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同性カップル 男性時の凍結保存精子でもうけた子 認知求め提訴 [現代の性(性別越境・性別移行)]

6月4日(金)

このケース、「GID特例法」が成立する前後に、「こういう場合はどうなるのだろう?」という感じで、有り得るケースして語られていた記憶がある。
しかし、レアなケースとして「考えないでおこう」ということになったように思う。
それが、現実化したということ。

「GID特例法」の不備というより、やはり同性婚を事実上、禁止していることに、法制度上の欠陥というべきだろう。

【追記】
思い出した。たしか大島俊之先生とそんな話をした覚えが・・・。
大島先生がご存命なら、確かめられるのだけど・・・。
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同性カップル 男性時の凍結保存精子でもうけた子 認知求め提訴

性同一性障害で性別適合手術をして戸籍を男性から変更した女性とパートナーの女性が、凍結保存していた精子を使ってもうけた子を法的にも自分たちの子として認知させてほしいと訴えを起こしました。

訴えや会見によりますと、性同一性障害で性別適合手術をして3年前に戸籍を男性から変更した40代の会社員の女性とパートナーの30代の女性のカップルは、男性だった当時に凍結保存していた精子を使って現在2歳と0歳になる2人の娘をもうけました。

戸籍を変更した女性は子と血縁関係にあるものの、自治体に提出した認知届は受理されず、法的に親子関係にあると認められなかったということです。

このため東京家庭裁判所に法的にも自分の子として認知させてほしいとする訴えを起こすとともに、東京地方裁判所に認知届の受理を求める訴えを起こしました。

東京・霞が関で開いた会見で訴えを起こした40代の会社員の女性は「認知届は父としてしか出せなかったが、性自認は女性なので、母になれればうれしい。それがかなわないなら父でもかまわないが、子どものことを考えると、なんとか認知させてほしい」と話していました。

また、代理人の仲岡しゅん弁護士は、「親子関係が認められても誰も困らないし、子どもは認知されないことで不利益を受ける。社会が多様化し、性別変更した人もたくさんいるのに、国のシステムが追いついていない」と話しています。

「NHKニュース」2021年6月4日 18時08分
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五輪初のトランスジェンダー選手出場が目前に NZ [現代の性(性別越境・性別移行)]

6月4日(金)

少し前の記事だけど・・・。
IOCのテストステロン(男性ホルモン)値基準をクリアして、ニュージーランド代表として東京オリンピ
ックに出場してきても、世界ランク16位、43歳という年齢(下り坂)を考えると、入賞(8位)ラインに入ってくるのは難しいだろう。

IOCのTrans-womanの出場基準、女子競技の公平性を重視した場合、やや甘いように思う。
東京オリンピックの状況を見たうえで、現行基準をさらに厳しく改訂すべきかもしれない。

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五輪初のトランスジェンダー選手出場が目前に NZ

【5月6日 AFP】ニュージーランドの重量挙げ選手ローレル・ハバード(Laurel Hubbard)は、トランスジェンダー選手として初めて五輪出場を果たそうとしており、この動きによってトランス選手の倫理観の議論は再燃するとみられている。

出生時の性別が男性だったものの、30代で女性に性転換した43歳のハバードは、新型コロナウイルスによる新たな予選ルールの下で、東京五輪への出場が目前に迫っている。

男子選手としても競技を行っていたハバードは、テストステロン(testosterone)の値が国際オリンピック委員会(IOC)が定める基準値を下回ったため、女子重量挙げに出場する資格を得た。

女子87キロ超級の世界ランキングで16位につけるハバードは、同種目での東京五輪ニュージーランド代表入りを目指している。

2018年に豪ゴールドコースト(Gold Coast)で行われたコモンウェルスゲームズ(Commonwealth Games、英連邦競技大会)で、トランスジェンダー選手としては初めて大会に出場登録したハバードだが、このときはキャリア終了の恐れもある肘のけがで棄権を余儀なくされた。

ニュージーランド代表選手団はまだ発表されていないものの、ハバードは新型ウイルスのパンデミック(世界的な大流行)を理由に国際ウエイトリフティング連盟(IWF)によって簡素化された新たな予選基準を満たす可能性が高いという。

ハバードが五輪に出場するための権利をこれまで全面的に支持してきた同国五輪委員会(NZOC)は、東京五輪のメンバーに選出された全選手をサポートすると述べた。

スポーツ界は全面的にトランスジェンダー選手を歓迎しているわけではなく、ハバードの五輪出場は間違いなく強い関心を呼び、トランスジェンダー選手の難しい問題にスポットライトを当てるだろう。

