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ホルモンの長期投与を要件化する案 [現代の性(性別越境・性別移行)]

3月21日(木)

ホルモンの長期投与を、戸籍の性別変更の要件にする案は、一部にあるようだ。

しかし、SRSと戸籍変更のバーターが「違憲」になったわけで、ホルモン投与とのバーターも「違憲」とされる可能性が高い、とのこと。

法律を作る側(立法府)としては、また「違憲」とされる事態は避けたいのは当然で、慎重にならざるを得ない。

それに、ホルモン療法の健康保険適用を認めていないのに、法律で要件化するのは、
おかしい。
その点でも筋が悪い案。

ただし、個人的には、法律に書き込むのは難しくても、性別移行の実質性の担保という観点からして、現実的な「線引き」として、そのあたり(ホルモンの長期投与)も考慮すべきかなと思っている。

実質的に、ホルモンの長期投与無しでは、RLE(望みの性別での社会生活)は難しい。
望みの性別での社会生活が困難な人が、戸籍の性別を変更することは、当人的にも社会的にも適切とは言えない。

だから、そのあたり(ホルモンの長期投与)が、「線引き」になる、という論理。

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