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現代の性(性別越境・性別移行) ブログトップ
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忙しすぎ、疲れすぎ [現代の性(性別越境・性別移行)]

4月1日(月)

17時14分、西武池袋駅に帰着。
来週の秩父旅行の特急券を購入。

18時半、池袋でおゆうちゃんと待ち合わせ。
いつもの魚食系居酒屋へ。
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↑ あじのお造り
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↑ ツブ貝のお刺身
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↑ ブリのかま焼

二人とも。忙しすぎ、疲れすぎで、よろしくない。
来週の旅行の打ち合わせ。

いつもより早く20時半、お開き。


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「東京トランスマーチ2023」の参加者 [現代の性(性別越境・性別移行)]

3月31日(日)

「東京トランスマーチ2023」の参加者は、主催者によると「300人近く」とのこと。

第1回(2021)の400人前後、300~500人と予想していたので、予想の下限。
第2回(2022)の1000人の3分の1以下。

コミュニティの信頼を失うとは、そういうこと。3月31日(日)
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思春期以前の性別違和は寛解する事例もある [現代の性(性別越境・性別移行)]

3月30日(土)

思春期までの性別違和は不安定で、思春期以降も継続するとは必ずしも限らないという説を私が支持するのは、そういう事例を実際に知っているから。

多いときには,年間1000人近くの受講生をもっていたが、その中にリアクションコメントやレポートで小・中学校時代の性別違和を語ってくれる学生がいる。

そうした体験を語る受講生は圧倒的に女子学生が多い。
たとえば、自分は男の子だと信じていて、髪を短くして黒いランドセルを背負って通学していたとか、思春期になって女性になっていく身体が嫌で嫌でたまらなかったとか、典型的な性別違和の語りだ。

ところが、そうしたことを書いてくる学生さんに実際に会ってみると、少なくとも外見は一般的な女子学生に見える。
「性別違和感、今もあるの?」と質問すると、「まったくないわけではないけど、こんな感じで女子をやれる程度になりました」とのこと。

別の学生で、かなり今風なファッショナブルな女子学生をやっている人もいた。

つまり、思春期以前の性別違和は、完全にではなくとも、寛解する例がそれなりにあるということ。

性別違和が思春期以降も継続する例と、緩和・寛解する例の例の比率は、データが少なく確かなことは言えないが、およそ半々くらいではないだろうか。

私は、性別違和が寛解して、生まれた時に指定された性別で、やっていけるのなら、それがいちばんいいと思う。
そういう事例を性別違和の治療コースに乗せてしまったら、それは間違いだ。

私が、思春期までの性別違和について、積極的な診断・治療に懐疑的で、「受容的見守りしかない」と主張するのは、こうした観察があるからだ。

ちなみに、性別違和が寛解した人は、わざわざジェンダークリニックには行かないので、医師は症例として把握できない。
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思春期ブロッカーの投与についての私見 [現代の性(性別越境・性別移行)]

3月29日(金)

思春期ブロッカーについては、不可逆的であるという信頼度の高いエビデンスも、可逆的であるという信頼度の高いエビデンスも、どちらも無いのが現状。

そういう状況で、積極的に使用を勧める医師は、かなりヤバいと思うのが、まともな医療倫理。

そもそもの話、思春期の二次性徴の発現による強烈な身体の変化を2年間も薬で抑え込むことが、どれだけ不自然なことであるか、普通にわかるはず。
投与を止めた後、身体にまったく影響がない(可逆的である)とは、とても思えない。

強い性別違和をいだく子どもの親御さんが思春期ブロッカーの使用を求める気持ちは解らないわけではない。
しかし、医師の側が積極的に使用を勧めるようなものではないのは、多くの医療関係者の共通認識打と思う。
その点、岡山大学病院の使用例の突出は問題視されても仕方がないと思う。
https://junko-mitsuhashi.blog.ss-blog.jp/2024-03-19-4

思春期ブロッカーの使用から、15歳でクロスホルモン投与に切り替え、成人後、戸籍の性別を変更して問題なく社会適応できる人はそれでいい。

しかし、思春期までの性別違和は不安定で、そうならない人がいるのは間違いない。
そうした人を含めて、思春期ブロッカーを積極的に投与するのは、私はおおいに疑問だ。
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「憲法の範囲内で」の意味 [現代の性(性別越境・性別移行)]

3月22日(金)

GID学会(沖縄)での谷合正明参議院議員の「国政報告」の中に「単純削除ではなく、憲法の範囲内で新たに要件を付加する」という話があった。

この「憲法の範囲内で」を注釈すると、「憲法の範囲内で」には、2023年10月25日の最高裁の違憲判断の内容が含まれる。
最高裁の憲法判断は、憲法に準じるのが原則だからだ。

