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クラウド・ファンディング、残り8日 [現代の性(同性愛・L/G/B/T)]

11月11日(水)

いよいよ残り8日となったクラウド・ファンディング。
今の時点で、ご支援いただいた方263人、金額は516万円余に達した。
ほんとうに、ありがとうございました。

しかし、達成率は73%、目標の700万円はまだ遠い。
このままだと、私の予言(400万円到達時)「500万はいくけど、600万はむずかしい」の通りになってしまう。
まだ、奇跡が起こるかもしれないが・・・。

「アーカイブ」を設立することに反対する人はほとんどいないと思う。
つまり、総論的にはほぼ賛成なのだ。

実際、大勢の方から「応援メッセージ」をいただいた。
その豪華なラインナップは、そのまま本にしていいくらいだと思う。

なのに、支援金額は伸び悩んだ。
その原因は反省を込めて考えなければならない。

① 「コロナ禍」の大不況下にもかかわらず、目標金額が高すぎた。
これは、600万円と聞いていたのに必要経費が乗って700万になったとき、「高過ぎる」という危惧を抱いた。
実際、高額枠(10万、30万円)はほとんど入っていない。

② 基本的な広報力不足。
これは、クラファンが始まった時、「プライドハウス東京」のTwitterフォロワー数を確認して愕然とした。
1100人足らずしかなかったからだ(現在は1700人足らず)。
6000人を超えるフォロワーがいる私個人の5分の1くらいの広報力がない(まあ、私のフォロワーの3分の1くらいは「アンチ」の監視だが)。
これでは、いくらTwitterで広報をかけても限界があり、肝心の「アーカイブ支援お願い」の頁にたどり着かない。
日常的な広報活動の不足のツケが回ってきた感じだ。

③ 今一つ「信用」がない。
「アーカイブ」の設立には賛成だが、お金を出して支援するまでの「信用」ない。
突き詰めればここに至る。
「信用」については、本当に恒久的な施設になるのか? そして、どこまで本格的な、「質」を伴った施設になるのか?という懐疑があると思う。

前者については、3年後(2023年3月)までしか財政的裏付けがないことが「恒久性」という点での不安要素になっている。
後者については、「ただ本を集めるだけで、何をするのかが見えない」ということだろう。

とくにこの分野で専門性がある研究者のほとんどが、良く言えば「様子見」、率直に言えば「距離を置いている」のは、この2つの「信用」が足りないからだと思う。

こうした「信用不安」を払拭することができなかった。

私なりに「アーカイブ」の設立、クラファンの広報には力を尽くしたつもりだが、やはり個人の力には限界があった。

ということで、最後のご支援、よろしくお願いいたします。
LGBTQコミュニティ・アーカイブ.jpg
https://readyfor.jp/projects/lgbtq-archives

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