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1月28日(日)東海林毅&久保豊「KASHISHムンバイ国際クィア映画祭参加レポート&クィア映画本音レビュー」 [現代の性(性別越境・性別移行)]

1月28日(日)

14時過ぎ、代官山の「アマランスラウンジ」へ。

東海林毅と久保豊さんの「KASHISHムンバイ国際クィア映画祭参加レポート&クィア映画本音レビュー」とても面白かった。

映画批評をどうやって映画制作の現場に届けるかが、とくにセクシュアル・マイノリティをテーマにした作品では、難しい。
『ミッドナイトスワン』(2020年)のようなどうしようもない映画が作られてしまう仕組みこそが問題。

インドのムンバイは、インド映画の中心地であると同時に、多様性に富んだインドの中でも、最も西欧文化の影響が強い都市。
西洋化が進んでいる反面、インドの伝統的・土着的文化は崩壊傾向が著しい。

だから、ムンバイの「ヒジュラ」(土着的なサードジェンダー)は、インドの中でもいちばん困難な状況にある。

一方で、西欧由来の「LGBT」人権運動は、ムンバイが最も進んでいる。

映画祭のクロージング・セッションのトリで出てきたトランスジェンダーの歌手の歌唱力すばらしかった。
艶のあるアルトは、世界的にTrans-womanの特性なのだと思った。

あと、司会の人が着ていた、トランスジェンダー・カラーのサリー、欲しい。


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