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「暗君説話」 [テレビ批評(光る君へ)]

1月29日(月)

花山天皇が即位式の日(985年)、高御座に女官(馬内侍)を引っ張り込んで「令犯馬内侍給(馬内侍を犯さしめ給ふ)」という「暗君説話」を最初に記したのは大江匡房の『江談抄』(1100年代の成立)。
120年くらい経っている。

ちなみに、大江匡房は赤染衛門先生の曾孫。
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倫子(ともこ)様の愛猫 [テレビ批評(光る君へ)]

1月29日(月)

「光る君へ」第4回「五節の舞姫」
左大臣源雅信の姫君・倫子(ともこ)様の愛猫。
4-2光る君へ.jpg
『源氏物語』では猫が重要な役割を果たすので、今後も猫の出演に期待。

画像とテロップが合っていない(笑)
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「光る君へ」第4回「五節の舞姫」 [テレビ批評(光る君へ)]

1月29日(月)
「光る君へ」第4回「五節の舞姫」

五節の舞(ごせちのまい)は収穫祭である新嘗(にいなめ)祭の豊明節会(とよあかりのせちえ)で、行われる女舞。
大歌に合わせて、4人の舞姫によって舞われる(大嘗祭は5人)。

舞姫は、公卿2人、殿上人・受領の娘2人が奉仕する。
ただし、公卿は配下の娘を代役に出すこともあった。
今回の「まひろ」はそのケース。
4-1光る君へ.jpg
↑ 『年中行事絵巻』

『源氏物語』少女巻では、光源氏の乳母子で忠実な従者の藤原惟光(これみつ)の娘が五節の舞姫となるのも同様。
彼女は、その後、宮中に上がり典侍(ないしのすけ)になり、光源氏の嫡男・夕霧の側室になり、惟光の長年の忠節が報われる。

このドラマ、ドラマの筋と『源氏物語』のエピソードが二重写しになっている。
主人公・紫式部の側から言えば、『源氏物語』のエピソードには作者が経験したことが取り込まれているという設定。
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桐島聡と思われる男性、死亡 [事件・事故]

1月29日(月)

「東アジア反日武装戦線・さそり」のメンバーの桐島聡と思われる男性が、末期がんのため神奈川県内の病院で死亡。

あ~ぁ、これで逃亡49年の真相はわからず仕舞い。
「死人に口なし」で、逃亡を助けた極左支援者は一安心。


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「LGBTトランプ」 [現代の性(同性愛・L/G/B/T)]

1月28日(日)

東海林毅監督が、インドのムンバイ・クィア映画祭のお土産でもらってきた「LGBTトランプ」、インドの著名LGBTが描かれている。

これ日本でも作ったら面白いと思う。

① まず53枚の枠をL/G/B/Tでどう分けるかで揉める。
② 53人に誰を選ぶかで大揉め。
③ 「なんであたしが『2』で、あんたが『Q』なのよ!」と大揉め
④ 誰がジョーカーかで、さらに揉める。
⑤ Trans-womanの選定が「ルッキズムだ!」と非難囂々。

確実に血の雨が降る。
私は高みの見物(笑)。
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1月28日(日)東海林毅&久保豊「KASHISHムンバイ国際クィア映画祭参加レポート&クィア映画本音レビュー」 [現代の性(性別越境・性別移行)]

1月28日(日)

14時過ぎ、代官山の「アマランスラウンジ」へ。

東海林毅と久保豊さんの「KASHISHムンバイ国際クィア映画祭参加レポート&クィア映画本音レビュー」とても面白かった。

映画批評をどうやって映画制作の現場に届けるかが、とくにセクシュアル・マイノリティをテーマにした作品では、難しい。
『ミッドナイトスワン』(2020年)のようなどうしようもない映画が作られてしまう仕組みこそが問題。

インドのムンバイは、インド映画の中心地であると同時に、多様性に富んだインドの中でも、最も西欧文化の影響が強い都市。
西洋化が進んでいる反面、インドの伝統的・土着的文化は崩壊傾向が著しい。

だから、ムンバイの「ヒジュラ」(土着的なサードジェンダー)は、インドの中でもいちばん困難な状況にある。

一方で、西欧由来の「LGBT」人権運動は、ムンバイが最も進んでいる。

映画祭のクロージング・セッションのトリで出てきたトランスジェンダーの歌手の歌唱力すばらしかった。
艶のあるアルトは、世界的にTrans-womanの特性なのだと思った。

あと、司会の人が着ていた、トランスジェンダー・カラーのサリー、欲しい。


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