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20世紀末(1990年代前半)の商業女装クラブ(その11)初めての和装外出 [性社会史研究(性別越境・同性愛)]

1月18日(土)

「エリザベス会館」の外出イベントで、私がいちばん好きだったのは、7月の「浅草寺ほうづき市」。
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画像は1993年7月10日、私にとって初めての和装外出だった。

「あなたは着物が似合うからどんどん着なさい」と、「エリザベス会館」の和装女装の大御所・斎藤玲子さんのお墨付きをもらっていたが、この日の体験で自信を持った。

露店でたこ焼きを買うと、お兄さんが
「お姐さん、美人だから、おまけしちゃおう」
と、お皿に載りきれないくらいおまけしてくれる(6個→10個)。

ホオズキも
「お姐さん、きれいだからまけちゃおう!」
で、700円値引き。

露天商の商売というものは、そういうものだと、その時はまだ知らなかった(世間知らず)。

とはいえ、先輩たちが、皆まけてもらっていたかというと、そうでもなく・・・。

「エリザベス会館」に戻って、スタッフさんにその話をすると、
「世の中、そういうものなのよ。でも、そうじゃない人もいるから、あまり言っちゃ駄目よ」
と教わった。



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