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抄録、書いてしまった [お仕事(講義・講演)]

12月16日(金)

「日本がん・生殖医療学会・学術集会」(2023年2月25-26日:大宮ソニックシティ)のシンポジウム「トランスジェンダーの妊孕性温存」の抄録原稿、書いてしまった。

1400字制限で1397字。

論題は「トランスジェンダーと生殖権―これまでの議論の経緯を中心に―」。
医学系の学会だけど(だから)、1人くらい、人権の話をする人がいてもいいだろうということ。
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GID学会での「生殖医療」議論 [現代の性(性別越境・性別移行)]

12月16日(金)

さっそく調査。

(メモ)GID学会で生殖医療について、まともに論じられたの、この3回だと思う。
① 第13回GID学会・研究大会(2011年6月:ゲートシティ大崎)
シンポジウム「生殖医療の現状と問題点」
【座長】
花井 一夫 (犬山中央病院産婦人科)
富山 達大 (大阪ニューアートクリニック)
【演者】
石原 理 (埼玉医科大学医学部産婦人科)
 「性同一性障害と生殖医療」
久慈 直昭 (慶應義塾大学医学部産婦人科学教室)
 「性同一性障害カップルにおける非配偶者間人工授精」
香川 則子(加藤レディスクリニック)
 「生殖補助医療技術の最新知見

東日本大震災で3か月延期になった回。
香川先生のお話が印象に残っている。

② 第14回GID学会・研究大会(2012年3月:岡山大学)
シンポジウム4「家族を考える」
【演者】
香川則子(加藤レディスクリニック)
 「生殖医療技術の応用」
持田慎一(仮名)(FTM当事者)
 「AID(第3者精子による人工授精)による子どもの問題:FTM当事者からの声」
村上優子(岡山大学病院 産科婦人科)
 「生殖医療技術,特別養子縁組で子どもを持つことへの肯定感:アンケート調査から」
渡邉泰彦(京都産業大学 法務研究科)
 「親子関係について ― 法律の視点から」
出口 顯(島根大学法文学部 社会文化学科)
 「多様化する家族のかたち」

③ 第16回GID学会・研究大会(2014年3月:沖縄県那覇市)
ワークショップ「生殖医療の最前線 技術・倫理・法律」
【座長】
針間克己(はりまメンタルクリニック )
【演者】
香川則子(リプロセルフバンク)    
石原理(埼玉医科大学 産科婦人科学教室)     
大島俊之(弁護士法人 淀屋橋・山上合同)

精子凍結、卵子凍結をし、戸籍変更後に子供を得た場合、戸籍の性別の扱いは? 特例法の要件4「現に生殖機能を有しない」の解釈との関係は?という話が出た。
それは2020年代に現実化する。

論文
岡垣 竜吾「性同一性障害と生殖医療のかかわり」(『産婦人科の実際』 2013年12月号(62巻 13号)特集「GID(性同一性障害)を考える」



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「日本がん・生殖医療学会・学術集会」のシンポジウム「トランスジェンダーの妊孕性温存」 [お仕事(講義・講演)]

12月16日(金)

15時から、飛び入り(昨日、決まった)でZoom打ち合わせ。
諸般の事情で仕方なく(でも大事なことなので)みたいな仕事なので、ちょっと気が重い(胃が痛い)


その結果、「日本がん・生殖医療学会・学術集会」(2023年2月25-26日:大宮ソニックシティ)のシンポジウム「トランスジェンダーの妊孕性温存」、やっぱり、登壇することになってしまった。

この問題についての、日本での今までの経緯(ほとんど実質的な議論がない。なぜ関心・議論がないのか?)がすっぽり抜けてしまうのはまずいし、この問題に関心を持ち続け、事情を知っている人となると、私しかいない。

正直、この年齢で学会のシンポジウムに登壇するのは、心身つらいものがあるが、仕方がない。
「最後のご奉公」と思うしかない。

それにしても、抄録の原稿(1400字)、19日までに送れ、って、今日、何日だ?



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