オーストラリア重量挙げ連盟(AWF)は、テストステロン値に関係なく、女性として出生した選手よりもハバードが身体面で有利だと主張し、同選手のコモンウェルスゲームズ出場を禁止しようとしたが失敗に終わった。(c)AFP
「AFPニュース」2021年5月6日 18:11 発信地:ウェリントン/ニュージーランド





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依頼原稿、できた [お仕事(執筆)]

6月4日(金)

昨夜から取り掛かっていた依頼原稿の「世界と日本で活躍した(している)トランスジェンダー」、できた。

「世界の10人」は、どうしてもTrans-manに条件(道を開いた人)に合う人が見つからず、ジャンヌ・ダルクを入れようとも思ったくらい。
いくらなんでも古すぎるので、結局、映画「Boys Don't Cry」の主人公のモデルBrandon Teenaを番外で入れた。

彼自身はアメリカの田舎町のちょっとヤンキーな兄ちゃんだが、その死(ヘイトクライムの犠牲)が後の世に与えた影響は大きいので。

「日本の10人」は、候補にあげた人は20数人。
それを「道を切り開いた人」という観点で、10人の枠に収めるのが大変。
結局、1項目を連名にして(ズルして)11人。
内、Trans-manは、無理して2人。

この手の仕事、「なぜこいつが入っている!」「なんであの人が入ってない!」「Trans-womanばかりじゃないか! Trans-manが少ないのは差別だ!許せない!」と、絶対にあちこちから批判が来る。

苦労が多い割に、やって得なことは一つもない、損な仕事。
まあ、知人の依頼だから仕方がない。

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前週比23.1%減 [世相(新型コロナ肺炎関連)]

5月21日(金)

東京都の金曜日の感染確認数。
4月23日 759人
  30日 698人
5月7日  907人
  14日  854人
  21日  649人
  28日  614人
6月4日  472人

前週5月28日との比較で-142人(-23.1%)。
順調に減少中。
金曜日の400人台は4月2日以来。
このまま推移すれば、来週はもう500人を超えることはないだろう。
実効再生産数Rtは、0.841[右斜め下](前日0.862)。
陽性率は5.0%[右斜め下]


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6月3日(木)神奈川県立保健福祉大学「精神看護学Ⅱ」ゲスト講義 [お仕事(講義・講演)]

6月3日(木) 曇り  横浜  26.9度  湿度53%(15時)

9時半、起床。
朝食は、アップルクリームロールとコーヒー。
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12時半、家を出る。
東急東横線で横浜へ。
昼食は、京急のホームの「タリーズ・コーヒー」で。
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瀬戸内レモンパスタ。

昨秋、関東学院大学の講義がオンデマンドになってしまったので、京浜急行に乗るのは久しぶり。

13時50分、県立大学駅で下車。

途中、安浦の旧「赤線」地区の建物を確認。

14時10分、神奈川県立保健福祉大学(横須賀市)に到着。
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榊惠子教授担当の「精神看護学Ⅱ」のゲスト講義。
昨年度は、オンラインで1コマだったので、大学での講義は2年ぶり2度目。
1コマ目「非典型な「性」の病理化と脱病理化」
はじめに ―病理化と脱病理化―
1 同性愛・性別越境への認識の歴史変遷
2 非典型な「性」の病理化と日本への導入
3 「変態性欲」概念の構造
4 非典型な「性」の脱病理化

2コマ目「援助者のセクシュアリティをめぐって」
1 近代日本における女性労働
2 派出看護婦について
3 「看護婦」の性的アイコン化
おわりに

18時、終了。
2コマ続き(90分、20分休憩、90分)で講義して、「やっぱり疲れるなぁ」と思って控室に戻る。

そしたら、教授以下助教さんまで合わせて4人に「来期もよろしくお願いいたします」と頭を下げられてしまった。

受講生のリアクションコメントの記述、たしかにすごい分量。
反応は良い。

まあ、仕方ないなぁ。
で、「生きていたら」とお返事。

20時過ぎ、帰宅。
夕食は、お土産にいただいたお弁当。
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下段はちらし寿司。
上段は、和食のおかずいろいろ(お節みたい)。
やや薄味だが、おいしかった。

さすがに疲れた。
就寝、3時。

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