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ホルモンの長期投与を要件化する案 [現代の性(性別越境・性別移行)]

3月21日(木)

ホルモンの長期投与を、戸籍の性別変更の要件にする案は、一部にあるようだ。

しかし、SRSと戸籍変更のバーターが「違憲」になったわけで、ホルモン投与とのバーターも「違憲」とされる可能性が高い、とのこと。

法律を作る側(立法府)としては、また「違憲」とされる事態は避けたいのは当然で、慎重にならざるを得ない。

それに、ホルモン療法の健康保険適用を認めていないのに、法律で要件化するのは、
おかしい。
その点でも筋が悪い案。

ただし、個人的には、法律に書き込むのは難しくても、性別移行の実質性の担保という観点からして、現実的な「線引き」として、そのあたり(ホルモンの長期投与)も考慮すべきかなと思っている。

実質的に、ホルモンの長期投与無しでは、RLE(望みの性別での社会生活)は難しい。
望みの性別での社会生活が困難な人が、戸籍の性別を変更することは、当人的にも社会的にも適切とは言えない。

だから、そのあたり(ホルモンの長期投与)が、「線引き」になる、という論理。

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風邪気味 [日常]

3月22日(金)

喉が少し痛い。
体温を測ると、36度8分、で私としてはやや高い。
風邪気味。
沖縄と東京との気温差に身体がついていけない。
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茨城県南部でM5.3、最大震度5弱 [地震・火山・地質]

3月21日(木)

大きい! 揺れが長い。

ウチは、気象庁発表で震度3、体感で震度3~4。
不安定な本の山の頂部が少し崩れた。
2024-03-21-09-08-11-large.jpg月21日09時08分頃、震源は茨城県南部、深さ50km、地震の規模はM5.3、最大震度5弱。
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次年度以降の「GI(性別不合)学会」研究大会 [現代の性(性別越境・性別移行)]

3月20日(水・祝)

「GI(性別不合)学会」の「お約束」として、次の研究大会の開催責任者が「会長」になり、次々回の担当理事が「副会長」になる。

次回・第26回研究大会は、石丸径一郎会長のもとで、東京・お茶の水女子大学で開催決定(2025年3月15~16日)。

そして、次々回・第27回は鹿児島の内田洋介先生が引き受けてくださり、鹿児島市での開催となる見込み(まだ決定ではない)。

再来年の鹿児島、行けるかな?
お世話になっている先生が大会長になる見込みだから、行きたいけど、体調次第(もう死んでるかも知れない)。
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【メモ】「GID学会」研究大会における谷合正明参議院議員の国政報告 [現代の性(性別越境・性別移行)]

3月20日(水・祝)

【メモ】「GID学会」研究大会における谷合正明参議院議員(公明党、「LGBTに関する課題を考える議員連盟」事務局長)の国政報告(2024年3月17日)。

「GID特例法」の改正問題について。
(文責は三橋)

・広島高裁(差し戻し審)の3条1項5号(外性器近似要件)判断は、2024年10月25日最高裁判決との法理的整合性からして、「違憲」になることは、ほぼ確実。

・国会も、その前提で議論を始めている。

・ただし、高裁で違憲判断が出た場合(家事審判なのでそれで確定)の効力については、定説がない。少なくとも最高裁で違憲判断が出た場合のような「即時効力停止(死文化)」にはならない。→法改正が必要

・国会では、4号・5号とも削除の意見が大勢(「手術要件」として一体という認識)。

・ただし、単純削除ではなく、憲法の範囲内で新たに要件を付加する意見が多数。

・具体的には、医師による「性別不合」の診断書、性別移行の実質性を確保するための一定期間(イギリスは2年間)の観察の義務づけ、などが考えられる。

・議員立法なので、議員立法による改正が筋だが、スピードを重視すれば、内閣提出(閣法)で改正することもあり得る。



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「GID(性同一性障害)学会」が、「GI(性別不合)学会」に改称 [現代の性(性別越境・性別移行)]

3月19日(火)

3月18日、「GID(性同一性障害)学会」が、「GI(性別不合)学会」に改称された。

近々、日本精神神経学会&GI学会編の「性別不合の診断と治療のガイドライン」が公表される。

それで、「性同一性障害(Gender identity disorder)」から「性別不合(Gender Incongruence」の診断書に切り替わる。

ようやく「disorder(疾患)」でなくなる。


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「GID学会」研究大会の参加者 [現代の性(性別越境・性別移行)]

3月19日(火)

