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草津の本白根山が噴火 [地震・火山・地質]

1月23日(火)

23日10時頃、群馬県草津の本白根山が噴火。

群馬大学の早川由紀夫先生(火山学)によると、噴火したのは鏡池火口の北隣にある火口の北縁で、小規模な火砕流が発生したらしい。

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↑ [コピーライト] 時事通信社 噴火した本白根山の近くにある草津国際スキー場のライブカメラ映像=23日午前(草津温泉観光協会ホームページより)
中央に大きな噴石が写っている。

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↑ 噴煙が山肌を下っているように見える。
小規模な火砕流か?
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↑ 白い雪の上に黒い火山灰。
かなりの降灰があった模様。
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↑ 同心円は、噴火した火口から1km、2kmを示す。
今のところ、草津温泉は影響なし。
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↑ 噴火した火口の正確な位置。
同心円は、500m、1kmを示す。

草津白根山は、白根山(2160m)、逢ノ峰(2110m)、本白根山(2171m)から構成されている。
その内、近年、噴火活動が活発で観測対象になっていたのは白根山で、本白根山は噴気活動もなく、まったく無警戒だった。

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東京(22日)の降雪は23cm、24年ぶりの大雪 [天文・気象・生物]

1月23日(火)

昨日(22日)の東京の降雪は23cm。
近年では、2014年2月8日の21cmを越え、1994年以来24年ぶりの大雪。
私が東京に出てきてから3番目の大雪ということになる。

ちなみに、昨日、私が行っていた前橋市の積雪は29cm、故郷の秩父市は17cm。
山沿いより海に近い平野部で雪が多かった里雪型だったことがわかる。

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東京の日降雪記録(1953年1月以降)
33(1969年3月12日)
33(1954年1月24日)
27(1994年2月12日)
27(1953年2月21日)
26(1984年1月19日)
23(2018年1月22日)←近年の大雪記録(新)
22(2014年2月8日) ←近年の大雪記録(旧)
21(1978年1月3日)
21(1969年3月4日)
18(2014年2月14日)←バンコク学会出張の日
18(1998年1月15日)←大雪の成人式
17(1984年1月31日)
16(1986年2月19日)
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教授のご自宅でご馳走になる [日常(料理・食べ物)]

1月22日(月)
(続き)
講義の後、研究室で、休憩&時間調整。
17時半、大学院生さんの車で、服部教授のお宅へ移動。

ところが、それが大変。
車は雪に埋もれているし、道路は路面がまったく見えない状態。
やっと着いたら、激しい降雪で駐車場からご玄関までのわずかな間に雪まみれ。
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服部教授の手料理をいただく。
タイ、インド、イタリアン、和、ともかく多彩。
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↑ タイ風焼き肉
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↑ ラープ ムー(挽肉のサラダ)
とても辛いけど、ご飯にのせて食べると、おいしい。
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↑ 穴子の煮つけ。好物なのでうれしい。
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↑ 生地も手作りのピザ。
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↑ 大辛のチキンカレー

どれもおいしかったです。
ご馳走さまでした。
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22時40分、辞去。
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楽しい時間を過ごしている間に、(たぶん21時頃に)雪は止んだ。
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前橋市の積雪は29cm。
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大学院生さんに前橋駅まで送ってもらう。
23時20分、すぐ近くのホテルに帰着。

就寝、0時(東横イン前橋駅前)。

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1月22日(月)群馬大学医学部(医療倫理)の講義 [お仕事(講義・講演)]

1月22日(月)  曇りのち大雪  前橋  3.5度  湿度96%(15時)

6時半、起床。

今日は年に1度の群馬大学医学部(医療倫理)の講義。
前橋は、昼過ぎから降雪で、今夜はかなり積もるだろう。
よりによってなんで?と思うけど、お天気ばかりは仕方がない。
長引いていた風邪も、ようやくなんとかなってきたから、頑張ろう。

8時半、家を出る。
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どんより曇っているが、まだ降ってはいない。
駅に着く直前、霰がぱらつく。

大井町経由で東京駅へ。
9時52分発上越新幹線「たにがわ83号」に乗車。
高崎駅で11時06分発の両毛線(伊勢崎行き)に乗り換え。
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11時21分前橋駅に到着。
前橋もまだ降っていない。
でも、寒い!(12時の気温3.0度)

南口の「東横イン」に荷物を預け、迎えの大学院生さんの車で群馬大学医学部へ。
医学哲学・倫理学研究室で服部健司教授にご挨拶。
昼食をいただく。
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13時前、教室に向かう途中で雪が降り始める。
13時、120名ほどの医学生の卵(1年生)で満員の教室で「医の倫理学 講義・実習」の講義開始。
1コマ目のテーマは「性別を移行することは『病気』なのか?-「病気」の線引きを考える-」。
「性同一性障害」概念の導入過程、過剰な「病理化」・アンバランスな「医療化」への批判。
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休憩の後、14時45分から2コマ目。
1コマ目の続きで、性別移行の病理化の見直しについて最新の情勢を紹介しなが解説。
残り、45分ほどを使って「性別越境の歴史」について、古代から近代の「変態性欲」化までを講義。
最後に質疑応答15分。
4人ほど手が上がり、まずまず活発で安堵。
予定を10分オーバーして16時20分、終了。
(降雪のためこの後の講義は休講)
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↑ 1コマ目終了(14時43分頃)
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↑ 2コマ目終了(16時37分頃)
16時の気温、-0.7度。

年に1度の群馬大学医学部の講義も、2009年度に始まってもう9年目。
毎年100~120名の医学生の卵に話をしているので、累計ではもう1000人以上になる。
最初の3年間の受講生のほとんどは、もう国家試験を通って医師になったはず。
そう思うと、なんだか感慨深い。
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(続く)

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