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12月6日(土)家猫さんと初冬の京都(その1:北野巡り:大将軍八神社・北野天満宮) [旅]

12月6日(土)
家猫さんと冬の京都へ。
最初の予定では、名残の紅葉を見に行くはずだったが、今年は紅葉が1週間ほど早く、時期外れになってしまった。
新横浜駅9時49分発の「のぞみ21号」に乗車。
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朝食が軽かったので、駅弁を1つ買って、半分ずつ食べる。
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↑ あにゃご寿司。
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↑ おいしいにゃ。

強い冬型で、関ヶ原から湖北平野にかけては真っ白。
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11時50分、京都駅に到着。
京都駅から地下鉄で四条へ。
四条通を歩いて、西洞院の「ホテルマイステイズ京都四条」に荷物を預ける。
タクシーで北野へ。
まず、大将軍八神社へ。
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ここ、今は普通の神社のようなふりをしているが・・・、
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実は陰陽道の方位神である大将軍神を祀っている。
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大将軍神は建築や転居、旅行などの際に方角の吉凶を司る神であり、平安時代から人々の崇敬を集めた。
社号の「八神社」は、陰陽道の暦神「八将神」(太歳神、大陰神、歳刑神、歳破神、歳殺神、黄幡神、豹尾神)を祀るため。
現在は大将軍神=素戔嗚尊、太歳神=天忍穂耳命、大陰神=市杵嶋姫命のように、陰陽道の神に神道の神を配当している。

大将軍八神社には、平安時代中期から末期に制作された木造大将軍神像が80躯(重要文化財)も収蔵されているが、資料館は閉まってたのでパス(私は以前に見学しているので)。

このあたり(大将軍商店街)は、平安京の一条通りに相当するので、今、「京都一条妖怪ストリート」として売り出しているらしい。
http://www.kyotohyakki.com/
その昔、「百鬼」が一条通りを「夜行」したからとか…。
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↑ おや?人似猫が・・・。
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↑ 漬物工場の前に止まっていたトラックの荷台。赤カブが山盛り。

少し歩いて北野天満宮へ。
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参道左側にある「伴氏(ともうじ)神社」。
天満宮の祭神菅原道真の母が伴氏(奈良時代の大伴氏)出身なので。
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石(花崗岩)鳥居の根石が蓮華座なのが珍しい(鎌倉時代:重要文化財)。
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のだが、家猫さんは頭上になっている実の方を気にしている。
楼門。何とか画伯が描いた来年の干支の絵馬が掛けられている。
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未(ひつじ)くるな~ぁ、来年は猫歳だ~ぁ!
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こちらは、絵馬堂の古い絵馬。
明治時代頃のものと思うが、もう少しちゃんと保存した方がいいのではないだろうか。
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北野天満宮は、いうまでもなく宇多~醍醐朝の右大臣で昌泰の変(901)で大宰府に左遷されて没した菅原道真の霊を祀る神社。
天慶5年(942)、右京七条の巫女多治比文子(たじひのあやこ)に託宣があり、それに基づいて天暦元年(947)、北野の地に祀られた。
以後、道真の祟りを恐れる藤原忠平流(摂関家)の寄進・保護を受けて発展した。
お参りするのは11年ぶりかな。
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天神さんの裏手で、やっと、紅葉の名残を見つけた。
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(続く)