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文化人類学者の川田順造先生、文化勲章受章 [世相]

10月26日(火)

文化人類学者の川田順造先生(87歳 東京外国語大学名誉教授)が文化勲章を受章。
おめでとうございます。

人類学の分野でも文化勲章は、梅棹忠夫(民俗学、1994年)中根千枝(社会人類学、2001年)の両先生に続き3人目だと思う。

川田先生の『マグレブ紀行』(中公新書、1971年)、『サバンナの博物誌』(新潮選書、1979年)などは、フィールドワーク好きの大学生だった私の愛読書だった。

それから40年近く経った2015年夏、1度だけ同席させていただく機会があった。
私のような者にも分け隔てなく、穏やかに接してくださり、とても感激した。


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うれしいコメント [お仕事(講義・講演)]

10月25日(月)

都留文科大学「ジェンダー研究1」のリアクション・コメントを読む。

「講義録を読んでいて、とても楽しかった」
というリアクション・コメントを読んで、目頭が熱くなる。

歳をとると、涙腺が緩くなるみたいだ。

「この授業を受けていると、世の中には知らないことがたくさんあると毎回実感させられます。」
これも、うれしいコメント。
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衆議院総選挙の投票率予測 [政治・選挙]

10月25日(月)
東京に行く.jpg
「必ず行く」と「期日前投票を済ませた」の合計が61%。
前回調査の「必ず行く」より5ポイント増えた。

もしも、投票率が60%を超えたら、与党大敗の可能性があるが、実際は56%前後だろうか。

ちなみに「行くつもりでいる」と答えた人は、(過去の経験則からして)たいてい行かない(笑)


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新聞・雑誌記事の「アーカイブ」計画 [性社会史研究(一般)]

10月25日(月)

新聞・雑誌記事の「アーカイブ」計画(「終活」第3弾)、お声を掛けてくださった方が所属する国立大学の図書館が予算的に困窮状態で、とてもじゃないけど、電子化の費用が出ないことが判明。

私としては電子資料化とセットでないと寄贈したくない。
なぜなら利用を前提にしないと、死蔵されてしまうから。
図書館の書庫の片隅に置きっぱなしでは、家に置いておくのと同じこと。

おそらく電子化には、スキャニング&画像処理作業をする人を雇う人件費(月20万×6カ月)+機材レンタル料+雑費で200万円くらいかかると思う。

その費用を、私と寄贈先で折半するような形(つまり100万円の持参金付き)で、電子アーカイブ化+寄贈を引き受けてくれる機関はないだろうか?

まあ、焦っても仕方ない、時間をかけよう。
私もあと数年は死なないようにするから。


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「呉座事件」の結末 [世相]

10月25日(月)

「呉座事件」の結末。
私的なTwitterアカウントとはいえ、誹謗中傷の悪質性から見て「停職1カ月の懲戒処分」は妥当だと思う。
注目は呉座勇一氏の肩書が「元助教」になっていることで、任期付きの助教ポストが、9月末に任期切れで延長されなかったことがわかる。
実質、懲戒解雇に等しい。

「国際日本文化研究センター」は、その名の通り、外国からの研究者が多い機関。
実際に行くと、そのことがよくわかる。
日本的なホモソーシャルな、仲間庇い合いの、何事も穏便に済ます感覚だと「処分が重すぎ」なのだろうけど、欧米の研究倫理・人権感覚からしたら「即時解雇」でもおかしくない案件。

まあ、呉座さんの研究能力を評価する人はいるから、しばらくほとぼりを覚ませば、どこかの私立大学が専任で拾うだろう。

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日文研の元助教に懲戒処分 長期にわたりSNSで不適切発言繰り返す

国際日本文化研究センター(京都市西京区)の助教だった呉座勇一氏が会員制交流サイト(SNS)上で不適切な発言を繰り返していた問題で、人事権を持つ人間文化研究機構(東京)が停職1カ月の懲戒処分を行っていたことが、20日までにわかった。処分は9月13日付。

呉座氏は、ベストセラー「応仁の乱」などで知られる若手研究者。公開範囲を限定した個人のツイッターアカウントで、別機関に所属するフェミニズム研究者の女性をおとしめるような投稿を長期にわたって続けていたことが3月に発覚し、来年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の時代考証担当を降板していた。10月から日文研の非常勤の機関研究員となっている。

日文研の井上章一所長は「被害を受けられた方々、また不快な思いを抱かれた方々に対し、改めて心よりお詫び申し上げます」などとするコメントをホームページ上に掲載した。

『京都新聞』2021年10月20日 19:16
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/662517?fbclid=IwAR0qtJKoUgZNUzu-K2GiYp-wwHiLGkV_02XmlEiGHv7x8u2Abj0V_tp10Zs
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SNSに不適切投稿 日文研元助教の呉座勇一氏に停職1カ月処分

国際日本文化研究センター(日文研、京都市西京区)の助教だった呉座勇一氏(41)がSNS(ネット交流サービス)で不適切な投稿を繰り返していた問題で、懲戒権を持つ人間文化研究機構(東京都)が9月、停職1カ月の懲戒処分をしていたことが分かった。

