NHK大河ドラマ「光る君へ」 [テレビ批評(光る君へ)]
1月7日(日)
「紫式部」(藤原為時の娘、女房名は「藤式部」)という人は、その作品とされる『紫式部日記』『源氏物語』、そして後代の人が編纂した歌集『紫式部集』以外にほとんど史料がなく(藤原実資の日記『小右記』にちょこっと出てくる)、歴史研究者としては、とても扱いにくい人。
逆に、いろいろ想像する余地が大きいわけで、今夜から始まるNHK大河ドラマ「光る君へ」も、そうした路線(歴史フィクション)になると思う。
元・平安時代史研究者としては「え~!、それはないでしょう」と思う場面もあると思うが、できるだけ寛容な目で見ようと思う。
時代考証の倉本一宏さん(国際日本文化研究センター教授)も、そういう認識だと思う。
ひとつ間違いないことは、才能のある女性を、自分の娘(一条天皇の中宮・彰子)付きの女房(侍女)&家庭教師に起用して、『源氏物語』を執筆する環境を与えたのは、時の権力者・左大臣(内覧)藤原道長だということ。
それだけでも、道長は偉大である。
「紫式部」(藤原為時の娘、女房名は「藤式部」)という人は、その作品とされる『紫式部日記』『源氏物語』、そして後代の人が編纂した歌集『紫式部集』以外にほとんど史料がなく(藤原実資の日記『小右記』にちょこっと出てくる)、歴史研究者としては、とても扱いにくい人。
逆に、いろいろ想像する余地が大きいわけで、今夜から始まるNHK大河ドラマ「光る君へ」も、そうした路線(歴史フィクション)になると思う。
元・平安時代史研究者としては「え~!、それはないでしょう」と思う場面もあると思うが、できるだけ寛容な目で見ようと思う。
時代考証の倉本一宏さん(国際日本文化研究センター教授)も、そういう認識だと思う。
ひとつ間違いないことは、才能のある女性を、自分の娘(一条天皇の中宮・彰子)付きの女房(侍女)&家庭教師に起用して、『源氏物語』を執筆する環境を与えたのは、時の権力者・左大臣(内覧)藤原道長だということ。
それだけでも、道長は偉大である。
M4.3で震度6弱? [地震・火山・地質]
1月6日(土)1600万アクセス到達 [日常]
1月6日(土)
2024年1月6日頃、1600アクセスに到達しました。
1500万アクセスが2022年9月14日だったので、1500~1600万アクセスは15カ月と22日(479日)かかった計算(1日平均約2088アクセス)。
ちなみに、過去と比較すると、
1500~1600万アクセス 15カ月と22日(479日)
1400~1500万アクセス 7か月と5日(219日)
1300~1400万アクセス 6カ月と18日(202日)
1200~1300万アクセス 6カ月(181日)
1100~1200万アクセス 7カ月と20日(234日)
1000~1100万アクセス 8カ月と25日(268日)
900~1000万アクセス 7カ月と18日(230日)
800~900万アクセス 6カ月と26日(209日)
700~800万アクセス 8カ月 (243日)
600~700万アクセス 8カ月と19日(264日)
500~600万アクセス 7カ月と14日(228日)
400~500万アクセス 7カ月と18日(231日)
300~400万アクセス 7カ月と25日(239日)
がっくっりペースが落ち、過去最低のペースでした。
相変わらずいろいろ多忙で、思うように更新できないことに加えて、ブログというシステムが社会的に時代遅れになったということでしょう。
とはいえ、今後もマイペースで続けていこうと思いますので、よろしくお願いいたします。
2024年1月6日頃、1600アクセスに到達しました。
1500万アクセスが2022年9月14日だったので、1500~1600万アクセスは15カ月と22日(479日)かかった計算(1日平均約2088アクセス)。
ちなみに、過去と比較すると、
1500~1600万アクセス 15カ月と22日(479日)
1400~1500万アクセス 7か月と5日(219日)
1300~1400万アクセス 6カ月と18日(202日)
1200~1300万アクセス 6カ月(181日)
1100~1200万アクセス 7カ月と20日(234日)
1000~1100万アクセス 8カ月と25日(268日)
900~1000万アクセス 7カ月と18日(230日)
800~900万アクセス 6カ月と26日(209日)
700~800万アクセス 8カ月 (243日)
600~700万アクセス 8カ月と19日(264日)
500~600万アクセス 7カ月と14日(228日)
400~500万アクセス 7カ月と18日(231日)
300~400万アクセス 7カ月と25日(239日)
がっくっりペースが落ち、過去最低のペースでした。
相変わらずいろいろ多忙で、思うように更新できないことに加えて、ブログというシステムが社会的に時代遅れになったということでしょう。
とはいえ、今後もマイペースで続けていこうと思いますので、よろしくお願いいたします。
