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買春高齢男性への嫌悪 [現代の性(一般)]

5月1日(月)

東海林毅監督+石田仁さん+金田淳子さんのトークライブを聞いていて、私が「老ナルキソス」(東海林毅監督)の主人公・山崎に感じた嫌悪感(「海で溺れて死んじゃえ!」)の理由がはっきりわかった。

山崎の傲慢不遜な性格もさることながら、75歳にもなって、金で若い男を買うという買春行為、その心性が嫌なのだ。

もちろん、金の力で若者を買って性欲を満たそうとする高齢男性はゲイだけでなくヘテロセクシュアルにもたくさんいる。
どちらも嫌いだ。
「足(た)るを知る(知足)」を知らず、欲望をむさぼる老人を、私は嫌う。

日本の前近代のセクシュアリティ文化では、高齢の男性(だいた60歳以上)は「翁」として、性的な存在(大人の男)ではなくなる。
もちろん、個人差はあるが、性的に「枯れる」ことが良しとされた。

それに対し、近年の風潮は、ゲイであれヘテロであれ、男性は灰になるまで性的な存在であること(枯れないこと)が良しとされる。

そのあたりの感性、私にはついていけないことが、あらためて認識できた。



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