呉座氏は自らのツイッターアカウントで女性研究者を中傷する不適切な内容を投稿していたことが明らかとなり、3月20日に「深く反省し、お詫(わ)び申し上げます」などと投稿。同24日には日文研の公式ウェブサイトで井上章一所長が謝罪コメントを出した。

懲戒処分は9月13日付。同機構は、SNSで不適切な発言を繰り返したことや、勤務時間中に私的に投稿したことを処分理由に挙げている。日文研のウェブサイトによると、呉座氏は10月から日文研の非常勤の機関研究員になっている。

日文研は10月15日付でウェブサイトに処分のお知らせを出し、井上所長の「多様性を尊重する研究姿勢に反して、SNS上において行った不適切発言によって、被害を受けられた方々、また不快な思いを抱かれた方々に対し、改めて心よりお詫び申し上げます」などとするコメントを掲載した。【花澤茂人】
『毎日新聞』2021年10月25日18:02配信
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参議院静岡県補欠選挙、野党系無所属候補が当選 [政治・選挙]

10月24日(日)
参議院静岡県補欠選挙、野党系無所属の山崎真之輔候補が当選。
県東部の自民党候補がリードしたがm浜松市の票が開き始めて、23時、開票率64%で当確。

最終的には4万8000票まで差が開いた。

自民党は勝てるつもりだったのが、終盤の情勢分析で、野党候補に2%余りの差に迫られていることがわかり、あわてて岸田首相(2回目)と甘利幹事長が応援に入った。
これが実に効果的で、結果は3.5%ひっくり返った。
つまり応援効果は-5%強。

今週、岸田首相と甘利幹事長は、全国の激戦区に応援に入る。
とくに甘利幹事長には、頑張ってもらい、あちこちで与党票を5%減らして欲しい。


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東京都のコロナ陽性者19人、死亡報告0 [世相(新型コロナ肺炎関連)]

10月24日(日)

今日の東京都のコロナ陽性者は19人。
そして、死亡報告0。

報告数が少なくなる日曜日とはいえ、ついに陽性者が20人を切った。

現状、感染者の圧倒的多数はワクチン未接種者、それにワクチンが効かないほど免疫力が低下している高齢者(ブレイクスルー感染)。

現在69%のワクチン接種完了率をさらに上げれば(目標75%)、冬に第6波が来たとしても小さく抑えられる。


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フロンターレ7連勝で、次節、優勝決定も [スポーツ]

10月24日(日)

ホーム等々力に、清水エスパルスを迎えての一戦。

川崎フロンターレ 1ー0 清水エスパルス

ダミアンの1点を死守して7連勝。

これで、33試合26勝6分1敗、勝点84、得点70、失点21、得失点差+49
まだ優勝決定ではないのに、多摩川の川原から盛大に花火が上がる。
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2位の横浜Fマリノスがセレッソ大阪に1-2で敗れる。
マリノスの勝点は72のまま、残り5試合マリノスが全勝しても勝点は87止まり。

フロンターレの勝点は、現在84なので、1勝すれば勝点で抜かれることはない。
得失点差の差は、現在10あるので、かなり有利。

ということで、次節
1.マリノスが引き分けても、フロンターレが勝つと優勝決定。
2.マリノスが負けると、フロンターレが引き分けで優勝決定。

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久しぶりに見た鮮やかな逃げ切り勝ち [スポーツ]

10月24日(日)

第82回菊花賞(GⅠ、阪神競馬場、芝3000m、3歳限定)は、4番人気のタイトルホルダー(横山武史騎手)が、5馬身差の鮮やかな逃げ切り勝ち。

ハロン(200mごと)のタイムを見ると、好ダッシュでハナを奪い、中盤で大きくペースダウンして(14秒台のラップ)後続を引きつけ、残り800mでスパートして(11秒台のラップ3回)、上り3ハロン(最後の600m)35.1秒で突き放した。
人馬一体の見事な逃げ切り。
12.5 - 11.1 - 11.5 - 12.1 - 12.8 - 12.6 - 12.8 - 14.3 - 13.1 - 12.6 - 12.4 - 11.7 - 11.5 - 11.4 - 12.2

タイトルホルダーは、父:ドゥラメンテ、母:メーヴェ(母の父:Motivator)
8戦3勝(弥生賞など)。

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「『雑誌とはなにか?』もお願いします」 [お仕事(執筆)]

10月24日(日)

性風俗雑誌アーカイブの担当さんから、「解説の執筆の際には、『雑誌とはなにか?』もお願いします。今の若い人は、そもそも雑誌(定期刊行物)というものに馴染みがないですから」と言われる。

一瞬、驚いた後、「ああそうなのか・・・」と思う。

週刊誌どころか、漫画雑誌すら手に取らないとのこと。
一般雑誌だけでなく、各専門分野の月刊誌(日本史なら、吉川弘文館の『日本歴史』とか)も、学部生レベルでは知らないとのこと。

売れる、売れないというレベルではなく、存在感が極めて希薄。
「情報源としての雑誌」は、もう解説が必要なほど、過去のものになってしまった。

で、「雑誌とは何か?」を解説しようとすると、かなり難しいことに気づいた。
私の世代では、「雑誌」という形態は当たり前なので。


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