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11月7日(月)朝日新聞出版社の方と面談 [お仕事(執筆)]

11月7日(月)

14時、「帝国ホテル」(日比谷)のロビーで、朝日新聞出版社の方(3人)と待ち合わせ。
「では、近所の『ドトール』へ」とはならず、コーヒーや紅茶が2200円のラウンジで面談。

驚いたことが2つ。
朝日新書の編集長さん「以前、お仕事をご一緒したことあります」
私「えっ?」
編集長「『朝日新聞』別刷「be」の「サザエさんをさがして」
で」
私「ああ、カツオ君の女装の話、ずいぶん昔・・・」
編集長「はい、2005年です」
私「17年前・・・」
名刺のお名前(ちょっと珍しい)を見て、記憶がよみがえる。

いちばんご年配の方が、メールで連絡してきた田島さん。
それにしても年配すぎる。
よほど偉い方なのか?
名刺をみると、肩書がない。
「実はとっくに定年でして・・・」
どうも嘱託の方らしい。
「失礼ですが、お歳は?」とうかがうと、
「80歳です」
「(ひえ~~~ぇ)私ごときが年寄りぶれないですね」

もう一人は、入社間もない若い男性。
この人が担当になるらしい。

ということで、2時間ほど『男色の日本文化史(仮題)』について構想を語り、出版の線で合意(内々定)。

分量は約10万字、8章立てなので、1章が1万2500字見当。
まあ、なんとかなるでしょう(いい加減)。

でも私の本としては次の次の次の次の執筆予定なので、いつのことになるか・・・。
早くて来年の夏休みに執筆開始かな?
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『男色の日本文化史(仮題)』 三橋順子
はじめに
1 男色文化の4類型
2 稚児をめぐるセクシュアリティ  平安~室町時代
3 「衆道」の成立と展開    戦国~江戸時代初期
4 若衆茶屋と陰間茶屋  江戸時代
5 男色と学校文化    明治~昭和戦前期
6 「同性愛」の輸入   大正~昭和戦前期
7 「同性愛」文化の変容  昭和戦後期
8 世界の男色文化 その普遍性
おわりに
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11月6日(日)体調回復基調 [日常]

11月6日(日)

いろいろな心理ストレスからだいぶ解放されたせいか、11月に入ってやっと体調回復。
咳はまだときどき出るが、咳喘息の発作は2日が最後で、もう4日起きていない。

このまま回復基調が続いてほしい。
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ベトナムの高地少数民族(母系制社会)の動画 [生活文化・食文化・ファッション文化論]

11月6日(日)

いろいろ一段落して、今日は何もやる気が起こらず、例のベトナムの高地少数民族の動画をずっと見ていた。
https://www.facebook.com/bushcraftsolo1/videos/1045432270188969
得た知見。
①狩猟採集と農耕と商品経済が同時に存在している。
この動画の男性は、山で獲った野ネズミの干物やバナナの花を市場に持って行って売り現金収入を得ている。
一応、農場を営んでいるが、生産性に乏しく、農産物を市場で売る余剰はないようだ。
一方、女性は生産性の高い農場を経営していて、収穫物を市場で売り現金収入を得るだけの余剰がある。

②二人は「夫婦」らしい。
男性と一緒の時の女性の表情はいつもより明るい。
(別の動画では)3歳くらいの女児がいて、おそらく女性の祖父母が育てている。

しかし、男性と女性は一緒に住んでいない。
市場からの帰路、分かれ道で、女性が収入の一部を男性に渡し、手を振って別れている(14分頃)。

経済的には圧倒的に女性が優勢。
男性は女性の農場の経営には寄与していない。

婚姻形態としては、明らかな別居婚だが、はたしてこのような形態を「婚姻」と言っていいのか?疑問に思えてきた。

財産が母系(女系)に継承され、農作業だけでなく、家を建てるような力仕事まで女性が独力でやってしまう母系制社会では、男性の社会的役割は「種」以外にあまりないのではないか?


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