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紅白歌合戦2019 [テレビ批評]

12月31日(火)

紅白歌合戦2019
坂本冬美、白と黒の地に金色の大輪の菊を配した中振袖。
流水紋の金は金糸か?

AI再現の美空ひばり、上手な物まねレベル。
まあ、そこまで再現できることが、すごいのだろうけど。
本物を知っている世代には、まだ通用しない。

perfumeの舞台、相変わらずすごいなぁ。
影絵のモチーフなのだけど、どれだけ手がかかっているのだろう?

石川さゆり、黒地に錆朱の曲線で波を表現。
白で波頭が描かれているので波だとわかるけど、かなり抽象的。
お馴染み「津軽海峡冬景色」、全盛期と比べると、やや声の艶と張りが落ちてきたかな。
さゆりさんも、来年62歳だから、無理もないのだけど。

竹内まりや、久しぶりに見たけど、「お化け」だな。
私と同年生(学年は彼女が1つ上)だぞ。
どう見たって40代じゃないか。
緑色のドレス、よく似合っていた。

だいたい同世代。
中島みゆき 1952年2月
松任谷由実 1954年1月
庄野真代  1954年12月
竹内まりや 1955年3月
渡辺真知子 1956年10月
石川さゆり 1958年1月
(参考)
三橋順子 1955年5月
家 猫  1957年11月

NHK紅白歌合戦で、竹内まりやと松任谷由実を聴けるとは思わなかった。
長生きはするものだなぁ。

そして、氷川きよし。
注目の衣装は・・・。
金のドラゴンに乗って、藍ラメのタイトなスーツ。
噂になっていた、ウェディングドレス姿じゃなかった。
つまらん。

また「お化け」が出てきたぞ。
松田聖子は、いくつだっけ?
1962年3月生まれの57歳。
1世代下だからな。
ちょっと声量、落ちたかな。

MISIA、すごかった。
レインボーフラッグの前で唄うエジプトの女王みたいだった。
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ダンサーの中にDQの人(マーガレット、hossy)が入っていた。
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それにしても、紅組、ユーミンからMISIAというライン、12月6日の「Live Pride」と同じ流れじゃないか。

何はともあれ、紅白歌合戦のトリで、レインボーフラッグが画面いっぱいに映り、出演者が虹旗を振る時代に、ようやくなったということ。
世の中、こうやって変わっていくんだ。
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いろいろ問題はあるものの、まずは「めでたい」ということで、新しい年を迎える。
新しい年も、よろしくお願いいたします。
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年越しそば [日常(料理・食べ物)]

12月31日(火)
(続き)
年越しそば。
家猫さんが買ってきてくれた、山形新庄の生そばを試す。
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黒くて太い見かけ、お値段は2人前で1000円。
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これは期待できるかなと思いながら茹でたけど、香り・味ともイマイチ。
少なくとも1000円はないな。

で、お値段的には半分以下の、毎度おなじみ秩父「武蔵屋」の半なまそばを茹でる。
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やっぱり、こっちがおいしい。
まあ、味覚の「慣れ」もあるのだろうけど。

お汁は、少しまともな牛肉を入れて、肉そばに。

ご馳走さま。
今年も1年、いろいろ食べることができました。
ありがとうございました。

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12月31日(火)温かな大晦日 [日常]

12月31日(火) 晴れ  東京  16.5度  湿度37%(15時)

11時、起床。
朝食はダークチェリーパイとコーヒー。
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親類・古い友人宛の年賀状(16通)を投函。
これで、年内投函の目標達成。

昼食は、お餅を試食。
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お雑煮に使う里芋を茹で剥きして、出汁で煮る。
今夜の年越しそばのつけ汁を作る。

温かな大晦日。
東京の最高気温は16.5度で、平年より6.1度も高い。
(続く)


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緒方貞子さんの伝記ドラマ [テレビ批評]

12月31日(火)

