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トランスジェンダーの投票をしやすくする方が重要なのではないか? [現代の性(性別越境・性別移行)]

10月31日(日)

たしか2003年頃だったと思う。1日だけ選挙を手伝った参議院議員(民主党政権で文部科学副大臣)に、トランスジェンダーが選挙に行きにくい問題(投票券の男女別発行など)をお話したことがある。

すぐに関係省庁に問い合わせてくれて、問題があることは認識してもらえた。
それが、その後の改善(入場券の男女表記の記号化、投票権発行の青ボタン=男性・ピンクボタン=女性の廃止)にどれだけつながったかは知らない。

ただ、投票券の男女別発行は、投票率の男女別算出に必要、ということだった。
さらに、男女別投票率は行政施策に必要なだけでなく、その廃止には、女性運動家やジェンダー学者から強い反対があるということだった。

その状況は、残念ながら、現在も変わっていないと思う。

男女別投票率が行政施策に必要なら、別の方法で調査すればいいのではないか?
1票レベルの精密調査をする意味があるのか?(せいぜい少数点以下1桁レベルでいいのでは)
それよりトランスジェンダーの投票をしやすくする方が重要なのではないか?
と、今でも思っている。



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選挙の昔話 [政治・選挙]

10月31日(日)

投票日は、政党・候補者を利するような書き込みはできないので、選挙の昔話。

(1)投票時間を繰り上げるような投票所って、だいたい誰がまだ投票に来ていないか、分かっちゃうような地域が多い。

「ハケ下の○○さんの爺さん、まだ来てないから呼び行ってこい」みたいな。
ついでに、誰が誰に投票したかも分かっちゃう(笑)

(2)公職選挙法では、選挙事務所での飲食の接待は禁じられている。
まあ、お茶くらいは出せるけど。
ところが、田舎だと「選挙の期間は食費がかからなくて助かる」という話はよくあった。
運動員に用意される食事(握り飯&漬物)に、地域のおじさんやおばさんが「手伝い」という名目で混じって、毎日のように食べている。

「鉄板」の保守地盤って、そうやって作られていった。

さらに・・・、対立する2つの候補(当時は中選挙区制なので、どちらも自民党公認候補)の選挙事務所に出入りして、両方でご飯を食べてる人もいた(笑)。

50年以上昔の話だから、こういう話を知っている人も、少なくなっている。

(3)バスを連ねて、後援会のおじいさん・おばあさんを東京の歌舞伎座に芝居見物に連れて行って、お土産持たせて返す手法は、小渕さん(群馬5区)ではなく、旧・埼玉3区に盤石の選挙地盤を築いた荒船清十郎先生が始めた手法だと思う。

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「ウィルス自壊説」の論拠になる研究成果 [世相(新型コロナ肺炎関連)]

10月30日(土)

「ウィルス自壊説」の論拠になる研究成果。

「終わらない疫病はない」というように、どれほど猖獗を極めた疫病、たとえば、古くは天平9年(737)年の天然痘の大流行や、近くは1918~20年の「スペイン風邪」のように、ワクチンとかない時代でも、嘘のように感染者がいなくなる。

その理由のひとつは、ウィルスに対して免疫を獲得した人の割合が人口の一定数に達すると感染拡大が収まるという「集団免疫説」。
もうひとつは、ウィルスの変異によって感染力や病毒性が低下するという「ウィルス自壊説」。

第5波の感染拡大の急速な衰退は、人工的に集団免疫を目指すワクチン接種完了率が、まだ60%に達しない段階で起こっていて、早すぎる(だいたい70%で集団免疫状態に近づくと思われる)。

ということで、私は以前から、感染の急速な収束は「ウィルスの都合」説をとっていたが、それが科学的に証明されることになる。

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ゲノム変異、修復困難で死滅? コロナ第5波収束の一因か
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研究チームが考える酵素の変化がウイルスに与える影響

新型コロナウイルスの流行「第5波」の収束には、流行を引き起こしたデルタ株でゲノム(全遺伝情報)の変異を修復する酵素が変化し、働きが落ちたことが影響した可能性があるとの研究結果を国立遺伝学研究所と新潟大のチームが30日までにまとめた。

8月下旬のピーク前にはほとんどのウイルスが酵素の変化したタイプに置き換わっていた。このウイルスではゲノム全体に変異が蓄積しており、同研究所の井ノ上逸朗教授は「修復が追いつかず死滅していったのではないか」と指摘する。

研究は10月に開かれた日本人類遺伝学会で発表した。
この酵素は「nsp14」

「共同通信」 2021年10月30日 16:32
https://www.msn.com/ja-jp/news/techandscience/%E3%82%B2%E3%83%8E%E3%83%A0%E5%A4%89%E7%95%B0-%E4%BF%AE%E5%BE%A9%E5%9B%B0%E9%9B%A3%E3%81%A7%E6%AD%BB%E6%BB%85-%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A%E7%AC%AC5%E6%B3%A2%E5%8F%8E%E6%9D%9F%E3%81%AE%E4%B8%80%E5%9B%A0%E3%81%8B/ar-AAQ7kny?ocid=msedgntp&fbclid=IwAR3LYtmYhBfDyLekBxoLY_qbJu-f4pQOn1XL1Ynl34lAaMZ_mBRNwMouE4I

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現代風俗研究会・東京の会う、第23期「新風俗学教室」(第1回) [お勉強(研究会)]

10月30日(土)
現代風俗研究会・東京の会う、第23期「新風俗学教室」のテーマは「飲酒の風俗/禁酒の風俗」。

第1回の報告は、斎藤光さん(京都精華大学)の「洋風食事飲酒<場>への「接客」の侵入とその統制ー戦前日本におけるカフェージャンルの進展過程」。

やっぱり研究会は楽しいな。

でも、「コロナ禍で禁酒を強いられた昨今、あらためて、酒・人・社会風俗の周辺の話題にたわむれ、語らいたい」という趣旨なのに、Zoom研究会で、閉会後、楽しく飲めないのが辛い。


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