「高齢の性的マイノリティの人口が少ないんです」 [現代の性(同性愛・L/G/B/T)]
6月19日(月)
ほとんど誰も読んでいない『朝日新聞』6月18日「GLOBE」欄の特集「多様『性』見えていますか―LGBTのいま―」。
中川竜児記者が北欧・デンマークを取材した際に、訪問先の高齢者施設の職員が「高齢の性的マイノリティの人口が少ないんです」と語る。
1980年代に流行し、当時は治療法のない「死に至る病」だったAIDS禍の影響。
幸いにも日本は、AIDSによる高齢の性的マイノリティの減少が目に見えるほどではなかった。
でも、違う理由、たとえば経済的困窮による短命、社会的困難による自死などで、人口が減っているかもしれない。
性的マイノリティについての年代別の調査がないので、不明というのが、実情。
たぶんだけど、65歳以上の高齢者層では、Trans-womanがいちばん生存率が低いと思う。
職業的な過剰飲酒による病死、精神的不安定や経済的困窮による自死が多い。
Trans-manは、そもそも高齢者層に到達している人は極めて少ない。
ゲイは、どうなのだろう?
ほとんど誰も読んでいない『朝日新聞』6月18日「GLOBE」欄の特集「多様『性』見えていますか―LGBTのいま―」。
中川竜児記者が北欧・デンマークを取材した際に、訪問先の高齢者施設の職員が「高齢の性的マイノリティの人口が少ないんです」と語る。
1980年代に流行し、当時は治療法のない「死に至る病」だったAIDS禍の影響。
幸いにも日本は、AIDSによる高齢の性的マイノリティの減少が目に見えるほどではなかった。
でも、違う理由、たとえば経済的困窮による短命、社会的困難による自死などで、人口が減っているかもしれない。
性的マイノリティについての年代別の調査がないので、不明というのが、実情。
たぶんだけど、65歳以上の高齢者層では、Trans-womanがいちばん生存率が低いと思う。
職業的な過剰飲酒による病死、精神的不安定や経済的困窮による自死が多い。
Trans-manは、そもそも高齢者層に到達している人は極めて少ない。
ゲイは、どうなのだろう?
バングラデシュのヒジュラ [現代の性(性別越境・性別移行)]
6月19日(月)
神戸女学院大学で講演した後の昼食会で、正面に座っていた南出和余准教授(文化人類学)に、フィールドのバングラデシュのヒジュラの話をうかがう。
生業は、結婚式の祝福や男の子の誕生儀礼とのことで、イスラム圏だが、インドのヒジュラとよく似ている。
パキスタンのヒジュラよりインドに近い印象。
宗教より、地域性(ベンガル地域)の影響が強いようだ。
社会的需要は、変な人たちではあるが、大きな差別・抑圧はないとのこと。
非ユダヤ・キリスト教圏では、だいたいそのパターン。
神戸女学院大学で講演した後の昼食会で、正面に座っていた南出和余准教授(文化人類学)に、フィールドのバングラデシュのヒジュラの話をうかがう。
生業は、結婚式の祝福や男の子の誕生儀礼とのことで、イスラム圏だが、インドのヒジュラとよく似ている。
パキスタンのヒジュラよりインドに近い印象。
宗教より、地域性(ベンガル地域)の影響が強いようだ。
社会的需要は、変な人たちではあるが、大きな差別・抑圧はないとのこと。
非ユダヤ・キリスト教圏では、だいたいそのパターン。
『朝日新聞』「GLOBE」「多様『性』見えていますか―LGBTのいま―」 [現代の性(同性愛・L/G/B/T)]
『サイゾー』2023年8月号 [現代の性(性別越境・性別移行)]
6月18日(日)トランスジェンダーの映画『鏡をのぞけば〜押された背中〜』 [現代の性(性別越境・性別移行)]
6月18日(日)
「江東区東大島文化センター」へ。
短編映画『鏡をのぞけば〜押された背中〜』を鑑賞。
監督・主演、河上リサさん
脚本・主演、奥村ひろさん
トランスジェンダーの皆さんが、作った映画。
それだけに、トランスジェンダーのリアルを伝える発信力がある。
自主制作映画は、どれだけたくさんの人に観てもらえるか、観てもらう機会を作るかがポイント。
今日は、25人ほどの比較的小規模な上映会だったが、今後は、もう少し大きな「箱」で、上映して欲しい。
積極的に仕掛けることが大事だと思う。
主人公の母親役、声だけの出演なのだが、「あれ?どこかで聞いたことがあるような・・・?」と思ったら、岡部鈴さんだった。
監督の河上リサさん’(左)、脚本の奥村ひろさん(右)と
「江東区東大島文化センター」へ。
短編映画『鏡をのぞけば〜押された背中〜』を鑑賞。
監督・主演、河上リサさん
脚本・主演、奥村ひろさん
トランスジェンダーの皆さんが、作った映画。
それだけに、トランスジェンダーのリアルを伝える発信力がある。
自主制作映画は、どれだけたくさんの人に観てもらえるか、観てもらう機会を作るかがポイント。
今日は、25人ほどの比較的小規模な上映会だったが、今後は、もう少し大きな「箱」で、上映して欲しい。
積極的に仕掛けることが大事だと思う。
主人公の母親役、声だけの出演なのだが、「あれ?どこかで聞いたことがあるような・・・?」と思ったら、岡部鈴さんだった。
監督の河上リサさん’(左)、脚本の奥村ひろさん(右)と