NHK総合で、元・国連難民問題(UNHCR)高等弁務官・緒方貞子さんの伝記ドラマ「緒方貞子 戦争が終わらない この世界」。
緒方さんは斉藤由貴が演じている。

1927年、東京市麻布区生れ。
5・15事件で暗殺された犬養毅総理大臣の曽孫、芳澤 謙吉外務大臣の孫、父はフィンランド特命全権公使の中村豊一。
日本生まれ、アメリカ育ちのバイリンガル。
新制第一期、つまり最初の女子大生(聖心女子大学)。
マザー・ブリット(聖心女子大学学長)の教え「自立的であれ、知的であれ、協力的であれ」。
アメリカ留学(ワシントン・ジョージタウン大学、リフォルニア大学バークレー校大学院、政治学の博士号を取得)。
博士論文は『満州事変と政策の形成過程』(原書房, 1966年)。
難民問題高等弁務官時代の徹底的な現場主義。
抜群の発想力、交渉力、実行力。
まさに偉大な生涯。

https://www2.nhk.or.jp/archives/tv60bin/detail/index.cgi?das_id=D0009050141_00000&fbclid=IwAR3AqDtuzzMnUe2GX9KzNTaz0rRDu_aeleteMfJkL0rChsRRBmZT0PoMOTY
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カルロス・ゴーン被告が、保釈条件を無視して国外に出国 [事件・事故]

12月31日(火)

カルロス・ゴーン被告が、保釈条件を無視して国外に出国。

空港や港のイミグレをすり抜けて出国したとすると、日本の出入国管理はボロボロということになる。
本人のパスポートは弁護士が預かっているそうだから、偽造、もしくは他人名義のパスポートを使ったのか?

被告の海外逃亡で、巨額の不正疑惑を明らかにする裁判も開廷不能。
日本の検察・司法の面子は丸つぶれ。

レバノンの報道機関が「カルロス・ゴーンはコントラバスの輸送ケースに入れられて出国した」と報道。
外交特権がある協力者の荷物に入ってイミグレを通過し、プライベート・ジェット機で出国したのか?
もしも、某国の大使館員が関与していたら、外交問題になるのは確実。
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NHK総合「ストレンジャー~上海の芥川龍之介~」 [性社会史研究(性別越境・同性愛)]

12月30日(月)

NHK総合スペシャルドラマ「ストレンジャー~上海の芥川龍之介~」を見ていたら、相公(Xiang-Gong 清朝以来の伝統的な女装少年男娼)が出てきた。

ドラマの原典の「上海游記」を調べないといけない。

ちなみに、私は日本における「相公」研究の第一人者。
(↑ 一人しか研究していにゃいにゃ)。
(参照)
三橋順子「中国の女装の美少年『相公』と近代日本」
(井上章一編『性欲の研究―エロティック・アジア―』平凡社、2013年5月)
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12月30日(月)年賀状投函 [日常]

12月30日(月) 曇り  東京  8.8度  湿度66%(15時)

11時、起床。
朝食は、苺デニッシュ(美味)とコーヒー。
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年賀状の添え書き、

昼食は、すき焼きの残り。
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夕方、年賀状(順子分)97通、投函。
3年間の不義理(喪中続き)で、だいぶ減った。
あとは、親類と古い友人の分(16通)。

夕食は、冷凍庫にあった鯵の干物。
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これだけでは足りないので、南伊豆で買ってきた金目鯛の干物。
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どちらも、おいしい。

お刺身(まぐろ中トロ)。
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菜の花の辛子醤油。
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やはり南伊豆で買ってきた。
やや育ちすぎで、かなり大きな束が100円だった。

鯨のベーコン。
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ラベルを見たら、ご禁制(世界的に禁漁)のナガスクジラ(アイスランド産)。
調べたら、アアイスランド少頭数だけ捕獲しているとのこと。

夜中、ブログ「日記」の手入れ。

就寝、4時半。

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『日本経済新聞』短期連載「1964→2020(2)」にコメント [現代の性(性別越境・性別移行)]

12月30日(月)
『日本経済新聞』の短期連載「1964→2020(2)」に、ちょっとだけコメントしました(後の方)。

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↑ 紙面版。電子版よりちょっと短い。
私のコメントも1つだけになっている。

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『日本経済新聞』(電子版)1964→2020(2)

出生前診断、同性婚… もがき悩み選ぶ私自身の道

鼻と口は自分、耳は夫に似ていた。夫婦は身長29センチ、体重450グラムの我が子を祐希と命名し、翌日、火葬場で別れを告げた。小さな体に合うひつぎは用意できず、きれいに飾ったお菓子の箱に、たくさんのおもちゃとともに納めた。青い服をまとった我が子の亡きがらは、一片の骨すら残らなかった。

