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日本最初の「性転換女性」永井明子の戸籍画像「発見」 [性社会史研究(性別越境・同性愛)]

10月19日(火)

日本最初の「性転換女性」永井明子(男性名:明)の戸籍画像を「発見」。

従来、続柄(性別)を「参男」から「二女」、名を「明」から「明子」へ訂正変更したことを示す戸籍謄本の一部は知られていたが、今回「発見」の画像は、名前と続柄が変更された後、昭和28年(1953)4月25日に父親の戸籍から分籍した戸籍抄本。

名前は「明子」、続柄は「二女」になっている。

注目点は備考欄に「名『明』を『明子』と変更届出 昭和弐拾七年六月拾弐日受附」と記されていること。
名の変更のみで続柄の変更については記されていないが、おそらく同時に続柄(性別)の変更もなされたのだろう。

永井の戸籍性別変更については、「性転換手術」の終了後(造膣手術は1951年春、3~4月と推定)1955年までの間に行われたと推定されていたが、正確な時期は不明だった。

今回の「発見」で、戸籍の変更が手術後1年数カ月経った1952年6月22日であることが、有力になった。

なお、戸籍抄本の画像は、プライバシーの問題があるので、ここでは掲示しない。
永井明子3(2).jpg
ところで、永井明子さんの後半生については、まったくわからない。

1960年代後半の「第二次性転換ブーム」の時に、すでにメディアが消息を追えなかったようだ。
1924年生まれなので、ご存命なら97歳。
著書や論考にお名前を記すときには、いつも女性として幸せな後半生だったことを願っている。


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学期の途中はないだろう [お仕事(講義・講演)]

10月18日(月)

学期の途中で、大学の学務ポータルのシステムを全面的に変更するって、いったい何を考えてるのだ、都留文科大学。

学期の途中はないだろう。せめて夏休み明けからとか。

しかも、新しいシステム、設定が複雑すぎて使いにくい。
レジュメ1つアップするのに、1時間近くかかってしまった。

労力もだけど、「この設定でいいのだろうか?」と不安に思う精神的ストレスの方がダメージ。
1人目の提出者があるまで、不安で眠れなかった。
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たぶん当選してしまう [政治・選挙]

10月18日(月)

自民党・比例・中国ブロックで杉田水脈(前)は、名簿順位19位(比例単独では3番目)。
小選挙区との重複立候補者16人の下。

自民党の中国比例の獲得議席は5と予想されるので、自民党の小選挙区落選者が2人までなら当選する。

現在の情勢は、中国ブロックで自民党候補が苦戦しているのは2選挙区(広島6区と岡山3区)だけ。
それに加えて、もう1つ落とすと、杉田候補に議席が回ってこないことになるのだが・・・。
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