ お天気が良かったら、きれいなんだけどなぁ。
P1180201 (3).jpg
↑ 保護色のつもり。
15時28分の上り電車に乗車。
大月駅に15時49分に到着。
16時01分発の「かいじ118号」に乗り換え。

車中、出席簿記入。
八王子駅から熟睡。
気づいたら中野駅通過だった。
17時10分、新宿駅に到着。
(続く)

11月24日(月・休)「テレビメディアにおける『おネエ』カテゴリー」の表の手直し [現代の性(性別越境・性別移行)]

11月24日(月・休)  晴れ   東京  15.6度   湿度60%(15時)
11時、起床。
朝食は、洋梨デニッシュとコーヒー。
シャワーを浴びて、髪と身体を洗う。
先週は、金・土・日と3日続きの夜まで外出で、さすがに疲労蓄積。
今日は、ゆっくり休むことにする。

お昼は、パートナーが香典返しでもらってきた「深大寺そば」を茹でる。
P1180184 (2).JPG
以前、書いたように味はまったく期待できないので、蕎麦汁も適当に作った。
http://junko-mitsuhashi.blog.so-net.ne.jp/2014-09-15
P1180185 (2).JPG
ん?いい加減に作った割には、まずまずの出来。
そうなると、まともな蕎麦が食べたくなる。
で、冷凍してある秩父「武蔵屋」の半生蕎麦を解凍して茹でる。
P1180186 (2).JPG
うん、やっぱり比べ物にならない。

午後は、明日の講義の準備。
「テレビメディアとジェンダー(1)―描かれるもの、消されるもの、操作されるイメージ―」のレジュメに載せてある「テレビメディアにおける『おネエ』カテゴリー」という表の手直し作業。
この表は、テレビで「おネエ」として一括されているタレントさんをジェンダー/セクシュアリティ論的に整理したもの。
「テレビ、雑誌などから得られる観察情報の範囲からの推測。本当はインタビューしないと…。」と注記してあるように、あくまで暫定的なものなのだが、受講生には「とてもわかりやすい」と好評。
テレビメディアにおける「おネエ」カテゴリー(2).jpg
どこを手直ししたかと言えば、睾丸摘出手術を受けたこと、さらに将来的に性別適合手術と「GID特例法」による女性への戸籍変更を希望していることを、今年10月にカミングアウトした振付師のKABAちゃんの位置づけ。
当初は、いちばん右側の「(本来の)『おネエ』のゲイ」だったが中央の「女装のゲイ」を経て、左側の「性同一性障害」へ移行したことを長い矢印で表現してみた。

KABAちゃんのように、最初は「ゲイ」というカテゴリーを掴みながら、ある時点で他のカテゴリーに移行する人は、けっして珍しくない。
問題は、それをどう解釈するか。
一般的には「その人が変わった」と考えることが多いと思うが、私は最初の選択の際に情報の不足や偏りによって「掴み間違えた」のだと思う。
つまり、誰の前にも、いろいろな料理を記した「メニュー」が差し出されるわけではなく、時には「ゲイ」としか書いてないメニューを渡されてしまう人もいるということ。

夕食は、芙蓉蟹(フーヨーハイ=蟹玉)を作る。
P1180187 (2).JPG
卵6個に、蟹缶2つ、それに前もって炒めた椎茸と長葱を加えてじっくり焼き固める。
お皿からはみ出るほどの大きさになってしまい、見かけが悪い。
P1180189 (2).JPG
お皿に取り分けて、ターツァイ(搨菜)の炒め物を添えて、甘酢あんを掛けると、ぐっと見かけが良くなった。
ふわふわで美味。
それと、鯨肉のたたき風。
P1180190 (2).JPG
生食用だったが、1日経ってしまったので、消毒の意味で、周囲を生姜醤油で焼いてみた。

お風呂に入って髪を洗う。
明日は早起きなので、早寝する。
就寝、1時。