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2023年の人口動態 [世相(新型コロナ肺炎関連)]

2月27日(火)

2023年の人口動態統計(速報)が発表になった .

2023年の出生数、過去最少の75万8631人(前年比、-5.1%)。
2出生数の変化.jpg
死亡者数は159万503人で、前年から8470人増え(+0.54%)、過去最多。
差し引き、83万1872人の減少。

出生数の減少は、子どもを生める年齢層の女性か減少していることと出生率の低下の相乗効果。
社会全体が、子どもを産み、育てることに冷淡なのだから、仕方がない。

2020年に始まった「コロナ禍」以来、死亡数に注目している私としては、死亡数が0.54%しか増えていないことが、やや意外。

2022年比では、増加した1月を除き、2~12月、ほぼ前年並みか、微減だった。

高齢化の進行による自然増(1年で2~3万人)を考慮すると、実質的に死亡が少なかった(過少死亡傾向)ということ。

これは、2022年に大きな超過死亡が出た反動と思われる。

わかりやすく言うと、本来なら2023年頃に亡くなるはずの高齢者が、コロナ(もしくはコロナワクチン)のせいで、2022年中にたくさん死んでしまったということ、
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「光る君へ」の次回は「寛和の変」 [テレビ批評(光る君へ)]

2月27日(火)

寛和2年(986)6月22日夜、花山天皇は内裏を抜け出し、山科の元慶寺で出家し、退位となる(寛和の変)。
代わって、23日、皇太子・懐仁親王(7歳)が践祚(一条天皇)し、24日。外祖父の藤原兼家が摂政となる。

道長も、摂政の(嫡妻腹の)三男として、急速に昇進していく。
7月23日、従五位上に昇進し、兄。道兼に代わって五位蔵人になり、4日後の27日に正五位下に昇進、8月15日、少納言に任ぜられ、10月15日、左近衛少将(少納言と兼官)、11月11日には従四位下となる。
わずか4カ月間に、3回の昇進を重ね、まかなかなれなかった近衛の少将となる。
今までの官位停滞が嘘のような昇進ぶりで、その後、左大臣家の姫君・源倫子と結婚する。

ところで、「光る君へ」の主人公「まひろ」(紫式部)は、長徳2年(996)、父・藤原為時の越前守赴任に同行して、越前国府(現:福井県越前市武生)に下る。
このドラマの設定だと「まひろ」は27歳。
ドラマの現在(986年、17歳)からの10年間、どう繋ぐのだろう?
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