つまり、「自己の意思に反して身体への侵襲を受けない自由が、人格的生存に関わる重要な権利」という認定に抵触するような要件はNGということ。
具体的には、ホルモン長期投与を要件化することは難しい。

さらに、性同一性障害者にとって「性自認に従った法令上の性別の取扱いを受ける」ことが「重要な法的利益」という認定に反する法律もNGということ。
戸籍上、女性(男性)になった人を他の女性(男性)と区別して扱うような法律は違憲になる可能性が高い。
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ホルモンの長期投与を要件化する案 [現代の性(性別越境・性別移行)]

3月21日(木)

ホルモンの長期投与を、戸籍の性別変更の要件にする案は、一部にあるようだ。

しかし、SRSと戸籍変更のバーターが「違憲」になったわけで、ホルモン投与とのバーターも「違憲」とされる可能性が高い、とのこと。

法律を作る側(立法府)としては、また「違憲」とされる事態は避けたいのは当然で、慎重にならざるを得ない。

それに、ホルモン療法の健康保険適用を認めていないのに、法律で要件化するのは、
おかしい。
その点でも筋が悪い案。

ただし、個人的には、法律に書き込むのは難しくても、性別移行の実質性の担保という観点からして、現実的な「線引き」として、そのあたり(ホルモンの長期投与)も考慮すべきかなと思っている。

実質的に、ホルモンの長期投与無しでは、RLE(望みの性別での社会生活)は難しい。
望みの性別での社会生活が困難な人が、戸籍の性別を変更することは、当人的にも社会的にも適切とは言えない。

だから、そのあたり(ホルモンの長期投与)が、「線引き」になる、という論理。

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次年度以降の「GI(性別不合)学会」研究大会 [現代の性(性別越境・性別移行)]

3月20日(水・祝)

「GI(性別不合)学会」の「お約束」として、次の研究大会の開催責任者が「会長」になり、次々回の担当理事が「副会長」になる。

次回・第26回研究大会は、石丸径一郎会長のもとで、東京・お茶の水女子大学で開催決定(2025年3月15~16日)。

そして、次々回・第27回は鹿児島の内田洋介先生が引き受けてくださり、鹿児島市での開催となる見込み(まだ決定ではない)。

再来年の鹿児島、行けるかな?
お世話になっている先生が大会長になる見込みだから、行きたいけど、体調次第(もう死んでるかも知れない)。
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【メモ】「GID学会」研究大会における谷合正明参議院議員の国政報告 [現代の性(性別越境・性別移行)]

3月20日(水・祝)

【メモ】「GID学会」研究大会における谷合正明参議院議員(公明党、「LGBTに関する課題を考える議員連盟」事務局長)の国政報告(2024年3月17日)。

「GID特例法」の改正問題について。
(文責は三橋)

・広島高裁(差し戻し審)の3条1項5号(外性器近似要件)判断は、2024年10月25日最高裁判決との法理的整合性からして、「違憲」になることは、ほぼ確実。

・国会も、その前提で議論を始めている。

・ただし、高裁で違憲判断が出た場合(家事審判なのでそれで確定)の効力については、定説がない。少なくとも最高裁で違憲判断が出た場合のような「即時効力停止(死文化)」にはならない。→法改正が必要

・国会では、4号・5号とも削除の意見が大勢(「手術要件」として一体という認識)。

・ただし、単純削除ではなく、憲法の範囲内で新たに要件を付加する意見が多数。

・具体的には、医師による「性別不合」の診断書、性別移行の実質性を確保するための一定期間(イギリスは2年間)の観察の義務づけ、などが考えられる。

・議員立法なので、議員立法による改正が筋だが、スピードを重視すれば、内閣提出(閣法)で改正することもあり得る。



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「GID(性同一性障害)学会」が、「GI(性別不合)学会」に改称 [現代の性(性別越境・性別移行)]

3月19日(火)

3月18日、「GID(性同一性障害)学会」が、「GI(性別不合)学会」に改称された。

近々、日本精神神経学会&GI学会編の「性別不合の診断と治療のガイドライン」が公表される。

それで、「性同一性障害(Gender identity disorder)」から「性別不合(Gender Incongruence」の診断書に切り替わる。

ようやく「disorder(疾患)」でなくなる。


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「GID学会」研究大会の参加者 [現代の性(性別越境・性別移行)]

3月19日(火)

「GID学会」研究大会の参加者。
2023年3月(第24回)山梨県富士吉田市 220名
2024年3月(第25回)沖縄県南風原町  366名

遠隔地の沖縄開催ということで、人が集まるか?心配されたが、大会長の親富祖先生はじめ地元の皆さんの尽力で、大盛況。

次の第26回大会(2025年3月)からは「GI学会」だが、東京・お茶の水女子大学での開催ということで、参加者のさらなる増加が予想される。

「500人かな?、お茶大にそんな大きな教室、あったっけ?」
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