幻聴かな [お仕事(講義・講演)]
1月6日(土)
昨夜、某所で、11月28日(木)に新宿で開催される某学会で、話をするように、と言われた気がするのだけど・・・。
幻聴だったことにしよう。
昨夜、某所で、11月28日(木)に新宿で開催される某学会で、話をするように、と言われた気がするのだけど・・・。
幻聴だったことにしよう。
「はりまメンタルクリニック」戸籍変更診断書統計2023 [現代の性(性別越境・性別移行)]
1月6日(土)
「はりまメンタルクリニック」の戸籍変更診断書統計。
https://annojo.hatenablog.com/entry/2023/12/28/000000
【件数と性比】
2023年 109件 FtM62、MtF47(1.32:1)
2022年が105件、2023年は+4件で、大きな変動はなし。
ただ、FtMとMtFの比は、1.14→1.32と開いてきた(元に戻りつつある?)。
【年齢分布】
FtMは、20~29歳が30人(48%)、30~39歳が24人(39%)、40~49歳が7人(11%)、50~59歳が1人。
MtFは、18~29歳が22人(47%)、30~:39歳が12人(26%)、40~49歳が7人(15%)、50~59歳が4人、60~64歳が2人。
【SRS医療機関】
FtMは、国内36、国外16
MtFは、国内20、国外27
「はりまメンタルクリニック」は、全国で発行される戸籍変更診断書の約9分の1を1つのクリニックで書いているので、全国の状況を推測するサンプルになる。
「はりまメンタルクリニック」の戸籍変更診断書統計。
https://annojo.hatenablog.com/entry/2023/12/28/000000
【件数と性比】
2023年 109件 FtM62、MtF47(1.32:1)
2022年が105件、2023年は+4件で、大きな変動はなし。
ただ、FtMとMtFの比は、1.14→1.32と開いてきた(元に戻りつつある?)。
【年齢分布】
FtMは、20~29歳が30人(48%)、30~39歳が24人(39%)、40~49歳が7人(11%)、50~59歳が1人。
MtFは、18~29歳が22人(47%)、30~:39歳が12人(26%)、40~49歳が7人(15%)、50~59歳が4人、60~64歳が2人。
【SRS医療機関】
FtMは、国内36、国外16
MtFは、国内20、国外27
「はりまメンタルクリニック」は、全国で発行される戸籍変更診断書の約9分の1を1つのクリニックで書いているので、全国の状況を推測するサンプルになる。
1月5日(金)ハーバード大学の院生さんと面談 [性社会史研究(性別越境・同性愛)]
1月5日(金)
16時、新宿でハーバード大学の院生さんと面談。
とても聡明な方で、お話ししていて楽しかった。
お母さんが日本人、お父さんがアメリカ人で、高校まで日本で育ったとのことで、日本語が母国語、小中学校はインターナショナル・スクールに通っていたとのことで、日・英のバイリンガル。
それにしても、日本の「普通の高校(と彼女は言った)」からハーバード大学に進学するって、ちょっと想像が付かない。
日本の性別越境者の芸能(主に音楽)で博士論文を書きたい、メインは現代のフィールドワークだけど、その背景として、歴史的なことを知りたい、ということで、私にレクチャーを求めたとのこと。
私の本も読んでいて。よく勉強している。
ご希望に応じて、日本における性別越境者の芸能の歴史について知っていることを述べる。
さらに、発声についても。
いろいろ話が広がり、レクチャーは2時間半に及んだ(私のレクチャーは2時間が基本なので30分サービス)。
最後に、本にサインして終了。
彼女が博論を書くのは早くても3年後。
「その時まで私が生きているかわからないけど、頑張ってね」
と別れた。
16時、新宿でハーバード大学の院生さんと面談。
とても聡明な方で、お話ししていて楽しかった。
お母さんが日本人、お父さんがアメリカ人で、高校まで日本で育ったとのことで、日本語が母国語、小中学校はインターナショナル・スクールに通っていたとのことで、日・英のバイリンガル。
それにしても、日本の「普通の高校(と彼女は言った)」からハーバード大学に進学するって、ちょっと想像が付かない。
日本の性別越境者の芸能(主に音楽)で博士論文を書きたい、メインは現代のフィールドワークだけど、その背景として、歴史的なことを知りたい、ということで、私にレクチャーを求めたとのこと。
私の本も読んでいて。よく勉強している。
ご希望に応じて、日本における性別越境者の芸能の歴史について知っていることを述べる。
さらに、発声についても。
いろいろ話が広がり、レクチャーは2時間半に及んだ(私のレクチャーは2時間が基本なので30分サービス)。
最後に、本にサインして終了。
彼女が博論を書くのは早くても3年後。
「その時まで私が生きているかわからないけど、頑張ってね」
と別れた。