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平賀源内の恋人(二世)瀬川菊之丞 [性社会史研究(性別越境・同性愛)]

1月15日(木)

NHK大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」で、男色家・平賀源内の恋人として紹介された(二世)瀬川菊之丞(1741~73年、中央)。
鈴木春信「江戸三美人」3.jpg
絶大な人気を誇った歌舞伎女形で、明和(1764~72年)の江戸三美人。
左は柳屋お藤、右は笠森お仙。

この「江戸三美人図」の作者・鈴木春信は、肉筆画は比較的少ないが、瀬川菊之丞は肉筆で描いている。
鈴木春信(肉筆)瀬川菊之丞(二世)太田美術館1.jpg
(太田美術館所蔵)
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ロサンゼルスの気候 [天文・気象・生物]

1月15日(水)

7日に発生したロサンゼルスの大規模山火事。1週間が経っても、まだ鎮火しない。

ロサンゼルスの気候は、ケッペンの気候区分で、地中海性気候(Csa 温帯夏季乾燥気候)で、夏はほとんど雨が降らないが、冬は比較的雨が多い。
ロサンゼルスの気候.jpg
ところが、昨秋は雨期になってもほとんど雨が降らなかった。
明らかな異常気象。

森林は乾燥し、山火事で焼失し、草原化する。
Csaの気候区で少雨化が進むと、やがてBS(ステップ気候)に遷移する。
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「家政夫のミタゾノ」第7シリーズ [現代の性(性別越境・性別移行)]

1月14日(火)

テレビ朝日系ドラマ「家政夫のミタゾノ」、今日から新シリーズ(第7シリーズ)が開始。
家政夫のミタゾノ1.jpg
男性が女装すると特殊能力(異能)が備わるという私の理論「双性原理」の現代版。
けっして美形ではない女装の家政夫が主人公のドラマが「ほぼ10周年」(実際は2016年からで9周年)を迎える人気シリーズということが、「双性原理」が現代に生きている証拠。

初回のゲストは中山美穂さん。
家政夫のミタゾノ(中山美穂).jpg
これが遺作となった。
悲しい。


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1月14日(火)眼科→歯科 [日常(通院)]

1月14日(火)

14時半、眼科クリニックへ。
検診、視力、前回(1カ月前)と変わらず(右0.1、左0.2)。
眼圧、前回より少し高めだが、正常値の範囲内。
ドライアイ、少し良くなっている。

遅い昼食。
「原宿餃子房」で、水餃子と棒棒鶏。

学芸大学駅に移動。
喫茶店で時間調整。
17時15分、歯科医院へ。
上左小臼歯の型取り。

18時40分、帰宅。
病院の「はしご」は疲れる。

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20世紀末(1990年代前半)の商業女装クラブ(その3)冬のコンテスト [性社会史研究(性別越境・同性愛)]

1月14日(火)

また、思い出したので記録。
東京の商業女装クラブ「エリザベス会館」では、冬に会員限定のコンテストがある。
11月にヤング、ヤングアダルト、アダルトの3部門に分けて候補写真が貼り出される。
投票は、女装会員と、下のショップにくる客で、1人1票。

12月中旬に集計して、各部門2名、計6名が大賞候補にノミネートされる。
で、12月20日前後のクリスマスパーティで、大賞と準大賞が決まる。
これは、社長以下スタッフの意向が大きい。

たしか1993年だったと思う。
長年在籍している大ベテランの方が、アダルト部門にノミネートされた。
ご本人は「今年こそ大賞を!」という意気込みだったのだろう。
ところが、結果は準大賞。

その方、授賞式の舞台を下りるなり、「こんなに貢献してるのに!」と叫びながら、準大賞の賞状を破り捨てた。
すぐ近くにいた私(ノミネート賞)は、その執念に驚くというか、ドン引きだった。

「エリザベス会館」に10年通って、たくさんお金を使っていても、1度もノミネートされず、毎年「クリスマスイブ賞」か「クリスマス賞」(努力賞・参加賞に相当、どちらがどっちか忘れた)に終わる人もいる。

コンテストというものは、華やかだけど、けっこう残酷なものだということを、知ることができた。
この方、一昨年、亡くなられた(ので書ける)。
このエピソートのように、気性に激しいところはあったが、私にはやさしい先輩だった。
あらためて、ご冥福を祈る(合掌)



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20世紀末(1990年代前半)の商業女装クラブ(その2)料金システム [性社会史研究(性別越境・同性愛)]

1月14日(火)

いろいろ思い出したので、記録しておく。

1990年代前半の東京の商業女装クラブ「エリザベス会館」の入場料は、1回5000円だった。
回数券だと5回20000円で少し安くなる。

それが基本料金で、一般的な女装衣装とウィッグのレンタル料、専属メイキャパーによる化粧料、「談話室」の使用料が含まれる。
下着とストッキングは別途購入(市場価格より高い)。

ドレスや着物を着たい人は別料金で、ウェディングドレスが15000円、振袖は着付け料込みで2万円前後だったと思う。

イベントに参加すると、その都度、追加料金が必要。
たとえば、春のお花見(上野公園)だと+6000円。
夏・冬の大きなパーティーだと+8000~10000円。
ともかく、お金が掛かる。

来館カードがあって、来館回数を競わせる。
トップクラスは、年間120回くらい。
回数券を使って48万円。
来館トップになると、賞品は回数券1冊(2万円)だったと思う。

上客の常連さんだと、来館料に特別衣装のレンタルやイベント参加で、年間100万円は使っていたと思う。
まさに「女装道楽」。

そういう世界で、貧しい研究者(私)が評価を得るには、年間2回あるコンテストで賞をとるしかなかった。

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