10月15日（金）日本大学法学部（水道橋）でゲスト講義

10月15日（金）

13～14時半、日本大学法学部（水道橋）でゲスト講義。
テーマは「LGBTの人権運動の今」。
「LGBT業界」からは、けっしてお声がかからないテーマ（笑）。

夏休みを挟んで、久しぶり（７月以来）の対面講義。

「ジェンダーから見たワークとライフ」というテーマの講師が毎回変わる「総合講座」（担当：黒滝真理子教授）なのだが、履修登録が30数名で、今日の出席者は25、6人。
それでも、今期は多い方らしい。

私の感覚だと、この種のリレー講座は、履修者が集まるように思うのだが、最近はそうでもないのだろうか？
それともジェンダー系の講座だから人気がないのだろうか？

まあ、少人数の分、熱心に聴いてくれたから、よかったのだが。

とくに熱心に聴いていた女子学生さんが、終了後、
「先生、私、熊谷出身です。熊女（くまじょ＝熊谷女子高校）です。弟は熊高（くまたか=熊谷高校）です」
と言いながら質問に来てくれた。
45年くらい離れた「後輩」、うれしかった。

背景説明をすると、埼玉県立の旧制中学・女学校の系譜を引く県立高校はいまだに男女別学で、かつ熊谷高校（男子高）と熊谷女子高校のように学校ぐるみペア意識・交流がある。
私が自己紹介で「高校は熊谷に通いました。残念ながら熊谷女子高ではなく熊谷高校ですが」と言ったことに、その女子学生さんが応じてくれた。