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資生堂の「ザ・コラーゲン」のCM [テレビ批評]

12月5日(金)
資生堂の「ザ・コラーゲン」のCMに出てくるゴージャスで美しいマダム、誰かと思ったら・・・、
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https://www.youtube.com/watch?v=MtE2_Vobe_4
後藤久美子さんだった。
ちょっと、びっくり。
まあ、彼女も40歳、夫は元F1ドライバーのジャン・アレジ(フランス、202戦1勝)だから、まぎれもなくヨーロッパのセレブ夫人(スイス・ジュネーヴ在住)、大貫禄なのは当然なのだが。

でも、私の世代には、「ゴクミ」の愛称の華麗な美少女イメージが強く残っている。
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彼女の場合、20代後半から30代のほとんどの時期、日本の芸能界から消えていて、間のイメージが抜けているから、余計に違和感を感じるのだろうなぁ。

美少女が美人になるのは当たり前かもしれないが、誰もがそうなるわけでもない。
後藤久美子さん、とても素敵に歳を重ねたと思う。

12月4日(木)家でいろいろ・・・。 [日常]

12月4日(木)  雨  東京   13.2度   湿度90%(15時)

8時半、起床。
昨夜は倒れるように眠ってしまったので、約10時間の睡眠。
熟睡してやっと疲労回復、
シャワーを浴びて、髪と身体洗う。
朝食は、いちご・デニッシュとコーヒー。

今日は家に居られるので、いろいろ仕事関係の雑事を処理。。
先日、打ち合わせした川崎市の講座のチラシをチェックしてOKのメールを送る。
新規に講師依頼メールが来た東京某区に講座について、引き受けのメールを送る。
昨日の「日記」を書く。

途中、台所に立って、昨日、煮たぶり大根を手直し。
養殖ぶりで脂が多すぎるので、丁寧に除去。
味も少し薄味だったので煮詰める。
さっそく昼食で試食。
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うん、まずまずかな。

来週から始まる早稲田大学基幹理工学部のリレー講座「越境する文化」のレジュメをまとめて、TAさんに送信。
先日、出版社に送信した論文原稿について、編集者から数字が算用数字なので漢数字に直せ、偉い先生が査読するので、データ送信じゃなくプリントアウトして郵送せよ、という返事。
面倒くさいので、しばらく放置する。

夕食は、ぶり大根。
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たらと舞茸のお汁。
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食後、衆議院選挙の中盤情勢分析と議席の予想作業。
序盤より、自民党がかなり伸び、それに対して支持率が伸びない維新の党が落ち込んでいる。
とりわけ、維新の党の最大の拠点である大阪府の選挙区で軒並み自民党に競り負けそうな情勢になってきた。
このままだと、現有42議席を大きく割り込み30議席にも届かないかもしれない。
日本維新の会から分党した次世代の党も壊滅的状態で、若手・中堅議員の討死続出で、もしかすると党首の平沼さん(75歳)と顧問の園田さん(72歳)しか残らないかもしれない。
解党してしまったみんなの党、消滅危機の生活の党も含めて、「第3極」が総崩れの状態に。

その分のだいたい35議席分を、自民+公明、民主、共産が分け合う状況で、自民党は単独で300議席、自民+公明で340議席の大勝利になりそう。
共産党も躍進して、現有8議席の倍増+αという状況。
民主党は少しだけ失地回復するも、低迷状態は変わらない。

明け方、染織文化講座の担当者と『ふたたび性欲の研究』の編集者さんにメール。
やっと一段落。
疲れた・・・。

就寝、6時。

ハマザキカク著『ベスト珍書―このヘンな本がすごい!―』に・・・ [読書]

12月4日(木)
先日、マイミク&Facebookつながりの「ぷくむく」さんに会ったとき、「順子さんが関わっている本が載ってるよ」とプレゼントされた本(感謝)。
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ハマザキカク著『ベスト珍書―このヘンな本がすごい!―』(中公新書ラクレ、2014年9月)
著者は「珍書プロデューサー」と称する方で、本業は社会派出版社の編集者らしいが、2000年以降に出た新刊を全点チェックしている「本マニア」「珍書マニア」の方。

私が関わったどの本がお眼鏡にかなったのだろう? やっぱり『女装と日本人』かなと思いながら掲載頁を探す。
すると、かなり後ろの方の第9章「珍エロ本」」というカテゴリーに取り上げられていたのは・・・。
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矢島正見編著『戦後日本女装・同性愛研究』(中央大学出版部 2006年)意外だった。
こんなほとんど誰も読まないような地味な本に目をつけるなんて、このハマザキさんという方、相当な「目利き」だ。

見出しには「ほとんどインタビューで写真や図のない女装研究集大成」とある。
なるほど、女装本は写真がたくさんある、というのが一般的なのか・・・。
本文は、私の論文「現代日本のトランスジェンダー世界」と「『性転換』の』社会史」の紹介。
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この本の価値は、収録されている4人の方(3人のベテラン女装者と1人の女装者愛好男性)のロング・インタビューにある。
まあ、そこまで読み込むのを求めるのは、無理かもしれないが。

ともかく、「日本社会病理学会・出版奨励賞」を受賞したものの、世の中的にはまったく日の当たらなかったこの本を紹介してくださって、うれしかった。
ハマザキさん、ありがとうございました。