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8月1日(金)一日中、レポート採点 [日常]

8月1日(金)  晴れ   東京   33.5度   湿度62%(15時)
9時半、起床。
朝食はソーセージパンとコーヒー。
シャワーを浴びて髪と身体を洗う。
涼しい部屋で髪を自然乾燥させいるうちに、ウトウトしてしまう。

ふと思い立って銘仙コレクションの写真撮影(3点)。
ブログにいくつか記事を書く。

倉本一宏国際日本文化研究センター教授編の『日記・古記録の世界』(思文閣出版)に掲載予定の論文「『台記』に見る藤原頼長のセクシュアリティの再検討」の再校を仕上げる。
最後に加えた新知見で、まとめの部分が引き締まった。
やはり、研究は最後まであきらめてはいけない。

昼食は、納豆ご飯。
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冷蔵庫から出てきた賞味期限切れの納豆で少し干からびていだが、臭いを嗅いでも納豆の臭いしかしない。
大丈夫と判断。
それと、気仙沼「マルトヨ」のさんまの生姜煮。
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午後は、明治大学「ジェンダー論」のレポート採点。
ひたすら読む。
夕方、涼しい部屋で1時間ほど眠る。

夕食は、昨夜、仕込んでおいた夏野菜とトマトの冷たいシチュー。
トマトは義父(89歳)が栽培したもの。
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やや小ぶりで皮が厚い昔のタイプだが、ともかくたくさんあるので、消費するためにこの料理にした。
安く売っていた生バジルを大量に投入。
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鶏もも肉のバジル焼き。
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食後も、レポート読み。
今日は、50本読んで、ようやく中間点を通過。

7月29日(月) 50本
7月30日(水) 16本 (計 66本) 
7月31日(木) 18本 (計 84本) 4年生・他学部生読了
8月 1日(金) 50本 (計134本) 残り125本

お風呂に入って温まる。
就寝、4時。

銘仙図鑑(35) 青紫に躑躅(つつじ)の銘仙(単) [銘仙図鑑(新規)]

今まで「銘仙図鑑」に掲載してきた銘仙の多くは、デザイン的・技術的に優れた「逸品」が中心でした。
ただ、銘仙という絹織物が、昭和戦前期の大衆消費衣料として大流行したことを考えると、「逸品」ばかりの紹介では、銘仙の全体像を見誤ることになりかねません。
そこで、デザイン的・技術的に必ずしも優れていない「並品」も紹介していこうと思います。
(33)(34)(35)(36)はそんな作例です。
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銘仙図鑑(35) 青紫に躑躅(つつじ)の銘仙(単)
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【番号】 035
【名称】 青紫に躑躅(つつじ)の銘仙(単)
【色柄】 青紫の地に、鼠色で花結び紐と躑躅(つつじ)の花・葉(形が違う?)を織り出す。
     花芯(雌蕊・雄蕊)は暗紅色で表現する。
     一定間隔で二本の細い帯を白で入れる(緯糸を染色)。
     織の密度は並で、少しシャリ感がある(交織か?)。
     織ずれや経糸の攣れは比較的少ない。
     玉虫光沢はない。
     色数や技法を抑えた普及品的な作例と思われる。
【技法】 経糸捺染、部分併用絣、解し織。
【産地推定】 秩父(埼玉県)??
【年代推定】 昭和8年(1933)前後??
【所蔵者】  三橋順子
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↑ 暖色をほとんど使わず寒色でまとめて涼しさを出している?
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↑ 花芯の表現。
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↑ 花結びの紐葉の表現。経糸に攣れがある。
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↑ 白く染めた緯糸を入れてアクセントをつけているが・・・、もう少し太く入れないと目立たない?

銘仙図鑑(34) 青地に紅百合の銘仙 [銘仙図鑑(新規)]

今まで「銘仙図鑑」に掲載してきた銘仙の多くは、デザイン的・技術的に優れた「逸品」が中心でした。
ただ、銘仙という絹織物が、昭和戦前期の大衆消費衣料として大流行したことを考えると、「逸品」ばかりの紹介では、銘仙の全体像を見誤ることになりかねません。
そこで、デザイン的・技術的に必ずしも優れていない「並品」も紹介していこうと思います。
(33)(34)(35)(36)はそんな作例です。
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銘仙図鑑(34) 青地に紅百合の銘仙
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【番号】 034
【名称】 青地に紅百合の銘仙
【色柄】 青地に薄鼠色で草の葉を、その上に紅百合を織り出す。
     百合の花は濃・淡の紅色と青、花芯は薄鼠色、葉や茎は薄青緑で表現する。
     織の密度は並、織ずれや経糸の攣れは比較的少ない。
     玉虫光沢はない。
     解し織の銘仙としてはごく標準的な作例と思われる。
【技法】 経糸捺染、解し織。
【産地推定】 秩父(埼玉県)??
【年代推定】 昭和8年(1933)前後??
【所蔵者】  三橋順子
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↑ 花の表現は、やや簡略化されている。
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↑ 花芯の表現。経糸に攣れがある。
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↑ 葉の部分の表現。織りずれ比較的少ない