神戸市の閑静な住宅街で、飯田美晴(仮名、42)は家族で1冊のノートを眺める。「あのさ、祐希くんって何年生?」。6歳の娘の問いに「本当なら、5年生だよ」と静かに応じる。日記「祐希の記録」には、命を巡る葛藤が詰まる。

11年前、超音波検査後に医師が告げた。「脳に異常があるかもしれない」。過去の流産と出産事故を経て、今度こそのはずだった。「どうして私ばっかり」。たじろぐ美晴に、医師は「産みますか、それとも」と畳みかけた。中絶が認められる妊娠22週未満まで8日しかなかった。

別の専門家の意見を求めて胎児医療が専門の夫律子医師を訪ねると、厳しい現実が待っていた。「お座りや寝返り、話すことすら難しい」

「生かされる」のは親のエゴでは。子どもが欲しくて妊娠したのに。揺れに揺れたが、最後は夫医師の言葉に押された。「赤ちゃんは、どれだけ悩み抜いて決断したかを知っている。だから、恨んだりしない」。美晴は中絶を選んだ。

「不幸な子どもの生まれない運動」。前回東京五輪からまもない1960年代半ば以降、兵庫県が展開した取り組みだ。旧優生保護法下で優生手術を推進し、羊水検査費用の一部を公費負担までした。社会には優生思想が満ち満ちていた。

それから半世紀。96年の同法廃止後も出生前診断の向上はめざましい。裾野も広がり、母親の血中の胎児のDNAを調べる新型出生前診断は、2013年の開始から7万人以上が受けた。「優生思想への逆戻りだ」といった批判もある。

ただ、直面した多くの人は悩み、もがく。「悲しくない訳ない。申し訳ない。この選択が正しかったのかも分からない」。美晴は日記にそうつづった。ぺちゃんこになった自分のおなかに涙をこらえ、「姿は見えなくても、そばにいてくれていると思っている。見守っていて」と必死に前を向く。
社会全体が一方向を向いていた時代に比べ、価値観と選択肢が多様化した今、自分の道を自分の責任で選び取るのは、自由だがハードだ。

弁護士の鈴木若菜(仮名、34)は東京都内のマンションの一室で、夕食をほお張る大輝(同、6)をいとおしそうに見つめた。大輝は、パートナーの真里江(同、31)の実子。3人は2年前から生活を共にする。

若菜と真里江は戸籍上は女性だ。同性の法律婚が認められていない日本では、法的には別世帯になる。それでも「みんながありのままでいられるのが家族」と、この形を選んだ。歯が抜ける、服が小さくなる。何気ない大輝の成長に、若菜はこの上ない幸福を感じる。

ジェンダー史に詳しい三橋順子氏は60年代の日本を「同性愛者は家族や社会から排除されかねず、公にできる環境ではなかった」と分析する。

その後、性的少数者を取り巻く環境は大きく変わった。世界保健機関(WHO)は93年、「同性愛は治療の対象にならない」と宣言。15年には米連邦最高裁が「同性婚を認めないのは違憲」とし、議論は一気に熱を帯びた。日本でも同11月には渋谷、世田谷両区がパートナーシップ証明書を発行、同様の取り組みは各地に広がりつつある。

大輝の保育園では、職員も保護者も自然に受け入れてくれる。みんな、大輝には「ママが2人」いるんだと知っている。男性の「パパ友」が子育て相談をしてきてくれたのも、若菜にはうれしかった。

ただ、手放しで受け入れられない人もなお多い。若菜の両親は3人の関係を認めていない。家族のことを話すと「恥ずかしいからやめなさい」。真里江の父は、実家で線香をあげようとした若菜を大輝の前で怒鳴りつけた。行政側の対応もまだ手探りで、役所の子育て相談の窓口で「法的な親子でないなら受け付けられない」と門前払いされたこともある。

16年リオ五輪では、50人以上の選手が性的少数者であることをカミングアウトし、話題を呼んだ。日本社会は「多様性」への世界的要請にどう応えるのか。三橋氏は「20年東京大会は、日本が試される場になる」とみている。

