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『図書』の原稿、書けた [お仕事(執筆)]

4月30日(土・休)

出版社が依頼した校正者のゲラの到着が遅れているので、その間を利用して、昨夜は広報誌『図書』の原稿を書いた。

今朝、加筆してほぼ書けた(3600字)。

でも、こんな卑俗な内容、あの高尚な文章ばかりが並ぶ『図書』に載せてくれるのだろうか?
言質は取ってあるとはいえ、不安だ。

まあ、締切にはまだ1カ月以上余裕はあるから、駄目と言われても、書き直す時間はある。







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カナダ、トランスジェンダー+ノンバイナリーで0.33% [現代の性(性別越境・性別移行)]

4月29日(金・祝)

トランスジェンダーとノンバイナリーを回答選択肢にしたカナダの国勢調査の結果、とても興味深く、かつ重要。
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トランスジェンダーとノンバイナリー(transgender and non-binary peopleが全人口の0.33%)という結果。

その内訳は、ノンバイナリー41%、Trans-woman31%、Trans-man28%。

つまり、トランスジェンダーは全体の0.19%。
私が日頃、講義で言っている「トランスジェンダー0.2%」説にとても近い。

ただし、Trans-womanとTrans-manの比率は、1:0.9で、Trans-womanが少し多い。
Trans-manがかなり多い?と言われている日本とは状況が異なるのかも。


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プレゼントをいただく [日常(料理・食べ物)]

4月28日(木)

慶応義塾大学(日吉)の講義が終わった後、長年お世話になっている方にプレゼントをいただく。
家に帰って袋をあけてみると・・・、
フルーツタルト
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横浜「泉平」の鯵寿司
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そして、本命は、横浜関内の老舗割烹「わかな」の鰻重、焼き鳥、もつやき。
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袋が重いはずだ。

ひたすら、ありがたく、おいしくいただきました(感謝)。
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4月28日(木)慶応義塾大学法学部(日吉)「人であることⅠ」(3回目) [お仕事(講義・講演)]

4月28日(木)

16時10分、慶応義塾大学法学部(日吉)へ。
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銀杏並木も若葉。
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つつじがきれい。
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16時30分、リレー講座「人であることⅠ 多様性が織りなす社会」の3回目。
今日のテーマは、「トランスジェンダーの現在―「性別変更法」をめぐって―」。
冒頭、TRPパレードの写真を3枚見せて、「商業主義への傾斜」に批判があることなども含め、簡単に紹介・解説。

本論は、1950年代と1980年の戸籍の性別(続柄)訂正事例の存在から始めて、「GID特例法」の成立過程、国際的な人権規範(ジョグジャカルタ原則)、「手術要件」への国際的な批判を解説。
そして、新・性別移行法についての「日本学術会議」提言、最後に三橋私案を紹介。

終了直前の質疑応答で、パレードに参加した受講生から、今回のトラブル(「アクサ事件」)についての見解を求められた。
事件の経緯を解説して、他の受講生と共有している時間がなかったので、一般論として次のように述べた、
「会場に集まる人たち(主にLGBTとスポンサー)の間のさまざまな軋轢から生じるトラブル(今回の「アクサ事件」など)、外部のヘイターが仕掛けてくるかもしれない攻撃(テロ)の両方に対応するセキュリティが主催者には求めれるわけですが、現実問題として、現在のシステムでは対応は難しいと思います」

これで、3回の担当を終了。
21世紀の日本社会の中核を担うであろう優秀な学生さんたちに講義できて、幸せだった。

リレー講座の担当の先生方にご挨拶して辞去しようとしたら、教授が追いかけてきて「来期もお願いできますか?」というので、「生きていたら、よろこんでお引き受けします」と返事して辞去。

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週2回の対面講義 [お仕事(講義・講演)]

4月28日(木)

こんなことを言うと、常勤職の方に叱られるが・・・。
4月は、明治大学文学部(火曜)に加えて慶應義塾大学法学部(木曜)の講義が入り、こんなことを言うと、常勤職の方に叱られるが・・・。
4月は、明治大学文学部(火曜)に加えて慶應義塾大学法学部(木曜)の講義が入り、週に2回、大学に出かけている。
よく考えたら、週2回対面講義というのは、2019年後期以来だった。
2020年は前・後期ともオンデマンド、2021年前期は、慶応大の対面講義の時期(5月)は、明治大はオンデマンド講義で重ならなかった。
で、2021年度後期は、2つ(都留文科大学と関東学院大学)ともオンデマンド講義。
ということで、2年半ぶりの週2回対面講義なのだが、この2年半の間に体力は大幅に衰えているわけで、疲れるはずだ。
しかも、講義の間に、並行して400頁近い自著の校正作業をしているわけで。
その週2回対面講義も、今日の慶応大学の講義で終了。
(やっと、対面講義のペースを取り戻したのに)
GWはまた「校正の日々」に戻る。
、大学に出かけている。

