歌川広重「江戸名所 雪(吉原の三景の中)」 [性社会史研究(遊廓・赤線・街娼)]
4月25日(木)
歌川広重「江戸名所 雪(吉原の三景の中)」(1848~49年)。
「大吉原展」でみて、「やっぱり広重はうまいな」と思った作品。
雪の日、新吉原のメインストリート・仲之町を歩く2人の芸者。
右手遠くに大門が見える。
仲之町を描く場合、ほとんどが大門を入って奧を観る視線だが、この作品は、視線を逆にして、奧から大門方向を見ているのが斬新。
画面左に大きく描かれているのは「水道尻」の常夜灯。
女性2人は、このあと右折して、九郎助稲荷にお詣りするのか。
四隅や下部が丸くなっているのは、団扇絵だから。
歌川広重「江戸名所 雪(吉原の三景の中)」(1848~49年)。
「大吉原展」でみて、「やっぱり広重はうまいな」と思った作品。
雪の日、新吉原のメインストリート・仲之町を歩く2人の芸者。
右手遠くに大門が見える。
仲之町を描く場合、ほとんどが大門を入って奧を観る視線だが、この作品は、視線を逆にして、奧から大門方向を見ているのが斬新。
画面左に大きく描かれているのは「水道尻」の常夜灯。
女性2人は、このあと右折して、九郎助稲荷にお詣りするのか。
四隅や下部が丸くなっているのは、団扇絵だから。
2024-04-26 14:12
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