時代とともに揺らぎ、ひとところにとどまらない家族のかたち。手探りの選択はこれからも続く。

■「おひとりさま」も新たなライスタイルとして定着へ
ひとりきりでささやかな幸せを探す人も増えた。国の調査によると、1960年当時の50歳未婚率は男性1.26%、女性1.88%。2020年にはそれぞれ26.6%、17.8%になると推計されている。「おひとりさま」という新たなライフスタイルが受け入れられつつある。

福岡県に住む女性(52)は、母親(84)と2人暮らし。29歳で結婚したが、翌年に離婚して以来独身を貫く。「子どもがほしいと言われたけれど、私は全く生みたいと思えなかった」。子どもを幸せにする責任の重さに耐えられないと思った。

介護施設でのパートで手にできるのは月20万円ほど。裕福な暮らしはできないが、休日は母親を助手席に乗せて山へドライブに出かけ、夜勤明けにはひとりカラオケに繰り出して、ABBA(アバ)やイーグルスを歌う。将来への不安から40代では婚活もして結婚寸前までいったが、やはり煩わしさが勝った。

いつまでも健康とは言えない年齢。3年前には病気と無縁だった母親が認知症を発症した。何度聞かされたか分からない母親の話にぼんやりと相づちを打ちながら、それでも思う。「生まれ変わっても『ひとり』の生き方を選びたい。誰のものでもない、私の人生だから」(嶋崎雄太)

『日本経済新聞』(電子版)2019年12月30日 2時00分
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO53872550X21C19A2CC1000/
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「はりまメンタルクリニック」戸籍変項診断書統計(2019年) [現代の性(性別越境・性別移行)]

12月30日(月)
「はりまメンタルクリニック」戸籍変項診断書統計(2019年)が発表された。
https://annojo.hatenablog.com/entry/2019/12/28/000000

院長の針間克己先生は、日本全国の戸籍変項診断書の20%弱を書いているので、全国的な傾向をうかがう絶好の(唯一の)サンプル。

MtF44(27.8%)、FtM104(72.2%)
比率1:2.57
戸籍の性別変更は、FtM(女性から男性)がMtF(男性から女性)の約2.5倍多いと推計できる。
一時期より差が縮まった感じ。
若い(20代前半)FtMが減少傾向。
針間先生も指摘しているように、Xジェンダーに流出している可能性も。

MtFの性別適合手術は、日本国内11例(27.5%)、海外29例(72.5%)。
タイ・ガモンクリニックが21例で突出。続いてナグモ9例。

FtMの性別適合手術は、日本国内39例(37.5%)、海外65例(62.5%)。
タイ・ヤンヒークリニック45例、ガモン19例、ナグモ18例、深江15例。

なお、困難とされる未産婦の経腟内摘手術(膣から手を入れて子宮・卵巣を摘出)を行う「神の手」で知られた「深江クリニック」(石川県)は2019年4月で手術停止。
先生がご高齢のためか。

東京都千代田区のクリニックの統計なので、国内の手術病院については地域的な偏りがある。
ただ、国内の性別適合手術は全体の3分の1程度で、3分の2は海外(ほとんどがタイ)という傾向は、全国統計(そんなものは存在しないのだが)でもあまり変わりがないと思う。
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お正月用、食材の調達 [日常(料理・食べ物)]

12月29日(日)

お餅、調達成功。
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例年通り、学芸大学駅西口商店街のの「吾妻製菓店」で。
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25日に買いに行ったら「売切」で、2度目でゲット。
結果オーライ。

ついでに、東急ストアと近所のお魚屋さんで、お正月の食材を購入。
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いくら、今年は鮭の不漁で高い(130gで1580円)。
でも、家猫さんの大好物なので。
数の子は例年並みか。
父が生きていた頃は、欠けがない立派なものが送られてきたが、そもそも私しか食べないし・・・。
塩抜き済なので、これからお醤油に漬ける。
塩鮭は、減塩ブームで甘口ばかり、やっと中辛を見つけた。
ロシア産だけど、チリ産よりはマシな気がする。
小肌は、私の好物。
これだけあって350円は安いなぁ。
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