「光る君へ」第4回「五節の舞姫」 [テレビ批評(光る君へ)]
1月29日(月)
「光る君へ」第4回「五節の舞姫」
五節の舞(ごせちのまい)は収穫祭である新嘗(にいなめ)祭の豊明節会(とよあかりのせちえ)で、行われる女舞。
大歌に合わせて、4人の舞姫によって舞われる(大嘗祭は5人)。
舞姫は、公卿2人、殿上人・受領の娘2人が奉仕する。
ただし、公卿は配下の娘を代役に出すこともあった。
今回の「まひろ」はそのケース。
↑ 『年中行事絵巻』
『源氏物語』少女巻では、光源氏の乳母子で忠実な従者の藤原惟光(これみつ)の娘が五節の舞姫となるのも同様。
彼女は、その後、宮中に上がり典侍(ないしのすけ)になり、光源氏の嫡男・夕霧の側室になり、惟光の長年の忠節が報われる。
このドラマ、ドラマの筋と『源氏物語』のエピソードが二重写しになっている。
主人公・紫式部の側から言えば、『源氏物語』のエピソードには作者が経験したことが取り込まれているという設定。
「光る君へ」第4回「五節の舞姫」
五節の舞(ごせちのまい)は収穫祭である新嘗(にいなめ)祭の豊明節会(とよあかりのせちえ)で、行われる女舞。
大歌に合わせて、4人の舞姫によって舞われる(大嘗祭は5人)。
舞姫は、公卿2人、殿上人・受領の娘2人が奉仕する。
ただし、公卿は配下の娘を代役に出すこともあった。
今回の「まひろ」はそのケース。
↑ 『年中行事絵巻』
『源氏物語』少女巻では、光源氏の乳母子で忠実な従者の藤原惟光(これみつ)の娘が五節の舞姫となるのも同様。
彼女は、その後、宮中に上がり典侍(ないしのすけ)になり、光源氏の嫡男・夕霧の側室になり、惟光の長年の忠節が報われる。
このドラマ、ドラマの筋と『源氏物語』のエピソードが二重写しになっている。
主人公・紫式部の側から言えば、『源氏物語』のエピソードには作者が経験したことが取り込まれているという設定。
2024-01-29 17:23
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