「GID学会」研究大会の参加者。
2023年3月(第24回)山梨県富士吉田市 220名
2024年3月(第25回)沖縄県南風原町  366名

遠隔地の沖縄開催ということで、人が集まるか?心配されたが、大会長の親富祖先生はじめ地元の皆さんの尽力で、大盛況。

次の第26回大会(2025年3月)からは「GI学会」だが、東京・お茶の水女子大学での開催ということで、参加者のさらなる増加が予想される。

「500人かな?、お茶大にそんな大きな教室、あったっけ?」
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「思春期ブロッカー」の使用についての最新情報 [現代の性(性別越境・性別移行)]

3月19日(火)

二次性徴抑制ホルモン療法「思春期ブロッカー」の使用についての最新情報。

日本精神神経学会への報告数(この10年間)
通計       98例
 岡山大学病院  64例
 KJ先生(大阪)約30例
 その他    約4例

使用例は、圧倒的に岡山と大阪。
とくに岡山大学病院での使用が突出して多く、全体の3分の2を占める。

首都圏での使用はごく少数。
使用に抑制的な精神科医が多いため。

私は、使用に抑制的(その可逆性に懐疑的)な先生の話を聞く機会が多いので、「それほど使われていない」と認識していたが、それはあくまで東日本の話で、岡山の突出した状況には驚いた。

岡山大学病院のデータ。
使用が承認されたのは79例。
近年(この3年ほど)急増中。
79例中、2022年だけで26例。
性別の内訳は、74例中assigned女性56例、assigned3男性18例、 性比は約3:1。

岡山大学病院でも泌尿器科のある医師は、「思春期ブロッカーは不可逆的ではない」という主張に懐疑的で、一般演題の報告の中で「生殖機能の発達に影響がある可能性」を指摘していた。
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性犯罪者は同じようなパターンを繰り返す [現代の性(性犯罪・セクハラ)]

3月19日(火)

一般論として、性犯罪者は同じようなパターンを繰り返す。
発覚して事件化したのは初めて(初犯)でも、実は,発覚しなかった(事件化)されなかったものの、同じようなことをやっている場合が多い。

さらに言えば、事件化され処罰されても、刑を終えてシャバに出てくると、また同じことを繰り返す可能性が高い。
本当の意味での更生はなかなか難しい。

脳の機序的に考えると、ある条件(酒、男性ホルモンなど)で,性慾が更新すると、同じような行動に走るように、脳がなってしまっている。
性衝動と性行動のパターン化。


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性的少数者団体の元共同代表を逮捕 強制わいせつ容疑 [現代の性(性犯罪・セクハラ)]

3月19日(火)

逮捕(14日朝)から4日経って、昨日の夜(18日19時)『朝日新聞』が報道。

【現在までの報道状況】
『デイーリー東北」(3月14日)https://daily-tohoku.news/archives/219996
『東奥日報』(3月15日)紙面
東奥日報20240315.jpg
『陸奥新報』(3月15日)紙面
陸奥新報20240315.jpg
「青森放送」(3月15日)https://rab.co.jp/news/news108498159w31485dgs9.html
   → 「日本テレビ」が転載
「NHK」(3月16日) https://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/20240316/6080022099.html
「朝日新聞」(3月18日)https://asahi.com/articles/ASS3L64NQS3JUNHB002.html.
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性的少数者団体の元共同代表を逮捕 強制わいせつ容疑
女性に抱きつくなどしたとして、青森県警は、東京都中野区中野1丁目の看護師、浅沼智喜容疑者(34)を強制わいせつの疑いで14日に逮捕し、15日に青森地検に送検した。「そんなことはやっていない」などと容疑を否認しているという。

性的少数者の支援団体「トランスジェンダー・ジャパン」(TGJP)のホームページによると、浅沼容疑者は「浅沼智也」という別名で、同団体の共同代表を昨年10月末まで務めていた。

県警によると、浅沼容疑者は昨年2月15日午前1時ごろ、東京都内のホテルで、青森県内に住む40代知人女性に、抱きつくなどのわいせつな行為をした疑いがある。

同容疑者は23歳の時に性別適合手術を受け、戸籍上の性別を女性から男性に変えた。出生時と異なる性別で生きるトランスジェンダーへの理解を広めるため、街頭活動や映画制作を通じた啓発活動に取り組んでいた。

TGJPは浅沼容疑者の逮捕を受け、15日付でホームページ上に「ジェンダー平等の実現を理想に掲げる団体として、性暴力の根絶を追求する立場であり、容疑が事実であるならば決して許されるものではないと認識しています」とのコメントを出した。
『朝日新聞』2024年3月18日 19時14分
https://www.asahi.com/articles/ASS3L64NQS3JUNHB002.html

【追記(4月5日)】
4月4日、青森地検が「暴行罪」で起訴。
https://junko-mitsuhashi.blog.ss-blog.jp/2024-04-05-1
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