よく考えたら、週2回対面講義というのは、2019年後期以来だった。
2020年は前・後期ともオンデマンド、2021年前期は、慶応大の対面講義の時期(5月)は、明治大はオンデマンド講義で重ならなかった。

で、2021年度後期は、2つ(都留文科大学と関東学院大学)ともオンデマンド講義。

ということで、2年半ぶりの週2回対面講義なのだが、この2年半の間に体力は大幅に衰えているわけで、疲れるはずだ。

しかも、講義の間に、並行して400頁近い自著の校正作業をしているわけで。

その週2回対面講義も、今日の慶応大学の講義で終了。
(やっと、対面講義のペースを取り戻したのに)

GWはまた「校正の日々」に戻る。

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知らないうちに [現代の性(同性愛・L/G/B/T)]

4月27日(水)

知らないうちに、こんなの撮られていた(小林克彦さん撮影)。
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背景、3人のポーズからして、私がこの写真を撮ったとき(渋谷・公園通り「PARCO」前)。
カメラの構えが、縦構図だし。
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『ぼくらのサブウェイ・ベイビー』 [現代の性(同性愛・L/G/B/T)]

4月27日(水)
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ピーター・マキューリオ(著), レオ・エスピノーサ (イラスト)、北丸雄二(訳)
『ぼくらのサブウェイ・ベイビー』( 2022年4月、サウザンブックス)

今さらながら、ほんとうに良い話。泣ける。

「赤ちゃんは、その子のことを愛してくれる人のもとにいるべき」という判事さんの言葉、その通りだと思う。

それは、親が同性カップルであっても、トランスジェンダーであっても、まったく変わりはないはず。
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4月27日(水)拙著の目次、ほど固まる [お仕事(執筆)]

4月27日(水)

拙著『歴史の中の多様な「性」――日本とアジア・変幻するセクシュアリティ』(岩波書店、7月刊行予定)の目次がほぼ固まった。
4部構成、14章、392頁。
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    目 次
はじめに
Ⅰ 「性」の多様性の再検討
 1 近代的ジェンダー・セクシュアリティ観を疑う
 2 性別越境文化の論理
 3 同性間性愛文化の普遍性
Ⅱ 日本の性愛文化史――中世から現代へ
 4 藤原頼長のセクシュアリティ――『台記』にみる男色関係
 5 薩摩藩における男色の系譜――「兵児二才」(へこにせ)制と学校文化
 6 説話の中の性別越境――江戸相撲、強豪力士は女だった?
 7 「文明開化」は抑圧の始まり――異性装禁止とその拡大
 8 近代社会と男装者――女性という社会的制約の中で
 9 女装世界の20世紀――トランスジェンダー・カルチャーの構造
 10 レズビアンの隠蔽――概念の欠落とロールモデルの不在
Ⅲ アジアの性別越境文化――インド・中国・朝鮮半島
 11 インド――「ヒジュラ」に学ぶサード・ジェンダー
 12 中国――女装の美少年・「相公」(シャンコン)
 13 朝鮮半島――芸能集団「男寺党」(ナムサダン)の稚児とその起源
Ⅳ 歴史の中の多様な「性」
 14 「伝統的」な「性」の在り様とは何か?

文献一覧/あとがき/初出一覧

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TRPの公式声明 [現代の性(同性愛・L/G/B/T)]

4月27日(水)

TRPから公式声明が出た .
https://tokyorainbowpride.org/news/20220427/1250/?fbclid=IwAR2AMPT4x9OruIPKlkaSo-8_0Z5GgPemM5UAjJOiZOLW31T5_B81QdmJmns

「警察への通報」の状況説明、出典基準の説明、「HUFFPOST」の記事への事実誤認指摘(訂正依頼)など。

やはり複雑な背景があるようだ。
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LGBT系のパレードのセキュリティ問題 [現代の性(同性愛・L/G/B/T)]

4月27日(水)

LGBT系のパレードのセキュリティ問題、日本ではあまり論じられることはなかった。

私は昨年11月の「トランスマーチ」の時、トランスヘイターに、無防備な隊列の後方から車で突っ込まれたら防ぎようがない、と思ったが、あまり真剣に考えてはもらえなかった。

TRPパレードの場合、前方と車道側の側方は警察が警備している。
後方(最後尾)の状況はよく知らないが、テロに狙われるとしたら、やはり歩道側の側方からだろう。

それより危険性が高いのは、大勢の人が集まるフェスタの会場だろう。
あの混雑状況で、ヘイターに暴れられたら、たいへんなことになる。

とはいえ「お祭」の場で、あからさまに警備を強化するのも興ざめだ。

どうしたらいいのだろう?
身体を鍛えている屈強なゲイやTrans-man、あるいは武芸に秀でたレズビアンやTrans-womanを雇って、一般参加者のふりをしながら、隠密に巡回警備してもらうとか。
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