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国学院大教授、路上で死亡=交通事故巻き込まれか [訃報・追悼]

12月17日(水)
國學院大學の吉田恵二教授(考古学)が亡くなられた。
病死ではなく事故死で・・・。
私が大学院に入ってから奈文研(国立奈良文化財研究所)から着任されたので、講義を受けたことはないが、海外調査旅行などでご一緒した。
もう15年以上、お会いしてないたが、こんな亡くなり方をされるなんて、なんとも傷ましい限りだ(合掌)。

お酒が好きな先生だった。
(少なくとも壮年期までは)かなり酩酊することがあった。
酒癖が直っていないとするならば、もしかすると、それが事故の一因になったのかも?、と思ってしまう。
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国学院大教授、路上で死亡=交通事故巻き込まれか-警視庁

東京都多摩市豊ケ丘で13日深夜、国学院大文学部教授の吉田恵二さん(67)=同所=が倒れているのが見つかり、14日未明に死亡が確認された。警視庁多摩中央署によると、交通事故に巻き込まれた可能性があり、同署が自動車運転処罰法違反(過失運転致死)の疑いで捜査している。
13日午後11時20分ごろ、車で通りかかった会社員男性(42)が、路上に倒れている吉田さんを発見し119番した。吉田さんは自宅近くでタクシーから降りた直後だったとみられ、搬送先の病院で14日未明に死亡が確認された。
遺体を解剖したところ、心臓が破裂し、あばら骨が複数折れていたことが判明。同署は車にひかれるなどした疑いがあるとみている。
「時事通信」2014年12月17日17時31分
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2014121700710

稀有の「強い冬型」 [天文・気象・生物]

12月17日(水)
昨日の帰宅時(18時過ぎ)、強い雨と風と寒さで、とても辛かった。
16日18時の天気図を見ると、990hPaの強力な低気圧がまさに神奈川県付近を通過中。
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今朝、17日06時の天気図を見ると、低気圧は北海道の南東沖で964hPaにまで発達中。
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予想では、今後948hPaにまで発達するとのこと。
冬の北西太平洋で低気圧(アリューシャン低気圧)が台風並みに発達することはしばしばあるが、それでも中心気圧が950hPaより下がるのは、かなり珍しい。
今日は稀有の「強い冬型」になりそうで、いろいろ(暴風雪)要警戒。

【追記(20時)】
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↑ 根室市で高潮被害が発生(9時56分)。
台風並みの低い気圧による吸い上げ効果と強風による吹き寄せで、満潮時の潮位がさらに上がったため。
https://twitter.com/mmm_pg01/status/545019728842866688/photo/1
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↑ 17日12時。中心気圧が948hPa(発達のピーク)
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↑ 17日18時。中心気圧が956hPa

12月16日(火)都留文科大学「ジェンダー研究1」第12講「(模擬授業)よのなか科『差異と差別を考える』」   [お仕事(講義・講演)]

12月16日(火)   雨  大月  4.2度 
5時20分、起床。
朝食は、新丸子駅前「ブーランジュリー・メチエ」のショコラクリーム・ホーンとコーヒー。
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シャワーを浴びて、髪にあんこを入れて、頭頂部で結んで、シュシュを巻く。
6時、化粧と身支度。
、黒のブーツカットパンツ、黒網の膝下ストッキング、黒のショートブーツ、焦茶のトートバッグ。
黄色のニットのポンチョ。

7時過ぎ、家を出る。
幸い雨はまだ降っていない。
新丸子駅から東急東横線各駅停車に乗り、自由が丘駅で急行に乗り換え。
そのまま東京メトロ副都心線に入って新宿三丁目駅で下車。
地下道を歩いてJR新宿駅東南口に出る。
8時10分、新宿駅に到着。
新宿駅南口の駅弁屋で昼食用のお弁当を買い、8時30分発の「あずさ7号」に乗車。
今日は、悪天候で富士山は絶望的。
落ち着いてコメント票を読む。9時38分、大月駅に到着。
9時46分発の富士急行「フジサン特急3号」(2000形)に乗り継ぐ。
10時04分、都留文科大学駅に到着。
歩いて7分ほどの大学へ。
寒い!(10時の大月の気温3.3度。都留大はそれより2度ほど低い)
途中で白いものが降り出す。
大学に着いたころには本降りの雪になる。
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レジュメは210部印刷。
10時50分、講義開始。
コメント票へ対応した後、第11講「テレビ・メディアとジェンダー(2)―テレビドラマによる「ミス・リード」―」の残りを説明する。

1 ドラマ「ラスト・フレンズ」を見る
【参考映像】「ラスト・フレンズ」(フジテレビ系列 2008年4~6月)
 (抽出シーン1) 瑠可が眠っている美知留にキスするシーン
 (抽出シーン2) 瑠可が病院のサイトを見るシーン 
 (抽出シーン3) メンタルクリニックのシーン
 (抽出シーン4) 瑠可が父親へカミングアウトするシーン、父親の述懐シーン
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2 脚本家・浅野妙子さんへのインタビュー
3 「ラスト・フレンズ」の問題点
 (1) 女性同性愛(レズビアン)の隠蔽
 (2) 女性同性愛(レズビアンと性同一性障害(FtM)の混乱 
 (3) 性的マイノリティ当事者の意見をほとんど無視
4 現実世界への影響

残り1時間で、第12講「(模擬授業)よのなか科『差異と差別を考える』」に入る。
Ⅰ 藤原和博氏の「よのなか科」について
 1 藤原和博とは?
 2 「よのなか科」とは
Ⅱ 「よのなか科」特別授業「差異と差別を考える(ゲスト講師:三橋順子)
 1 実施
 2 授業のテーマと基本方針
 3 授業の進行
  (1)ゲスト(三橋順子)の自己紹介と3つの質問
  (2)「あなたの男女度チェック」
  (3)「マイノリティ体験」を語ってもらう(生徒・参加者)
  (4)ゲスト(三橋)のお話
  (5)藤原校長のお話
 4 授業の成果と影響
  (1)生徒の受け止め
  (2)テレビでの紹介
  (3)新聞・雑誌などの反応
  (4)教育界の反応

時間がないので、「よのなか科」の授業を紹介したニュース番組のビデオを見てもらい、全体の様子を理解してもらった上で、「あなたの男女度チェック」だけを学生さんにやってもらう。
その上で、「誰もがマイノリティになる可能性があること」 「違いがあっていいんだよ」 「人と違うことを自分の弱点にしてはいけない」 「人と違うところを自分の個性・特長に変える努力をして、強く生きて欲しい」 「差異+マイナス価値づけ=差別」など、この授業の要点を解説。
最後に、「将来、皆さんが教員になって、もしこの授業をやりたかったら、私の受講生に限り、必要経費だけのギャラ無しで、日本中どこにでも行きます」と約束。
「それでは良いお歳を、また来年」

かなり無理をしたが、これで遅れを完全に回復、やっと計画通りの進度になった。

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↑ 今日の昼食。
新宿駅で買った「鮭はらこ弁当」(1100円:新宿駅ほか:NRE)。
シンプルだが、おいしい。

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↑ 昼休み。雪は本降りの雨になり、校舎間の移動はダッシュ。
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↑ 定点観測の銀杏。

14時40分、講義終了。
講師控室で、残りレジュメの整理。
15時15分、辞去。
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15時28分の上り電車に乗車。
大月駅に15時49分に到着。
16時01分発の「かいじ118号」に乗り換え。
16時38分、立川駅に到着、JR南武線に乗り換え、16時55分発の電車に座っていく。
17時41分、武蔵小杉駅に帰着。
(続く)