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20世紀末(1990年代前半)の商業女装クラブ(その14)キャバレー「ハリウッド」 [性社会史研究(性別越境・同性愛)]

1月18日(土)

1994年6月26日、「エリザベス会館」の外出イベントで、キャバレー「ハリウッド小岩店」に行った。
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なんで女装クラブのイベントでキャバレーに行くのか?よく分からないのだが(発言力のある先輩に行きたい人がいたのだろう)、それは、「ハリウッド」側もそうだったようで、ホステスさんの接客も、どこかぎこちなかった。
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私がいるテーブルに着いてくれたのは、同店のNo1のホステスさん(中学生のお子さんがいるシングルマザー、たぶん私と同世代の30代後半)だったが、どこかの店の「研修」だと思ったらしく、声をひそめて「合格は、あなたともう1人ね。あとはちょっと、使い物にならないわ」と言う。
「もう1人って誰ですか?」と問うと、
「あの子」
視線の先には村田高美さん。

ベテランホステスの慧眼、恐るべし。
その3年後、高美さんは新宿・花園八番街「高美」のママになり、私は歌舞伎町区役所通り「金ジュネ」のNo2になる。
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↑ No1ホステスさんと。

この時も、亀戸から往復タクシーの予定だったが、帰路、タクシーがなかなか拾えない。
「エリザベス会館」は21時半までに完全撤収なので、21時までに帰らないと、スタッフさんに迷惑がかかる。

ということで、私は数人を引き連れて、小岩駅から総武線の電車に乗った。
小岩ー新小岩ー平井ー亀戸で、所要時間8分。

タクシー組より早く帰り着き、定時の撤収に間にあい、スタッフさんには喜ばれたが、後日、S専務にひどく叱責された。
そして、このことも、「エリザベス会館」を追い出される一因になる。


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